もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)
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花舞うあなたの空に 命よ息吹いて 安らぎの色に スベテ ヲ アゲルヨ… 泣かないで ふたりの時が始まる

 
 処女はお姉さまに恋してる ~2人のエルダー~をゲト(挨拶)
人気シリーズの続編ってこともあるけど、意外に難民が出そうな雰囲気。梅田界隈ではヨドバシカメラにしか置いてなかったなァ(ソフマップ、信長書店、虎の穴、ゲーマーズ全滅してた)。

 とりあえず、ちょっと前から読み始めていた『櫻の園のエトワール』も読み終わったので準備万端なんだけど、ソラニカエレやこんそめが終わってないorz ちなみに櫻の園のエトワールを読んでいない人は2をプレイする前までに読んでおくと得した気分になると思う(2のメインメンバー達の過去話な側面が強いので)。

 
・【感想】【漫画】魔法少女リリカルなのはMOVIE1st THE COMICS
魔法少女リリカルなのはMOVIE1st THE COMICS (ノーラコミックス)魔法少女リリカルなのはMOVIE1st THE COMICS (ノーラコミックス)
(2010/06/30)
都築真紀

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 結局、劇場版を観てないのだけど、 長谷川光司氏の描くなのはシリーズのコミックは、いつも事件の隙間や舞台裏を描く構成なので、本作もその要素が色濃く出ていると思う。どちらかと言えば、PT事件の顛末をなぞるのではなく、高町なのはとフェイト・テスタロッサいう二人の少女の心理的な始点であり原風景の物語。

 それにしても、高町なのは(9歳)の慟哭は凄いなw 自分の本当にやりたいことが見つからない。家族や友人に囲まれた今の生活に不満なんてものはないにもかかわらず、何故かパズルの1ピースがどこを探しても見つからないような焦燥感に胸を焦がし慟哭する。それもそのはずで、彼女は文字通り空を飛ぶために生まれてきた生き物。彼女が得体の知れない焦燥感から慟哭の雄叫びを上げた時点で、彼女の住む世界に高町なのはという少女の求めるものは存在していない。人は大地に、魚は水に、鳥は空に、全ての生き物には生きる舞台が在るのが当然なのに、生まれながらにして高町なのはという生き物は、本質的に生きる舞台ではない世界に生まれてきてしまった。高町なのはという少女の焦燥感は、彼女にとってこの世界が酷く空気の薄い息苦しさを感じるものだったからなのでしょうね。それを本能的に感じて慟哭をあげるおまいはホントに9歳かよ!w ここら辺のなのはさん異常異端のベースは、昔からほんと一貫しているなァw きっと都築氏は自身の日常生活において、なのはならどう考えてどうするかの脳内シミュレートがもの凄い勢いでなされてるのに違いないw

 なのはとフェイト。このどちらも危うい生き方の二人が、お互いの欠落とよんでもいい隙間をお互いの存在で埋める始まりの物語の顛末はファンにとって、ある程度周知の物語ではあるのだけど、精神的に掘り下げたって意味では面白いコミカライズだと思いましたね。


・【感想】【漫画】ef-a fairy tale of the two 9
ef-a fairy tale of the two 9 (電撃コミックス)ef-a fairy tale of the two 9 (電撃コミックス)
(2010/06/26)
雅 樹里

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 第三章が終わって第四章に突入。個人的にこの作品で一番好きなヒロインというかヒーローこと羽山ミズキのスクランブルですw

 minori作品のツインテールもしくはサイドテールのキャラはなんというか祝福という名の呪いをかけられたかのような白々しい眩さがあるというか、その白々しいまでの輝きで他者を照らし、照らされた人々はその眩さから瞼を灼かれ、影を浮き彫りにされてしまうわけです。ツインテールやサイドテールは天使の羽の象徴かなにかなのか? minori的に?w

 ほんとにするりと他者の心の深いところに入り込み、相手が隠しておきたい真の弱音を引き出してしまう。後の第五章のエピソードで語られることになる話ではあるけども、天使に救われた最初の一人の羽山ミズキは、その救われた命の使い方を間違えたりはしない。その命の輝きで彼女の世界を照らし続ける。落ち込んだり、悩んだりはすることはあるけども、彼女は本質的には誤らない。ミズキに見初められてしまった久瀬さんには、多少のやっかみもこめて、ご愁傷様としかかける言葉はねぇーわなw せいぜい久瀬さんは希望に恐怖して、絶望に逃げることもかなわず、泣いて笑って命を繋ぐために命を燃やしつづけるがよい。ほんと祝福という名の呪い。無自覚に残酷すぎる厳しさを与えるのに、誰からも愛されるミズキは無敵というか反則な存在だなァw


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[ 2010/06/30 15:53 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

ありがとうすべての終わりに さよならぼくの宝物 どんな光さえ当たらない場所で じっと待ち続けてたんだよ 僕ひとりになるまで

 
 ボチボチと『Soranica Ele-ソラニカ エレ-』をプレイ中(挨拶)
なんとか小夜戸さや√をクリアしたところ。今のところ残念ながらもソラニカエレ!と揶揄することもなく、それなりに楽しんでプレイしてます。終末を前にして各ヒロインごとにテーマとなるものを掘り下げていく(さやさやの場合は日常)って印象なんだけど、世界観が異常なので1キャラ攻略したところで全然全貌が見えない(ヒロインとして小夜戸さやって少女は文句なく可愛かったけど)。全貌を見ようとするならゼノビアとオフィーリア先輩√ぐらいクリアしないとダメなのかもしれない(構造的に隠しヒロインも居そうだ)。

 ただ難点はタペストリー以降のlightゲームお得意の動作の不安定さ。二回に一回ぐらい起動しなかったり、稀にフリーズしたりする(うちのPCが悪いのか?)。確かにフルHD対応の画面は綺麗だけど、怒りの日ぐらいのエンジンが個人的には丁度いいと思う(テンポ優先派)。あとやたらフラグ立てるのが難しいと思うんだ、このゲーム。未だに1キャラしか攻略出来てないのは、ヒロインフラグが立たずに親友BADみたいなENDにばっか直行しちゃうから……攻略順番でキャプでもかかってるのかしらん?


・ABの話。最終回まで観終わって思ったことは、なんだかんだ周りの人間と一緒に、天使ちゃんマジ天使!と叫ぶのが一番楽しかったんだと思う。まあ尺不足と言うよりは尺の無駄遣いをした作品だったと思うw もしこれが2クール(26話)あったとしても無駄遣いしたことでしょうw そして我々は思う……ゆりっぺとはなんだったのか? TKとはなんだったのか?w

 Angel Beats!の名前通りな音無くんと奏の関係なんかは、ほんと心音のように心地よい響きなんだけどねぇ……なんだろう全体を通して俯瞰してみるとこの釈然としないもどかしさはw ラストの考えるな感じろッ!!的な終わり方(TVA版爆裂ハンターの最終回かと思ったw)が拍車をかける。結局、彼等SSS団の消え様に説得力がなかったことがこの座りの悪さの原因なのかねぇ? そんなに消えないとダメ?みたいな。死者は死者の世界へが摂理だから? それは道理ではあるけども、そんな説得力を得る前に時間制限が発動しちゃうからもうw いや別にゆで理論みたく玉4つ揃えば復活できるとか(そいやCLANNADは玉集めてウパーだったなw)、ドクターボンベに人工心臓移植されたら生き返れるとか、そんな無理を通せば道理が引っ込むな展開を期待してるわけじゃないんだw 単に落としどころが欲しかっただけなんだw

 やっぱり思うんだけど、この作品は心理描写や世界観をより深く掘り下げることの出来るゲーム形式でやるべきじゃなかったのかなァと思う。だーまえ先生がスロースターターってのもあるけど、トコトン無駄をやってもまだ尺が残るゲーム形式だったらまた違った印象を受けたんじゃないかなァ(ゆりっぺもヒロインになれたんじゃないかなァw)。TV版のラストの奏に持ちかけた提案も選択肢にしてしまえば、奏True Endと奏Good Endに出来るしね。まあ今更詮無きことだけどw

 まあ、なんだかんだと小言を言ってるけど、ワイワイと色々考察したり、ワイワイと何も考えずに「天使ちゃんマジ天使」と叫んでた時間は確かに楽しかったと言えるので、それなりには満足してるんですけどね。鍵儲の自分としては手放しで誉めるのもどうかと思って言及してみた。


・【感想】【ラノベ】Re(アールイー): バカは世界を救えるか?
Re(アールイー):  バカは世界を救えるか? (富士見ファンタジア文庫)Re(アールイー): バカは世界を救えるか? (富士見ファンタジア文庫)
(2010/06/19)
柳実 冬貴

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「お前―ボクを助けろ」光一の胸に飛び込んできた美少女は、理由も言わず命令した。子猫のようにか細いその声は、槍となって光一の頭を貫いた。「―任せろ!」光一は全身で叫ぶ。俺はずっと、この瞬間を待っていたんだ…!―佐藤光一は“特別な存在”や“非日常”にあこがれる17歳。カラコン仕立てのオッドアイや意味深な台詞回しで自作自演に余念はないが、ごく平穏な日々を送っていた。だが、金髪碧眼の美少女アルルと遭遇したことで念願の異能バトルに突入!なのに光一が授かった異能は激ショボで!?夢追人最強伝説、始まる!のか―。


 中二病、邪気眼でセカイ系?と思わせておいて、ホントに異能バトルな物語。中二病患者の光一くんが待ち望んだ非日常は彼の想像を超えるへビィさで、手にした力は想像を超えてポンコツ。なかなかに考えぬかれた設定だと思う。中二展開を熟知した主人公が中二展開に巻き込まれ、思い描いた中二展開と現実に手にした力とのギャップを埋めるべく一生懸命に努力する実は熱血モノだったりする。サブタイの"バカは世界を救えるか?"を逆説的に言うならバカじゃないと世界は救えない、救おうとは思わないってところか。

 作品に登場する異能力者の能力も面白い。当人達にとって皮肉な力であったりトラウマを源泉とするものなのに、しっかりとアンチテーゼとよばれる当人達が望んでない代価を求められる(炎が怖い人間は炎を使え、代価として炎のトラウマを刺激させられる悪夢をみるみたいな)。この能力とアンチテーゼによって敵や味方の人間性を掘り下げることが出来き、なおかつ光一のショボい能力(≪付焼き刃≫という、相手のアビリティを超絶劣化してコピーする力)でも、つけいる隙があるって設定は素直に上手いなァと思います。この設定が更に光一とヒロイン達(今のところアルルとロリ宮の二人)との精神的交流としてラブコメの切り口にもなってるのだから、ホントに上手い設定だと思う。自分の知る限りで中二病を題材のしつつ、1周半回って中二病作品特有のメタさを消し飛ばして王道にしちゃった作品は、この作品を除いて知らないなァ。

 なんにせよ、久しぶりに富士見で楽しみなシリーズが出てきたと言うか、富士見ファンタジア文庫というレーベル的に若返りが始まったのかな? と予感させる作品。この情けな格好いいヒーローの光一くんがガムシャラに頑張る姿を末永く見守りたいと思える、実に続きが楽しみシリーズですね。

 なぜか新作なのにPVとかあるんで貼っておくw
 



[ 2010/06/28 15:32 ] ラノベ | TB(0) | CM(2)

優しさだけじゃ愛は奪いきれない そう誰か傷つけても 君の笑顔だけは譲れない

 
 ソラニカエレ!買ってきた!(挨拶)
光輪の町、ラベンダーの少女の途中なんだけど、いまいちノリきれないので後回し(積みフラグだな)にして、Soranica Ele→こんそめbitter smile.処女はお姉さまに恋してる ~2人のエルダー~ の順番でプレイしようと思う。Soranica Eleプレイ後にソラニカエレ!と叫んでなければいいなァ……と切に願うw(light作品は油断できないからなァ)。

 
・【感想】【ラノベ】IS <インフィニット・ストラトス> 5
IS <インフィニット・ストラトス> 5 (MF文庫 J ゆ 1-5)IS <インフィニット・ストラトス> 5 (MF文庫 J ゆ 1-5)
(2010/06/23)
弓弦イズル

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 TVアニメ化も決まり絶好調なIS。ガツンと先輩キャラで最強生徒会長な新ヒロイン・更識楯無(さらしきたてなし)登場w これまでのISヒロインズの皆さんは、一夏を振り回してるように見せかけて、実のところ一夏が振り回してた(むろん本人は朴念仁なので無自覚)ところがあったのだけど、この作品で初めての歳の近い年上お姉さんキャラってことで、一夏もヒロインズもいいように振り回されてる姿は新鮮ですね。無敵姉の千冬姉とは違った意味で、最強おねーさんな楯無さんのキャラは、一夏達の良き導師として物語牽引してくれそう……無理矢理気味にw

 基本は新キャラの楯無さんに翻弄されながら、いつもどおりのドタバタの日々なんだけど、やっぱりシャルがかわいいなァ…前巻は執事服だったのがご不満だったのか今巻ではメイド服着れて喜ぶシーンとか、一夏と一緒に文化祭を回る順番を決めるジャンケンで一番手を勝ちとって、「えへへ」とはにかむ姿とかたまらない可愛らしさ。やっぱラウラとシャルは優遇されてると思うんだ。それに比べて箒(ファースト幼なじみ)、鈴(セカンド幼なじみ)、セシリア(ファーストライバル)……もっとガンバレよ!w 特にセシリアの冷遇は改善の余地ありというか、最近の能力の伸び悩みと共に、一皮むけるエピソードが次巻あたり控えてそうな感じだなァ。それっぽい伏線張ってるし。

 ISだと今回登場した、楯無さんのミステリアス・レイディがデザイン的にも性能的にも秀逸だなァ。作中ISの中で一番好きかもしれない。楯無さんの能力と合わさって反則くさい性能だけどもw

 今巻ラストに登場した秘密結社『亡国機業』(もっとマシな名前なかったのかよw)の動向も気になるけど、それ以上に千冬姉をねえさんと呼ぶ亡国機業のメンバーの一人エムが気になる。再び姿を消した束の動向に、姿を現した亡国機業。物語的に嵐が近づいてきた感じですね。


・【感想】【漫画】とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 5
とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 5 (電撃コミックス)とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 5 (電撃コミックス)
(2010/06/26)
鎌池 和馬

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 学園都市第1位の超能力者vs.学園都市第3位の超能力者。学園都市第3位の超能力者vs.学園都市第4位の超能力者。と戦闘的な見所(アクセラレータの場合は一方的だけど)が多い印象を受ける今巻だけど、特筆すべできは、学園都市暗部組織の一つ"アイテム"のメンバー、フレンダの活躍ですかね。おそらくコレが彼女の最初で最期の見せ場w どうもフレンダさんは運が悪いというか……相対する人間との実力差に開きがありすぎるわな。その実力差を埋めるために知恵を絞り、策を弄して頑張るスタイルなんだけど、絶対的な力で策ごとへし折られるフレンダさん涙目。ガンバレ!フレンダさん、頑張ったところで未来は暗黒だけど。

 原作ではいまや主人公(浜面仕上)を執拗に追い回すホラーキャラと化している学園都市第4位の麦野沈利さんだけど、この頃はまだ人間味があるなァ。能力的にも超電磁砲(レールガン)とかみ合わせのよい、原子崩し(メルトダウナー)との対決は、美琴側にハンデがあった対決とはいえ見応えがあった。そして後のゾンビキャラっぽい不死身さというかしぶとさを垣間見せるのは流石(ほんとにこれに執拗に狙われることになる浜面さんには同情します)w

 原作小説の3巻目、妹達(シスターズ)のエピソードの裏側といえる、美琴視点での物語もそろそろ終局かな。美琴の目の前に顕れた絶対に勝てない壁の一方通行。次巻以降、その壁にこれから挑むことになるヒーローとの邂逅。彼女のこれまでの物語は、苦戦もあったし精神的に辛かったこともあったけども、絶望を感じたことはなかったわけですよ。このエピソードをもって彼女は初めて敗北を知り絶望に沈む。彼女の抱く絶望という幻想をブチ壊したヒーローの輝きに瞼を灼かれ、その胸にヒーローの輝きを宿すわけです。このエピソードは彼女が真のヒロインとなる通過儀礼なんでしょうね。


・【感想】【漫画】祝福のカンパネラ バルツァーレ!トルティア姉妹!1
祝福のカンパネラ バルツァーレ!トルティア姉妹! 1 (MFコミックス アライブシリーズ)祝福のカンパネラ バルツァーレ!トルティア姉妹! 1 (MFコミックス アライブシリーズ)
(2010/06/23)
候之奏枝構成協力/唯人

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 カンパネラのコミカライズ作品を買うにあたって、あえてトルティア姉妹が主人公のエピソードをチョイスしたのに理由も理屈も要らないんです。あえて言うならトルティア姉妹でゴーレムだからでいいよ、もうw

 というわけで、トリティア姉妹です。どこを切ってもトリティア姉妹とゴーレムです。本作じゃサブキャラなのに存在感ありありすぎるのがトリティア姉妹。どんだけおまいはトリティア姉妹好きやねん!と言われても、好きなんだからしゃーないべ!(あー、あとニナさんも好きです)。

 内容自体は姉より1cmバストの大きい妹が姉を玩具気味にいぢりたおす漫画としか言いようがない、カンパネラをプレイしたことがある人なら、おなじみのゆる~い空気のいつも通りのトリティア姉妹。レスターさん達とトリティア姉妹の絶妙なバランスの空気が心地いいね。抱腹して笑うとか、萌えに悶えるとかの作品じゃなくて、ポカポカとあったかい空気にニヤニヤとする作品なんだと思います。


[ 2010/06/26 00:00 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

揺れる心 それが罪なら 生きることは 罰だと言うの

 
 たまたま通りかかったから聖地巡礼してきた(挨拶)

聖地巡礼

 SOS団の集合場所の北口駅前なわけですが、大絶賛工事中だったなァ。なんか駐輪場になるらしい……おめでとうキョンこれで自転車撤去されないねw


ApRicoTが高度な釣り針を用意していた。魔法少女・毘沙門天使……そんな餌に俺がクマーーーーー!w


・そしてその頃、角砂糖が甘いんだか甘くないんだがよくわからない餌で釣りを開始していた。まさかの合衆国日本!!!w つか、東と西の分断統治……それなんて群青の空を(ry

 感覚的には銀英伝の同盟vs.帝国に挟まれたフェザーンが舞台ってイメージか。


・【感想】【TRPGリプレイ】ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・デザイア(2) 残影の妖都
ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・デザイア(2)  残影の妖都 (富士見ドラゴン・ブック)ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・デザイア(2) 残影の妖都 (富士見ドラゴン・ブック)
(2010/06/19)
加納 正顕F.E.A.R.

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 とある雨の日に生まれた小さな友情。
 それは、雨に濡れた子犬がとりもったものだった。
 次第に芽生えていく絆。しかし、それさえも激化する戦いの中に飲み込まれていく。

 時を同じくして起こる、無差別なオーヴァード殺傷事件。奇しくも、事件の影には牙を剥く犬たちの姿があった。
 果たして彼らは憎むべき敵か、それとも、最良の友なのか……。


 PC全員が悪の組織ファルスハーツに所属する異色リプレイシリーズ、デザイアの第2巻がいよいよ発売。
 あらゆるものを切り捨て、弟のために戦い続けるミユキ。心酔する『お母さん』のため、道具になりきる天真爛漫な少女、朱香。鬱屈したものを抱えながら、失った力を取り戻そうと願う晃士朗。飄々とした態度の裏に捨てきれない人間味を隠す最強の男、九鬼。それぞれの「欲望」を叶えるために戦う彼らの物語は、この第2巻で急展開を迎える。

 執筆は、『神曲奏界ポリフォニカRPG』リプレイの執筆などを手がける“加納正顕”。プレイヤーには、ダブルクロスのデザイナー“矢野俊策”、小説家の“三田誠”、漫画家の“合鴨ひろゆき”、そして声優の“若林直美”を迎えた豪華布陣!

 果たして、錯綜する「欲望(ねがい)」がもたらすものとは……。


 こりゃまた嫌らしい話を持ってきたもんだw
前巻のリプレイを経てキャラクター性が固まりすぎたぐらい固まったPL達にかける揺さぶりがパネェ!(特にミユキと朱香に対して)。この善意溢れる悪意ってGMをやる醍醐味だわなw 特に今巻でGMの標的になったのは、若林直美さんが演じる大門寺朱香。典型的なFHチルドレンとして、FH『神曲』セルリーダーの"プルガトーリオ"永石美奈子を母親として傾倒する朱香。彼女の欲望(ねがい)はただ一つ、お母さんの役に立つこと。その朱香の欲望(ねがい)を揺さぶるかのように、お母さん以外に大切なものが出来たときに朱香はどうするのか? もし大切なモノと敵対することになったら、どちらの大切なモノを選べばいいのか?をぶつけてくるGMはマヂ外道w まあ、しかし実に揺さぶり甲斐があるというか、GMも若林さんの尋常ならざるロールプレイ力を信じて難度の高いロールプレイを要求してきたモンだ! あまりの追いつめっぷりに若林さんリアル泣いちゃったじゃないか!(そこまでPLがキャラの心情とリンクしちゃうのは、GM冥利に尽きる)w

 ミユキはミユキで至高天に取り込まれた弟を救うためにどんどんとソリッドになっていく印象を受けるなァ。晃士朗は失った力と矜恃を取り戻すため、"プルガトーリオ"の飼い犬に身を堕としても、虎視眈々とその牙を研ぐ。いつでも喉笛を食い千切れるように。九鬼は助けたい少女の姿を朱香とミユキに投影し彼女らを導こうとする。ほんと、欲望(ねがい)が源泉となる彼らの行動理念はデザイアの名にふさわしいなァ。欲望(ねがい)が錯綜するこの場所で、果たして彼らは欲望(ねがい)を希望(ねがい)にすることができるのか? それとも欲望に飲まれてしまうのか? この物語の着地点がどのような地平に辿り着くのかは、実に先が読めずに楽しみ。

 P.S.いつもだとオープニングフェーズで……「うわぁーーーッ!!!ダメだーーーーッ!!」、「か、母さん……」、「ひ、ひぃ、ば、ばけもの……」、「た、たすけ……」みたいな感じで壊滅するUGN支部壊滅ミッションをガツンと1本のシナリオでやっちゃうのは、なにげに新鮮だったw

[ 2010/06/25 00:01 ] TRPG | TB(0) | CM(0)

だからきっと笑いあって また会える日が来るよ うるさいけどあたたかい 世界の真ん中で 待ってるよSWEET HOME

 
 島本和彦でGガンだ、と……(挨拶)
なに、なに、なんなの? この俺得コミカライズw ちょっと僕ちゃん様驚喜乱舞!!!(嬉しさのあまり一人称がブレてる)。また一つ夢が叶った。残りの夢? とりあえず島本和彦による疾風アイアンリーガーのコミカライズってのはエントリーしてるよw


・【感想】【ゲーム】DEARDROPS
DEARDROPSDEARDROPS
(2010/06/18)
Windows

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 どちらかといえば『キラ☆キラ』よりは『キラ☆キラ カーテンコール』寄りのお話だったと思う。キラ☆キラ自体は本来のライターのカラーに近い、きらり√というか鹿之助√で語られる物語こそが本質。なんでも出来ると信じて疑わなかった無敵だと思っていたあの夏が幻想と消え、届かなかった手の感触と共に死んでしまった心。この物語の異常は、唐突に確信というべきものがもたらされたところ。朝日を見上げながら、一筋の涙と共に「多分、僕は大丈夫になってしまったんだ。 とても残酷なことに。」と呟いた鹿之介の心は生き返る。許しや癒しなんてものはなく、ただ唐突に生き返る。とても残酷なことに。

 そして鹿之介は語る……

俺がシド・ヴィシャスって大っ嫌いなの知ってるだろ
何でだろうなって考えて、最近わかったんだ
俺はね、シドが嫌いなんじゃなくて、まつわる物語が気に入らないんだよ。それを賛美する連中も嫌いだな。悲しくなるように自分で勝手に作って、自分で勝手に陶酔してんだ。そんなの、くそっくらえだよな
連続性だとか、継続だとか、因果関係とか、死ぬほどどうでもいいってことだよ。瞬間が全てなんだ。本人はそんなに悪い人じゃないと思うけど、くだらないメロドラマはごめんだ。人生を馬鹿にしてやがる
何でもかんでも物語仕立てにしやがって。そんなにみんな、ストーリーが好きなのか。俺は断然否定するね。ドラマなんか、くだらないよ
なあ村上、大事なのは瞬間に全てをかけることなんだ。パンクロックはスパークだ。そう思わないか?

 キラ☆キラ 椎野きらり編chapter4より抜粋


 だから鹿之介は命をかけて演奏する。生き返った命をかけて、このくそったれな世界に、精一杯の愛をこめて。どちらかと言えばキラ☆キラは精神的な物語で、瀬戸口廉也という鬼才の矜恃が一気に爆発したのがこの√であり、青春恋愛ロックンロールノベルと銘打ち売り出したメーカーサイドとライターの齟齬が齟齬のまま微妙な形で噛み合った作品がキラ☆キラだったのだと思います。そしてその気持ちの悪い違和感自体が実に"らしい"作品でした。なんかキラ☆キラの感想みたいになってるけど、ここからが本題。DEARDROPSの場合は、この齟齬といった感覚がなく、メーカーの掲げている" 青春恋愛ロックンロールADV "ってテーマで綺麗に統一されてる印象。この場合はどちらが優れてる優れてないの優劣を競う問題ではなく、キラ☆キラと比べるのはちょっと毛色が違うかなと言いたかったわけです(極端な話、相反してるとすら言える)。強いて言うならキラ☆キラの"我ら無敵の第二文芸部!"なパートの展開が好きだった人にはお薦めできますけどね。むしろキラ☆キラにおける第二文芸部の活動というかバンドパートを掘り下げたものがDEARDROPSって感覚ですね。

 ヒロイン4人のうちの2人(弥生とりむ)については、サブヒロイン扱いでシナリオ分量も律穂とかなでに比べて拍子抜けするほど短いものとなっています。かなでについては物語的には分量が多いものの、DEARDROPSという作品に散りばめられた伏線やらテーマといったものの殆どが律穂√に収束するために、どうしても見劣りしちゃうなァ(骨子となるテーマが被ってるのも見劣りする要因)。この構成は制作費に製作時間にキャラクター性と、諸々の事情があってこのような形を取ったというのはわかるのだけど、あまり上手い方法だったとはお世辞にも言えないなァ。ある種、極端なヒドい言い方をすれば、律穂√が終わってしまえば消化試合であり、残りのヒロイン√は要らないと言える。個人的にこの構成で嫌だったのは、この作品が" 青春恋愛ロックンロールADV "を掲げているのに、作り込み方がロックじゃないよなァ……と冷めてしまったところ。物語はロックなのに物語外でロックじゃないッ!!って感じてしまったジレンマがなんとも言えない座りの悪さを感じてしまった。自分の場合は、かなで→律穂→弥生→りむと攻略したわけで、前述に書いたとおりまさしく消化試合だったわけですが、ある種、律穂√をテンション下げずにプレイできたという意味では、良かったのかもしれません。

 以下キャラ別感想(ネタバレあり)を追記にて。

[ 2010/06/24 02:58 ] ゲーム | TB(0) | CM(0)

夢見る日々は終わって やっぱりね 私さよならだけ言えず 涙で 秋桜が揺れた

 
 IS(インフィニット・ストラトス)TVアニメ化だ、と……(挨拶)
物語的には原作もあんまり全貌が見えてないところがあるので、青田買いのような気もするけども、どちらかと言えばTVアニメ向けの作品ではあるので制作会社さえしっかりしてれば、面白いことになりそう。つか何話でヒロイン全員揃うのかドキドキするなァ……なんか原作ではまだヒロイン増えそうというか、未登場ヒロインいるような口ぶりだからなw

 あーあと5巻表紙のシャルがオメガ可愛いなァ、ラウラといいシャルといい後発登場組のヒロインが魅力的に映るのだから珍しい作品だわなw


・【感想】【ラノベ】10歳の保健体育
10歳の保健体育 (一迅社文庫) (一迅社文庫 た 1-2)10歳の保健体育 (一迅社文庫) (一迅社文庫 た 1-2)
(2010/06/19)
竹井 10日

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「こんにちわ。今日からここの子供になります。はみる、と言います」

ある日、一人暮らし状態の姫武家を訪ねてきた幼い少女・はみる。
ここの子供になるってどういうこと!?と、衝撃を受けた姫武家唯一の子供、静姫はさらなる言葉に打ちのめされる。
「ここのお父さんが私の本当のお父さんだから、私が死んだらお父さんのところに行きなさいって、お母さんが……」

隣に住む幼馴染みのお嬢様・翠蓮や、従姉のダダ甘お姉ちゃん・綾音も巻き込んで、10歳相手の保健体育の授業がスラップスティックな日常とともに始まっていく。
衝撃の問題作(!?)いよいよ授業開始!!


 10さいわ……ほんと頭わるい挨拶だな、おいw
タイトルも確信犯なら、装丁も確信犯。でも、内容は竹井10日氏が脊髄反射で書いたであろうお話。一応本人曰わくハートフル純愛ラブコメらしいのだが……10歳の女の子のすっかり乾いてパリパリになった初潮の経血をくんくんぺろりする時点で手遅れチックだろ体裁を整えるのは……ちなみに巻頭カラーの挿絵こんな感じw

吸血殲鬼ペドゴニア

 ギリギリです。ギリギリアウトですw さあここら辺で勘のよいHENTAI紳士諸君らは大体察してくれているだろうと思う……そう、僕たちが大好きだった在りし日の竹井10日の姿そのものな訳です。世界観こそは『ひまわりのチャペルできみと』と同じ(ひまわりのチャペルできみと ビジュアルファンブック一迅社より絶賛発売中)ですけど、どちらかと言えば、筆者もあとがきで語っているとおり、『秋桜の空に』の系譜の作品。まとってる空気とかがまさに秋桜の雰囲気。おもわずその懐かしさから……復ッ活ッ! 復活ッ! 竹井10日復活ッ! 竹井10日復活ッ! 竹井10日復活ッ! 竹井10日復活ッ! 竹井10日復活ッ!と、中国4000年のツンデレ神のごとく叫んでしまった。

 物語自体はほんと、無邪気な小学生レベルのシモネタから、実際に日常会話で対人に(主に異性)に使おうものなら、はい人生カミングアウトチックなウィットに富みすぎて会話がウィットだけになっちゃった、てへっ!みたいな奇天烈で破天荒な日常会話を楽しむ作品となっておりますw 竹井氏がハートフル純愛ラブコメと言うように、その側面はあるものの、メインはこの日常会話だなァ、今のところ。

 やっぱり強烈なのは主人公の静姫(♂)のキャラですね。ほんと全開の竹井10日主人公像(いまじゃ東京皇帝の方がメジャーになってしまった気がするけど、竹井10日の主人公像としては、東京皇帝の一斗の方が珍しいタイプだと思う)。やっぱり秋桜の主人公の新沢靖臣を彷彿させる破天荒で型破り的主人公は読んでいて落ち着くというか、往年の栗っ子(けっして栗林みな実の愛称ではないぞw)魂を揺さぶられるなァ。静姫の周りの人間(翠蓮、綾ねぇ)なんかも、すげぇ懐かしい空気を感じさせる。そして肝心の10歳ことはみるさんは……ただかわいく、ただただかわいい。まあ、荘川さんの顔はベビーフェイスで身体は筋肉ムキムキなキャラ像は新しいな……新しすぎるw

 それにしても、心に何らかの欠損を抱えてる主人公とその隙間を埋めてくれる愛おしい存在というネタは、実に竹井10日氏らしい展開。静姫とはみるの心に萌芽した、ただただ純粋な思いは綺麗だなァ。この1巻だけで完結でもいいけど、もう少しこの今は歳の離れすぎた二人を見守っていきたいですね。

[ 2010/06/22 17:15 ] ラノベ | TB(0) | CM(2)

同じ道を歩いてみても もう昔には戻れない 人も街も変わってゆく みんな生まれ変わってく

 
 10歳の保健体育といい一迅社文庫はチャレンジャブルだにゃ~(挨拶)
生き別れの本人であるところの伊藤イツキ名義じゃないのね。つか『緋色のルシフェラーゼ』の続きはどーなった!w

 たしかにネタで「もうあんた魔法少女って歳じゃないじゃん!」ってのはあるけど、それで丸々一つの物語やるってのはなかったと思う……しかもウォッチメン風でw

コスチュームの魔法少女が、情報収集のために酒場でチンピラの指をボキボキ折ります。


 そんなことしそうなの界隈の魔法少女じゃ、高町なのはぐらいだよ!w


・【感想】【ラノベ】ほんのり変異!! 邪神大沼 4
ほんのり変異!! 邪神大沼 4 (ガガガ文庫)ほんのり変異!! 邪神大沼 4 (ガガガ文庫)
(2010/06/18)
川岸 殴魚

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 立派な邪神になりたいのかなりたくないのかわからないけど、周りがほっておいてくれない大沼くんのトホホな邪神ライフも4冊目。。。もう4冊目なんだ……この作品w

 召喚魔法失敗でブラジャーと二身合体して女の子になっちゃた大沼君。女の子になった大沼くんが作中で一番可愛い女子ってのは、もはや悪意以外のなにものでもないなw 大沼くんかわいいよ、かわいいよ大沼くん。恒例の邪神マニュアルも女の子用邪神マニュアル『JASSY』となり心機一転!!! と言いたいところだけど、いつもとやってる事はかわりませんw いくらモテカワ・メイクがよく似合う美少女に変わったところで、大沼くんは大沼くんであり、それ以上もそれ以下の扱いも受けない。周りの人間も落ち着いてると言うか……まあ、そうだわなァ、いきなり邪神になったインパクトに比べたら、女の子に変わっちゃったことぐらいなんてことはないわなァ。妙なところだけ冷めてる周りのテンションが本人以上に理解されすぎな大沼くんらしい(どこまでも残念なキャラ達だよ、この作品の登場人物)w そして大沼四天王グールCのカリスマがマジパネェ! まさに神々しいグール。

 結論:いつも通り、ちょっと頭の可哀想な人たち個性的な人たちのボケに振り回されるのもまんざらでもなくなってきいてる、ツッコミ体質(自身もボケ気味)な大沼くんを生暖かく見守る話。正直な話をすると、いつまでも続けられそうな大沼シリーズはシリーズでいいけども、そろそろ方向性の違う別のシリーズでも書いておかないと、川岸殴魚氏は一発屋で終わってしまいそうな危惧はある。


・【感想】【漫画】はやて×ブレード 12
はやて×ブレード 12 (ヤングジャンプコミックス)はやて×ブレード 12 (ヤングジャンプコミックス)
(2010/06/18)
林家 志弦

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…その構えは 悪(あ)しゅうござるな…!


 おまい絶対にこの台詞言いたかっただけだろ!w まあ柳生姓を名乗るならしゃーないと言えばしゃーないし、一生のうちで一回ぐらいはこの台詞を言ってみたいって気持ちはよくわかるw 具体的には柳生新陰流「十文字」の構えを取る相手に向かってボソっと呟くといった使い方をしたいと思って虎視眈々とその機会を窺っているのだが、実生活でなかなかそんな機会がないので燻っているのがわたしでありますが、それはまた別の話。

 オヤビン卒業イベントの乱捕りも今巻で終了。はやてと綾那の関係も修復されて大団円ってところ。剣待生初の卒業生であるオヤビンこと柳生真のエピソードが良かったなァ。最後の最後まで地べたと仲良し……でも、それはけっして卑屈に這い蹲うではない。憧れ、高見に手を伸ばし、挑み続け、完膚無きまでに打ちのめされた結果の大の字、もう思い残すことはない。まったくもって天地学園剣待生に相応しい幕引き。"届かないとわかっていたけど届くかもとも思っていた本当のトコはわからないけれど私は満たされた"ってWHITE-LIPSも『あなたを照らす、月になりましょう』でそう歌ってる。大半はおちゃらけてるけどしめるところはしめる、独特の清涼感は林家志弦のお家芸だなァ。

 今巻で気になるところは、はやての双子の姉であるナギだなァ。わざとはやてに発破をかけるような態度もそうだけど、炎雪(エンスウ)との戦いで明らかに痛みを感じてない描写があること。物語当初、怪我の療養で天地学園に入学が間に合わなかったナギだけど、怪我の後遺症かはたまた完全に治ってないのか? それとも先天性のものなのか? 人工的に痛覚を遮断する方法としてコールドトミーがあるけども、あれは末期ガン患者の苦痛を無くすために使われるケースだからなァ。この作品でそんな重苦しい事はしてこないとは思うけど、気になる伏線ではある。あとは、綾那と組む気は端っからなかったようだけど、ナギが誰を刃友に選ぶのか興味深いところはある(まあ、新キャラかもしれないけど)。


[ 2010/06/21 14:57 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

誰もが持ってるハートっていう名の小宇宙 ギュッと詰まっているよ 喜怒哀楽や愛

 
 DEARDROPSをゲト!(挨拶)
6月商戦最初の作品であり、今月最期待のひとつ。とりあえずロックするぜぃ!


・【感想】【ラノベ】>ココロコネクト キズランダム
ココロコネクト キズランダム (ファミ通文庫)ココロコネクト キズランダム (ファミ通文庫)
(2010/05/29)
庵田 定夏

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止まらない、止まれない、止められない――
なんでもありの文研部に起こった異常な現象、“人格入れ替わり”を乗り越え、太一たちはおだやかな日常を取り戻していた。そんなある日の放課後、稲葉と唯がいつもと違う様子を見せはじめる。さらに太一と伊織に湧きあがった、“体が勝手に動く”という奇妙な感覚。何かがおかしい――かすかな違和感を覚えた矢先、太一は青木と唯が警察に補導されたと聞かされて……!? 再び訪れた<ふうせんかずら>と新たな試練。それは心の奥に隠れた本当の自分をさらけだし、五人の絆を打ち砕く――! 愛と青春の五角形コメディ、痛みと涙の第二弾!!


 前巻のヒトランダムが人格入れ替わりだとすれば、今巻のキズランダムは『欲望解放』(心の奥底で望んでることが抑えきれず増幅された形で表層に顕れる)が物語の鍵。人格入れ替わりほどの派手さがない現象で地味に思えるけども、タチの悪さは匹敵するか、それ以上。もし誰かを憎む気持ちの時に欲望解放が起こり、そいつを殺したいと思ってしまったら止める術がない。前回のヒトランダムの人格入れ替わりが外的要因からの揺さぶりだったとすれば、今巻のキズランダムの欲望解放は内的要因に特化した試練になっている。まったくもって『ふうせんかずら』はタチが悪いなァ。

 欲望解放は精神面がプラスの時に起こるのであれば、さほど酷いことにはならないかもしれないけど、マイナス面の時に発現すれば、バッドな事になりかねない。人格入れ替わり事件を経て精神的に成長して絆を深めた文研部の5人でもヘビーな現象。敵は自分が望んでることなのだから。そして案の定、この欲望解放によって文研部の5人の関係はギクシャクすることに。自分の内面が敵な分タチが悪いというか、太一の持ち前のがむしゃらな体当たり解決も、彼の特性というべき救人衝動を増幅されて空回るし、ムードメーカーの青木でさえ太一への劣等感を欲望解放で、ぶちまけてしまう。空手少女の唯は誰かを傷つけてしまうかもの破壊衝動からひきこもり、伊織は変な子に拍車がかかるw ほんとあれだけ気持ちのよかったコミュニティの面々がバラバラになっていく前半部のフラストレーションは、ラストのカタルシスに繋がる手法だとわかってはいても辛いなァ。

 前巻のヒトランダムの人格入れ替わり現象では、みんな大変な目にはあったけども、一番大変な目にあったのは伊織だったと思う。他者の目に映る良い永瀬伊織を演じ続けたことにより本当の自分がわからなくなってしまった伊織にとって、人格入れ替わりは恐怖。自分は永瀬伊織というラベルが貼られた容器のようなもので、入れ物が変わってしまったら永瀬伊織であれるのか? 永瀬伊織の本質は外見じゃないのか?と突きつけられたわけです。その危うさを同じく危うさを抱えた文研部のメンバーが体当たりで救うが前巻の顛末。一方、今巻のキズランダムで一番大変な目にあったのは、稲葉姫子ですね。彼女の抱える心の壁、不安、理論武装は彼女自身が後に語っているようにある種の幼稚性の顕れ。傷つくのが怖いから、世界を人を仲間を信用できないから殻に閉じこもる、それなり体裁を取り繕って。そしてそんな自分の弱さに自己嫌悪を抱く。文研部においてある種、もっとも信用されコミュニティの頭脳である稲葉姫子だが、その実は誰よりも脆く儚い存在なのかもしれません。そんな彼女のウィークをピンポイントを暴いてしまったのが、この欲望解放でしょうね。(実に仕組まれているというか……まったくもって『ふうせんかずら』はタチが悪い)。

 自分のような醜い人間でも心地よく受け入れてくれるコミュニティを壊したくない、青木と唯が付き合って太一と伊織が付き合って、そんな4人の頼れる姉御として自分が在れば、この心地よい空間は壊れない。でも自分が太一を好きだと言ってしまえば、このコミュニティは壊れてしまう。稲葉の自己嫌悪からの恐怖はここに帰結する。それは彼女が何よりも文研部というコミュニティを愛してる証明に他ならないのに、それが彼女には気づけない。そしてこの稲葉の心を開くキッカケもまた、この欲望解放なのだからほんとタチの悪い話だよw

 『ふうせんかずら』に秘めてる太一への恋心を意識させられ、同じく太一に恋心を抱いている伊織とガチ衝突(さて、この衝突のどこからどこまでが欲望解放だったのでしょうか?)w この稲葉vs.伊織の鬼勝負のカタルシスは素晴らしいッ!!! おまいらどんだけ青春汁垂れ流してるねんって感じでw 稲葉の弱音をはねのける伊織の強さ。稲葉姫子であれば自分と、太一を奪い合いしたとして、どちらかが負けたとしても、5人のコミュニティを壊さない方法を提示できると断言できる信頼。その上で自分が勝つからさっさと想いを告げてこいと後押しする伊織はホントに強くなったなァ。かつて稲葉は伊織ほど不安定な人間を見たことがないと語っており、事実として伊織の強さを見誤っていたわけですが、この伊織の強さを導き引き出したのは、稲葉を含めた文研部のメンバー。ほんとに気持ちのいい青春汁を垂れ流すコミュニティだよ、こいつ等はw

 前巻で絆を深めた文研部のメンバーだけど、実のところ個々人が抱えてる問題の根本解決までには至ってない。あの騒動で立ち向かえる決意や、受け入れ折り合いをつける覚悟を持つことが出来たといったところ。そして、そこら辺の根本解決は今巻でもなされはしない。この物語は問題を共有し、時にはお互いが対立し傷つけ合うことになろうとも、手を伸ばし続ける姿を描いている。ヤマアラシのジレンマじゃないけど、傷つくことを恐れていたらヤマアラシなんてとっくに絶滅してますよ。お互いが傷つけ合ってでも一緒にいたい。それこそが友達であり、この物語を一番気持ちよく表現する言葉"仲間"なのでしょうね。そしてそれら全てが『ふうせんかずら』の計画であるのだから、まったくタチが悪い。前巻、今巻の試練で彼等の絆を更なる強固なものとし、もし次があるならば、彼がどのような試練をもってくるのか? いずれにせよ試練を重ね『ふうせんかずら』の試練に揺るがないようになったとき文研部のメンバーはどうなっているのか? ここまでくれば彼が文研部メンバーの成長を促していることは疑いがないように思えるのだけど、真意がどこにあるのか興味深くなってきた(彼曰く、面白いからの理由かも知れないけど)。

 それにしても、ラストの覚醒した稲葉の可愛らしさが異常でどうにかなりそうだった。ほんと青い青い春ですよ。そして稲葉姫子という人間が覚醒して欲しいモノを真剣に奪いにくるのだから、太一もお気の毒にw 本気になった稲葉はきっとあの手この手で骨抜きにしてめろめろに惚れさせにかかるぞ(どうせ好きなら惚れさせる!それが稲葉姫子)w そして伊織も伊織で本気になると手のつけられないところがあるからなァ。ほんと……うらやましい反面、大変だな太一w 恋愛モノとしてもこれからの文研部の動向は目が離せない。

 P.S.好きなプロレス技はオーソドックスにジャーマン・スープレックス(サイト名も大人のジャーマンだしな!)って言いたいところだけど、フランケンシュタイナーでよろw


[ 2010/06/18 16:21 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

走るリズム 狂ったチューニング 全部想定内 同じ夢選んでる それが明日へのパワー

 
 ニンテンドー3DSキタコレ!(挨拶)
よし!これで『とびだせ大作戦』、『JJ』、『ファルシオン』あたりをリメイクしてだな!(元々3Dだからそれ)w 冗談はさておき『新・光神話 パルテナの鏡』はマジでプレイしたい。関口ヒュードラの名にかけてプレイしたい!(誰だよ)。

 まあDSソフトと互換性があるらしいので、これで飛び出す寧々さんとかが実現するわけだ……ゴクリ。そういえば今日のラブプラス+戦争はこんな感じだったらしいw


・【感想】【ラノベ】ココロコネクト ヒトランダム
ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)
(2010/01/30)
庵田定夏

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男女五人がふるしゃっふる! 青春の五角形コメディ登場!
とある部室棟の401号室。そこに集まるのは、ナンデモアリを掲げる弱小部、文化研究部の部員たち。プロレスオタ八重樫太一・天然美少女永瀬伊織・冷静沈着な稲葉姫子・お調子者の青木義文・ファンシー大好き桐山唯、彼等の騒がしくも穏な日々は、ある時をもって終わりを告げた……。知らぬ間に始まっていた部員間の人格入れ替わり――。【誰か】になって【自分】に戻って別の【誰か】と入れ替わる、五人の異常な日常が今始まる! 第11回えんため大賞特別賞受賞作、愛と青春の五角形コメディ!!


 こないだ二巻のココロコネクト キズランダムの発売を機に一巻を共々に買ったわけですが……なんか一巻を発売当時にすでに買っていたようで鞄を整理したら底からポロリと出てきましたorz

 教訓:買ったら積まないで消化すること。あと未読と既読はきちんと整理して管理しましょう。

 まあ、そんな事情はさておき……ああァ俺好きだわ、この作品。なんていうのか物語自体はオーソドックスな人格入れ替わりってネタを使ってるのだけど、人格入れ替わりは大概の場合において1対1で行われるケースが多いですが、この作品の場合五人の男女(男二人、女三人)がランダムで入れ替わるってのがまず面白い。そしてこの人格入れ替わり現象により浮き彫りになる彼等の関係が実に青春していて心地よいなァ。ほんといい青春してる五人組だと思う。この友情とか恋とか衝突とか悩みとか青っぽいものが全部つまって混ざり合ってる感覚はほんとに素敵で彼等の関係をひと言で顕すとしたら、『仲間』って言葉以外のなにものでもない。謎の存在『ふうせんかずら』は、あなた達は面白いからのひと言でこの人格入れ替わり現象を引き起こしたわけですが、そこだけは彼に同意できる(五人にとっては甚だ不本意でいい迷惑だろうけど)。

 前半部こそ入れ替わり現象に戸惑いつつも、わりかしお気楽に入れ替わりでバカなことをしてる五人(主に男子二人)だけども、後半になるにつれ仲間の隠してる心の内や悩みに気づかされ重さを増していく。この入れ替わりモノで、ここまで深く心に踏み込んだ作品を自分は他に知らないなァ。この人格入れ替わり自体の目的や、それを引き起こした『ふうせんかずら』の正体について、物語は一切を語らない。あくまでもこの作品は、人格入れ替わりという不可思議な現象に突然に見舞われた文研部の五人が、仲間にも知られたくないココロの痛みを明るみ無理矢理引っ張りだされることで、それぞれの心に隠してる悩みと向き合う物語。この五人がそれぞれ抱えているモノが人格入れ替わりという現象と実に密接な繋がりがあるのは実に巧みだなァ。

 このそれぞれが抱いている悩み(唯の場合は男性恐怖症、稲葉は他人を信用できない自分への自己嫌悪、伊織はその生い立ち故に演じることに慣れきってしまった我というべき自分の本質への懐疑)を、主人公・太一が体当たりで解決しようと奔走する。太一自体も文研部の仲間から自己犠牲野郎(他人の痛みが嫌、他人が苦しむぐらいなら自分が苦しむ方が楽だ)と言われるほどの歪みを持っているわけですが、なんというか変な表現だけど真っ直ぐに歪んでいると形容するしかない歪みなので歪さを感じさせない(この奇妙な歪みは健速作品主人公を彷彿させるなァ……見せたくない真の歪みを隠すために、別の歪みでコーティングするみたいな)。青木は……青木はねぇ、青木だからの言葉で片づくぐらい超然としすぎてるw 道化は道化故に真理に一番近いというか、この物語での彼の役割は空気。もちろん存在感が薄いって意味での空気ではなく、このコミュニティにおいてはあって当然、なくてはならない空気のイメージ。この人格入れ替わり現象を頭で考えて解決しようとするのが稲葉であり、体で当たって砕けろ精神で解決に乗り出したのが太一だとすれば、青木はなんとなくの感覚で問題の本質をわかっちゃってるところがある。まあベースがアホの子なんで解決策は提示できないわけですがw ただその存在が安らぎと力強い後押しをしてくれるコミュニティのハルシオン。ほんと各自が各自なりの特性と危うさを持ったバランスのよいコミュニティで、ほんとに気持ちよい仲間達だと思う。

 結局のところこの人格入れ替わり現象は、このコミュニティのメンバーにとって立ち向かうべき問題を浮き彫りする再生への足がかりであり、十全でないにしろこの入れ替わり現象があったからメンバーは自分を見つめ直すことが出来たといえる。問題の根本の解決に至らなくても、それを受け入れて折り合いをつけようと覚悟する、しないでは大きく異なる。『ふうせんかずら』の引き起こしたこの騒動は極めて、彼等の問題に向き合わせるベクトルに収束している。ほんとに悪趣味なのだけど意図を感じさせるだけの説得力と結果が残ってるのだからタチが悪い。彼等が最後の最後に突きつけられるバッドな選択……それすらもが彼等の問題に向き合わせる方向のベクトルなのだから、なおタチが悪い。ほんと稲葉でなくても一発ぐらいは殴りたいと思うよ。そしてもはや天災とかのレベルな『ふうせんかずら』に対しては、それすらも叶わない。もはや犬に噛まれたとでも思って諦めろの世界なのが『ふうせんかずら』であり、自然災害であれば諦めもできるが、そこに確固たる無邪気な邪気(真意は測れないけど、面白いから興味があるからの好奇心)が介在するから腹立たしさは収まらない。見初められた彼等の不幸であり幸運でもある。ほんとにタチが悪いよ『ふうせんかずら』は……アレだ上等。シリーズの槍ヶ岳みたいなムカつきがあるw

 まあ、『ふうせんかずら』が何者であるか気にはなるけど、さほど問題ではなくある意味五人にとっての動機付けのガジェットみたいなところがある(人物だけどマクガフィンみたいな要素)。あくまでも五人の少年少女の青い青い青春ドラマを楽しむエンタメ作品なんだと思います。

 P.S.主人公の太一がプロレスファンってこともあり、作中で語られる受けの美学はプロレスファン内では有名な理論なのですが、太一在り方と物語の在り方も受けの美学みたいなところがあるのは面白いなぁと思う。そもそもにして作者のPNが庵田定夏で地獄の墓堀人ことジ・アンダーテイカーなのだから徹底したプロレスファンだよなぁw


[ 2010/06/17 15:26 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

そんな言葉 止めて 抱きしめてしまいそう 仮面すら 擲げ捨てて

 
 6月の当確情報がボチボチそろいはじめたようで(挨拶)
当確してるところで個人的に注目はOVERDRIVEのDEARDROPSlightのSoranica Ele -ソラニカ エレ-戯画のbitter smile.キャラメルBOXの処女はお姉さまに恋してる ~2人のエルダー~ってところ。あかべぇそふとつぅの光輪の町、ラベンダーの少女Keyのクドわふたーは評価待ちかなァ……ちと不安要素が多すぎるというか、お互いに続編とかスピンオフを謳ってるので慎重に見極めたいところ。ラベンダーの場合、ちらほらと囁かれてる渋谷ハヤト=タカヒロ説が事実なら、相当に面白いことにはなりそうなんだけど……どうだろうか?

 当確してないところでは、Silver Bulletのこんそめ! ~combination somebody~が気になると思ったてたら……今OHP見たら当確しやがったw 個人的に6月はDEARDROPSとこんそめが二強で期待だったのでめでたい。しかしアレだな……全部プレイ終わる頃には7月の激戦区に突入してそうだなorz


・【感想】【ラノベ】恋する鬼門のプロトコル
恋する鬼門のプロトコル (電撃文庫)恋する鬼門のプロトコル (電撃文庫)
(2010/06/10)
出口 きぬごし

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幼い頃から「霊」が見えることで、まわりから変人扱いされてきた、和泉葉介。高校進学を機に、楽しい青春を取り戻そうと決意する葉介だったが、入学式で異様な霊気を放つ女子生徒を見つける。関わりたくないという彼の意思とは裏腹に、その彼女―新美たまもと同じクラスになり、しかも接触してしまったことで、死にそうな目に遭うのだった…。霊視できる少年、そして彼を苦しめる霊に取り憑かれた少女を中心に、惑乳美少女、隠れ腐女子、天才ハッキングBL少年など、クセ者キャラたちが入れ乱れる、オカルティック・ラブコメディ。


 その実、オカルティック・ラブコメディにみせかけた、上野近郊ガイドブックw なんか異常に上野というか台東区を愛してると思う、この作者。そういった意味では上野近辺に土地勘があった方が楽しめる作品になっている思います。

 大体の人が思うと思いますが、実に特徴的な書かれ方をした作品で、作中キャラの台詞の最後に"w"が付いたりと、ネットスラングが結構な割合で入ってます。これがありかどうかと言われれば、個人的には大ありだと思うのだけど、受け入れ難い人は少なくはないでしょうね。ただまあ、基本的には地の文がしっかりとしてるのに、急にネットスラングが入った浮ついた文に切り替わったりと、妙な緩急が付いてる感じがして若干読みにくい印象を受けたのも事実(一人称で語られる各キャラの心情のシーンとかは特に感じましたね、追想的に語られてるのも一因)。

 これも大体のところ読んだ人なら、一致する意見だと思うのだけど……主人公の葉介くんは恋に恋するお年頃っていうか……対象の女の子の間をフラフラ、フラフラしすぎで一貫性がないことないこと。このフラフラさが、もうおまいは、場の勢いに流されて好きとか嫌いとか決めてるだろう!ってツッコミたくなる。そら、ヒロインのたまもに南部十四年式拳銃のエアガンで撃たれてもしゃーないわってぐらいフラフラ野郎。まあ今風の恋愛感情といえばそれでおしまいだけど、好きになる要因が唐突すぎて感情移入できない。これは登場キャラ全般にいえることなんですけど、キャラ設定にコリすぎちゃって、肝心のキャラ像の軸が定まってないというか……キャラ達を個性的に面白おかしくしようとリソースを割くことに目を奪われすぎちゃって、心理描写に説得力を持たすことをおざなりにしすぎてるかなと思いますね。折角に魅力的な変な子たちなだけに勿体ない。

 ただなんか嫌いじゃないよ俺、この話。作者もあとがきで書いてるとおり、荒削りなところは多々あるけども、その荒削りなところも魅力の一因になってはいると思う。神社あるいはご神体をネットワークにおける巨大なサーバーに例え、分祀、分霊、御霊分けにより奉られる御霊をサーバーにインストールされたソフトウェアと例えるアイディアとか今風に光るひらめきを持った人だと思うので長く見守ってあげたい。どちらかと言えば1巻よりも2巻、3巻と積み重ねることにより、面白さが増す可能性を秘めた作品じゃないかなァ、と思います(作者も作品も)。

 あーそいやかなりニッチなネタも盛り込まれており、中でも一番爆笑したのがコレ。

……実はこの不忍池にはねぇ、……半魚人が出るのよ
その半魚人は、常に片手に鉄仮面を持っていてね。池の水面から潜望鏡みたいに、その鉄仮面だけを出して泳いでいるんだって



つまりこーゆうことですか?w
不忍池の半漁人

 ふむん!肉マンファンに悪い人はいないッ!!! そんな色メガネがこの作品を贔屓めに評価してる要因なのかもしれないw

[ 2010/06/16 17:57 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

なら叫んでやる 人の苦悩を生きていく理由を だけどこのあたしじゃおこがましい そう思っちゃうよ

 
 ガンバレ!ガンバレ!(挨拶)
 


 相変わらず素晴らしいクオリティ! そして……ここまで実に1スレ目の22w うむむ、完結まで25年はまったくもって誇張じゃないw 駄肉のためならいつまででも待つぜぃ!w


・【感想】【漫画】乙嫁語り 2巻
乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
(2010/06/15)
森 薫

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 アミルとカルルクの20歳と12歳の年の差夫婦に訪れた最初の試練。アミルの生家がアミルを連れ戻そうとやって来るわけですが、意外に早かったというか迅速だったなァ。もう少し引っ張るかとかと思ってたよ、このネタ。ただアミルを守ろうと文字通り必死で頑張るカルルクたんにはキューンときた! そらアミルじゃなくても嫁心がつくわ……つかババ様のぼそり一言「……嫁心ついたね」って台詞が妙にツボにはまった。嫁心……なにそれ?w いや、なんか言葉の意味はよくわかるんだけどとにかくすごい自信だって感じだなw こーいったそれっぽい人がそれっぽい事いうともっともらしく聞こえるは、古くから伝わる手法であり、この極めてお茶を濁した言動を周りが勝手に解釈してドンドンとそれっぽくなっていくは、ひぐらしの園崎家でも採用されている手法であることは周知の事実でありますが、それはまた別の話。結論:このコマはいいコラになるんじゃないっすかね? そーですね。

 今巻の手法でいうとミスター・スミスという異民族の目を通して語られる、コーカサス地方の定住民の文化が客観的な視線からの観測で語られるので、一巻とは違った視点での魅せ方ができてるのは、実に余すことなくシルクロードを描きたいと思っている森薫氏らしいフェチズム魅せ方だなァ。まあ森薫氏の妄執が一番発揮されてるのは、あとがき漫画のこの台詞でしょう……

晴れた昼間に
ひとりで
馬の足やら
刺繍やらを
描いていると
こうふつふつと‥‥
ふつふつと……
私 今生きてる!!


 うん、そらこんな漫画描いてるんだから、言わなくてもわかるよw 傍から見てる分には、なにかを削って生きてるような異様な執念を感じる書き込みだからw そいや昔に、ことぶきつかさ氏が"漫画家はデビュー作ぐらいにしか100%の力を注げない"みたいな事を言ってた事を思い出しました。連載が始まれば〆切りだってありますし、その他諸々の事もあるでしょう。一番捕らわれず、一番時間をかけれるのはデビュー作という言葉は、なるほど道理のように思えます。でも、森薫氏には通用しませんね。なぜって? 生きる=漫画を妄執レベルで執拗に描くだからw たぶん魚にとっての水とか人にとっての空気のレベルでそれがないと生きていけない人なのだと思います(メイドとか刺繍が)w

 まあ、バカ話はここら辺までにして、やっぱりこの年の差夫婦を生暖かく暖かく見守りながら、彼らの生活や文化といった独特の空気を描いてる作品だとは思うのですけど、今巻ラストでスミス氏宛への手紙に書かれてたように、大変微妙な時期の物語なのですよね、この作品。 19世紀後半、第一次大戦前のコーカサス地方が舞台とあって、これからロシアが進行してくることになる、ある意味にして黄昏の時代なのですよ。ここら辺の混迷がこの年の差夫婦にどのような試練を与えることになるのかは実に心配であると同時に、この混迷の中でどのように絆を深めていくのか楽しみでもある。民族的にも黄昏があれば次の黎明はやってくるものの、必ずしも黎明による新しい時代が良いものばかりだとは限らない。この古きものと新しいもの狭間をどのような方向で描いてくれるのか興味は尽きない。

[ 2010/06/15 16:18 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

構ってほしいけど 構ってほしくない 日々複雑な想い抱いて My Heart

 
 2013年か……(挨拶)
とりあえずアポロンウィンドウを開いて、全人類がマグネットパワーに目覚めて磁気嵐クラッシュを使えるようになれば万事解決。もしくはマグニートとか千子右衛門尉村正三世とかなら大丈夫!(なにがだ)


・【感想】【ラノベ】神なる姫のイノセンス
神なる姫のイノセンス (MF文庫 J) (MF文庫J)神なる姫のイノセンス (MF文庫 J) (MF文庫J)
(2010/05/22)
鏡 遊

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ある日突然謎の集団に拉致された、平和を愛する一人暮らしの男子高校生・神堂祐貴。仕組んだのは、ある事情により十年間、別々に暮らしていた双子の妹、貴理だった。さらに祐貴は、貴理が通う桃花泉女子学院――通称・桃女に強制的に転入させられる。祐貴に与えられた使命、それは学院に存在する七人の才女“ヒメ神”を「落とす」というものだった。最初のターゲットは、成績優秀で気の強い生徒会長・鳴神かなみ。しかし祐貴とかなみの出会いは最悪で――。女子校に一人放り込まれた祐貴の命運やいかに!? 人気シナリオライターが送る、正統派学園ラブコメディーがついに登場!!


 我らが鏡遊先生のラノベ作品。minoriラインの作品ばっかりプレイしてるので、まさか鏡遊氏がこんなストレートな作品を書いてくるとは意外だった。最近だとeden*だったり、efの1、2章&優子√だったり、古くは"はるのあしおと"の和とゆづき√だったりと、わりかしハードというか一筋縄ではいかない物語を書くイメージがあったので(明日の君と逢うためにとかはプレイしてないからどうかはわからないけど)、まさか「兄様、ハーレムを作ってください」から始まる、ある種、それなんてエロゲ?の様式美に忠実な物語で攻めてこようとは……w

 ハーレムを作ることを望まれた主人公が7人のヒロイン(今巻では4人だけ登場)を一人一人攻略していくといった、ほんとエロゲの様式美というか、むしろここまでくるとなんとも潔い作品である。こういったハーレム系の物語を描くにあたっては主人公の性格や設定によって成否が決まると言っても過言ではなく、そこら辺の塩梅はエロゲ業界でブイブイ言わしてる鏡遊氏はお手の物で、実に良いバランスの主人公像を組み立ててきたな。庶民派で苦労性で基本受動的なのだけど、決めるときはキメるみたいな……ヘタレずカッコ良すぎず2.5枚目みたいな線をばく進してる主人公像は好感が持てる(ここら辺のハーレム系主人公像の先駆けで完成系って天地無用のような気がするな)。実は特殊能力(対象を意のままに従わす"王の声(オーバーロード)"但し、ヒメ神には通用しない)持ちってのも、はいはいワロスエロスと潔いw(この設定が主人公・祐貴の人格形成にプラスに働いているのと、ヒメ神との関係に必然性を持たせてるのは巧い)。

 ヒロインは言わずともがな可愛らしいなァ……ここら辺は流石と言わざる得ない。今巻の攻略対象である鳴神かなみもさることながら、他のヒメ神達もわかりやすいヒロイン個性を特化したキャラになってるのは面白い。ツンデレ、ヤンデレ、素直クール、ボクっ娘と……ほんと様式美だなw きっと残り三人のヒメ神も何かしらの個性に特化したキャラなのでしょうね。ヒメ神に愛を与えて女神にすると言った設定や、神堂家という異能一族とヒメ神との契約などの根底にある設定よりは、主人公・祐貴とヒメ神+妹+メイドとのボケツッコミの軽快なやりとりを楽しむ作品だと割り切った方が楽しめる作品だと思います。ここら辺の軽快な会話は実に心地よく楽しいんですが、あとがきでも鏡遊氏自体がふれてますが、ゲームのシナリオライターってこともあってト書き的なプロットの組み立てに慣れすぎているのか、描写的に伝わり難かった箇所もチラホラとあったので、そこら辺は次巻以降の課題だと思います(まあ、書き慣れてはくると思うんですけどね)。

 ちと、今回で最初の攻略ヒメ神ってことで鳴神かなみに力を注ぎ過ぎたのではってぐらい設定(実はお互い過去に接点があった思い出ボンバー投下みたいな)をブチ込んでるので、次巻以降のヒメ神にどれだけヒロインリソースを割けるか心配であると同時に、実妹・貴理の動向が気になるなァ。なんかすげぇラスボス臭がするよ実妹w(つーか、この作品の妹の兄好き好き度はかなり異常)w かなり妹好きな人にお薦め作品ですよw

 P.S.そろそろ御影氏の新作ラノベも読みたいと思う今日この頃。


[ 2010/06/14 17:23 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

トッポトッポトッポ…… おいらは 熱血 火の玉 おいらにゃでっかい 夢がある そしてそして ひろがる夢は 大空をゆく

 
 気づけば今月末に発売なのか…(挨拶)

暗い部屋 唐辺葉介
 
 非常に楽しみな作品なのですが、問題は読了後3日間ぐらいはなにもする気力がなくなるであろう事ですw 唐辺作品は犬憑きさんはそーでもなかったけど、PSYCHE (プシュケ)なんてすげぇ虚無感感じたモン。CARNIVALやSWAN SONGみたいな抜き身の瀬戸口廉也とりあえずかなり作家の本質に近い飾らない物語の印象を受けるので楽しみ。某作品が"自分の生んだ卵なのに割れてしまったが故に一心不乱につつく親鳥の話"だったとすれば、子供がテーマと語るこの作品はどのような地平に辿りつくのかねぇ? ある意味戦々恐々。


もう買った?「マビノギ」,ロッテ“梅ガム”発売記念イベント実施
 なかなかに面白い状況になっているので、このイベントの問題点に触れてみる。

 まず"取扱店舗:首都圏のコンビニエンスストア数社"ってところが一つの問題。東京近郊の人間以外はガム買えないのでイベントに参加することも叶わず、東京在住の人間だけがワイワイやってるイベントを横目で悔しく眺めていることしかできない。なんて地域格差w

 まあ、これがロッテ応援の期間限定イベントあれば、そもそもイベントに興味ない人間や極力ゲームにリアルマネーをかけたくない人はスルーすればいいだけの話です。ただイベントで貰えるものに問題があります……

 期間中モンスターを倒して一定の確率でもらえるアイテムと「マビノギ梅ガム」から手に入るアイテムを規定個数イベントNPC「ロッテガール」に渡すと、下記の素敵なアイテムと交換できます。

[アイテム名]
・ロッテサンバイザー
・ロッテスポーティーウエア
・ロッテサンダル

・ネコヘルム
・ネコガントレット
・ネコ鎧
・ネコグリーブ


 ここで太字にしたネコシリーズは、ゲーム内でネコDと呼ばれるDから出るキャッツアイという宝石を集めてNPCから交換してもらうレアアイテムで、交換にはかなりの数が必要なので入手するのはなかなかに骨です。真面目にゲームでキャッツアイを集めてネコシリーズを集めた人間からしたら、涙目になること受けあいです。

 ただこのイベントの恐ろしさは、そこではありません……。このネコシリーズ全てに古代と暗黒というエンチャントが付いていることなのです。この古代と暗黒と呼ばれるエンチャントはマビノギ内で最強の一つに数えられるもので効果を書くと以下の通りです。

エンシェント/古代の
休憩8以上の場合、Luck 20増加
休憩7以上の場合、最大ダメージ6~12増加
ランクに関係なくエンチャント可能


ダークネス/暗黒
防御3減少
Will 5減少
レベルが30以上の場合、最大ダメージ5~15増加


 ステータス的に防御力3とWill 5減少しますが、Luck 20増加して最大ダメージが11~27増加する効力です。プレイスタイルによってはまちまちでしょうけど、ほぼマビノギ内で最強の効力を持つ一つと数えてもらっても間違いありません。この最強クラスの装備が首都圏に人間だけお手軽に入手(リアルマネーは使うけども)できる点において、地方の人間は不平等さは感じるでしょうけど、それすらもまだゲーム内で努力すれば、いずれは辿りつける地平なのでよしとしましょう。

 ここで更なるダメ押しは……この古代と暗黒のエンチャントは軽鎧と呼ばれる種類の鎧にしか付かないエンチャだったのに、このイベントではネコヘルム、ネコガントレット、ネコ鎧、ネコグリーブの全てに付いている点です。いままでも通常では絶対に付かない部位にはじめからエンチャントされたアイテムってのはイベント等で配布されたり、ダンジョンから出ることもありましたが……この全身・古代暗黒ほどトンデモないものはなかったですね。単純に計算すると四箇所の古代暗黒で……

休憩8以上の場合、Luck 80増加
休憩7以上の場合、最大ダメージ24~48増加
防御12減少
Will 20減少
レベルが30以上の場合、最大ダメージ20~60増加


 最大ダメージを合計してLuckとWillをクリティカル値に変換すると……

最大ダメージ44~108増加
クリティカル14増加
防御12減少


 まあプレイしていない人には伝わりにくいかと思いますが、トンデモない数値だと思っていただければいいです。これがですね、今のところゲーム内でのプレイでは胴体部位しか入手することが叶わず、腕部位、頭部位、足部位にいたっては他のエンチャントで補っていたところ、それがあっさりと上回ってしまったわけです。しかも首都圏限定イベントという極めて閉鎖的かつ首都圏在住者にとってはお手軽なイベントでw そらもう地方在住者は暴れますよね。MMOも5年も経てば最強を目指す人間にとっては、最大ダメージを1ポイント伸ばすだけでも血反吐を吐くような(いいすぎだけど)苦労とお金(ゲームマネー&リアルマネー)をかけるわけですが、あっさりと今までの最強装備を超えるような装備がお手軽に首都圏者だけ入手できる(まあゲーム内取引で大金を払えば、首都圏在住者から購入できますけど、それはそれで不平等ですよね)。あとはこれだけ血のにじむ思いをした自分の苦労があっさりウパーみたいな感情論もあるでしょうw

 ちなみに足装備の話で最大ダメージを追求しようと思ったら、今までは"フリート/ハードペッカorレイブン"というエンチャントだったわけですが……フリート/ハードペッカだと最小ダメージ6増加、最大ダメージ7~10増加、クリティカル2増加、最大マナ15増加、Dex 15減少だったわけです。レイブンの似たような数値になるので省略。これが古代/暗黒だと防御力3減少、Will 5減、Luck 20増加、最大ダメージが11~27増加ですからね。お互い最大値だと最大ダメージに17の差がでる。このフリート/ハードペッカってエンチャの靴(金属ブーツ)を作ろうと思ったらかかる労力orお金は中々に大変なのですが、イベントやってる人を見てる限りは古代/暗黒ブーツを入手する労力はフリート/ハードペッカ入手に比べるもなく楽に見えますw

 たしかにガムの購入にリアルマネーがかかるわけですが、リアルマネーをゲームに使わないって人はスルーすればいい話ではあるのはあるのですけど、選択肢として選べないって点が今回の問題かと。地方の在住者もガムを買う/買わないって選択肢さえあれば、ここまで場が荒れることはなかったのにと思うのだけど、最近の運営は……なにを考えてるのかわからないと言うか、なにも考えてないのか……もはや運営終了の資金回収時期に入ってる?と勘ぐるほどです(それにしても今回のイベントはヒドイとしか言えないなァ、不満が爆発するのが想像できるのに踏み切った意味的で)。まあ、中でも一番ヒドイと思ったのは……イベント中に敵を倒すとロッテのお菓子(トッポとかモナ王)をドロップするのですが、そのアイテム説明のぞんざいなことぞんざいなこと! アイテム説明に「トッポだ。」って説明する気ねぇーだろ!w しかもお菓子なので食べられるわけですが食べた時のメッセージが輪を掛けてヒドイ。次はもっと美味しいものが食べたいとかのメッセージが出たりする……おまいら応援する気ないだろ、ロッテをw

 まあ全身古代暗黒装備登場で自分のプレイスタイルが変わるわけでもないですし、そもそも自分の場合は最大とクリティカル両立スタイルが信条なんで、まあ静観してます(なけりゃ歯が立たない敵がいるわけでもない)。そもそも美学としていくら強くてもダサい着たくない衣装着てまでプレイすることがストレスなのでスルーできます(まあ相場が崩れて安く買えそうならば、足装備ぐらいは買うかもですけど)w プレイをはじめて結構な月日が経ちますが、楽しみ方がキャラ強化よりも、ギルメンと一緒にDに行ったり、ワイワイとチャットしたりするのがメインの楽しみに変化してきたのでモーマンタイ。ソロ歴2年の孤独だった俺w

 結論:阪神タイガース応援イベントとかを、首都圏限定でやればいいんじゃないですかね?(暴動モノ的な意味で)w


[ 2010/06/11 16:47 ] ネトゲ | TB(0) | CM(2)

ああ 祈りの灯火を 奪われ 掻き消されたまま 冷たい石畳へ打ちのめされても 諦めはしない

 
 深夜にニコ動のマイリストを整理してたら見入ってしまった罠(挨拶)
きっと部屋の掃除をすると、昔懐かしの漫画とかが出てきて読み耽り、ちっとも掃除が進まなかったとかと同じレベルで罠。

 その中でなんとなく気になった動画を貼ってみる。


・【動画】神様のメモ帳 It's the only NEET thing


 これはよいドクペ販促動画w
つか、四代目かわいすぎんだろッ!!!! なんで俺こんなに四代目好きなんだろう?w 自分でもわからない……このヒナちゃんに感じてる気持ちが恋なのかしらん? この素材の少なさでよくもまあ原作1巻の雰囲気を再現できるな。それはそうとこの頃の彩夏ってまるでヒロインみたいだな!w


・【動画】End of Goodbye【さよならピアノソナタ】


 ダメだ……心からの願いの百貨店のあたりで目の前が涙で霞む(´;ω;`)
完全にナオとまふまふに焦点を絞った動画なので神楽坂先輩も千晶も登場しないのは寂しいですが、そのおかげで綺麗すぎるぐらい綺麗に纏まった印象を受けます。つーか、まふまふかわいすぎんだろッ!!!! エビチリは俺の義父さん! でも哲朗は俺の扶養家族w そして……ああ、ユーリなら俺の隣で寝てますよw


・【動画】efのOPをクッキーで作ってみた(完成.ver)


 クッキーで作るって思いつきも凄いが、ホントに作ってしまう情熱が凄い。しかもよりによってefのOPをw ミズキが羽に変わるところとかやべぇーよ!w とりあえずクッキーはスタッフが美味しくいただきましたって事でよろしいか?w


・【動画】AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ 偽OP


 ロミオ繋がりの合わせ技。その実、人退よりもAURAの方が好きだったするな俺。僕らはみんな中二病!生きているから中二病みたいな。つかコバの愛らしさは異常。そいやこの作品は"あくびの戦士がふぁー"とかでも代用ききそうだな……「ふぁ?」 目覚めて彼女 「私、地球を救う!」て言う「ふぁ?」 あくびだ 立った 出てく ふらついているよ 危ないのコなのかな 見ていないことしようかないや、それとも一緒に 戦いの旅に出てみようか~♪ 冷静に考えるとオーケンはすべからず中二っぽいなw


・【動画】ユメミルクスリ 主題歌(嘘)「ユメミルキカク」


 これが公式ってあたりが素晴らしいな。必死に笑いをこらえるもこらえきれてないMarica嬢に萌える。そいやどーでもいい話だが、人にユメミルクスリってどんな話なの?って訪ねられた際、上条当麻とインデックスさん似の二人が御坂美琴似の女の子の首を絞め、美琴似さんが恐怖から失禁&脱糞する話って答えてる。あとラストオーダー似がクスリをキメててドキドキするほど大ピンチです。と答えてるわけですが、信用されたためしがない……まったく嘘言ってないのにw


・【動画】とっぱら~ざしきわらしのはなし~OP『あたらしく!』Full


 とりあえずベートベンに謝れよ!にゃーにゃーw
Maricaに榎津まおといふ珍獣を混ぜたことにより、二身合体事故でMaoricaといふ破壊神ができちゃったみたいな凄惨さがある。つか、まおまおに引っ張られいっぱいいっぱい必死なMaricaに萌えるw 数多くMaricaの歌を聴いてきたけど、こんなに必死なMaricaを聴いたのは初めて……榎津まお恐るべしw


・【動画】ナイトウィザード ~get the regret over~ 修正Ver.


 なんかたまにすごく柊成分が不足するときに見る動画。この動画はTRPGファンかファンじゃないかというか……下がる柊を愛しているかどうかで全然評価変わると思う。それにしても 灯vs.柊のシーンでの幻想舞踏かっけぇな。あと、動画見直して気づいたのだけど、エリスのクラスはおそらく転生者だろうから、ラストのゲイザー戦での柊とエリスの一撃は、エリスがリミットブレイクで突貫、柊は神殺しの剣(能力的になんの付加価値もないけどw)を添えるだけみたいな感じなのな。実にきくたけクライマックスフェーズっぽいw


・【感想】【ラノベ】アクセル・ワールド 5
アクセル・ワールド 5 (電撃文庫 か 16-9)アクセル・ワールド 5 (電撃文庫 か 16-9)
(2010/06/10)
川原 礫

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 3、4と重い話が続いたので、前半部の軽いノリに面食らった。そしてレイカーさんはドSだと思いますw 黒のレギオンに正式に復帰したレイカーさんだけども、ブレイン・バースト自体にはどこか一線を引いてると言うか、そのトラウマが完全に解消されたわけでなく未だ悔恨抱き続けてる。ブレインバーストという対戦ゲームは個々のトラウマや餓えが色濃く反映される。それは渇望に繋がるから……何かを強く望むことは何事においても原動力になるのが道理でありブレインバーストも例外ではない。誰よりも空に焦がれ、より高く飛ぶために自らの足を捨てたスカイ・レイカーと、その親友の足を切り落とす役を担った黒雪姫先輩。自らの渇望のために親友に足を切らせる役を押しつけたスカイ・レイカーの後悔と、自分よりも空を選んだ親友の足を感情にまかせて切ってしまったと後悔する黒雪姫先輩。この二人の心をハルが解きほぐすが今巻の軸なわけですが……ほんまにハルは年上キラーやでw

 この二人の傷を癒す為にハルがとった方策は、二人が抱えてる傷と願いに向かい合わせること。黒雪姫先輩にはタイマンの勝負を挑むことで、勝負を通じてブレインバーストの楽しさ、先輩が憎しみだけで刃を振るう人なんかじゃない事を身をもって示し、レイカーさんには彼女がかつて恋い焦がれ目指した空の高見へと再び自分の翼で挑めるようにと背中を押す。ほんとハルらしい方法。自分に厳しい二人にとって優しさだけの解決策では納得できないことだろう、故に優しさだけでなく力強い厳しさを合わせて二人に突きつける。この物語のキーワードの一つは間違いなくデザイアであり、それを欲望と捉えるか希望と捉えるかで加速世界を生きる人間としての在り方が問われる。希望を持って加速世界を生きれるのであれば、それはバーストリンカーであれる証明。これらのことを無意識にやってしまうのだからマヂでハルは天然ジゴロだよw

 基本中盤ぐらいまではイチャラブ多めの比較的ユルめなエピソードかなと思ってたら、ヘルメス・コード縦走レースに加速研究会が乱入してくることによって物語が大きく動いたな。ブレインバースト世界のバランスを崩しかねないが故に、秘匿されなければならない"心意(インカーネイト)システム"が多くの一般バーストリンカーの目に触れることになったことと、かつてハル達が死力を尽くして滅ぼしたはずの<災禍の鎧>クロム・ディザスターが滅してなく、ハルを宿主にしていたこと……どれも加速世界の根底を揺るがす大事件。次巻以降、加速世界は大きく揺れることになるでしょうね。それにしても今回ジグソーを使った心意は、既存の心意と少しばかり違うような気がしますね。今まで暗躍程度な動きだったのに、ここにきて心意を一般のバーストリンカー達に知らしめるような行動にでたのは、加速研究会の中で既存の心意を超える新技術を獲得したからかも知れない。なんにせよ加速世界を混乱させるだけなら、なにも今のタイミングでなくてもいいので、なにかしらのアドバンテージを得たと考えるのが妥当か。


[ 2010/06/10 12:14 ] ラノベ | TB(0) | CM(2)

限界まで高まってきたエネルギー 引きがねひく時がきた かすんでる虹の架け橋を今 追いかけて過熱して Far away

 
 ああ、俺好きだったんだけどなこの作品!(挨拶)
まあ、元から色んな作品を組み合わせてた印象はあったのだけど、こうして文章を並べてみると確かに言い逃れできないな……まったく気づかなかったけど俺w 線引きって難しいところだけど、ちょっとやり過ぎ。リスペクトとかオマージュで収まる範囲を逸脱しちゃうとねぇ。物語自体の組み立ては凄くよかっただけに残念だなァ。


・【感想】【エロゲ】エヴォリミット
エヴォリミット 初回限定版 限定突破パックエヴォリミット 初回限定版 限定突破パック
(2010/05/28)
Windows

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 生命とは…進化とは…宇宙とは……みたいなケン・イシカワ先生チックな物語。もしくは天元突破的ななにか。なんとなくケン・イシカワ先生名作である『真説・魔獣戦線』の最終回を彷彿する話だったなw ちなみに真説・魔獣戦線は……"神様が時天空という敵と遭遇。うわぁ、こいつトンデモねぇー! 倒す方法わからねぇから、宇宙創造のビックバンを兵器として使用して、その爆破力で時天空の浸食をとりあえず食い止めよう。その時間稼ぎの間に爆発して広がる宇宙に自分たちの意志を拡散させて進化する下等生命体に生まれ変わろう。うまくいけば進化して時天空の倒し方、もしくは対抗できる力を持った種が生まれるかもしんね!"ってお話だったわけですが……エヴォの場合もおおよそ、スケール的・本質的にも相違ありません。いやマヂでw なんつーかDBの私の戦闘力は53万ですを遙かに超えて、スーパーサイヤ人4の悟飯曰く"もう凄すぎて、なにが凄いのかわからない"領域を超えて、DBAFのスーパーサイヤ人13あたりを軽くぶっちぎってる感ですから。多分、界隈のエロゲでエヴォの戦闘力に比肩できるのはデモンベインぐらいじゃないですかね? それも全天昇華呪法ビッグバン・インパクト使う、斬魔大戦デモンベインのデモンベインあたりw

 そーいった意味でケン・イシカワ系宇宙大好きっ子観点からは、大変に大笑いした作品で御座いました。そのインフレーションしまくった戦闘力に燃えを見出すか冷めちゃうかによって評価がガラッと変わってくる作品だとは思います。ちなみに自分の場合は、笑いを見出しましたw

 なんか感想書こうと思ったら、奈須さんちの菌糸類さんがほとんど言いたいこと書いちゃってたので……ざっと雑感程度でとどめた感想。

 やっぱり、もったいないと思うところが多々目立つ作品ではありました。進化をテーマにしてる関係でピンチにおいても、どーせ進化したらなんとかなるしょ? みたいな感覚が全編を通して付きまとってしまったので……戦闘パートにおけるドキドキ感ってのは極めて薄い。その代わりにどこまで進化するのってトンデモ的なワクワク感はあったわけですけど、やっぱり知恵と勇気を振り絞ってみたいなドキドキ感は欲しかったなと思う。大きな力に対して、より大きな力で対抗するって構図はカタルシスに欠ける。やっぱり進化ってテーマに重を置きすぎたのかなァ……デジモンじゃないんだからおまいら! とプレイ中に10回ぐらいはつっこんだ記憶もいまではいい思い出デスヨ。これが不知火と雫の二人とシャノン・ワードワーズが踏み入れる進化の果てに、人類が到達しなければならない地平が垣間見えるのであればテーマ的にもう少し違ったのだろうけど、どうみても踏み入れなくてもいい領域ですよね。生命という存在が純粋に進化だけを求める存在であるかといえば、答えはNOだと思う。人が人として逸脱してまで生きる生に意味があるのかどうか? 究極進化をした不知火と雫が、その座を捨ててまで元の場所に降りてくるって意味では、人が人であるべき意義を描けてるとは思うものの、この作品は進化自体は全肯定になっちゃてるところがある。生きてる限り人間は足を止めずに進化への道を歩むべしと。言ってる言葉としては間違ってもないし、パッチという万能エネルギー結晶を手にして超人になったが故に、種としての試練となるべき危機が減少し進化が停滞してしまった火星の人間はアンチテーゼとして巧く機能してる。ただ、どうも不知火と雫とシャノン・ワードワーズの最終進化が目指さなくてはならない種としての地平には見えない。人としてあるべき進化の姿と進化の果ての到達点が食い違ってる感覚があり、そこら辺がこの作品の座りの悪さなのかなァと思います。まぁ、いつの世も行き過ぎた進化の果ては滅びとか虚無って感じもしなくない。

 あと、個人的に残念だったが、災害の猿たち(カラミティ・モンキーズ)の皆さんの、自身が災害になってまで人類という種の超えるべき壁にならなければならないという動機ですね。シャノンに器用な洗脳をされていたとはいえ、人という種の限界への絶望と、それに相反する人という種は限界を乗り越えることが出来るといった信頼を抱く契機になった決定的な動機に対しての掘り下げが不足してる点ですね。強いて言うならば通り魔ことファントムキラーの場合は、原動力となる動機が怒りと絶望なのでいいのですけど、噴火・吹雪・地震の三人は決定的に不足してるかなァ。火星開拓時代の過去にもう少し踏み込んだエピソードがあってもよかったのではと思う。あー、あといつ噴火ことヴォルケイノが火を使う不知火に対して、「わしは"火"を焼き尽くす"マグマ"じゃ!! わしと貴様の能力は完全に上下関係にある!」とか言い出すかとドキドキしながら待ってたら、不知火とヴォルケイノの直接対決が一度もなかった件について、申し開きがあるなら聞いておこうか!(制作側は悪くねぇー)w

 このような感じで大変に残念な感想がもれてくるのは、ひとえにおしいッ!って感覚があるからなんですよね。日常パートは大変に面白いんですよ。まあこれはひとえに不知火義一というHENTAI紳士力と言ってもいい。もうHENTAI紳士パート→戦闘パートの繰り返しで構成されてる言っても過言じゃないぐらい不知火さんが素晴らしいHENTAI紳士でした……不知火さんになら俺、抱かれてぇーよ!w

 ヒロインで言うならキャラ的にはカズナさんが好き。東出氏の描くスーパー完璧お姉様転じて汚れ役みたいなポジションのキャラはとても大好物(例:一乃谷刀子)。この完璧すぎてなんだか面白おかしい生物になっちゃた的なハザードを愛するよ。シナリオでいうとリーティア√が一番好きですね、この妹ポジションなロリっ娘が可愛らし過ぎるところも多々あるんだけど、それ以上に進化をテーマにしてるエヴォリミットで一番身の丈にあったテーマだったと思う。機械に生まれた死にたくないという心、皮肉にも滅びることで心がうまれたヘカトンケイルさんは悲しすぎる存在だなァ。彼に生まれた心は確かに進化と呼べるものなのに、それを自覚できた時には滅びるしかない。ここら辺のことをリーティア自体の問題と巧くシンクロさせる手腕は実に素晴らしい。そしてこの√の男性陣はすべからずHENTAI紳士で素晴らしい(不知火さんはモチロンのこと、チャペックが素敵すぎるだろ)w

 雫さん√はねぇ、前段階で書いたように限界進化を極めすぎた物語なので、男女関係的なテーマはブレてしまった印象がある。まあ、不知火さんと雫さんはすでに物語が始まる前から比翼連理すぎて付けいる隙がなさ過ぎるんだけどね。可愛らしいカップルすぎるねん!あいつらw まあ、そんな二人だからこそ共に手を取り合って進化の限界を突き破り、誰も到達できない地平まで到達できたのでしょうね。シャノン・ワードワーズは敵という存在を得ることにより自分を磨き、進化の階段を駆け上がる道を選んだとしたら、不知火さんと雫さんは二人でなら何処までも行けると共に手を取り合い進化の階段を駆け抜ける。同じ進化への道でも、その方策はまったく違う。そしてその差異こそが最後の最後で彼らとシャノンを隔てた決定的な差なのでしょう。あやかしびとのラストでみんなの幸せのために一人で戦う如月双七を描いた東出氏からすれば、今度は一人ではない共に手を取り合いどこまでも登りつめていく物語を描きたかったのでしょうね。お互いがお互いの背中を追いかけてグルグルと螺旋のように登りつめていくスパイラルアップ、気づけば手を取り合いどこまでも共にある……ほんとこの二人は比翼連理なんでしょうね。

 色々と苦言が多いですが、それだけ可能性を秘めていたからこその苦言と思っていただけると幸い。おしいッ!って気持ちが大きいですが、その感情を置いておくとして自分はこの作品は結構好きですね。もし過去にプロペラの作品をプレイしたことがないのであれば入門作としては最適な一品だと思います。あとイシカワ進化好きな人にお薦めw

 P.S.ココロ√がないと言う致命的なバグについて申し開きがあれば伺おうかッ!!w ココロかわいいよ、かわいいよココロ! ポチ校長の次ぐらいに愛らしいよw

[ 2010/06/09 16:07 ] ゲーム | TB(0) | CM(0)

わたしの手で わたしに別れを告げる おやすみなさい おやすみなさい 愛しいあなた さよなら ありがとう

 
 駄肉!俺だ!結婚してくれ!(挨拶)
魔王かわいいよ魔王! 登場キャラだと女騎士もかなり好きなんだけど、やっぱ魔王だよなァ……"二の腕とかつまめるのだっ ぷるぷるなのだぞ!?"に脳天直撃されたのは俺だけじゃないはずだ。



しかし……すげぇクオリティだな! それ以上にこのペースであの丘の向こう…まだ見ぬ地平にたどり着くのは何十年後なんだ…w 辛いだろうけど是非とも頑張ってください。そしてメイド妹は徹底的にロリっ娘でよろしくお願いしますw


・【感想】【エロゲ】君の名残は静かに揺れて
君の名残は静かに揺れて 限定のいコレパック版君の名残は静かに揺れて 限定のいコレパック版
(2010/05/28)
Windows

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両の足で立ち、言葉を話し、ふたつの目で何もかもが見えた。
冷たさも、温かさもこの手に感じた。
―――だけど。
だけど、私はまだ生まれてなかった――この世のどこにも。

もしも最初の日、あの橋で花火の爆発に巻き込まれていなかったら――?
ヒロインの一人である白鷺茉百合に焦点を絞った物語。
彼女と出会い、ひかれ合い、そして結ばれた後にまきおこる障害の数々…。
再び生まれ変わるFlyableHeartのifストーリー。


 Flyable Heartのスピンオフ作品。ファンディスクって名目になってはいるものの少しばかり事情が違う物語かなと思う。そもそもFlyable Heartという作品が生まれた段階で、この茉百合にまつわる"君の名残は静かに揺れて"という物語の基幹と呼べるべきものは開発スタッフの中に存在していたのだと思う。ただ少しばかりFlyable Heartという作品のカラーからすると逸脱しすぎてしまうところがあったので、Flyable Heart本編では白鷺家という複雑な家庭環境を臭わす程度に留めて、晶と茉百合の奇縁と結ばれるまでの物語を描いていました。それはそれでいい話でしたけど、茉百合√に限って言うのであれば制作者サイドが真に作りたかったのは、この"君の名残は静かに揺れて"のような話だったのじゃないかなァと、プレイを終えて確信に近い印象を抱いてます。奇しくも色々な要素(Flyable Heartの好評,黒鷺魔百合白鷺茉百合というキャラの群を抜いた人気,製作スタッフのやり残し感)などが働き、結果としてスピンオフ作品として、おそらくは当初に想定されていたよりも充実したモノとして形になったのだと思います。制作者側の努力とファンの応援があってこそ、この作品が生まれたと考えれば、これほど幸せな作品はないと断言できます。

 物語の構成として、晶と茉百合が結ばれるまでの学園パートの前半と、二人が白鷺家に立ち向かうことになる白鷺本家パートの後半部に分けられる。前半部はFlyable Heartの茉百合√に近い内容となってます。もちろん時空間移動が起こらなかったらのifストーリーなので細部について差異はあるものの、大きく変わっている印象ではありません(桜子が死なないとか、晶の父親・茂樹と学園で出会うエピソードがなかったりしますけど)。白鷺家という厳格な家風の家の末娘でありながら当主の妾の子ということで使用人同様の扱いを受けつつも、白鷺の娘としてその立ち振る舞いは旧家である白鷺に相応しいものを求められる。自由もなく、ただただ白鷺家のために奉仕する人生が白鷺茉百合という少女にかせられた運命。

より、賢く。より、白鷺家の娘として。
誰よりも、強く賢く、人を見抜き、美しい笑顔を―――。
誰よりも、誰よりも。


 使用人のように扱われても、白鷺の女として相応しい教育を受け育てられた彼女。生来の聡明さから絶望という諦めと達観を受け入れ、その聡明さ故に皮肉にも目と耳を塞ぐ。白鷺家の娘として相応しい美しい笑顔の仮面を被ることによって。ただ、彼女にとって幸せだったのは桜子の存在があったことでしょうね。茉百合が自分で述べているとおり、茉百合にとって桜子の存在はすがるべき縁。そのころの茉百合にとって唯一と言っていい、白鷺が引いたレールではない彼女自身が望んだ関係。それが心のよりどころとしてすがるべき対象であったとしても。そして桜子自身も気づいている、自分が茉百合のよりどころにはなれても、茉百合の本心を引き出し仮面を剥がすことが出来ない事を……。もちろん桜子自身が病に冒されており身体が弱いことも無関係ではないでしょう。でも、桜子自身は確信にも似た予感があったのでしょうね。それは自分の役目ではなく他の誰かの役目であることと、来るべき時が訪れれば茉百合自身が桜子の伸ばした手をとってくれることを。だから彼女は信じて手を差し伸べ続けるだけ。ほんとに信じられないほど、美しい娘だと思う、桜子という少女は……眉目麗しいばかりではなく心とその魂と言うべきものが。そして、この場合は皮肉というべきどうか判断に困る表現なのだけど茉百合自身、そんな友人の心に気づけないほど凡庸でもなく、聡明で誠実で気高くあれるように白鷺の家に育てられた。この二人の邂逅は、偶然という名の必然って言葉で顕してもよい奇跡がもたらした邂逅だったと言えますね。

 そしてもう一つの奇跡と呼べる邂逅が、晶と茉百合の邂逅。この出逢いにより茉百合は、白鷺家という魔物に立ち向かう決意ができた。愛おしい人と共に手を取り合って……。ここまでであれば、囚われの姫を救い出す王子と、王子と共に手を取り合って悪い魔女に挑む姫の、まるで御伽噺をなぞるがごとき物語なのですが……後半の白鷺家編に突入してから物語は反転する。

 以下、激しくネタバレなので追記に隔離。


[ 2010/06/07 16:16 ] ゲーム | TB(0) | CM(4)

影絵みたい 揺れてる恋人たち あこがれだけわたしを いつしか追いこしてく

 
 テコンV日本で劇場公開決定ってw(挨拶)
よし…日本もそろそろヤツを復活させるべき機運が高まってきた……すなわちサイコアーマーゴーバリアンをw




・【感想】【漫画】ONE PIECE 58
ONE PIECE 58 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 58 (ジャンプコミックス)
(2010/06/04)
尾田 栄一郎

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 激化の一途を辿る頂上決戦にも終戦の兆し。次巻はいきなりエース死亡からかよ……キツイなァ。

 物語自体の感想は、うんめっさ面白いッ!! と、思考放棄に近い感嘆しか漏れてこない、ある意味かわいげの欠片もありゃしない隙のなさ。まあ世の中に一つか二つぐらいあってもいいか……理由とか理屈なんて抜きでドキドキワクワクする作品が存在しててもさ。あーちくしょうめッ!! 面白いなァw


・【感想】【漫画】BLEACH―ブリーチ― 45
BLEACH―ブリーチ― 45 (ジャンプコミックス)BLEACH―ブリーチ― 45 (ジャンプコミックス)
(2010/06/04)
久保 帯人

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 表紙もじじぃなら、中身もじじぃ祭り。しかしこの作品に敬老精神はないので退場フラグでしかない。

 しかしアレだな、ワンダーワイス・マルジェラは登場するたびにロクな目にあわないなァ。挙げ句、流刃若火を封ずるに特化した改造破面といふ後付設定を加えられたりと……涙なしでは語れない。でも、まあそうだね、手駒の数がそこそこにあるんなら、1体ぐらいメガンテ使えるヤツを仲間にしくとべきだとは思うので藍染さん正解。例:「さようなら天さん…どうか死なないで」……捨て駒じゃん!w

 そして戦えば戦うほどに無様を曝すことになる戦闘オンチの日番谷冬獅郎さんは、そろそろ日番谷トーシローと改名すべきだと真剣に思う。


・【感想】【漫画】O/A (1)
O/A (1) (角川コミックス・エース 216-4)O/A (1) (角川コミックス・エース 216-4)
(2010/06/04)
渡会 けいじ

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人気急上昇中のアイドル・堀内ゆたかが開始した生放送のラジオ番組。記念すべき第一回放送で起こったピンチを救ったのは、奇妙にも自分と“同じ声”を持つ新人芸人・はるみで…!?


 人気売り出し中のアイドルと売れない芸人の対極ともいえる二人の主人公。その唯一と言える共通点は声がそっくりなこと。この設定をラジオ番組という顔の見えないメディアを逆手に取って組み込んでしまったのはアイデアの勝利。物語的には人気急上昇中のアイドルだったものの、事務所のスキャンダルのせいで芸能人として失墜しつつあるゆたかがその復活の足がかりとして、二人で一人の人間・堀内ゆたかを演じるという奇妙さラジオ番組に挑む。典型的な偶像として売れるアイドルの仮面を被るゆたかが天然系シモネタ大好き少女はるみの破天荒な発言により、半ば放送事故のようにその仮面をドンドンと壊されていく。まさにアイドル的にも人間的にも……このアイドルとしての復活を賭けた番組がアイドルとしてのゆたかだけではなく、堀内ゆたかという一個人の人間性の復活と進化なのが面白い。まあ、それにしても……なんもそこまで放送事故っぽい発言かまさんでもと思わなくもないがなw このままいくとアイドルとしての新生じゃなくバラドルとして新生しそうだ……ゆたかの明日はどっちだw


[ 2010/06/04 16:22 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

ありがとう ありがとう 僕の妹に生まれてきてくれてありがとう

 
  首相が辞任とか色々あるけど……とりあえずラブプラス(挨拶)
色々ダメダメな俺だけども、たまにこの国の未来を憂うよw


・【感想】【エロゲ】リアル妹がいる大泉くんのばあい
リアル妹がいる大泉くんのばあいリアル妹がいる大泉くんのばあい
(2010/05/28)
Windows

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生命とは何か。
進化とは何か。
時間とは。
空間とは。
そして、妹とは。
なにゆえに、宇宙はかくも妹に満ち、しかもそのひとりひとりが宇宙そのものを揺るがすほどにラブリーなのか。

超妹大戦シスマゲドン2より抜粋


 うん、まあ……物語の本質はおおよそこんな感じw 妹強度56億7000万シスターの妹を愛でる物語。その実、ないわけでもないけども近親って禁忌の背徳感や問題解決をテーマにしてるわけではなく妹という存在自体がテーマ。どんな妹でもお兄ちゃんにとっては可愛いもの。兄として生まれ、妹として生まれ、お互いの成長過程において仲の良い兄妹になったり、仲の悪い兄妹になったりするだろう。でもね、どんな兄でも妹がこの世に生まれてきたことは感謝していたのだと思う。もう記憶にもない遥か昔の原風景なのかもしれないけど、妹が出来きると知ったときは嬉しい気持ちを抱いたのだと思う(まあ歳がかなり離れた兄妹ってのもあるだろうけど、相当複雑な事情でもない限り妹という生命っが生まれることに喜びと感謝を抱くとは思う)。だからこれは妹という存在に感謝する物語。全てのお兄ちゃんに捧ぐエールの物語。兄妹愛讃歌。妹がなぜにラブリー? そんなのは決まっている……お兄ちゃんの妹だからさ!

 残念ながらも、この業界を去りゆくことを決意されたおるごぅる氏なりの全てのお兄ちゃんに捧ぐ妹讃歌であり、全てのエロゲーマーに捧ぐエールの作品なのだと。窮極的にはエロゲーがだいすきだった、おるごぅる氏からのみんな! エロゲーやろうぜ! ってメッセージ。

 まあ詳細はネタバレになるので追記で語るとして、ざっと雑感。システム周りはいつものALcotのシステムでシンプルながらもゲームをする上でストレスを感じることのない良いシステムだと思います。ミドルプライス作品ってこともあり、プレイ時間は大体のところオールクリアするのに10時間程度とやや小粒な印象。まあ、作品イメージからすると長編大作ってイメージでもないので可もなく不可もなく許容範囲の長さではないでしょうかね。個人的に攻略推奨は麻衣(バーチャル妹)→美紀(親友の妹)→栞(リアル妹)ですね。栞√はラスト固定なので絶対最後になるのですが、麻衣と美紀はどちらが先からでもいけます。物語の流れ的には美紀を先に終わらせて、麻衣→栞ってプレイする方が綺麗な流れではあるんですけど、ただ美紀√はちょっぴり物語の本筋から乖離してるところがあるので、作品のテーマの掴みを得るって意味では麻衣を先にやることをお薦めします。あと皆さんが気になるといえば、ライターがおるごぅる氏ってこともあってNTRの有無でしょうけど……残念ながら御座いませんw うちの妹のばあい(はぁと)じゃなくて、うちの妹のばあい 純愛版なイメージ。まあ過去の作品を引き合いに出すのもアレなんだけど、こればっかりは歴史的に分けては考えることは出来ないぐらい密接関係の作品というか……この作品が世に生まれ出でる原因というか出発点なものなので。まあALcotってブランドイメージを考えるなら、NTRはなくて良かったとほっとしてるところもあるw しかし未だにチラホラと大泉くんの話題になると"うちいも(はぁと)"のNTRを語りはじめる人が沢山いるのだけど……おまいらドンだけトラウマやってん!と……ああ、俺だって未だにトラウマさ!(それだけ妹を愛しているからこそ傷つくという証明)w ただ、勘違いしてほしくないのは、"うちの妹のばあい"と確かに似てはいるのですが、決定的に違うところもあるのです。"うちの妹のばあい"の優香は血の繋がりがないのもあるのですけど、最終的には妹のためにいいお兄ちゃんでありたい兄と、兄でも妹でもなく一人の女の子としてお兄ちゃんに愛されたい。この気持ちのすれ違いが物語の核となってるわけです。一方、大泉くんの場合は兄妹が兄妹のままお互いを愛おしいと思える存在として昇華される物語。念のため誤解のないように言っておくと、どちらの作品が優れてる優れてないの優劣の話ではもちろんなく主題としての魅せ方の違いだけの話です。エロス関連の話をすると……おるごぅる氏にすれば若干まともというか、タイトルとライターの性質から想像されるような背徳的・変態的なエロスはあんまないですね(強いて言えば美紀ぐらいか)。ブランドイメージを考慮してのことでしょうけど、"死神の接吻は別離の味"で背徳的で変態的なエロスをやってくれたおるごぅる氏なのだから、もう少しはっちゃけてくれてもよかったのではと思う(なんとなくエロシュチにデジャヴを感じると思ったらBackStage安美さんを彷彿させるのか)。あーせめて……目隠し緊縛スパンキン風林火豚ぐらいは欲しかったなw テキストは、おるごぅる氏らしい残念力(ちから)に満ちあふれているキレっぷりなのですが、テーマがテーマなこともあり全体を通して読むと不思議と残念ってこともない。まあ、確かにシーン事にテキストを抽出すると残念この上ないのですけど(例1例2例3)w まあ結局のところ、この作品に登場するお兄ちゃんたちはなんだかんだカッコいいからなァ……大泉くんにしろ、どちらかと言えば多くのユーザー寄りな存在である大泉くんの親友の彰すらも一本筋の通ったお兄ちゃんなんで(つか、バスケでトマホーク決めるエロゲ好きのお兄ちゃんなんて非現実青少年だろ!)w

 いままでも若干ネタバレがあった気もするけども、以下キャラ別感想は致命的なネタバレあるので隔離。

[ 2010/06/03 20:24 ] ゲーム | TB(0) | CM(0)

ふと振り返ったら いつも君の笑顔がある いつかそんな日々が来るのを 願ってる

 
 どれぐらいゴアれるかだなァ…(挨拶)
パンチラつーかパンモロとオッパーイも大切だけども、なによりゴアシーン。ゴアシーンのない"OF THE DEAD"なんて寂しいにもほどがあるので頑張ってもらいたいのだけど……敵は放送コードだなァ。あーあと、ビッチは思う存分ビッチってくださいw あと気になるのは……田丸浩史田丸ヒロシの声を誰がやるかだな!w


・【感想】【漫画】ラブアレルゲン 1
ラブアレルゲン 1 (電撃コミックス)ラブアレルゲン 1 (電撃コミックス)
(2010/05/27)
あかほり さとる

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 かしまし~ガール・ミーツ・ガール~の桂遊生丸とあ○ほ○さ○るコンビの新作。このコンビの作品は読みやすいというか、あかほりさとる作品の悪いクセ(タイムボカン系のノリが好きなのはわかったから少し落ち着け)が気にならない。かしましの時は、あかほり色の強いキャラを物語本筋から乖離してあくまでも、はずむ・とまり・やす菜の三角関係を描いていたのが成功だったのだけど、今作に限っていえばヒロインさんであるところのほのみさんは、かなりの勢いであかほりキャラなのですが……さほどウザさを感じないのは、ガッカリ美人が市民権を得てきたところに起因するのか? 時代があかほりに追いついたのか? 僕達が丸くなったのか? まあどーでもいいやw

 かしましが三角関係の恋物語を描いた作品だとしたら、ラブアレルゲンは恋そのものをテーマにした漫画。恋愛アレルギーといふ謎の病気のために恋が出来ない体質のほのみさん。恋ができないが故に恋に恋するお年頃なほのみさんと、見目麗しい美少年が故に幼少の頃から異性に言い寄られ恋愛に対してトラウマっぽい感情を抱いている主人公のたすく。この事情は違えど恋ができなかった恋愛初心者の二人が、恋とはなんぞや!と"恋愛実験同好会"を立ち上げるわけですが、二人のテンションの違いがトンチキな方向にズレていく空回り具合がいとをかし。恋というモノを知らないままに、ありあまる行動力で暴走していくガッカリ美少女のほなみさんと、それに振り回されるたすく君って構図はドタバタ・ラブコメとしては定番な展開だと思うのだけど……テーマを恋ってなんじゃろ?に絞って描かれているのは新しいと思う。強いて言うなら宮原るりの『恋愛ラボ』があるけど、こちらの方が後々に重苦しく恋ってテーマに突っ込んでいきそうな予感はあるかな。設定の重さと伏線の重さ的に。

 いまはまだ物語が始まったばっかりでドタバタの方が色濃く出てますけども、この先巻を重ねることにより少しずつ恋を知っていくことになるであろう二人を待ちかまえてる大不条理。恋を知りたいのに恋が出来ないが立ち塞がってくるわけで、いまはその段階にいくためのインフラ整備といえますね(かしましと同じである程度、初期設定の時点でミラクルが約束されてるので、そこら辺はまったく暗い心配はないのですけど)。とりあえず当面は"恋愛実験同好会"の活動として恋愛を実験しつつ関係を深めていく展開が続くのでしょうね。自分たちのやってる恋愛実験ってモノ自体が恋って要素を知る上でどれだけトンチキな事で、恋は実験で知るものではないってことを二人が自覚しない事には物語が新しい局面に入ることが出来ないかなw とりあえずは恋愛音痴とも言える二人だけでは、物語が明後日の方向に行きすぎるので、わりかし常識的な視点をもったキャラとしてほのみのお目付役なアキが居るわけですが……彼女の心労がマッハすぎて泣ける。アキがんばれ! 超がんばれ!w


[ 2010/06/02 15:37 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

思いを思われ結ばれていく キセキ 離さないこのまま ずっと君を

 
 いつの間にか新作の告知が(挨拶)
 前に発売された『夏ノ雨』が面白かったので、新作『your diary(仮)』も期待大。纏ってる空気の色は『夏ノ雨』に近い印象を受けるのだけど、夏ノ雨自体もビジュアル的に纏ってるイメージに対して、実際はカラっとしたお話だったので、外見からだけでは判断できない。とにかく情報待ちですね。
 

・【感想】【漫画】ヨスガノソラ (1)
ヨスガノソラ (1) (角川コミックス・エース 282-1)ヨスガノソラ (1) (角川コミックス・エース 282-1)
(2010/05/26)
水風 天

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 アニメ化も決定してノリにノってるヨスガのコミカライズ作品。穹メインで押してくるかな?と思ったら、穹メインなのは間違いないのだけど、意外に瑛と一葉の関係なんかも丁寧に描いてるのにびっくりしたと共に好感が高い。メインが穹とハルの近親という禁じられた恋である以上、他者との関係と理解は避けては通れない道というか……この二人の場合は二人だけの世界で完結出来る道もあるのだけど、あくまでも誠実に他者の理解を得る道を選ぶことになるわけなので、理解者たる身近な人間の背景を掘り下げることは大切な事。縁の空とはよく言ったもので縁で繋がった空の元でを生きる大切な人達を蔑ろにはできないですからね。誰よりも穹を大切にするハルだけども、生来の生真面目さや誠実な性根から社会性を完全に廃絶して二人の関係を押し進められないというか、結局は穹に自分だけが居ればいいなんて寂しいことを思ってほしくないってのがあるのでしょう。穹はホント……そこら辺どーでもいいと言うか、ハルがそうしたいなら従うみたいなところがあるんで。

 ヨスガノソラって作品は、穹ゲーと言われるだけあってほんとそこら辺がネチっこく嫌らしくドロドロとして描かれてる。結局なところ、どんなに言い繕ったところでこの作品は兄妹が堕ちる物語であり……穹がハルを最後の肉親という絆を逆手にとってハルの全てを自分のものにする話といえる。ハルが拒めないことを知った上で、ハルという鳥の片羽と片目を奪い取り、ハルという枝に絡みつき比翼連理を成す。この穹の業を何処まで表現できるかが、このコミカライズ成否の鍵でしょうね。この穹とハルの関係については知らない人が聞いたら、オーバーに誇張してるんじゃないのと思うかもしれませんが、これでも控え目に言ってるつもりですよ。そういった意味では、原作を知らないよりも、おおよそ裏事情の隅々まで知っている人間の方が色々と楽しめると言うか、どうするんだろうとワクワクしますね。ちょっと、この略奪愛というか搾取愛劇というかキレイなものも多すぎるとグロテスクになるのね(cv門脇舞以)的な、この物語を表現するのは大変だと思うよ……w

 とりあえず今巻は穹のハル好き異常度を印象づけて、次巻から徹底的に攻勢をかけるって感じですかね。幼馴染みメガネの逆レイープ話をコミックでそのままやるかどうかは不明だけど、1巻で確執は語られてるのでソフトタッチな形にはなるかもしれないですけど伏線回収はするでしょうね。穹にとってメガネは敵でしかなく、自分がハルを完全に掌握してメガネのことをどーでもいいと思えるようになるまでは続く暗い戦いだからなァw(そーいった意味では、メガネも物語的に負わされてる役目は、穹だけを悪者にしないというか……ユーザーからの悪意を一身に引き受けるためのサクリファイスなのだから、なんだか泣けてくる。でも、メガネ死すべし!w)。

 あー、それとひと言だけ言いたいッ!! やひろさんすら登場してるのに……駄メイドがどこにも登場しない? どーゆうことよw


・【感想】【漫画】信長協奏曲
信長協奏曲 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)信長協奏曲 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
(2009/11/12)
石井 あゆみ

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信長協奏曲 2 (少年サンデーコミックス)信長協奏曲 2 (少年サンデーコミックス)
(2010/03/12)
石井 あゆみ

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 一巻読んだときには、ありっちゃありかなァ……。でも雑なタイムスリップものだなァ……ぐらいの印象しかなかったのですけど、2巻で化けた。現代の人間が戦国時代にタイムスリップして織田信長と成り代わる……確かにあらすじだけ聞けばありふれた作品なんですけど、現代ゆとり世代を戦国時代へというワードが加わるだけで目新しのはアイディアの勝利。普通なら未来から来た人間だから、未来を知ってて過去をそのように導くって展開になるんだけど……元々、歴史に興味がなく信長のことをよく知らない、ゆるいというかマイペースな主人公・サブローは飄々と信長を演じ続ける。まるで後の歴史に語られる信長がそうであったかのように。1巻ではそこら辺のキャラ像を掴みかねてたところがあったのですけど、2巻でサブローの周りの人間関係も固まってきて面白くなってきましたね。なによりなんだこのネオ・斎藤道三像!w 戦国時代なのに学生服と警官の制服でなされる信長と道三の会合は漫画史に残る珍シーンだと思うw 2巻ラストで桶狭間の戦いが始まったので、これからサブローは織田信長として一躍戦国時代のスターダムにのし上がることになるんでしょうけど、正史ではないけど正史って縛りを武器にどのように調理していくのかは興味深い。


[ 2010/06/01 13:30 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)
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ふきにゃ

Author:ふきにゃ
エロスとカオスと人外ロリをこよなく愛するマシーネン・アーリア人。

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