もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)
月別アーカイブ  [ 2009年10月 ] 

≪ 前月 |  2009年10月  | 翌月 ≫

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

おお 吠えろ シメに向かっていこうぜ さぁ! 全てを変えるぜってそんなシャウトを

 
 そんなわけで俺頑張った(挨拶)
マビノギ大型アップデートのG11が来ました。ネトゲのくせにソロ必須なクエストの嵐に半泣きなりながらクリアしてみたところ……こんな剣を貰いました。

mabinogi_2009_10_31_002.jpg

mabinogi_2009_10_31_001.jpg


 うん……めっさカッコ悪いねw
性能的にはまずまずとはいえ、これより性能のいい剣は幾らでもあるので、まず使わないけど。この剣の真価はスキル修練をアビリティポイントで買えるところだからモーマンタイ。

 しかし思ったよりクリアに時間をかけてしまった。これからガシゴシと今月発売のエロゲをこなさないと…ああ時間が足りない……。

スポンサーサイト
[ 2009/10/31 19:10 ] ネトゲ | TB(0) | CM(3)

歩いてきた この道を 振り返る事しかできないなら 今ここですべてを壊せる

 
 TailWindが解散……(挨拶)
奇しくも"Trample on “Schatten!!” ~かげふみのうた~"が最後の作品となってしまったが、僕たちの心にはキザイア・緋乃神の熱い言霊が生きています。遊戯に涙は不吉ぞ、笑え凡念!!と、また再びこのスタッフの新作に出逢えることを祈って笑いながら別れを告げたいと思う。

 しかしアレだな…旧Carriereのスタッフは、Carriere→TailWindと運がないなァ。次の地が彼等にとって安住の地になればと願わずにはいられない。


・【感想】【漫画】マイガール 4
マイガール 4 (BUNCH COMICS)マイガール 4 (BUNCH COMICS)
(2009/10/23)
佐原 ミズ

商品詳細を見る

 相変わらずコハルがかわいい……そしてクリーニング屋のお姉さんに懐くコハルを見て、コハルを取られたような感覚にジェラシーを感じる正宗くんがもっとかわいいw

 周囲の人間の薦めにより、結婚してコハルの母になってくれる人間を探すべきだと思い始めてる反面、陽子さんの事を今でも深く愛してることに苦悩を感じてる正宗くんと、正宗の幸せを願って、正宗くんに結婚してくださいとお願いするコハル。正宗の事を好きな正宗の同僚片桐さんと、三者三様の気持ちが錯綜する展開になってきました。

 コハルの為にいい親であろうと頑張る正宗くんと、正宗くんの為にいい子であるコハル。一生懸命親子をしようと頑張る二人の姿が、この作品の優しさでありチグハグなところ。親子であるためにエゴを殺してる余所余所しさがこの作品の難しいところであり、二人がのりこえるべき最後の壁なのでしょうね。今回の展開はそこら辺が浮き彫りになる前兆なのかな? もちろん二人はこの上ない親子だし、この作品は正宗とコハルを通して真っ直ぐに幸せについてを描く作品だと思うので、なんら心配はいらないですけどね。


・【感想】【漫画】神話ポンチ 1
神話ポンチ 1 (ヤングガンガンコミックス)神話ポンチ 1 (ヤングガンガンコミックス)
(2009/10/27)
桂 明日香

商品詳細を見る

 とりあずギリシャの神々はアホの子揃い。これ世界の共通見解w
狂気の神・リュッサに取り憑かれたアグレッシヴな卑屈男(?)のデイゴが、リュッサを追ってきた戦いの女神・アテナと月の女神・アルテミスと一緒に、変な先輩の辺部空子に家で共同生活をすることになる物語。ハイハイ、ハーレムハーレム。

 そんなわけで、桂明日香作品らしく……奇人変人揃いの漫画です。まあそれなりに卑屈に生きたいというデイゴの気持ちはわからなくもないなァ。俺も生まれ変わったらこんなテンションの高さで卑屈に生きてみてぇーよ!と思う。でもエロゲ主人公気質のデイゴは死んでいいよw あと、アルテミスのあのキャラは卑怯だと思う。グーで殴りたいぐらい可愛いw


・【感想】【漫画】ハニカム 3
ハニカム 3 (電撃コミックス)ハニカム 3 (電撃コミックス)
(2009/10/27)
桂 明日香

商品詳細を見る

 天然ジゴロ・御手洗くんの無意識モテっぷりに拍車がかかりすぎてるw こんだけモテモテなのにまだこの男が一番意識してる女の子が腐女子改め魔☆性の女の湧水なのだから、おまいは鐘成さんと守時さんに土下寝して詫びるべきw 御手洗君の無自覚な優しさに、一喜一憂する鐘成さんと守時さんの二人がいじらしいを通り越して、可哀想になってきた。本人達は幸せそうだけどw

 大手ファミレスチェーンバニーズの社長令嬢である守時さんが、親の薦めで米斗さんとお見合いした事は、今後の展開の伏線になりそうだけど、基本的に伏線はあんまり関係ないわな、この漫画w

 そしていつも通りすぎるホール長の妙子さん。この人ドンドンと人外認定されていくな。ネコ耳つけて、ここまでドン引きされる妙子さんに涙目w


・【感想】【漫画】とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(4)
とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(4) 根付ストラップ付き特装版 (電撃コミックス)とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(4) 根付ストラップ付き特装版 (電撃コミックス)
(2009/10)
鎌池 和馬 原作

商品詳細を見る

 うわぁ、ひでぇw
本筋である禁書目録のレディオノイズ計画の前日談というべきエピソード。美琴とそのクローンである妹達(シスターズ)との邂逅と、レベル5最強の一方通行(アクセラレータ)との出逢い。本筋で決着がついているとおり、どうあっても美琴は勝てないわけですよ。無慈悲に一方的に虐殺される妹達を目の当たりにしても、美琴の力ではどう足掻いても一方通行を止める事は出来ない。最強を打ち倒すのは、幻想を殺すことだけ特化した最弱の役目であり、彼女の役目ではない。

 このエピソードの着地点が何処に落ち着くのか、ちょっと見えないところもあって今後の展開が楽しみではあります。どうあっても心に深い傷を負うことにしかならない美琴が救われるのは、幻想殺しと一方通行が邂逅する本筋でのみなので、この美琴が主人公の物語にどのようなオチをつけるのか気になります(なんとなく漫画版とある魔術の禁書目録の欠陥電気編のラストと、レールガンの今回のエピソードのラストを同時期に発表してコンバートするとメディア的にもオチ的にも綺麗だと思う )。


[ 2009/10/27 14:41 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

走り出すこの気持ち太陽を浴びて 色とりどりの花が心をはずませる

 
 漫画さえあれば幸せ!(挨拶)
あー、一応コミュはコンプしました。面白かったのだけど引っかかりがあると言うか……引っかかりがあるわりには、深く考察する気が起きない。なんだろこの状態? とりあえず、むしろあやややシナリオが一番良かったとか思ってる俺は多分異端なんでしょうw


・【感想】【漫画】FORTUNE ARTERIAL (3)
FORTUNE ARTERIAL (3) (角川コミックス・エース 135-11)FORTUNE ARTERIAL (3) (角川コミックス・エース 135-11)
(2009/10/25)
児玉 樹

商品詳細を見る

 導入のバーベキューの話とか賑やかな日常のエピソードから始まりつつも、紅瀬さんのエピソード(吸血鬼の眷属)と瑛里華と陽菜のエピソード(陽菜の記憶復活)を交えて、徐々に物語の中核へと近づきつつある印象を受ける巻。
 
 孝平と瑛里華にとって最大の壁となる"伽耶様"も水面下で動き始めてきたので、派手に暗躍(笑)してる伊織の動向共々、次巻以降は若干ハードな展開が多そうだけど、児玉作品なので一切心配していない。

 それにしてもかえでさんと白ちゃんの癒し度は異常。白ちゃんなんて明らかにマイナスイオンを振りまいてるもんなァw(七不思議ツアーを自分で提案しながら、提案してる内に怖くなって半べそになる白ちゃんは反則)。メインはあくまで孝平と瑛里華を軸にしてるものの、サブキャラの魅力もキッチリ描けている児玉氏の筆力はやっぱりただ事ではないと思いますね。


・【感想】【漫画】てるてる天神通り (4)
てるてる天神通り (4) (角川コミックス・エース 135-12)てるてる天神通り (4) (角川コミックス・エース 135-12)
(2009/10/25)
児玉 樹

商品詳細を見る

 前巻で華麗に表紙を飾るものの、ほとんど出番のなかった五十鈴お嬢様の出番が多めで安心したw 出番は増えても、天志の心はほぼ御菓子に傾きつつあるので、どっちにしろ五十鈴お嬢様には同情するのだけど……つーか、元々入り込む余地がねぇーよ!あの二人に。そんなKYな五十鈴お嬢様が大好きです。五十鈴お嬢様ガンバレ超ガンバレ。

 今巻では天志と御菓子だけではなく、草輔と冬子の関係にも少しずつ変化が顕れてきたというか、ぶっちゃければ草輔が大人過ぎて、その愛情表現がわかりにくい感じと、その愛情を受けきれる器がまだ出来ていない冬子の、もう少しだけ今のままの関係で居たいって気持ちがなんとももどかしくてハートフルだなぁ。 今巻の最後に収録されてる、天志が両親と御菓子の両親の若かりし時代にタイムスリップするエピソードも、SF(少し不思議)ハートフルコメディの天神通りに相応しいエピソードで終止頬が緩みっぱなしでした。次巻あたり、そろそろ天志と御菓子の関係に転機が訪れるのかな? いずれにしろ次巻も楽しみ。


・【感想】【漫画】LUNAR ヴェーン飛空船物語
LUNAR ヴェーン飛空船物語LUNAR ヴェーン飛空船物語
(2009/10/24)
船戸 明里

商品詳細を見る

 昔、角川から発売されたものの長らく絶版されてましたが、PSPでゲーム版がリメイクされるのを期に再販。当時は船戸明里という作家を意識してなかった事もありスルー(なぜかLunar―幼年期の終りは読んでたけど)してたんですけど、今回はUnder the Roseを読んでる事もあり、スルーしませんでした……ミーハーだな俺w

 ゲーム版1のシルバースターで伝説として語り継がれる四英雄たちの若かりし日の物語である本書ですが、LUNAR世界において最重要キャラともいえる魔法戦士・ガレオンを主人公としており、ゲーム版1のLUNAR ザ・シルバースターと、2のLUNAR エターナルブルーをプレイした人にとっては感慨深い物語になってると思います。特に同じ四英雄の仲間である、ドラゴンマスター・ダインと魔法戦士ガレオンの出逢いには驚いた。実にシルバースターをプレイしたのがメガCD版なので1992年と17年前の事であるんだけど、17年間こんな関係だったとは露程も思わなかった。時代を超えた発見に、ちょっと感動。当時は感じなかった事や理解できなかった事が時間をおいて発見できたり、わかったりと、復刊やリメイクならばでの愉しみですね。これを期にLunar―幼年期の終りも復刊して欲しいなァ。


・【感想】【漫画】夢幻紳士 回帰篇
夢幻紳士 回帰篇夢幻紳士 回帰篇
(2009/10/23)
高橋葉介

商品詳細を見る

 もののけ草紙をしばらく続けるのかと思えば、どうやら夢幻紳士の方も続けていたようで久しぶりの新刊……って思ったら、なんだかデジャヴを感じるエピソードばっかりで面食らったのだけど、どうやらサブタイの回帰篇は過去作である怪奇篇のエピソードを回帰しているって事みたいだ。実に高橋葉介氏らしく夢幻魔実也らしいシャレっ毛に吹いてしまったと同時にそーきたかッ!と意表を突かれた感じです。

 セルフカバーって事もあり、既読者は怪奇篇との落としどころの違いを愉しみ、新規者は純粋に夢幻魔実也という鵺的人物の魅力を新鮮な気持ちで愉しむ。面白い試しみだと思うけど、ぶっちゃければ夢幻紳士だから許される手法ではあるわなw やっぱり個人的には過去の思い出が美化されてるのと、物語的圧縮されているところがあるので怪奇篇の方が好きなんですけど、絵的には圧倒的に進化してますね。怪奇篇の時も大概完成してると思わせる作画でしたけど、もはや幻想的というか魔的な領域。夢幻紳士の怪奇篇の系譜である作品を描くときは、それ専用の画風を用意して、まだ絵的に進化する作家と考えると凄まじいものがありますね。そろそろ完全新作も読みたいと思いますけど、夢幻外伝篇の夜の劇場なんかも今の絵でセルフカバーして欲しいなァ(数ある夢幻紳士のエピソードの中で個人的に一番好きなのが夜の劇場だからw)。


[ 2009/10/26 17:29 ] 漫画 | TB(0) | CM(4)

暗闇に閉ざされた 虚ろな夢に 気持ちごと溶けてゆく 麻酔みたい

 
 今日から俺の仕事はコミュです(挨拶)
正直な話をすると、前作と同じスタッフで事前情報から受ける作品的なイメージも前作に近いものがあるコミュには心配なところもあるんですけどね。メーカーサイドから要望で同じ路線で創らざる得なかったみたいなところが読み取れて。とりあえずは過度な期待を一度リセットして、冷静にプレイしたいと思います。まあ杞憂に終わってくれればそれに超したことはないんですしね。


・【感想】【ラノベ】迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く
迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く (GA文庫)迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く (GA文庫)
(2009/10/15)
林 亮介

商品詳細を見る

 この作品の最大の面白さはわかりやすい目的がないことだと思います。
現代日本の京都に突如現れた迷宮、その迷宮に出現する怪物達から採取できる希少な化学物質を入手するべく迷宮に挑戦する探索者達。名目上の目的としてはコレなのでしょうが、命を賭けてやるべきことかと言われると、常人の感性ではNoと言わざる得ないでしょう。別にこの日本で暮らしていくのに命を賭けなくても生きていけるにもかかわらず、彼等は迷宮街と呼ばれる死亡率14%を誇る街へと集う。確かに人それぞれの理由はあるでしょう、ある者はお金のため、ある者はスポーツ感覚にスリルを味わうため、ある者は自分の力を試すため、またある者は自分探しであったり、中には理由すら解らずに漠然と挑戦してる人間もいるでしょうし、迷宮街で過ごすうちに当初の思惑が変容してしまい離れられなくなってしまった人間もいるでしょう。個々の探索者が様々の主義、思想、行動理由でその場にいるのは確かであり、その姿を淡々と描くと同時に、どんな思想を持とうが、熟練者だろうが初心者だろうが、等しくある死の可能性。この命に対する真剣さが不謹慎ながらも、この作品の群像劇的面白さだと思います。

 この前置きをおいて、やはり探索者という人種は少なからずどこかズレてるところがあるのでしょうね。もちろん普通に付き合う分については、気がよく人間的魅力に溢れる人物も多いのでしょうけど、やっぱり死地に身を置く選択をする人間と、そうで無い人間との間には根源的なところで認識の違いがあるのでしょう。その典型的なエピソードが今巻の真壁と由加里のエピソードであり、その二人を客観的に見てきた亜希による真壁という人間の評価。恋人を置いて死地へいく、そのくせ別れはしない。社交的な人間ではあるけれど、最後の最後には自分の考えを自分だけで決めてしまい、先へと進んでしまう。残された者は胸を焦がす心配と、否応無しにそんな大変な選択をした人間を応援してあげるしかない。その関係が深ければ深いほど、押しつぶされそうになる焦燥を抱いて。亜希が述べたとおり、真壁自身も理解を得るためにそこまで計算して強行した訳ではないでしょうが、無意識にそういう選択をしてしまう事が出来る人間って意味で、特異な人間ではあるのでしょうね。この由加里の待つべき身の決壊寸前の感情をみて、やはりこの作品はよくできた群像劇だなァと、改めて思いました。

 次巻が最終巻ってことでラストスパートですが、この作品の着地点が何処に向かうのか? 真壁やその関係者が、この迷宮街という異質な世界で何を得るのか? この作品の結末がどのような結果を迎えるにしろ、しっかりと受け止めたいと思います。

[ 2009/10/22 13:21 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

果てしない 海 渡る 鳥たちが 導かれるように 魂の囁くまま 歩きだせ

 
 あいかわらず風邪っぽく(挨拶)
いったい何時になったら、この風邪は治るんだよと思うぐらい治りが遅い。それはそうと鼻水かむときに気づいたのだが、鼻セレブは甘い。どうやら保湿成分に使ってるグリセリンが甘みの原因らしい……さすが恋鼻の鼻セレブだぜ! テッシュの甘みも恋の甘みもシンクロニシティw


・【感想】【ラノベ】うかつに復活!!邪神大沼 2
うかつに復活!!邪神大沼 2 (ガガガ文庫 か 5-2)うかつに復活!!邪神大沼 2 (ガガガ文庫 か 5-2)
(2009/10/20)
川岸 殴魚

商品詳細を見る

 ほんとにうかつに復活したな。出版的意味でw
ぶっちゃけ1巻と同じ内容。初心者らくらく邪神マニュアルが、らくらく邪神マニュアル中級風味にヴァージョンアップしたぐらい。あとは普通になんとなく邪神ライフを過ごす大沼くんと、その周りのちょっと頭の可哀想な人たち個性的な人たちのボケ&ツッコミを淡々と読み進める作品。新キャラの女性キャラが増えたのの、前巻同様に昨今のラノベから想像できないぐらいラブの成分もなく、ひたすらボケ&ツッコミの応酬。なんだろうこの作品?ニーズがわからんw

 そいや前巻の感想書いたときに、"頭空っぽにして読むと幸せになります。"とか言いましたが、言い直します……頭空っぽにしないと幸せになれませんw

 ぶっちゃければ最初に書いたとおり1巻と同じ内容の繰り返しであるので、個人的にオススメはしませんw もし読まれるなら、1巻2巻を一気に読破するか、1巻の内容を忘れるぐらいスパンを開けてから読むことをオススメします。でないと飽きますw


[ 2009/10/21 17:42 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

溶ざり浮かぶ幻想の海 夢の狭間その道標

 
 やばい風邪が全然治らない(挨拶)
何度鼻をかんでもビチョ濡れだわ! ファック!と、半ばデスレコーズ社長のような台詞を呟いて、職場で大絶賛ハブられる毎日です。皆様も職場でハブられたくなければ体調管理には注意しましょうね。


・【感想】【漫画】ミカるんX 4
ミカるんX 4 (チャンピオンREDコミックス)ミカるんX 4 (チャンピオンREDコミックス)
(2009/10/20)
高遠 るい

商品詳細を見る
 
 エンディミオン改めヒミツさん改め新生・魔法のブレスレット(玄人向け)略して"島袋"。なんぞそれ。

 ウサギ怪獣邪神セレーネTueeeee!とか思ったけど、冷静に考えたら体長50mのシベール・ロウなら殺れそうな気がしてきた(妄想とリアルシャドーのメソッド)。不条理を叩き伏せるには、やっぱより大きな不条理で対抗するしかないよね。そんな物語。でも、季節はずれの牡蠣はキケンだよと常識的な話でもある。そら、夏場に牡蠣なんぞ喰ったら、こいつぁ凄いぜぇっ!!ばりに夢の戦士が瞬転するわな(括約筋的な意味で)。


・【感想】【漫画】はやて×ブレード 11
はやて×ブレード 11 (ヤングジャンプコミックス)はやて×ブレード 11 (ヤングジャンプコミックス)
(2009/10/19)
林家 志弦

商品詳細を見る

 見よう見まね新陰流。漫画剣法。形から入るって大切だよね。でもって漫画剣法で強くなれたら苦労はないよね。オヤビンがんば!

 双子の姉であるナギの転入により、綾那の刃友(しんゆう)の座を降りたはやてが、山中で出会った柳生真(オヤビン)は天地学園剣待生初の卒業生。イベント大好きなひつぎ会長が仕組んだ、柳生真卒業イベントの乱捕りに否応なく巻き込まれる。いつもの星奪りと違い刃友関係なくソロでの乱捕りなので、混戦というかぶっちゃけカオス。そして勝手に刃友の座を降りたはやてを、とりあえずボテクリ回そうと綾那が一直線ではやてへと迫る。イ㌔。

 まあ、それにしてもキャラが増えて群像劇的な広がりを見せるのはいいんだけど、あるのかないのかわからない主題的には散漫になってきたかなと思わなくもない。物語的にみると進んでるんだか進んでないんだか判らないところはある。とりあえずは綾那との関係修復をして、星捕りで上のレベルを目指してもらわないとなァ。双子の姉のナギがどのように絡んでくるのかも物語的に鍵になりそう(今巻で炎雪(えんすう)との立ち合いで痛みを感じない描写があったけど、まだ病気が完治していない伏線か?)。取り急ぎ、綾那を刃友に指名してるものの綾那ははやてとのペアを解消しないだろうし、ナギの刃友になるキャラが居ないんだよなぁ。じゅんじゅんみたく天地二刀の単刃って手もあるけど。そしてどんどんおバカなキャラに落ちていく炎雪(えんすう)の明日はどっちだw


[ 2009/10/20 14:21 ] 漫画 | TB(0) | CM(2)

ネガティブでも本気を出そうかなー わたし。。。

 
 おとこの娘とのHと申すか!(挨拶)
可愛ければ性別なんて関係ないッ!むしろおとこの娘の方が萌えるッ! 21世紀萌のスタンダードですよ。


・【感想】【漫画】ブラック・ラグーン 9
ブラック・ラグーン 9 (サンデーGXコミックス)ブラック・ラグーン 9 (サンデーGXコミックス)
(2009/10/19)
広江 礼威

商品詳細を見る

 キリングメイド・アヴェンジャー・ロベルタ編El Baile de la muerte編完結。
まったくもって救われない。誰もが誰も何かしらの傷を負うことでしか掴めない最良の結末。

 執拗にかつての主の仇であるNSA特殊部隊グレイフォックスを狙うロベルタ。これだけなら何処にでも転がっているバッドな復讐物語なのだけど、彼女の悲劇は復讐心だけではないところ。結局、彼女はロアナプラのような悪徳の街に巣くう人間とは違い、人の死を割り切ることのできない人間なのでしょう。かつてフローレンシアの猟犬と呼ばれ恐れられていたFARCのゲリラ時代、革命の名の元に殺戮を続けたロベルタ。組織の在り方に疑問を抱き、組織を脱走後に身を寄せることになるラブレス家で、爆弾テロに偽装した暗殺により当主であるディエゴ・ラブレスを失うことになるのは皮肉であり悲劇。奇しくも彼女はディエゴの死と、残されたディエゴの息子ガルシアを目の当たりにすることにより、自分がFARC時代に摘み取った命の先にある幸せを壊していたことに気づく。それは彼女にとって死に至る病。そして彼女はその収支を贖う術を、仇の命を刈り取ることしか見出せない。その怒りからくる激しい殺戮衝動を薬で押さえ込み、その副作用から幻視してしまうテロ時代に自分が殺してしまった日本人新聞記者の亡霊を引き摺りながら、贖罪の代償行為としての復讐を始める。
 
 そして仇であるNSA特殊部隊グレイフォックスの隊長であるシェーンも、祖国のため人々のためを信じて戦う高潔な軍人であるところが、この物語の救われないところであろうか。彼らにとってもロベルタにとっても、自分の信じるものを護るため貫くためには暴力をもってしか術がなく、その枠組みから外の人間は救われないどころか、更なる悲劇に見舞われる。父を亡くしたガルシアが哀しみくれたように。これは奪われた者と奪った者との負の連鎖の物語。結末はいつも死と破壊でしかあり得ない。ロックが提唱した賭は、その最悪を回避する唯一最低の方法。全ての人間が傷を負うことを前提のバッドプラン。そして部外者である彼は他人の命でおこなわれる賭の行く末を高みから見物するだけ。そんなロックがファビオラにこの街で一番のくそ野郎と罵られても仕方ない、事実そうだから。彼自身も張大兄に言われたとおり、わかってはいなのでしょう。純粋にガルシア達を救いたかったのか? それとも自分がお膳立てした賭がどうなるのか楽しみたかっただけなのか? その両方か? 個人的には、もう少し悪党の自覚が芽生えてるかと思ったのだけど、いまだどっちつかずありながら確実に悪徳の街の住人でしかあり得ない。彼は彼の立場でしか持ち得ない黄昏時の境界線で、揺れながらこの街で見つめていくのが彼の立ち位置であり生き方。
 
 個人的に今巻のベストシーンはNSA特殊部隊グレイフォックスの隊長シェーンとバラライカの間で交わされた会話とバラライカの慟哭であろうか。米国のため様々な作戦行動を繰り返し、軍隊としての矜恃を持ちながら、今も作戦行動に従事するグレイフォックス。反対に祖国のために戦い続け、軍隊としての矜恃を持ちながらも、今は無頼に身を堕としているバラライカ率いる狙撃隊。国は違えども同じ矜恃に生きて、いまだ生き続ける者と死者のように生きる者。光と闇。矜恃である戦場を奪われ自らが死ぬに相応しい戦場を求めて彷徨い続ける亡霊。戦場を求めて戦場を作り出す彼女も死の舞踏を踊る者。まったく救いがない。

 今巻でロベルタのエピソードは完結したので、次巻からは新章だろうけど、このエピソードが重かったので、ちょっと軽めのエピソードが読みたい感じですね。あと、今巻で仄めかされたダッチの経歴詐称疑惑が今後の展開にどのように影を落とすのかも気になるところ。


[ 2009/10/19 16:29 ] 漫画 | TB(0) | CM(3)

数えた涙の色そらに届け きらり 輝いた ひとひらの奇跡

 
 ファントム大人気だな!(挨拶)
とりあえずマイトガインには同意!というか伝説だろアレ! 結局のところその作品に思い入れがあるかどうかで、ずいぶん印象は変わってくると思う。希望の後の絶望は、より強いと銀河伝承族も言ってたw


 10月も購入エロゲがやばいことになってる件について。

 マスターアップ当確
暁WORKS【コミュ ~黒い竜と優しい王国~】
TOPCAT【果てしなく青い、この空の下で…。 [完全版]】
NitroPlus【装甲悪鬼 村正】
Navel【SHUFFLE! Essence+】

 とりあえず当確がこの4本か……
最優先でコミュを崩したいところ、その勢いで村正に雪崩るとして……果てしなく青い、この空の下で…。と、SHUFFLE! Essence+はなんだかんだリメイクなので後回し。問題は未当確な下記作品か。。。

ぱれっと【ましろ色シンフォニー】
Fizz【さくらテイル】
ALcot【幼なじみは大統領】
ま~まれぇど【キスと魔王と紅茶[ダージリン]】

ましろ色は当確さえすれば、村正の次にプレイしたい。野良メイド的な意味でも、おるごぉる氏引退的な意味でも。笑いの清涼剤的に幼なじみは大統領を間に挟みつつ、期待を込めてる意味でキスと魔王と紅茶で閉めたい。さくらテイルは朝凪のアクアノーツが思ったよりも興味深い内容だったのと、ライター的にもメーカー的にも伸びしろがあると思ったので、そこら辺に期待して。ただネタバレ食らわない限り風化しにくそうな作品っぽいので余裕のあるときにでも、まったりプレイしようかと思う。

 実に八本購入とか久しぶりだな……二、三本延期してくれた方が個人的にありがたいのが本音だけど、それぞれの作品を首を長くしてまってる人のことを考えると、そんな事も言えないので頑張る。(発売日外して買うって選択肢は無いのが俺クオリティ)。

……庭のパッチ? 期待せずに待ってるよ!w

[ 2009/10/16 16:36 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)

つまらない賭けをしようか ずっと一緒にいようねって 約束守りぬくよ

 
 まさかのニャル子さんFLASHアニメ化決定!(挨拶)
……なんだ?この展開の早さ、邪神の奸計か? しかも制作が秘密結社 鷹の爪のDLE社ジャン。ぶっちゃけ名状しがたき不思議なイキオイを感じてならない。つかさ…ニャルラトホテプで思い出したんだけど、新本格魔法少女りすかの続刊マダー?w

 
・【感想】【漫画】乙嫁語り 1巻
乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
(2009/10/15)
森 薫

商品詳細を見る

 エマの森薫氏の新作。

 中央ユーラシアに暮らす、遊牧民と定住民の昼と夜。
美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……? 『エマ』で19世紀末の英国を活写した森薫の最新作はシルクロードの生活文化。馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きるキャラクターたちの物語!

 Amazonの内容紹介より抜粋。

 19世紀後半、第一次大戦前のコーカサス地方を舞台に、定住民の少年カルルク(12歳)元に嫁いできた遊牧民の娘アミル(20歳)の、この二人の結婚生活を軸にシルクロード文化を描いている作品。
エマにてメイドの生態とヴィクトリア朝時代の文化を、身分違いの恋という古典ロマンス手法で、その階級社会の光と影を鮮やかに描ききった、実に森薫氏らしい着想であり作品。ほんとこの人の作品は文化があり生活がありきで、土台がしっかりしているので作品の持つ説得力がパネェ。

 この時代のコーカサス地方の女性は15、6歳ぐらいが結婚の適齢期で、大変うらやましいアミルの20歳という年齢は適齢期をかなり過ぎており(氏族によって差はあるだろうけど)、逆にカルルクの方は12歳と幼さの残る少年と言って差し支えない年齢。この8歳の年の差がぎこちなさとなっており、むしろ逆に初々しいのが微笑ましい。読感的にはアミルの方は妻としての覚悟はできてるのだけど、カルルクの方はどこか戸惑っているというか、アミルの中に母性を感じてるあたり物語は始まったばかりだけど、いい感じにもどかしいね。

 また遊牧民生まれのアミルが定住民のカルルクに嫁入りする設定のおかげで、二人の文化の違いにより生じる差異が面白い。遊牧民は基本的に狩猟民族だし、定住民は農耕民族なので、当然生活形態の違いによる差異は発生する。日々の結婚生活、氏族での暮らしの中で明らかになる、お互いが育ってきた環境による差異が互いに知らない新しい一面の発見として、日々の積み重ねになっていく。この物語はシルクロード文化を描くと同時に、いきなり結婚という関係から、少しずつお互いを知り、本当の夫婦になっていく物語でもあるんでしょうね。とりあえず当面は、アミルの氏族がアミルを連れ戻し、別の氏族の嫁にしようと画策してる試練を乗り越えることが、夫婦としての最初の関門かなァ。二巻も実に楽しみです。

 それはさておき、森薫氏と言えばフェチ。エマを読んだことがある人なら分かると思いますが、ただエマがメイド服を着替えるだけのシーンに延々6ページを使うほどのフェチです。これを単純にフェティシズムという言葉だけで片付けていいものかどうか? 読んでるこちらがドン引きするぐらいです。あれですか?世界中のファッションメイドなどはチネと申されるか?そんな勢い。無論、乙嫁語りでもその片鱗はうかがえます、作品全体の民族衣装の描き込みも異常なら、氏族の職人が木工技術を披露してるシーンなんて圧巻。なんだこの執念のような描き込みは……。いくら隔月誌連載とはいえ、一体この作画で月産何ページいけるんだろう?と、こちらが要らぬ心配をしてしまうほどの凄まじい固執、道を誤れば妄執のレベルである。いやさ、マヂでこのまま連載進んで行くと絨毯やキリムを機織り機で織っていくシーンとかで延々10ページぐらい使いそうでマヂ怖いw


[ 2009/10/14 10:59 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

ひとり震える身 抱いて暖めて くれるというあなた探す 廻る世界で

 
 インフルではないと思うけど風邪ひいた!(挨拶)
ここ数年、歳のせいか季節の変わり目には必ず体調を崩す。ちょっと飲まず食わずでエロゲしたりネトゲしたりと怠惰な生活してるだけなのに……(どう考えても原因はそれです)。


・【感想】【ラノベ】アクセル・ワールド 3
アクセル・ワールド 3 (電撃文庫 か 16-5)アクセル・ワールド 3 (電撃文庫 か 16-5)
(2009/10/10)
川原 礫

商品詳細を見る

 でたーーーーー!川原先生の下げて上げて落とすのツンデレツンだ!w
主人公をどん底に落として、やっとの事で前より強くなってはい上がったかと思えば、再びどん底に突き落とす……王道と言えば王道ですが、実際フラストレーションの溜まる引きだなぁと思うわけですよ。この手の突き落とし方を好む作家として代表的なのは大暮維人氏だと思っているので、これをオーグレイトの法則と呼称して個人的に重宝しているわけですが、それはまた別の話。

 今巻で浮き彫りになったバーストリンカーと加速利用者の在り方。そしてバーストリンカーになってしまったチユリが次巻の鍵かなぁ……彼女の自分とハルユキとタクム、三人の関係を回復したいと願う心から産まれたであろう回復アビリティが、最悪の形で発揮されたのが今回の引きの原因であるから当然だけど。実際問題ブレイン・バーストの世界において、飛行アビリティ以上にチート臭い回復アビリティを持つチユリが黒のレギオンにすんなり入ってしまうと面白みに欠けるところがあるので、そこら辺のパワーバランスをどうするのかも気になるところ。あと、アッシュ・ローラーいいヤツ。あまりにもいいヤツ過ぎて苦笑w

 そんなわけで感想としては次巻を読まないとなんともなァって感じではあるが、次出るのが来年かよ!あーもやもやするw


・【感想】【漫画】もののけ草紙
もののけ草紙 (壱)もののけ草紙 (壱)
(2008/09/24)
高橋 葉介

商品詳細を見る

 夢幻紳士 逢魔編のスピンオフ作品。
お座敷芸人手の目を主人公に据えて、様々な怪異事件を解決したり解決しなかったり放置したりと、イメージ的には女夢幻紳士と言ったところでしょうか(ちなみに自分にとっての夢幻紳士は怪奇編を系譜とするものを指します。マンガ少年版や冒険活劇編も好きですけど)。まあそれもそのはずで、手の目のアイデンティティの形成には夢幻魔実也その人が占める影響が多々あるのですから。夢幻紳士 逢魔編で魔実也と過ごした手の目を経て、もののけ草紙の手の目があると思うと感慨深いです(後に手の目の弟子になる小兎が魔実也の幻覚を手の目にみせるエピソードなんかはホロっとくるなァ)。

 お話自体はどれも様式美というか伝統芸能と言うべき流れで、夢幻紳士ファンならスルッと世界観に浸れることだと思います。まあその実、一見さんには敷居が高いかもしれませんが。

 魔実也に比べて人間的に甘い手の目のキャラや、魔実也では出来なかった女の色香を使った解決方法(ごめん…男なのに女の色香もつかってたや魔実也)などもあって、夢幻紳士との棲み分けもきっちり出来てるのもスピンオフ作品として面白いところ。逢魔編時は予想だにしてなかったけど、まったくいいキャラに育ったもんだ、手の目。


[ 2009/10/13 16:02 ] ラノベ | TB(0) | CM(2)

お前の声ならこの先 いつまでも唄えるだろ 夜間飛行の速さで十六夜の闇の空を流れ行けよ

 
 ラノベ消化にエロゲ消化……いつもの連休(挨拶)
……の筈だったけど、ピアノソナタに脳髄やられ過ぎて引きずられる。一度脳をリセットしないと立ち行かないので脳洗浄中。具体的にはエンドレスエイト8話連続視聴とかしてw



・【感想】【ラノベ】さよならピアノソナタencore pieces
さよならピアノソナタencore pieces (電撃文庫 す 9-12)さよならピアノソナタencore pieces (電撃文庫 す 9-12)
(2009/10/10)
杉井 光

商品詳細を見る

 最初に宣言しておくと、これからダラダラと書き殴る事は感想というより、恋文の類になると思うのであしからず。このアンコールとも言える4本の短編に1本の掌編を加えた今作は、どの作品も感慨深く、読了後はじめて自分がどれだけこの作品を好きだったのか思い知りました。


・"Sonate pour deux"
 本編ラストから更に数年の歳月が流れた、ナオミと真冬のその後を描いた短編。とある高名な作曲家の遺作ではないかと疑問視されるソナタ≪火盗蛾≫(命名ナオミ)の真偽と謎を追っていくと同時に、そろそろ結婚を意識し始めた二人を描いてる。その結果は? 表紙が可憐にも雄弁に語ってくださってますw

 人は嬉しいときに、いちばんきれいな涙を流す。


 いや、ほんとにナオミが鈍感で鈍感で、真冬じゃなくてもバカバカバカと言いたくなっちゃうなァ……。この期におよんで、なんで人間は結婚するんだろう?だもんなぁw そんな事を真剣に思い悩み答えを出そうと、うじうじ頑張る繊細さが、いかにもナオミらしいと言えばらしいんだけど、いささか真冬に同情するよw
 そんなナオミがソナタ≪火盗蛾≫に隠された"tojoours ensembule"というメッセージの意味に気づいた瞬間に抱いた決意は、作中でも屈指の名シーンだと思います。言葉だけでは想いは伝わらないから、ひとはぞれぞれの方法で伝えようとする。相手に想いが伝わるように強く強く、ただ"伝える"それだけの物語。ミュージシャンが言の葉に楽をのせ音を奏でて伝えるように、指揮者がタクトに想いをのせてオーケストラを奏でるように、強い想いを込めた約束を伝えたい人の指へと結びつける。"tojoours ensembule"(いつまでも共に)の言葉を伝えるためにナオミがとった最もポピュラーで古い約束を伝える方法。ほんとうにお幸せに。


・翼に名前がないなら
 ナオミと真冬が抜けた後のフェケテリコの二人を、新キャラで臨時メンバーの橘花を通して語る短編。クロウタドリはその片翼を失っても飛ぶことを止めやしない、まだ大地を蹴る足と片翼が残ってるから。神楽坂先輩と千晶の気持ちと決意が、橘花の目を通して痛いほど伝わってくる。片腕を失っても飛ぶことを諦めなかったデフ・レパードのリック・アレンのように。

 メンバーを失っても、なお同じ名前で歌い続けているのは、みんな、待ち人が永遠に戻ってこないのを知っている者たちだ。


 実にせつない。本当は二人共わかっている。会おうと思えばいつでも会えるだろうし、一緒に音楽をすることも出来るだろう。だけどフェケテリコとしてナオミ、真冬、神楽坂先輩、千晶の4人が再び一緒に羽ばたくことはない事を。ナオミにはナオミの真冬には真冬の音楽家としての戦場がある、二人にフェケテリコという場所があるように。各々が自ら選びとった戦いの場があることをわかった上で、いまだフェケテリコの名を名乗り音楽を続けるのは、道を違えども同じ音楽という空の下で戦っている戦友へ自分たちも戦い続けてること、音楽という空の下で繋がってることを届けるためにクロウタドリの翼に想いを託す。

 短い時間ながら二人と過ごし、その想いを感じ取り知った橘花だからこそ、二人の戦友となるべくフェケテリコを離れる決意をする。二人と肩を並べて戦える自分であるように、その闘い方を学ぶために。


・ステレオフォニックの恋
 ユーリーかわいいよ、かわいいよユーリー。
本編では親愛の情とちょっぴりの冗談なのかと思ったけど、ユーリーのナオミ好きはマジだったのかと驚くと同時にストンと納得できた感がある短編。良くも悪くも彼は純粋すぎるのでしょう、純粋すぎる故に疑問を持つ必要がなかったから、自分の想いの源泉がなんであるのかに気づけない。無垢であるが故に無知、無知故に純粋であり疑いを持つことを知らない。そしてその性質が彼自身の音楽性の多を占める。それこそ良くも悪くも。

 きみの恋はステレオなんだ。


 ナオミと真冬に抱く感情。二人のことが好きで、自分だけが二人の間に入り二人から愛されることができる立場にいる。ナオミも真冬も大好きだけど、コレが恋だとか愛だとか言われるとわからない。それもそのはずでユーリーが恋してるのはナオミと一緒にいる真冬であり、真冬と一緒にいるナオミ。ポールとアートの水曜の朝、午後三時のように双方向から奏でられユニゾンするステレオフォニックの恋。それはユーリーの気持ちだけでは成り立たない、とても切ない片思いであると同時に、一人だけでは得られない喜びを秘めた双方向からの恋。


・最後のインタビュー
 ナオミと神楽坂先輩の最後の対談。神楽坂先輩が言うように、これ以降の二人の対話は言葉ではなく音楽であるべき。それがフェケテリコを離れて音楽プロデューサーに転向したナオミの闘いであり、革命家である神楽坂先輩の闘い方。二人にとっての唯一の対話の方法。その最後のインタビューで語られる、ナオミ達に出逢う前に二つのバンドをその才覚故に潰してしまい、自分の中に他人の音楽を割り込ませないと決めた中学時代の神楽坂先輩が出逢った最高のベーシストの物語であり、先輩が恋する革命家になる出来事を描いた短編。

 神楽坂響子という才能は中学生時代にある程度の高みにあった。それこそ幸か不幸か並大抵の同世代の人間が足下にさえ近づけない程度には。そんな彼女が他者を廃して、独りで更なる高みを目指そうと錯覚するのも致し方ないことであり、彼女にとっての不幸。後に自分が欲しているのは共に戦う戦友であり、独りでは至ることのできない空の高みへと共に飛べる翼であることに気づく彼女だが、この時はまだ中学生。そんな彼女の鼻どころか心の処女膜を突き破るほどの出逢いが、彼女が最高のベーシストと語るリュウジとの出逢い、黒いギブソン・レスポールに纏わる物語。
 
 リュウジの存在は彼女にグルーヴで合わせることの素晴らしさ、喜び、共に戦う仲間が居る音楽を教える。だけどこの偶然がもたらした出逢いは離別が約束された出逢いだった。セックス&ドラッグ&ロック&ロールを嘯くリュウジは末期癌に冒されており、少しずつ身の回りを整理しながら日々を過ごす。黒いギブソン・レスポールを楽器店に売りに行ったのも、誰かが引き継いで音楽を奏でてくれるなら……そんな感情から。そんな時間のないリュウジだからこそ、響子の自分の中に他人の音楽を割り込ませない考え方が許せず、生きながら死んでいる彼女の目を覚ましたかったのでしょう。

 『そうだな。でもさ、貸しは残しといた方がいいだろ。だって』
そうすれば響子は一生、俺のこと忘れないだろ。


 結局、二人がライヴで同じ舞台に立つことはなかった。彼女はこの時すでに恋する革命家でロックンローラーだから、もう聞こえないほど遠くへ行ってしまった人間のためではなく、自分の音楽を聴きにくる人間のために音楽を奏でる。いつか自分の為のベーシストが見つかるまで、リュウジの事を忘れてもいいと思わせる仲間が現れる日まで、黒いギブソン・レスポールを封印して。

 そして月日は流れ、橘花というベーシストを手に入れた彼女は、再び黒いギブソン・レスポールを手にして音楽を奏でる。ジョン・レノンのように革命家である彼女は真の革命は音楽でなければ成せないこと知っているから。ジョン・レノンの平和を願う歌が世界中で歌われるように、高みから少しでも多くの人に声が届くように。そしてもう居なくなってしまった人には声は届かないかもしれないが、クロウタドリの翼に託して歌だけでも届けよう、貸し借りなんてなくても人は大切な人の事を忘れないって事を。その想いを空へと解き放つ。


・だれも寝てはならぬ
 "Sonate pour deux"直後、ナオミから結婚することを電話で聞かされた、父親・哲朗の心情を描いた短編よりも短い掌編。

 ……なあ、ひょっとして、おたおたしてるのって俺の方?


 実に可愛らしくもダメな父親であるw
いつものようにダメ言動でグダグダなのに、息子の結婚の報を聞いて、いつも以上に上滑りしてる様が、ホントに可愛らしい父親で、真冬の父親であるエビチリ然り、別れた女房の美沙子然り、息子のナオミ然り、これだけダメなのに誰もが哲朗を完全に見限らないところがこのおっさんの魅力といえる。


 総括すると本編で実に綺麗に幕の下りた作品であるピアノソナタですが、この短編集の補完で更に作品が深まったといえる最高のアンコールでした。作者である杉井光氏も言っていますが、この短編集でフェケテリコのメンバーが一同に会するシーンはただの一度もないんですよね。
作中でユーリーと神楽坂先輩がナオミの才能は一バンドのベーシストでおさまるものではないと語っていましたが、彼の才能はおそらく繋げることなんだなと思います。音楽と音楽に関わる人と音楽を聴く人の心を繋げることが出来る。これがナオミの才能じゃないのかなぁ自分は思います。だから彼は音楽プロデューサーの道を選び、フェケテリコを離れる。おそらくそれが彼の闘い方であり、対等な立場として同志である方法だから。真冬も然りでしょう。だからこれは別れの物語であり、再会の希望を願う物語。そして読者である僕たちも、いつか両翼の癒えたクロウタドリの翼が再び羽ばたくことがあるかもしれないという希望を幻視して別れる為の物語。本当に最高のアンコールでした。


[ 2009/10/11 13:02 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

アン・シャーリィにSympathy感じる 繊細微妙な年頃

 
 当然のように真・女神転生 ストレンジジャーニーを購入(挨拶)
古い世代のメガテンファンなので真タイトルとなれば飛びつかないわけにいかないだろッ! ペルソナシリーズのようなスタイリッシュな雰囲気もいいけど、どうにもこのもっさりとした泥臭い真の雰囲気が落ち着く落ち着く。

 …といっても、まだキャラクター名入れるところぐらいまでしか触ってないんだけどね……その前にプレイ途中のNega0と今日ストレンジジャーニーと一緒に買ってきた、さよならピアノソナタを読了することが最優先! つかなんだ、このピアノソナタの表紙……真冬のウェディングドレス姿だけで昇天しかけたぞW いまから読むのが実に愉しみであり、気を強く持たないと萌え死にしそうな予感。


「TILDE GAME MUSIC COLLECTION VOL,9~TILDE⇔あすか120%SP」発売
 あらまぁ、懐かしい。
ジャケ絵が初代絵師の七瀬葵ってのも泣かせるチョイス。与猶啓至とREIKAのコンビが、このCDの為に書き下ろした、新曲「HISTORY」も興味深いところ。
なにより、主題歌の「いつも120%」は不朽の名曲だと思うので、興味のある方は是非に一聴をば。




[ 2009/10/08 12:33 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)

いっそ抱きしめてしまえ 憎しみも、哀しみも 阿修羅の仮面のその裏側を、知っている

 
 二日酔いで頭が痛い(挨拶)
二日酔いになるほど酒をかっくらったのは何年ぶりだろ……つか3人で喰って飲んでお支払いが4万越えってどんだけ飲んでるねん……しかも大阪王将でw 俺らのテーブルだけ異様な雰囲気だったもんなぁジョッキと酒瓶だらけで。

つわけで更新なんてせずに寝よう……
明日から頑張ろう、いや明後日から頑張ろう……来月から……

[ 2009/10/07 18:03 ] 雑記 | TB(0) | CM(2)

暗闇が包む時に 光を与えてくれた 悲しみ越える強さを あなたは人に与えてく

 
 なにそれこわいw(挨拶)
途中経過の見えないアヘ顔なんかに魅力は感じんぞとエロいエラい人は言いました。まったくもって力強いお言葉であり、譲れない一線がひしひしと感じられる変態紳士の矜恃。そのソウルフルなお言葉に全俺が泣いた! そして自分の身内がアヘ顔を力説してること知ったら、全家族が泣くと思うので、もう少し御自愛をばw


・【感想】【ラノベ】東京皇帝☆北条恋歌 3
東京皇帝☆北条恋歌 3 (角川スニーカー文庫 183-8)東京皇帝☆北条恋歌 3 (角川スニーカー文庫 183-8)
(2009/10/01)
竹井 10日

商品詳細を見る

 天江衣じゃ天江衣がおる……片腹大激痛w
ポケロリを経て、らき☆すたかんなぎと、ドンドン勝手に俺の中で株を下げていった竹井氏ですが、この東京皇帝☆北条恋歌は実に面白い。というかコレが正しい僕らの愛した竹井10日作品。

 そんなわけで東京皇帝☆北条恋歌も3巻目……大絶賛ドロ沼三角関係進行中、どうしてこうなった!w 友人の婚約者である一斗への恋慕に気づいてしまった恋歌。友人が自分の婚約者を好きになことに気づいてしまった来珠。そして一斗と皇帝と宰相のドロ沼三角関係に板挟みになってキリキリ胃を痛める、ゆかり子元帥と四菜中尉(二階級特進で少佐に)。実にNice boat. な展開に加えて、今巻で登場した謎の少女天江衣リセの力により恋歌と来珠が"わたしがあの娘であの娘がわたしで"状態に……。この怒濤の展開を竹井氏お得意の脱力ギャグでゆるく味付けしている手法は流石としかいいようがない。つか平成のこの世の中になって"わたしがあの娘であの娘がわたしで"展開と"結婚式花嫁花婿奪取"ネタがみれるとは思いもよらなんだ。

 恋歌vs.来珠の恋のバトルについつい目がいきがちだけど、物語的にも伏線が明らかになりはじめて盛り上がってきました。人類の敵である怪蟲の動向に一斗の持つg適正の秘密。いまだ沈黙を続ける異世界の聖騎士王にその友である黒騎士の正体。今巻で登場した謎の少女天江衣リセの正体に級友の雫さんの謎。この怒濤のワールド設定の広げ方が竹井作品の真骨頂。前作のポケロリが設定を広げつつも、微妙なところで終わってしまったので、東京皇帝はきっちと最後まで描ききってほしいなぁ……つか、この作品エロゲでプレイしたいと思うのは俺だけか?w


[ 2009/10/06 15:42 ] ラノベ | TB(0) | CM(2)

もしも この先2人が 止まない雨で 立ちつくしたとしても 「愛してる」 伝えたいんだ

 
 とりあえず夏ノ雨の感想を上げてから、この枕の言葉を書いているのですが…(挨拶)

うpするのに読み直してみたら……全然軽くも、雑感風にサラっとでもねぇーーー!w 最初はそーでもなくても、書いてるうちにノってくる事ってあるよね?あるよね?(同意を求める前に自分をコントロールしような俺orz)。



・【感想】【エロゲ】夏ノ雨
夏ノ雨 初回限定版夏ノ雨 初回限定版
(2009/09/25)
Windows

商品詳細を見る

 いや予想以上に楽しかった。事前に物語に抱いていたイメージと実際にプレイした印象は違ったのですけど、これはこれでって感じで。全体的に普通に普通の恋物語を描いている作品であり、奇跡や超常といった、条理を不条理で押さえつける展開などは皆無。悪意をもっていえば欠点も無い代わりに地味で際立ったところもないと言えそうなプロットであるが、普通の大切さ、そのかけがえのなさを描くことに特化している作品。

 作風的に考察などは必要なく、感じたままの印象が=全てだと思う作品ですので、雑感風にサラっと。

 こんなことなら…誰かを好きになんてなるんじゃなかった。
 これは、恋の痛みを綴った物語。


 このキャッチフレーズに半分だけ血の繋がった姉弟の恋。もっとネガティヴな恋愛物語を想像をしてたのだけど、予想以上にカラっとした本当に夏の日の雨上がりのような爽やかな印象。

 理香子の場合は家族で、翠の場合は距離の近すぎる女友達、ひなこは姉のような存在の幼馴染み、美沙は教師と生徒と、各ヒロイン共にテーマとなる核の設定はあるのだけど、全てにおいて、一度火の暖かさを知ってしまったら、その火から離れては、もう寒さには耐えられない。たとえその火で火傷しようとも、その身が灼きつくされようとも。独りなら寒くても、二人でなら暖かい……だけど独りに戻ってしまったら、以前のようには耐えられない。孤独は孤独であることを自覚した瞬間に死に至る病となる。恋は人を強くもするけど、弱くもする。この切なさを描く材料として使われている。キャッチフレーズも、その心の痛みからの独白みたいなものです。傍から見てたら、ふーん、そう、ごちそうさま。と言いたくなるw

 恋の雨は…いつか晴れる


 止まない雨はない。雨はやがて上がり、曇天の空から太陽は顔を覗かせる。その時、雨に濡れた景色さえ太陽の光を受けてキラキラとした輝きを放ち、やがて日常の一風景へと融け込んでいく。

 最初に"夏ノ雨"というタイトルを見たときに、商品的にタイトルとして冠するにはイメージもインパクトも弱いかなァと思いましたが、オールクリアしたあとには、なるほど相応しいタイトルだと思える。降りしきる雨の冷たさに凍えながらも夏という青年期を越え、やがて次の季節へと大人の階段を駆けていく、夏の思い出を抱いて。やはりこの作品はそんな普通で普遍的なものの大切さを描いてる作品なんだと思います。

以下軽くキャラ別感想(ネタバレあり隔離)
 
 
 
[ 2009/10/05 22:08 ] ゲーム | TB(0) | CM(0)

振りかざしたその手でおまえはなにを掴むのか 熱く高ぶる勇気は 誰のため

 
 めっさおざなりに最近読んだ漫画のダメ出し雑感(挨拶)


・【感想】【漫画】BLEACH 41
BLEACH 41 (ジャンプコミックス)BLEACH 41 (ジャンプコミックス)
(2009/10/02)
久保 帯人

商品詳細を見る

 もはや単行本最初のページのオサレポエムの為だけに買ってると言って過言ではないのですが、今巻は実に楽しかった。具体的にはヤミーw
いやほんと久保先生は実にヤミーを描いている時は活き活きとしている。どんだけおまいはヤミー好きなんだよと問い詰めたくもないけど、十刃番号が10→0になるぐらいですからとても好きなのでしょう。10→0ってどんな飛び級だよ!高2→将軍かよ! なんというオサレ、なんという中2! なにより、この展開でしてやったりとリアルで思ってるであろう久保先生の、自信満々顔を想像すると笑いがもれてくるのを押さえられない自分がいる(顔知らんけど)。


・【感想】【漫画】めだかボックス 1
めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)
(2009/10/02)
暁月 あきら西尾 維新

商品詳細を見る

 冷静に考えてみると、めだかちゃんはデフォの西尾維新ヒロインだと思う…少なくともうろおぼえウロボロス! よりは……。
なのになんでヒロインとしてめだかちゃんに魅力を感じないのかと考えたときに行き当たるのは、西尾維新の属性強化でしょう。念能力で語るとですね、西尾維新キャラの場合はトリッキーな変化系や特質系が多いようにみえますが、その実全て強化系なのです。テンプレ的な属性をトコトン強化した強化系。もう強化されすぎて属性の本質を見失ってしまうぐらい。ガハラさんなんかはいい例でしょう。 これが極めて視覚情報を制限され脳内フィルターを介する小説形態ならばいいんですが、視覚情報にダイレクトにきちゃう漫画形態になった途端……なんて言うのか……その……なんだ……痛々しいんだよね。じゃあアニメ版の化物語はどーなのよと言われたら、ほらアレはみんなが痛いし、シャフトだし、ニッチだからと答えにならない言い訳をして達急動のごとく全速力で逃げてみる。
そんなわけで皆さんこぞって、本誌で後ろの方に追いやられてるめだかボックスがタカヤ-夜明けの炎刃王のようにならないように、せめて単行本を買って延命を図りましょう。そしてAmazonのカスタマーレビューとかに黒神めだかの真骨頂その②『ツンデレ』サイコー!とか書き殴ればいいと思います。

あー、あとどーでもいいけど本誌でいま頑張ってる風紀委員長……西尾キャラで鋼線使いはそれ死亡フラグだからw


・【感想】【漫画】トリコ 6
トリコ 6 (ジャンプコミックス)トリコ 6 (ジャンプコミックス)
(2009/10/02)
島袋 光年

商品詳細を見る
 
 ある意味ジャンプでは珍しいと言える漫画。バトル展開よりも食材追いかけて、調理して、食べるシーンの方が面白い。つかバトルが面白くないのが哀しいけど購買ターゲット的にはバトルがないとダメ……この二律背反に僕たちはいつも泣く(恐らくそれが今のジャンプで許されるのはONE PIECEだけであろうか)。
まあ、それはさておき、究極の食材GODを聞いた時にイカモノ料理が思い浮かび、脳内でクトゥルーの活け作りなる厄いビジョンが浮かんでしまったせいで、もうまともにトリコが読めなくなってしまった俺はどうすればいいのか? まったくもって自分のせいなんですけど。


・【感想】【漫画】デトロイト・メタル・シティ 8
デトロイト・メタル・シティ 8 (ジェッツコミックス)デトロイト・メタル・シティ 8 (ジェッツコミックス)
(2009/09/29)
若杉 公徳

商品詳細を見る
 
 ちっさ!人間ちっさ!このひと言である。
この器がちっさすぎて大きく見える妙は素晴らしい。"ユルイ時代にユルイ場所に生まれた鬱憤の塊"とは、エアマスターにおける深道兄の名言ですが、とてもはた迷惑でとても手に負えませんw
このように普通の人間が一番手に負えないのメソッドを負の方向で突き抜けて、メルヘンにまで昇華した作品に殺し屋イチがあるわけですが、DMCの場合は更に一段斜め上な訳です。根岸君の恐ろしさはホントに鬱憤だけなのです、鬱憤=憎悪なわけです。フィルターを通して純化する必要も、AMPで増幅する必要もない。彼は鬱憤だけで人を憎めますし、どーでもいい赤の他人ですら殺れます。それこそ罪のない東京タワーをレイプして六本木ヒルズを孕ます事なんて、朝飯前のどんぶり五杯ですよ。まさに魔王の所業おぞましい。8巻ではしばらくなりを潜めていた、この初期の頃のクラウザーさん(タンバリンをレイプしてた頃)の厄さが帰ってきた感じがして大変楽しかったです。


・【感想】【漫画】真マジンガーZERO 1
真マジンガーZERO 1 (チャンピオンREDコミックス)真マジンガーZERO 1 (チャンピオンREDコミックス)
(2009/09/18)
永井 豪田畑 由秋

商品詳細を見る

 TVA版が黒歴史であるZマジンガーを下敷きに今川風味付けをした怪作だったのに対して、こちらは闇歴史であるマジン・サーガをオマージュして余湖&田畑コンビ風味付けをした怪作(エンドレスエイト展開もあるよ)。総じてどっちも無印レイプではあるが、無責任にいいぞもっとやれ!と煽っておく。
でも冷静に考えたら、確かにアニメも漫画もはっちゃけ過ぎている感はあるんだけど、一番はっちゃけたのは、バイオレンスジャックの鉄の城編で、盲目黒人空手家ジム=マジンガに兜甲児が肩車してもらうことでマジンガーZ(イメージ図 男尽さん)とのたまうた、永井豪御大本人だと思い至り煽るまでもなかった。


[ 2009/10/02 13:32 ] 漫画 | TB(0) | CM(3)

僕のまま 僕は行く 天国に堕ちるより

 
 ある意味楽しそう!(挨拶)
スタッフ的にはガチだし、それなりのモノは出来そう。ただ…対戦型ダンジョンRPGってなんだ?対戦型って!友達少ないんだよ俺w
それはそうとヒラコーばりに俺最強サーヴァントとかいっぱいいると楽しいと思うんだ。オスマンさんとか超使役してぇーw


・【感想】【漫画】罪と罰 6
罪と罰 6 (アクションコミックス)罪と罰 6 (アクションコミックス)
(2009/07/28)
落合 尚之

商品詳細を見る

 だいぶん前に発売されてたものの編集ミスで回収されていたみたいで、まったく本屋で姿をみかけなかったのですが……ふと大型書店に行ったら平積みになっていたので購入。

有名なドストエフスキーの"罪と罰"をモチーフにキリスト教臭を抜いて舞台を現代の日本にした作品ではあるわけですが……ドストエフスキーの"罪と罰"をベースにいい感じに悪いアレンジされてます。いいのか悪いのかどっちよ?と聞かれたら……良いも悪いもねぇーよ!と逆ギレするぐらいにはw

あくまで罪と罰を下敷きにしてるとはいえ、落合版として別物にはなっていますので、ドストエフスキー版を読んでなくても愉しめますが、未読・既読組のどちらがこの作品を愉しめるかと言えば、圧倒的に既読者だと思いますので、読んでおくのをお薦めします……とかいいながら実のところ言うと、自分もドストエフスキーの"罪と罰"を読んだのが20年近く前であり、うろ覚えだったので再読しようと買ってきたのですが、数10Pで挫折しましたw ほんと罪と罰を読んでた過去の自分を誉めてあげたい。そんなわけで未読者の方で原版読むのが辛かったら、まんがで読破シリーズや手塚治虫版を読めばいいと思います。若干の混乱と引き替えに筋は掴めるはずです。その混乱の中で、この落合尚之版の罪と罰を読み自分なりの罪と罰を育みましょうw

まあ前置きはここら辺にして、前巻の5巻でようやく登場した原作におけるソーニャの立ち位置キャラであるエチカが、この作品においての一番の改変ではないでしょうか? ソーニャもエチカも売春婦であり、貧困から家族を救うため、自らの身体は売って稼いでいるのは変わらない。ただ原作のソーニャの場合は身体は売っても心は売らない、ある種の聖女としてのマグダラのマリア的な高潔なキャラでした。対してエチカの場合はソーニャの母であるカテリーナのキャラまでコンバートされているところが複雑怪奇で、高潔のひと言で語れない要因。原作では娘であるソーニャを売春婦に貶めた父マルメラードフが登場しますが、この作品においてのマルメラードフはキクオという人物であり、キクオはエチカの夫という設定になっています。これだけなら不甲斐ない夫と家族を養うために自らを犠牲にしている高潔な女性ともとれるのですが、作中におけるキクオとの関係はヒドイ。作中でキクオは弱者であり最低の人間。ほんとクズと呼ぶのになんの躊躇もないキャラとして描かれており、エチカは圧倒的に被害者なわけですよ。

教師だったキクオは勤務中に飲酒していたことをネタに生徒から脅され、その生徒達の小遣い稼ぎである裏AV制作販売の行為を黙認・荷担させられる。やがてエスカレートした生徒達の行動は、キクオが密かに思いをよせていた当時女学生のエチカへと向けられる。生徒達はキクオに迫るわけです、今回の裏AVのターゲットはエチカだと。そしてその相手役をお前がやらなければ、全員で犯すと。止めれば自身の破滅、止める術はなくかといって自分がエチカを犯さなければ、エチカはもっと酷い目にあう、そして自分はエチカに好意を抱いている……弱いキクオには考えるまでもありません。まったくもって美事です。美事な飴と鞭。予めに相手の逃げ道を塞いでおき、抜け道を与えることにより底なし沼へと誘導する。正しい悪意の使い方言えるでしょう。しかも生徒達にとってはキクオに対する嫌がらせであり面白いからという理由からだけのターゲットなわけです。もちろんエチカの容姿がいいからって理由もありますが。結局、信じてたキクオに犯された挙げ句、生徒達に股関節が外れるまで輪姦されるエチカ……もうヒド過ぎて賞賛すら出てくる。

結局、事が明るみになり、命で償うこともエチカに許されず(養うべき家族がいるのに命で償おうとするのが彼の弱さ)、淫行教師の烙印を押され社会的に殺される寸前のキクオを救ったのはエチカ。淫行ではなく合意と言うことで結婚することにより職は失ったものの社会的にはキクオを救う。その後、再就職できないキクオに代わり、自らの身体を売り家計を支えるエチカ。その申し訳なさに押しつぶされそうになる気持ちを忘れるために酒に溺れ、アルコール依存症となり入退院を繰り返すキクオ。どこにも救いがない。

このエチカの行動だけみれば聖女と呼べるように見えるが、どうもこの作品ではエチカは聖女として描かれていない。 そこら辺のことが決定的になったのが、この7巻の主人公・裁弥勒との対話のシーンだと思います。本人は意識できてないなくとも、ミロクの言ったとおり彼女自身は誰かに依存されていないと、その存在を確認できない人間なのでしょう。この献身にもみえる行為は無意識にアイデンティティーを保とうとする自浄作用。父親の連れ子である自分を大切に育ててくれた義母の愛が重くて逃げ出した自分への贖罪なのかもしれない。根本問題としてソーニャ役であるエチカが聖女でなければ、罪と罰って作品は成立しないのだけど、原典である罪と罰が成立した時代とは思想も背景も現代とは違いすぎるので、当然の改変だと思います。読みたいのは罪と罰の漫画化ではなく罪と罰をモチーフにした別の作品なわけですから。故にこの作品は"A Falsified Romance"(改竄されたロマンス)とサブタイトルを冠してるわけです。

さて、ここでようやくこの作品の主人公・ミロクの話なわけですが、ミロクもエチカ同様に家族(特に姉)からの重すぎる愛から背を向けた人間。母親の重すぎる期待、自分を犠牲にしてまでミロクのことを考える姉の重すぎる愛。安っぽく言ってしまうと自立のために家族を遠のけ、自分が非凡人であることを証明する手段として殺人まで犯す。こんな悪い奴死んじゃえばいいじゃん!えいッ!ばりなノリで……ほら居ない方が世のためになる人間を、卓越した意志力で殺せた自分は選ばれた者であり、力を行使するべき資格を有する者だと。美事な俺理論です。ミロクの場合、その一線を越えることのできる人間の気持ちを知りたい欲求からでもあるんだけど、自分で述べているとおり彼は未だに蹄を血で染めた草食動物であり、肉食動物の気持ちはわからないわけです。ここら辺のテーマは原作も一緒なんだけど、原作の場合は罪が色濃く描かれてたのに対し、漫画版では罰の方が現段階では色濃く描かれてる。この罪に怯えるじゃなくて罰に怯える構図はとても現代っぽい。

"人間は誰でも不安や恐怖を克服して、安心を得るために生きる。名声を手に入れたり 人を支配したり、金もうけをするのも安心するためだ。結婚したり 友人をつくったりするのも安心するためだ。人のために役立つだとか 愛と平和のためにだとか、すべて自分を安心させるためだ。安心を求める事こそ人間の目的だ。"

これはジョジョの奇妙な冒険におけるDIO様の名言ですが、ミロクの言動・行動理念はまさにそれであり、安心を得るための理由・免罪符が欲しいわけです。エチカの場合も同様な感があり、この平行線の二人の距離が近づいたときにどのような化学変化が起こるか楽しみでならない。

しかし舞台が現代ってだけで喜劇と見間違わんほどの悲劇。俯瞰的にみればミロクの一大決心をあざ笑うが如く一線を越える事件はそこいらでおきている。現実世界で。ほんと舞台が現代日本になるだけでこんなにも厄く落ち着かない感覚になるのは……世の中が病んでるからだと鼻クソほじりながら、社会批判してみる(心底どーでもよさげに)。


[ 2009/10/01 12:26 ] 漫画 | TB(0) | CM(2)
プロフィール

ふきにゃ

Author:ふきにゃ
エロスとカオスと人外ロリをこよなく愛するマシーネン・アーリア人。

ついったー
<
カレンダー
09 | 2009/10 [GO]| 11
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近の記事一覧 カテゴリ一覧 コメント一覧 トラックバック一覧 プロフィール リンク一覧
[カテゴリ]
WEBコンサルティング・ホームページ制作のバンブーウエイブ
お買い物メモ
アソシエイトじゃないよ。単なる買い物メモ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。