もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)
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らくえんはここにある 君がいる場所 僕のいる場所 この愛しい世界

 
 年度末ってことで恒例のベスト5(挨拶)
とりあえず手始めにゲーム音楽編って事で、エロゲやラノベやアニメについては追い追いやる予定。


5.The Divinity/カヒーナ/DEVILS DEVEL CONCEPT


 今年一番カッコイイと思った曲。
カヒーナ嬢の歌声による疾走感と歌詞に含まれた悲哀感。この相反する感覚が高次元で融合しており、愛や希望を否定しながらも狂おしいほど求めてる人非人達の人間讃歌を謳いあげてるのは、まさに匠の技。


4.グルッポ/茶太/Like a Butler


 曲的インパクトは茶太嬢の曲の中でもトップクラス……そして曲名のインパクトもw いまだになにがグルッポなのかよくわからない俺がいますが、まあ日常生活に支障をきたすわけじゃないので放置してます。ずっと続いていく日常の中にある大切な事、あたりまえすぎて気づけない大事なモノ。ふと振りかえった時にいつでも幸せは傍にあったんだと気づける小さな幸せの積み重ね。茶太嬢の優しい歌声がこれ以上なく歌い上げております。


3.Dream of Butterfly/川村ゆみ/Persona


 胡蝶の夢。相変わらず目黒氏は穿ちすぎると言うか、作品の本質をズバッと切り取って曲にしすぎだ。だってこの曲聴いてしまったらゲームする必要ねぇーじゃんw うつろう世界でなにを信じたらいいの?と迷い、あなたがいるから強くなれるんだと信じる。だけどそれは他者を頼る弱さ。そしてそれを他者のせいにしようとしてる自分の弱さ。依存からの脱却。この世の生の儚さを嘆いたところでどうにもならない世界への呪詛。反旗を翻すための最初の1歩。ある意味ロック&ロール。しかし川村ゆみさんは、この歌然りと入手しづらい曲が多いので、そろそろベスト的なものを出して欲しいなァ。


2.祝福のカンパネラ/佐藤ひろ美&NANA/祝福のカンパネラ -la campanella della benedizione-


 なんて言うか……めっさエレガw どこをどう聴いてもエレガw
作品的なほんわかしたイメージからすると、いささかカッコイイ曲だとも思うんだけど、不思議と違和感がないのは、カンパネラが示すとおり、鈴や鐘の音が伝播していくように広がる多幸の唄だからなのでしょうね。なにより佐藤ひろ美嬢とNANA嬢の掛け合いが素晴らしい。
 

1.希望のウタ/青葉りんご/Trample on Schatten!! ~かげふみのうた~


 まさに希望のウタ。このひと言。
みんなの祈りに答える為にヒーローは死力を尽くし、そのヒーローの姿にみんなは声援を贈る。正のスパイラルアップ。だからこれは絶望に沈むことのない希望のウタ。ほんとこの曲でに青葉りんごの底力を思い知った。

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[ 2009/12/30 17:07 ] 音楽 | TB(0) | CM(0)

歓喜と嘆き 全て君の掌に 委ねられた

 
 コミケですね!(挨拶)
例年に倣ってお家でぬくぬくしてます。それ以前に31日まで仕事ですけど……;;


・【感想】【ラノベ】IS〈インフィニット・ストラトス〉 3
IS〈インフィニット・ストラトス〉 3 (MF文庫J ゆ 1-3)IS〈インフィニット・ストラトス〉 3 (MF文庫J ゆ 1-3)
(2009/12/22)
弓弦 イズル

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 前回までのあらすじ:なんだかんだあってヒロインが5人に増えた。主人公・一夏は恋愛原子核なのでモテモテ、以上。まあ、2巻まででメイン・ヒロインも出そろいインフラ整備が整った感があるので、ここから本番って事で、とりあえず夏だ!海だ!水着だ!の巻でございます。まかりなりにも学園モノである以上、プール・海イベントは必須なのです。あとは温泉ですかね……あんまり偉くない人が昔なんかで言ってた。やらないのほんとKeyぐらいですよ。

 閑話休題。夏の海を舞台に一人だけ専用機を持っていなかった箒さんが専用機を入手する巻なわけですが……今まで専用機なくて肩身が狭い思いをしていた箒さん大活躍かと思えば、さほど活躍はしていない罠。むしろ恋愛方面で言うならシャルが一番活躍してると言っても過言ではないあたり、主人公以外はほぼ女性(今巻でいえば男性は主人公・一夏のみ)という物語の難しさか。むしろ今巻は、千冬姉と束さんの方がインパクト強いもんなァ……加えて一夏の朴念仁レベルも巻を重ねるごとにレベルアップしていくし、ほんと大変だと思うよ、箒・セシリア・鈴・シャル・ラウラのヒロインズ達は……ガンバレ!ヒロインズw

 物語的にみるなら、束さんの登場でなんとなく物語の裏側の片鱗が見え始めたというか、ほんとKYな天才科学者は迷惑だなって感じでニントモカントモ。各国が必死に開発している第三世代ISを飛び越して、妹の箒に与えた専用機・紅椿は第四世代だし、一夏の専用機・白式も世界初の謎のIS白騎士のコアを搭載した改修機だったり、妹のISデビューを華々しくするためとデータ取得のために軍用IS暴走事件を起こす(真偽の程は霧の中だけど)など、やりたい放題である。親友の千冬姉との関係も単なる親友って関係だけでは収まらないようだし、いまの感じだと1巻に登場した謎の敵すらも束さんの策略かと思うぐらい黒幕臭が漂ってきたなァ。束本人が世界でたった三人興味のある人間と言い放つ、箒・千冬・一夏に対してなにをしようとしてるのかも今後の見所の一つ(興味の対象から両親が外れているのも、なんらかの伏線かなァ?)。

 そして序盤に見せどころがあったものの、それ以外は空気扱いだった鈴さん涙目。ISシリーズにはきっと表紙を飾ると活躍できないという呪いが掛かってるに違いない。2巻のセシリア然り。


・【感想】【漫画】ムダヅモ無き改革(3)
ムダヅモ無き改革(3) (近代麻雀コミックス)ムダヅモ無き改革(3) (近代麻雀コミックス)
(2009/12/26)
大和田 秀樹

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 真・パパブッシュ覚醒はいいのだけど、全自動でツバメ返しが魔技すぎてどうにもならないw つか麻雀力の単位アーデルハイドなんだ…56億7000万テラ・アーデルハイドぐらいあれば虚数空間から脱出できそうだな。
そして最強ローマ教皇ベネディクト16世出陣。対する相手は第三帝国改め第四帝国総統・アドルフ・ヒトラー なわけだが、ヒトラー可愛いw 姿はいつも通りのちょび髭三等兵なのにw この素で可愛らしいヒットラー像は狂人の仕事だな。ここら辺の笑わせどころが侮れないのが大和田漫画の怖さ(個人的にニガテな部類の漫画家ではあるんだけど)。

[ 2009/12/29 14:01 ] ラノベ | TB(0) | CM(2)

世界で一番とびっきりの夜 君の手のひらに届けたい キャロルに祈り込める瞳 靴下さげて眠る夜

 
 とある櫻花の画像生成(ジェネレータ)が楽しいので作ってみる!(挨拶)

とある

 デビルかっけええええ!w そうそうジェントルたるもの全裸でないとな! 字面から意地も張れぬ繁栄などこちらから願いさげだといふジョンブル魂が滲みでてます。


とあるMURAMASA

磁波鍍装――蒐窮!!(エンチャント・エンディング)
諒解 蒐窮開闢 終焉執行 虚無発現
吉野御流合戦礼法、“迅雷”が崩し・・・電磁抜刀(レールガン)――“禍”

やってみたかっただけ……赤蜘蛛かわいいよ赤蜘蛛w


「ラブプラス」の“彼女”とXmasデートする男子は実在するのか? 今年はクリスマス中止を中止
ここが現実だ。 ラブプラスがDSという2Dの檻から解き放たれた瞬間。

とあるラブプラ

 質量をもたない実像。
自分はクリスマスとか言われても仕事してエロゲしてネトゲするだけの例年どおりの性夜なだけなので、もはやなんの感慨も浮かばない。とりあえず聖夜と同時にりりかのアナル挿入シーンに突入してたわけだが、これはJ・さいろー先生からのクリスマスプレゼントとしてありがたく受け取っておく。ハッピーホリデーズ!


[ 2009/12/25 09:53 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)

大人の理屈で諦めたって これは本当の答えじゃないって 自分自身でわかってる 心臓が「違う」って叫んでる

 
 荒ぶる鷹光臨!(挨拶)
監督未定とか交渉中とか不安材料爆発だったのだけどPVを見る限りは期待できそうな予感。それにしても家康や大吾郎の男性キャラは空気どころか登場すらしてねぇw でも、まあいいや俺の嫁であるところの鳴子叶絵が登場してるから(こんなに熱くキン肉マンを語る女性キャラみたことねぇー!)w
物語的には完結していない話のアニメ化なので、文乃・希・千瀬と巧の三角関係な恋愛をメインにするより、希を起点に家族(帰るべき家)をメインに据える方がキレイに纏まりそう。物語を引っ掻きまわすのは夏帆お嬢様にお願いすればいいと思います。心? 運がよければ第二期でw


・【感想】【漫画】HUNTER×HUNTER NO.27
HUNTER×HUNTER NO.27 (ジャンプコミックス)HUNTER×HUNTER NO.27 (ジャンプコミックス)
(2009/12/25)
冨樫 義博

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 唐突に新刊が出てて驚いた。明日やろう、明後日やろう、そのうちやろうと絵にかいたようなゆっくりした結果がこれだよッ!な訳ですが……内容については、なんだかんだ面白いのが手に負えない。とりあえずは連載再開前にコミックス発売して物語の復習。ジャンプ本誌で10週(コミックス1巻分)程度掲載して休載。以下繰り替えしのコンボでFAなんでしょうね。まあそれでも1年に1冊のぺースぐらいは維持してほしいのだけど。

 物語的にはキメラ=アント編も終盤な感じだけど、何一つとして事態が好転してないのがすげぇ。と言うより事態は悪化してるとさえ言えるけど、鍵は王に芽生え始めた変化か? どちらにも転びうる危うさを含んで予断は許さない展開だけど。それにしてもユピーはいいキャラに育ったものだ……力みなくして開放のカタルシスはありえねェのメソッド。王共々に王直属護衛隊の変化がどのように物語を混迷させるかも、今後の見どころ。まあ次のコミックス発売がいつになるかはわからないがw


・【感想】【漫画】おおきく振りかぶって Vol.13
おおきく振りかぶって Vol.13 (アフタヌーンKC)おおきく振りかぶって Vol.13 (アフタヌーンKC)
(2009/12/22)
ひぐち アサ

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 試合の感想そっちのけで和さんに言いたいッ!!おまえ予備校行けよッ!w
とまあ実に「予備校戻るか、こんなところに居たら~」から始まる和さんの独白が、今巻で一番印象的だったのですよ。その実、野球は野球でも高校野球というものは"高校野球"という、ひとつの独立した競技だと思うのです。どんなに頑張っても高校三年間の間だけしか参加する資格がなく、しかも負けたら終わりの勝ち抜き戦。スポーツという側面では、もちろん勝ち負けだけではないと言いたいところだけど、高校球児であるならば誰もが一度は甲子園に憧れ、誰もがその舞台に立ちたいと願い努力する。野球に真剣であればあるほどに。だけど無情にも勝敗という形で明確な明暗を分ける野球という競技で栄冠を手に出来るのは、ほんの一握りの球児だけ。人によっては、その経験を青春時代の想い出として消化して後の人生の糧とできるだろうし、才覚の優れた人間であればプロの選手の道もあるでしょう。だけども届かなかった無念を癒えない傷痕として引きずる人間も居るでしょう。どんなに頑張っても高校野球のチャンスは三年間しかないのだから、あきらめずに頑張ればは通用しない。ただ、煮え切らない熱の塊を抱えたまま、その資格を失うだけ。僅か1ページ数コマの和さんの独白なれど、その無情さが表現された、おおきく振りかぶって屈指の名シーンだと思う。ここら辺の欄外での人間ドラマが秀逸なところが、今さらだけどこの作品の面白さなのだと思う。まあそれはそうと予備校行けよッ!w


[ 2009/12/24 14:22 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

散っていった 命の葉拾い集め 燃えるような 夕空見上げ 歩き出そう

 
 極限まで発達した打撃筋肉がッ!(挨拶)
ねじり切られそう以前に入らないとかなんぞwww 使用者にオーガ並みのチン力を要求するかと言うことかッ! 個人的には戦わずに素直にゴミ箱に捨てる事が賢い選択だと思います(武の勝利ッ!!!)。
それでもチャレンジする人はお供にコレを使って妄想の足しにするとよい!(無理無理無理無理人では勝てんのメソッド)。


・【感想】【ラノベ】アイゼンフリューゲル2
アイゼンフリューゲル2 (ガガガ文庫)アイゼンフリューゲル2 (ガガガ文庫)
(2009/12/18)
虚淵 玄

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 御大みずから修正パッチ公開中w
なぜ空を飛ぶのか? なぜ挑戦するのか? おそらくそこには意味はない。ただ純然にやりたいから、この欲求に突き動かされるままに人は挑む。意味は別の人間が後から考えればいい。ただ、心のままに何処までも行けるところまで……。だからこれはやっぱり冒険小説の類なのでしょう、未知を既知とするべく挑戦をする物語。不可能を可能で踏破し版図を広げる貪欲な人の業の物語。挑戦に善悪の有無が入り込む余地のなく、そこにどのような意味を見出すかは、人類という種の本質次第。それが善かろうが悪しかろうが変わらず人は挑戦を繰り返す事でしょう。種として滅びない限り。

 たまたまこの物語は空だっただけで、なんでもよかったのでしょう。ただ人には生物として羽がない、だから空に憧れる空を飛びたいと願う。だからこの物語の主人公・カールは空に焦がれ空を目指した、それだけの本質。戦争という不純物がそこに混ざろうとも、何よりも速く空を飛びたかった、その一点においてなんら不純物はない。そしてこんな簡単な事だからこそ、人は気づけない。簡単に受け入れる事が出来るように人という種は出来てはいない。それこそが人を人たらしめる業だから。その軛から解き放たれ、純粋に帝鳳龍と速さ比べをするカールの姿はまるで純粋な子供のようで美しい。出来る事なら彼には始めから純粋に空を飛ぶことだけを考えさせてあげたかった……だけど彼は有翼種ではなく人間として生まれた。そして人間として生まれたからこそ、今この瞬間に星の意志とも言える帝鳳龍と対峙できている。そして受け継がれていく意志。貪欲に更なる高みを目指して挑戦を続ける人間……これを業と言わずになんと言うのか。故に自分はこの物語を、なにかを目指しひたすら前に進んでいく冒険小説と断ずるのになんの躊躇もしない。

[ 2009/12/22 17:52 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

癒えぬ痛みを胸に その凶刃赤く染めて 刃、全て込めて

 
 最近、エロゲ感想書いてないから書き方忘れたの巻(挨拶)
まあ、リハビリがてらに書いてみたけど、こまめに書いてないと書きたい事をどう書いていいのか判らなくなるなァ……。


・【感想】【エロゲ】装甲悪鬼村正
装甲悪鬼村正 限定生産版装甲悪鬼村正 限定生産版
(2009/10/30)
Windows

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 善悪相殺。これは英雄の物語ではない。
言葉通りの物語。悪鬼による殺人論。どんな理由があれ人を殺すという行為は悪鬼の所存。もしも1人を殺さなければ100人が死ぬといった場合であろうとも。1人の人間を殺せば殺人だが、戦場で100人殺せば英雄なんて時勢によるお化粧は意味のない詭弁。たとえその行いが英雄と人々に崇められようとも人殺しは人殺しであり悪しき行為なのだ。だからこれは英雄の物語ではなく悪鬼の物語。人殺しが悪しき行為であることを理解しつつも、争いを根絶すべく殺し続ける英雄という名の悪鬼の物語。矛を止めるなんて御為倒しではない矛で止める武。そして矛は両刃、敵も味方も善も悪も等しく殺す、死の等価交換。敵を1人殺すと同時に味方を1人殺す善悪相殺の理。畏怖と凄惨を持って争いが絶えない世界に争いの無意味さを示す、極めて不条理な条理。たった一つの冴えてないやり方。もはや天災と呼べようものだが、それはけっして天災などではありえない、確かな意思を持って人を殺す悪行。いかように対立しつつも、赦し歩み寄る、和を持って尊しとなすの理を人々が悟るまで繰り返される蛮行。根源的に人と人は判り合えない生き物であるならば、人類最後の二人まで繰り返される凶行。まったくもって救いのない物語に思える。されど善悪相殺である。敵を打ち滅ぼすことは、愛している者の命をも奪うこと。ならば愛と呼ばれるものは世に確かに存在している。人と人は判り合えない生き物では無いはず。故にこの物語は悪鬼の物語であると同時に愛の物語。救いのない物語ではなく、救いが遠く果てないだけの物語。

 この理解は出来るけど、人としては許容も容認もできないテーマを丁寧に丁寧にこれでもかッ!ってぐらいに描いた作品。異端すぎてむしろ普通に物語を受け入れてしまえる妙だが、物語・演出・会話の空気どれをとってもキ●ガイの仕事(褒め言葉ではある)。筋の通った既知の外の物語。普通思いついてもこんな物語は書かない常人なら。一見無駄とも思えるキャラ達の会話も奈良原節として、いいキチ●イ味がある。奈良原氏の前作『刃鳴散らす』も独特でクセのあるテキストで、それが奈良原氏の最大の魅力であると同時に、大衆受けし難い最大の枷のような印象を受けましたが、村正然りなところがあります。ただし、今回はよっぽど己を殺しコントロールしたのか? もしくはよっぽど良いオブザーバーが付いたのか?(それでも溢れ出す煮汁のような灰汁はありますが)、個性を失わずに大衆受けと言うか読みやすくなって点は大いに評価(まあそれでもまだ敷居は高いように思えますけど)。3Dを含めたビジュアルも流石はニトロと言うべき美麗さで、物語・ビジュアル・音楽共に10周年記念にふさわしい作品になっていると思います。唯一惜しむべくはスキップ系(特に超速スキップ)関連の足回りの悪さのみかな。

 メインのテーマを語るなら上で書いた事がこの作品の全てだとおもうのですが、個別ルートで語るなら大鳥香奈枝ルートが一番好きですかね(驚異糸目ヒロインとして新境地は開けないと思うがw)。最適ではない最善の復讐。香奈枝本人が語るとおり景明を殺さずに幸せにしてしまうことが彼にとっての最大の意趣返しなのでしょう。望む死を与えず、あまつさえ幸せにする。しかしそれは赦されない。命の贖いは命を持ってせねばならず、復讐は殺された人間のみに赦される行使できない権利。死者の代行者として命を摘む香奈枝自身も命を持って贖う道理。あの殺し愛いはそんな卑小で矮小な閉じた最善の復讐劇。生き方を変えることが出来ない愚か者二人が直向きに生きて死んだ、それだけの物語。

 一条の歩む道は英雄の道であり、結局はメインテーマに通じるところのある。彼女の不幸はどうあっても彼女が綾弥一条であったところか……。彼女は綾弥一条という生き方を変えることは出来ない。芯金までもが綾弥一条であり、それが綾弥一条の美しさだから。それは刀剣がなぜ美しいのかと問うと同じこと。だから彼女は綾弥一条なのだ。

 茶々丸さんはビジュアル的には一番好きなんだけど、不遇ではある。彼女も生き方を変えれなかった不器用な人間。結局自殺するために体を鍛えていたようなもの。終わるために始めなければならない人間の悲哀。

 総評すると万人受けはしないと思うけど、言葉にすればするほど意味が逃げて行きそうになる善悪相殺というテーマを、どんな形であれ最後まで描きった点で個人的には傑作であると思う。作品プレイ後、心に沈殿する不快感。そしてその感覚に相対する清涼感。まさに善悪相殺に相応しい。

 PS.作中一番可愛らしいヒロインが三世村正であることは異論はないが、一番美人はばあや殿だと思う。異論のある人間にはパンツを履かせた上で江ノ島キックな!w

[ 2009/12/21 14:20 ] ゲーム | TB(0) | CM(0)

人生が夢なら 夢の終わりは何処に? 物語ならきっと 新しい夢 果てしなく続くんだ 真実へと

 
 ムダヅモ無き改革キャスト発表キターーーーーーーーーーー!(挨拶)
> プーチン:中田譲治

> プーチン:中田譲治

> プーチン:中田譲治

ジョージキターーーーーーーーーーー!ww


 実にティモシェンコ:佐藤利奈と共に素晴らしいキャスト(主に俺がうれしいといふ理由で)。しかしながら将軍は?将軍がいないよ?w この際、島田敏氏でいいよ将軍w(ボクの中のやられ役は全て島田敏氏で賄えます)。


・【感想】【小説】すべての愛がゆるされる島
すべての愛がゆるされる島 (メディアワークス文庫)すべての愛がゆるされる島 (メディアワークス文庫)
(2009/12/16)
杉井 光

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 太平洋の真ん中に浮かぶ、珊瑚礁に囲まれた名前のない小さな島。
 そこには教会があり、神父とわずかな島民が暮らし、訪れるどんな二人も祝福され、結婚式を挙げることができる。
 同性愛、近親愛、不倫愛、そこではあらゆる愛がゆるされる――その二人が、ほんとうに愛し合っているかぎり。
 その島を訪れる、父親と娘。それから姉と弟。
 ある者は愛の存在証明のために。またある者は不在証明のために。
 様々なものを見失って渇いた者たちの、いのちと時間がその場所で交錯する。
 常夏の楽園で結びつけられる、いくつもの、狂おしく痛ましい愛の物語。


 まあなんて言うか……あらすじを読む限りも、ラノベと呼ばれるジャンルの作品ではないと思う。これまでの杉井作品とは一風違った作風。新レーベルのイメージに合わせてくるあたりは、流石に小器用。その引き出しの多さに驚かされる。

 読んでいる途中である程度の叙述トリックには気づいてしまったのだけど、"あとがき"まで含んで1個の物語って作風は新しいな。おおよそのテーマというか本質は"あとがき"で全て語られており、いささか蛇足で穿ち過ぎかと思わなくもないけど、”電撃文庫で育った大人たちに贈る”ってレーベルのコピーを考えるならこれぐらいパンチの効いた事をやるのもありかと思う。

 内容的には、あらすじにも書いている通り"狂おしく痛ましい愛の物語"であり、愛を是としたい人にとっての存在証明と愛を否としたい人にとっての不在証明。愛と呼ばれるものがあるから是否が発生する以上、それは心の在り方の問題。この物語に登場人物する人物達はみんな"愛"と呼ばれるモノに呪われている。狂おしく痛ましい愛の連鎖に捕らわれている。もし彼らの呪いを解呪する術があるとするならば、それもまた彼らが狂おしくも痛ましく恋い焦がれた"愛"と呼ばれるものだけなのでしょう。その結果は美しくも切なく、それでいて力強い決意の結晶の象徴を持って作中で語られた通り。だからこれは"あとがき"が述べる通り、真偽の話であって偽命題から発生する真命題。真実ではない、偽りない"物語"と呼ばれるものなのでしょう。故に"すべての愛がゆるされる島"という奇跡のような島もきっとどこかにあるんでしょうね(いささかメタな話ではありますが)。


・【感想】【漫画】蜻蛉迷宮 2
蜻蛉迷宮 2蜻蛉迷宮 2
(2009/12/18)
不明

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 そうそう!もともと谷川流って作家は、こんな物語を好む気質だったんだと、涼宮ハルヒシリーズが一人歩きしすぎて忘れかけてたw 絶望系 閉じられた世界みたいな。だから涼宮ハルヒの人だからといって手にとって読むと痛い目をみますw つまり狂人の前では変人のパーソナルなんて消し飛びますよってお話であり、この世界に涼宮ハルヒが存在してたら、ホラー映画の開始5分で死亡するカップルのごとく消費されますよって訓戒。好奇心は猫を殺す。

[ 2009/12/18 17:19 ] 小説 | TB(0) | CM(1)

Please dont say “You are lazy” だって本当はcrazy 白鳥達はそう 見えないとこでバタ足するんです

 
 トナカイのソリで魔剣インメルマン・ターン! そんな夢をみた……(挨拶)
最近発売されたゲームを捌くのに必死で、段々と内容が混ざってきてる罠。装甲馴鹿カペラ?なんぞ……。

メディアワークス文庫が創刊されたので、さっそく杉井光氏の『すべての愛がゆるされる島』を読んでみる……なんぞこの村山由佳もしくは桜庭一樹の新刊のような内容w そして古橋御大の『龍盤七朝 ケルベロス 壱』……シェアワールド企画なのは知ってるけど、秋山瑞人氏の龍盤七朝DRAGONBUSTER同様に完結まで何年どころか次巻が出るのかすら危ういことを覚悟して読む必要あり。E.G.コンバットとかミナミノミナミノとか言うの禁止!w

これは予想できない。だって文だよ? 同じ平野でもいま流行りの綾とかじゃないんだよ? とりあえず平野文に謝るだっちゃ。そしてなにをやってる平沢進w

小魔女が活動無期限休止だ…と…。あまりにショッキングなニュースに全貧乳フェチが泣いた。儲である感情を差し引いても、大槍社長にはまだまだ業界を牽引していってもらわないといけないと思うので、早期に無期限休止から再起してほしいと願うところだけど、実際問題この時期に発表するということは、相当に再起は厳しそうな印象を受ける。僕たちにできることは、せめてシュガーコートフリークスが素晴らしい作品であることを信じて応援し続けることと、予想通り素晴らしい作品であったなら、一人でも多くの人に手にとってもらえるように宣伝していくことだけですね。

“変身”する印鑑。トランスフォーマー的なものを想像したやつの数→(1)


[ 2009/12/17 14:43 ] 雑記 | TB(0) | CM(3)

みー みー みるくちー みー みー みるくちー みるくちー みるくちー 好きだー

 
 なぜだ!なぜみるくちーハレルヤが収録されてないんだ!(挨拶)
いやまあ自分でもなぜだ?と言われてもねぇと思わなくもないがね。
でも、こだわり大切とても大事。



 ああ、いつ聴いてもこのやっつけ仕事が"ユキチ大好きなトークサボリ魔「S音様」"らしくて和む(そしてうちの更新もやっつけ仕事)。

[ 2009/12/16 17:41 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)

ありふれた理屈で 汚れた自由求めて 手を伸ばす度に傷ついて

 
 なにやってねん!w(挨拶)
いや早くですね……宇宙の中心のウェンズデイ~衝突時空世界~の単行本出せよッ!と小一時間ほど問い詰めたいッ! それこそH×Hなんて目じゃないですよ……なんせ"時の果てのフェブラリー"から20年も待ってんだよ!w


2009年最高のオンラインゲームを決める「Online Game Award 2009」発表,栄冠は誰の手に?
 とりあえずIN率を稼ぐために1垢に対してアイテムを入手できる臨時イベントなどの、あの手この手の裏工作が開催され、BOTが大量発生してしまい、普通にプレイしてる人がINすらできなくなるといふ、片手落ちどころか四肢全部落ちな状態となるだけの迷惑な賞なのでやめていただきたい。つか裏工作の入り込む余地のない公平なレギュレーションを規定してからやろうね!w


『CrossDays』発売日を延期致しました。 2010年1月29日(金)発売!
 大丈夫大丈夫!誰も出るなんて思ってないからw よしんば出たとしてギガパッチだと思ってるからw 安心してどんどんと延期するがよい!


源氏物語の同人エロゲー 「夢の浮橋 ~新釈源氏物語~」
 いきなりタイトルが最終巻54巻目なのはいかがなものだろうとw


[ 2009/12/15 17:03 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)

白い空 降りしきるその 光にも似たもの 溶けて消え行く

 
 ロリ・義母・ツンデレ・孕ませ・寝取られ・・・すべての萌えは源氏物語が産んだ!(挨拶)
んじゃ、すべてのジャンプ漫画原型はギルガメシュ叙事詩な! (ライバルを強敵と書いてともと呼ぶみたいな)w


・【感想】【ラノベ】ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス
ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)
(2009/12/10)
川原 礫

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 舞台を新たなVRMMOアルヴヘイム・オンラインに移して、再びキリトさんTueeeeeeeeee!な話。
レベル重視のSAOと違って完全スキル制で飛行アビリティありのALOでもキリトさんの爆進劇は止まることを知りません。"・・・・死んでもいいゲームなんてヌルすぎるぜ!!"と、規格外の強さを発揮する脳筋キリトさんマヂでチーター。マヂでパネェっス、キリトさん……BANされちまえ!w

 まあやっかみは置いておいて、SAOから生還した和人=キリトさんを待ち受けていたのは、最愛の人アスナの眠り続ける現実の世界。いまだ眠り続けるアスナを救うために、ALOというVRMMOでアスナらしき姿を見たという情報のみで、躊躇なく再びナーヴギアをかぶりALOの世界にダイブするあたりキリトさんの決意は半端じゃない。その反面、ダイブしたらダイブしたで、その世界での生活を出逢いを大切にするキリトさんの姿勢はこの物語のテーマの一つなんでしょうね。仮想とはいえ人の心が偏在してる以上、仮想と現実の間には不可分の領域があり、それを割り切って捨ててしまうことは、人間性の放棄に繋がるところがあると言うのは、現代社会のネットにおいても言えることです。川原礫作品(アクセルワールド然り)には、このような情報社会における社会風刺のテーマが愚直に込められており、結局は人の心を信じたいという願いが込められている。作品自体は極めてデジタルでありながらテーマはアナログなのが心地良い。

 それはさておき、今巻で特筆すべきは新キャラの妹・直葉でしょう。血の繋がってない兄妹であり、SAOから生還した義兄にほのかな恋心を抱くも、義兄はアスナに一直線。兄の心情を察して秘める恋心は日々に胸中を圧迫し、加えてALOの世界で知らずに義兄のアバターと出逢い惹かれていく。もうこれでもかッ!ってお約束記号の塊にニヤニヤが止まらなかった。キリト=和人、リーファ=直葉という関係をお互い知らない二人が知ってしまったときにどんなドラマが生まれるのか今からドキドキするよ。直葉ガンバレ!超ガンバレ! 自分はどうも、このように端から負け戦を強要されるキャラが同情票でトップ当選する勢いで大好きですw あと嬉しいのはSAO2巻で消えてしまったユイの復活ですね。キリトとアスナとユイ、この三人が再び邂逅できる日が実に待ち遠しい。とりあえず次巻はアスナの反撃から始まるのかな? ただ助けを待つだけなんて名実ともにヒロインなアスナさんには似合わないので派手にぶちかまして欲しいところですけど、次巻の発売は来年の夏かよッ!アクセルワールド同様にやきもきさせ過ぎだ! w


[ 2009/12/14 12:31 ] ラノベ | TB(0) | CM(2)

どうにもできないことがあっても最後まで目を閉じず 見守ってく勇気 それは遠い誰かの持ち物で僕じゃない

 
 しろくまベルスターズ♪査収!(挨拶)
PULLTOPと言えば夏であり、夏と言えばPULLTOPなので、冬を舞台にしたしろくまにはイメージ的に若干不安があったりするのですが、そこは丸谷&J・さいろーと言う変態紳士達を信じたいと思う。具体的には前作のてとてトライオンで変態成分が不足ガチだったので、今回こそは…ほなにー、シリアナード・レイに迫る変態っ娘の登場が望まれますw


・【感想】【ラノベ】イスカリオテ〈4〉
イスカリオテ〈4〉 (電撃文庫)イスカリオテ〈4〉 (電撃文庫)
(2009/12/10)
三田 誠

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 ノウェムが可愛らしすぎると判断するのが私です。
たとえ表紙絵で玻璃の方が大きく描かれてようとノウェムなのです。つかそろそろ玻璃の扱いの悪さにもらい泣きしそうな感ではあるけど、ノウェムが可愛いからいいや別にw

 今巻はシリーズ初の中編構成って事もあり、登場キャラの心情にメインを置いている印象。中でも主人公・イザヤをありのままに慕うノウェムさんの可愛らしさはプログラムが生むバグでは説明できない神秘ですね。基本この作品はかつての聖戦の英雄である兄・九瀬諫也のオルタネイティヴとして、英雄を演じることを義務付けられた弟・九瀬勇哉の本物に対して偽物の劣等感といった苦悩があり、ほとんどの人は勇哉を諫也と信じて接してくるわけです。ヒロインの一人であるところの玻璃の恋慕の情すら、勇哉に向けられたものではなく諫也に向けられたもの。真実を知っているカルロですら根っこは諫也の代用品という認識なのでしょう(腹の底はしれないけど)。その中でただ一人、ノウェムだけは、九瀬諫也ではなく九瀬勇哉が演じる九瀬イザヤとして受け入れて慕う。理屈ではない信頼。機械である身の彼女からはもっとも縁遠い感情ともいえる確かな心。人形らしから人形。このアンバランスさを僕たちはいつの時代も愛します。そういった意味で今回の中編は、イザヤを思いやるノウェムとノウェムを思いやるイザヤといった形が色濃く出ていて終始2828できました。もうほんとに玻璃の出る幕無し!(裏玻璃としてバビロンの大淫婦の方がまだヒロインしてるしなw)。

 物語の構造上、七つの大罪を模した獣<ベスティア>という目的・発生が極めて断定しづらい脅威に対して、防戦という手段を取らざる得ない主人公・イザヤ達といった構図なので、後手後手に回ってしまうのは仕方ないにして、前巻までは防衛都市としての第三新東京市特別指定数区・御陵市の設定が活きてなかったので、今巻の都市・人・断罪衣を纏った聖人の三位一体の戦闘は、ようやく設定が活きてきたなと思いました。

 中編とはいえ次巻以降の展開に多くの影響を与えることになった巻であり、バビロンの大淫婦に与えられた力がイザヤをいずれ獣<ベスティア>にしてしまうことや、裏人格であるバビロンの大淫婦の存在をイザヤに打ち明けた玻璃。バビロンの大淫婦へと変貌した玻璃を目の当たりにして、疑問を抱き始めるノウェムとラーフラ。そしてかつて倒した最大の敵・壬生蒼馬の復活と、事態はますます混迷の一途をたどる事に。次巻以降もハードな展開になりそうだけど、この救いのない救いを求める物語のカギは、やはり英雄の偽物と人ではない人形であるイザヤとノウェムの関係にかかってるんじゃないかなァ。とりあえずは今しばらくはイザヤとノウェムの微妙な2828関係を楽しみたい。


[ 2009/12/11 18:13 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

それは夢のような日々の中 貴方が笑ってる それだけでいい ただ傍にいるから

 
 よしきたバカだ!(挨拶)
そうそうコレだよ!このノリだよ嘘屋はw 久しぶりに力強いバカなライアーを見た。僕たちはこの嘘屋の変わらない力強さにいつの時代も魅せられる。これで恒例のミニゲームが㌧㌧紙相撲なシステムとかだったら、更にバカっぽくて素敵だと思うのだけど、ライアーなら冗談でなくやりそうではある。



・【感想】【アニメ】劇場版「空の境界」殺人考察(後)
劇場版「空の境界」殺人考察(後) 【完全生産限定版】 [DVD]劇場版「空の境界」殺人考察(後) 【完全生産限定版】 [DVD]
(2009/12/09)
坂本真綾鈴村健一

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 事前に思っていたことがすべからず杞憂に終わりました。
こちらが想像していた上を行く完成度。繊細にして精緻でありながら力強い決意の結晶。シリーズ最終章、総決算だけあって力のあらん限りを振り絞ってきたなと思う。もちろん改変されてるところや削られているところはあるのですけど、違和感をもたらすほどのものではなく、ほぼ完全に原作を再現してと言っていいでしょう。実際のところ、この物語を再現する上で枠を大きくとれる劇場版って形態は、この殺人考察(後)という物語にとっては最高と言えるでしょう。この物語は一気に中座することなく、流れるように謡うように視聴しなくてはいけない物語だと思います。些か穿った言い方をすれば、この章題に限ってはポエムみたいなものなので。そういった意味ではあらゆる面で恵まれた作品だったと言えますね。作り手的にも、視聴者的にも、時代的にも。

 アニメ作品として純然に評価するなら、失礼ながら前作まではすべからず音楽に振り回されてたところがあったように思えていたのですけど、ここに来てようやく映像が追いついたって印象ですね。梶浦由記という才人の奏でる音は、あんなに静謐なのに暴力的なんですよ。劇場版という通常のアニメ枠より一段上の高級感を醸しだすにあたって、実に効果的ではあるのですけど……映像すらも喰ってしまう(ここら辺のガチな人をもう一人挙げるとすれば天門タンだと思うのですが、それはまた別の話)。本当に失礼なもの言いだとは思うのですが、前作まではこの映像と音楽の殴り合いに映像が一方的に凹られてた印象がありました(強いて言えば、健闘してたのは第四章の伽藍の洞かなァ)。今作で言えば、まったく負けてないと言うか……勝ちとか負けとかじゃなく映像と音楽の融合がこれ以上なく果たせてます。おそらく自分が小説版の空の境界を再読するとしたら、もう脳内で梶浦由記メロディが再生されるに違いありません。とりわけ全章の中でも緩急の激しい章題だと思う殺人考察(後)のエピソードで、よくぞ此所までの映像と音楽の融合を果たせたなと惜しみない賞賛を贈りたい。逆に言えば此所までやらないとこのエピソードは映像化出来ないって事でもあるんだけど。

 この物語は結局、青い鳥みたいなものだと思う。本当に求めてるモノはすぐ近くにあるのに、旅をしなければ手に入れる資格を得ることができない通過儀礼。式と幹也……それと夢を見ることが誰よりも好きだった、夢を見ることしか赦されなかった、いまはもう居ない少年の護りたかった夢の結晶。もっと端的に言えば……五十音のひらがな最初の二文字、もしくは漢字一文字で顕される物語なのでしょう。

 個人的にちょっと残念だった思うところ。殺人考察(後)って明確な章題を唱ってるから仕方ないのかも知れないけど、アーバンタイトルである『空の境界』がなかった事か。式と幹也の物語が殺人考察(後)で綺麗に終わっている以上、『空の境界』というエピソード自体は蛇足であると判断する人がいるかもしれないし、個人的にも蛇足ではあると思ってはいます。ただ自分は足のある蛇の何処が悪いの?って人間なので、奈須作品における箱庭世界を閉じる意味のエピソードとしては収録して欲しかったなぁと思う次第。あのエピソードをもって空の境界という作品群は完全なる閉じた輪として完結すると思っている。実際問題としてエピソード自体が短編どころか掌編なので、今後映像化ってのも難しいだろうなァというのがある。同人で公開された未来福音を映像化でもしない限り。実にそれだけが残念と思う反面、ひょっとしたら再び何かの機会で空の境界が作られることになる可能性に期待できることに、待つことが出来る可能性に胸を高鳴らせるべきか。

[ 2009/12/09 11:47 ] アニメ | TB(0) | CM(2)

この輝く時間をわたしは忘れない 扉の向こう嘆きに満ちてても

 
 らっきょ7巻査収!(挨拶)
前巻の忘却録音のデキのせいで、かなり不安ではあるけども……締めくくりのエピソードでもあり、一番好きなエピソードでもあるので、これから速攻で視聴する所存。

 
・【感想】【漫画】よつばと! 9
よつばと!  9 (電撃コミックス)よつばと! 9 (電撃コミックス)
(2009/11/27)
あずま きよひこ

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 相変わらず表紙のクオリティが素晴らしい。これはもはや1コマ漫画と呼んで差し支えないレベル。そしてあえてこの巻にサブタイトルを付けるとすれば……ジュラルミン大地に立つであろうかw

[ 2009/12/08 19:50 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

やがて光も影も 檻の向こうに囚われて 車輪に押し潰されても 気高きあの花のように

 
 恒例のおざなりJC感想!(挨拶)
感想にすらなってないあたり、消費される資本主義の哀愁を感じていただければ幸いかと思う(それっぽい事いって誤魔化してみるテスト)。


・【感想】【漫画】ONE PIECE 巻56
ONE PIECE 巻56 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 巻56 (ジャンプコミックス)
(2009/12/04)
尾田 栄一郎

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 おーいボン・クレー俺だー! 俺のボン・クレーが……;;
ボンちゃんがいい奴すぎて、涙なしに読めない。ワンピースで一番好きなキャラかもしれないボンちゃん。それはさておき、海軍三大将のモチーフが有名俳優なんだから、イワさんのモチーフは美輪とか美川とかのビューティビーストでもよかったんじゃない?と真剣に疑問視してる俺ガイル。あと、いまだに赤犬のモチーフが誰なのかわからない俺がいますが、日常生活に支障をきたすわけでないので放置してます。

 これを期にワンピース史上でも最大の交戦になる白ひげ海賊団+ルフィー達vs海軍の抗争に雪崩こんでいくわけですが、これがまだ中盤の山ってあたりが、この作品の凄さまじいところでしょう。本誌では白ひげ、映画では金獅子と言う旧海賊時代の象徴から新時代の海賊世代に代替わりしよとする節目ともいえる時期であり、ますます目が離せない展開となってますね。このテンションと面白さをずっと維持できる手腕には脱帽と言うより仕方ない。


・【感想】【漫画】BLEACH 42
BLEACH 42 (ジャンプコミックス)BLEACH 42 (ジャンプコミックス)
(2009/12/04)
久保 帯人

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 いいですか?これがグダグダと言うものですw
いやほんと何を目指して何をしたいのかがわからない。強いて笑いどころを挙げるなら、No.1ことスタークの解放後のカッコがなんでそんなロックスターやねん!ってところかw


・【感想】【漫画】トリコ 7
トリコ 7 (ジャンプコミックス)トリコ 7 (ジャンプコミックス)
(2009/12/04)
島袋 光年

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 古代の食宝(リーガルマンモス)編終了。
実際問題として、バトってるより食材探して調理してるエピソードの方が楽しいので、美食會の皆さんには必要以上に登場してほしくはないのだけど、いきなり登場してるなァ……。基本美食會との食材争奪戦になってくると飽きてくるので、そこら辺をどう飽きさせないかが今後の課題。それにしても宝石の肉はどう見ても生での実食です……せめて火を通そうぜw


・【感想】【漫画】めだかボックス 2
めだかボックス 2 (ジャンプコミックス)めだかボックス 2 (ジャンプコミックス)
(2009/12/04)
暁月 あきら西尾 維新

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 西尾作品における十三という数字はとりあえず異能集団でFA。
上から目線性善説に対する見下し性悪説……その究極系は海賊女帝ボア・ハンコックの相手を見下しすぎて逆に見上げているであろうか……どうでもいいかw その実、喜界島もがなが可愛くてしかたないと思っているのだが……なぜだろうと考えた時に水着常着といふ絵本園樹に行き当たり、妙に納得した自分がいるがそれはまた別の話。とりあえず十三組に軍艦島って名字の美少女キャラでもいれば10週ぐらいなら寿命が延びると思うのだがいかがであろうかモナムー? しかし十三人も敵を出したら、一人か二人ぐらい車に轢かれて戦う前にリタイアしそうなのが西尾作品なので、十三組の十三人はガタガタ震えながらお祈りをするとよいw


・【感想】【アニメ】紅 kure-nai4巻『電波的な彼女~幸福ゲーム~』アニメDVD付予約限定版
紅 kure-nai4巻『電波的な彼女~幸福ゲーム~』アニメDVD付予約限定版 (ジャンプコミックス)紅 kure-nai4巻『電波的な彼女~幸福ゲーム~』アニメDVD付予約限定版 (ジャンプコミックス)
(2009/12/01)
片山憲太郎・山本ヤマト

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 いつものように紅4巻の感想をそっちのけで電波的な彼女の感想。
これは前巻も同じだけど、わずか42分という尺の中で300ページの文庫内容を綺麗にまとめてる印象。もちろん物理的に詰め込めないシーンもあるので削られてる描写もあるものの、ポイントの取捨がしっかりしてるので雰囲気を損うことなく安心して観れました。むしろシェープアップされてるアニメ版の方が初見さんには内容が伝わりやすかもしれませんね。

 片山憲太郎作品全般に漂う、現実の世界よりも小指一本分ぐらい歪んでいる世界観。人の歪みが世の中を狂わせ、世の中の歪みが人を狂わせる、救いがたき負の連鎖。とりわけ今作の原作である幸福ゲームは色濃く出ていると思う。幸福の総量を一定の物と仮定して、他者が不幸になればその分の幸福が自分の物になる。常識的に考えてそんな単純な二元論で語れるわけはないのに吐き出された狂気は、劣化しながらゲームという遊戯に形を変え伝搬される。遊戯に罪悪の感覚はなく、その時代の流行のように処理され受け入れられる。それが流行り病の温床であることに疑いを持つことすらなく文字通り流されて行く。事後の罪悪の行きどころすら、みんながやっていたからと流される。短い時間ながら、ここら辺の歪みの雰囲気を内容だけではなく、極めてフィルターリングされた映像をもって伝えようとする手法は成功していると思う。視聴していて極めて不安で嫌な気分になる映像、魚眼レンズを覗いて見てるような違和感。この作品を語る上で効果的に作用している。まるで蠅がカメラのレンズに集るような描写は、多少病的ではあると思うけど効果的だなァ……。観ていて気分がどんよりしてきたw この歪みの描写があるからこそ、柔沢ジュウという極めて普通の感性(異端だらけの中の普通という異端)を持ったキャラの行動理念が映えるわけです。ジュウの周りには異能の人間が集まっても、ジュウ自身は異能であってはならないし、一般人として物事の解決を求められる。周りが異常な分、多少へタレな印象を受けますけど、彼の苦悩と受難がなければ、この物語は成立しないって意味では、色んな意味で大変な主人公だなァと思います。そんな彼を支えるには雨のような娘じゃないと無理というか、実にお似合いの二人ですね。ここら辺の感覚は原作よりもアニメ版の方が色濃く思えます。ラストの雨の泣き笑い顔は、ホントに前世からの絆って電波な言葉を信じたくなる顔でグッときた。実にすばらしい。

 値段的にもデキ的にもコストパフォーマンスが素晴らしく、紅や原作小説が好きな人にはお薦めしたい作品ですね。個人的にはまだ映像化されてない2巻の"愚か者の選択"も映像化して欲しいと願うけれど、幸福ゲームの映像化以上に倫理的に難があるので難しいか? なんとか頑張って映像化に漕ぎつけて欲しいなァ……。


[ 2009/12/07 14:09 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

願いを断ち切る術はどこにも無く 赦す者は本当は 心に棲んでいる

 
 師走前の準備でリアル忙しかった(挨拶)
これがリア充?とか頭をよぎったけど……忙しさに殺されると書いて忙殺と呼ぶような状態はリア充とは言わないはず。とりあえずコンスタントに軽るめの更新だけでもしていくクセをつけていきたいと思うんだけどねぇ……思うだけで終わるに花右京の命を賭けるぜ!(花京院と花右京って字面似てるよね)。


・【感想】【ラノベ】僕は友達が少ない 2
僕は友達が少ない 2 (MF文庫J)僕は友達が少ない 2 (MF文庫J)
(2009/11/21)
平坂読

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 人の夢と書いてはかない。前巻であれだけ は い て い た ! ヒロイン達が今巻ではまったく は い て な い ! これは由由しき問題ですよ! 僕友のヒロインたる者がは い て な い !なんて、クリープを入れないコーヒーと同じですよ! 返し技のないジェシー・メイビアですよ!(誰それ?) そんなわけで次巻はどしどしとはくように、いや…吐くなんですけどね。

 まあ吐く吐かないの問題はおいておいて、2巻も安定して楽しめました。1巻じゃ顔見せ程度だった邪気眼妹とイラストだけあったけど出番の無かったロリシスターと天才変態少女も隣人部のメンバーとなり、やっとメインメンバーも出そろい物語も本格始動ってところ……なのに1巻とやってる事がなんら変わらないあたり実に平坂読作品。とりあえず肉がレイープされるのは毎巻の恒例にするといい。どいつもこいつも美少女(約一名おとこの娘)なのに、すべからず残念な、中身がガッカリ美少女達と主人公・小鷹のコミューンはすでに友達と呼べる関係なんだけど、いままで友達が居なかった彼ら彼女らにとって認識出来ないのがいとおかし。

 物語的には友人を作るためのシミュレーションを試行錯誤する隣人部の面々がメインで、恋愛関係につていは亀速度だけど、ゆっくりと地堅めしてほしいですね。メインどころは夜空と星奈になるんだろうけど(夜空の私服がボーイッシュなイメージだったのは、夜空の正体が小鷹のかつての親友って伏線の延長なのかね?)。新キャラの理科はちょっとねぇ……恋愛対象にするにはベン・トーの白粉並に対象にならない痛々しさがねぇw つかこんな美少女に囲まれてウハウハ状態の小鷹には友達なんていなくていいよ!(ああ、でも小鷹の……友達が居なかったから学校終わったら家に直帰→夕方4時ぐらいにやってるお笑い番組の再放送が見るってコンボはわかりすぎるぐらいわかる……俺も友達居なかったから中学生時代orz)

[ 2009/12/03 12:10 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ふきにゃ

Author:ふきにゃ
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