もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)
月別アーカイブ  [ 2010年07月 ] 

≪ 前月 |  2010年07月  | 翌月 ≫

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

からっぽの星 時代をゼロから始めよう 伝説は塗り変えるもの 今、アクセルを解き放て!

 
 ちびちびと猫物語(黒)を読み始める(挨拶)
お兄ちゃん相変わらず妹のおっぱいモミすぎです!! ほんとかっけーよ! 阿良々木兄妹w

・引っ越しやらのゴタゴタで全然モノが消化できずツンデル状態になっている。とりあえず『PARA-SOL』をボチボチ進めてはいるものの、同時期に購入した『信天翁航海録』は、まったく手つかずorz そんな状態なのに本日、『俺たちに翼はない AfterStory』と『もっと 姉、ちゃんとしようよっ!』に突貫しようと考えているのが救われない。積みゲカッコワルイ。

猫撫ディストーションの発表以来、元長柾木エロゲ復活って事で期待が膨らむばかり(原画もミヤスリサ、月音、みやま零と好み)。しかしアレだな……おかんの名前が式子かよッ!! 散文的だな(キャラ紹介見る限りは散文的ってより詩的だが)w 突然、「意思疎通なんてものを捨て去ったところに、未来はあるのかも知れない」とか言い出したらどうしよう?w

 テーマの家族は可分なのか? それとも不可分なのか?ってのは興味深い。それを元長柾木氏がどう調理するのかはもっと興味深い("恋愛の最終形"に対して、元長節で家族の最終形を描くぐらい穿って欲しいなァ)w


・【感想】【漫画】デトロイト・メタル・シティ 10
デトロイト・メタル・シティ 10 (ジェッツコミックス)デトロイト・メタル・シティ 10 (ジェッツコミックス)
(2010/07/29)
若杉 公徳

商品詳細を見る

 シリーズ最終巻。そして我々は思う……ヨハネ・クラウザーⅡ世とはなんだったのか? その答えは、やはり以前に述べたとおり……

ユルイ時代にユルイ場所に生まれた鬱憤の塊


 違う漫画の台詞ではあるのだけど、エアマスターの深道が語ったこの台詞が最適でしょう。根岸くん=クラウザーさんの恐ろしさは、その人間の小ささ。小ささも極めれば、ここまでおぞましい怪物へと成長する。本当に彼にあるのは鬱積した鬱憤だけ(しかも沸点低いしw)。彼は鬱憤だけで人を殺せますし、誰彼構わずあってないような理由で殺れます。まさに魔王! 魔王以外の何者でもない。根岸くんとしてポップミュージシャンとして大成なんてできるはずないですよね……彼の本質は鬱憤の塊でしかなく、彼の源泉である黒い鬱憤を表に出さない寒いポップ曲なんて見向きされるはずもない。根岸くんの鬱憤の化身というべきクラウザーさんとして本質をさらけ出すことにより、人々を狂乱に叩き堕とす地獄のような音を奏でることができるのです。まさにメタルモンスターw

 正直なところ些か期を逃したと言うか、もう少し早く終わっていたら有終の美を飾れたのにと思うところもあります(特にサタニック・エンペラー以降の迷走っぷりは、かなりグダグダではあったと思う)。しかし……まあなんだ、終わってしまったら終わってしまったで、妙な寂しさを感じますね。間違いなく一時代を築いた作品ですし、それを納得させるだけの奇妙なインパクトを持った作品でした。作品全盛期はデスレコード社長風に言うなら毎回股間がビチョ濡れの大洪水でした。なにはともあれ5年間お疲れ様でした。


スポンサーサイト
[ 2010/07/30 11:22 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

夏は全て欺いて 終わらすために来る オハヨオ みんな

 
 傷物語アニメ化するのか…(挨拶)
イヒがあれだけ好評だったので、やらないわけはないとは思ってたけど、実のところTVAってよりは劇場アニメ向きな物語だと思うので、媒体が気になる。もしTVAで1クールとかやるならば……冗長な感じになりそうだから。


・【感想】【ラノベ】テルミー きみがやろうとしている事は
テルミー きみがやろうとしている事は (集英社スーパーダッシュ文庫)テルミー きみがやろうとしている事は (集英社スーパーダッシュ文庫)
(2010/07/23)
滝川 廉治

商品詳細を見る

修学旅行での事故で失われたひとつのクラス。
当日欠席したことで事故をまぬがれた少年・清隆は、ただひとりだけ生き残った少女・輝美が、亡くした恋人の遺品を持ち出したことに困惑する。
問いかける清隆に輝美は、自分の中に亡くなったクラスメイトたちの最期の願いが残されていることを伝える。
少女はその想いをかなえようとしていたのだ。
清隆は自分にも手伝わせてほしいと申し出るが…。

悲劇から始まるやさしさの物語、開幕します。


 感覚的に言うなら……些か乱暴な言い方ではあるけど、煩わしい超設定を全部取っ払った"Angel Beats!"。事故に巻き込まれ、唐突に不条理な"死"を突きつけられた24人の少年少女達の心残り、最期に叶えたい願いが、たった一人生き残った少女に託される。24人分の想いを胸に生き残った少女・輝美は、彼等の願いを叶えるために行動を開始する。

 まあ、なんていうか……本文でもあるとおり、最低から始まる物語。そして最初に宣言されているように、必ずハッピーエンドを迎える物語。死者が心残りなく旅立つための束の間の奇跡の物語であり、残された者が悲しみを抱きながらも、悲しみに沈むことなく再び歩みだす物語。世の中には変えられないものが沢山あって、どうしようもないことも沢山ある。そんな世界に満ちている不条理にTell Me Why"どうして"と嘆くのではなく、それでも"どうする"と立ち向かう物語。とてつもなく厳しい言葉ではある。どうしよもないことを事実として受け入れて、それでもどうするかを人は検討しなくてはならない。そうしなければ人は生きながら死んでいるようなもの、荒木飛呂彦風に言うなら"眠れる奴隷"ってヤツです。だからこれは死者と生者の物語であり、死者を亡者にしない為の物語。彼等が生きていた証を生者は胸に刻み、絶望に沈むではなく正しく悲しみを受け入れる。残されて生きる者と残して逝く者が互いに贈れるギフト。そしてこれは、もはや嘆くこともできない死者の代弁者として、突然24人分の感情を詰め込まれた空虚な少女にもたらされる救いの物語。24人分の感情で満たされることによって、死にかけていた心が蘇る再生の物語。故に結末はハッピーエンドでしかあり得ない優しくも厳しい物語。

 25人のテルミー(輝美)と事故で恋人を失った清隆が紡ぐ物語は、本当に厳しくも優しい。どうしようもないやるせなさはある……それでも"どうする"と、立ち向かう彼らの姿は尊い。願わくば25人のテルミーが最後の1人となったとき輝美が"幸福"という命題の意味を手にしていることを切に願い、永く見守ってあげたい物語。

[ 2010/07/29 20:40 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

後悔することさえ 恐がらなくていいと つぶやいてた 心の奥で この胸を癒すように

 
 家の斜め前がニューハーフヘルスどころか……隣の住人がオカマだった罠(挨拶)
色々と運命という歯車が順調に壊れつつあるな……俺の未来どっちだよ!w


・【感想】【漫画】へうげもの(11)
へうげもの(11) (モーニング KC)へうげもの(11) (モーニング KC)
(2010/07/23)
山田 芳裕

商品詳細を見る

 表紙の上田殿のかわいらしさときたら…それはもうねぇw
己が至上とする面白き器を乙として、世に広めんとする古織様の野望は止まることを知らず破竹の勢いだったはずが……大地震によりアボーン。このときの古織様の後ろ姿に漂う哀愁が凄まじい……(FULL METAL極道の浜辺で朽ちて行くのを待つ、うじきつよし並の哀愁w)。まあ生き物は手負いの方が強いんだぜ!と、ギクシャクしていた奥方との関係も地震のいざこざにより雨降って地固まったのでよしとするか(前宗匠・利休の死以来、不仲だった細川忠興と仲直りも出来たしよかったね)。

 そして豊臣を追い落とすために、天使のように繊細に、悪魔のように大胆に暗躍をはじめる徳川様。諸大名に恩を売り、自分の足下を固めはじめる。そんな徳川様に寄り添う、僕らの柳生宗矩たん!!! 後に将軍家御流儀として柳生新陰流を天下の剣にまで押し上げる宗矩たんのツラは、政治家ってより今は人斬りってツラだなw あえて宗矩と古織様をわざわざ邂逅させたのは、後に柳生の剣を政治的手腕で天下の剣とした宗矩の生き方と、ひょうげた生き方を貫き、織部好みとして己がわびさびを天下に広めることになる古織様との対比を描きたいのかな?


・【感想】【漫画】進撃の巨人(2)
進撃の巨人(2) (講談社コミックス)進撃の巨人(2) (講談社コミックス)
(2010/07/16)
諫山 創

商品詳細を見る

 前巻のひきが凄まじかったので、どーするのこれと思ったのだけど……そーきたかッ!!

 それにしても人間を躍り食いする巨人の姿の嫌悪感は凄まじいなァ……化け物に食われるのなら諦めもできるのだけど、人と同じ姿をした化け物ってところがミソ。あとはその光景が日常ってところも。このカニバリズム的な嫌悪感を絶望とごちゃ混ぜにして読者に叩きつける手法は、ある種この作品の発明といってもいいアイデア。ほんと絶望感がすげぇーな……人間側も精鋭だと中途半端に抗えるのが、なお絶望感を煽るなァ。シグルイの虎眼流の口伝じゃないけど、欲するなら、まず与えよですよ。絶望を与えるには、まず希望を与えなきゃダメよねって話、然り、然り。今巻のラストで提示された一筋の光明が、希望の後の絶望はより強いになりそうで本当に怖いなァ。


[ 2010/07/28 10:14 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

優しさは時々 残酷だから 求める程 こたえを見失う

 
 引っ越し終了(挨拶)
家電一新したので諭吉が飛ぶようになくなったけど、ネット環境も整って心機一転。本棚とかまだ届いていないのでスッキリしすぎてるけど落ち着いた空間となりました。まあ、住んでる場所の斜め前がニューハーフヘルスで、隣がゲイバー、真っ正面がラブホって環境はどうしようもないがな! なんでそんな場所選んだの? その方が面白いからッ!!としか答えようがないw


・【感想】【ラノベ】フルメタル・パニック!11 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上)
フルメタル・パニック!11  ずっと、スタンド・バイ・ミー(上) (富士見ファンタジア文庫)フルメタル・パニック!11 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上) (富士見ファンタジア文庫)
(2010/07/17)
賀東 招二

商品詳細を見る

 ミスリルたちの すごい 死亡フラグ。やはり最終章ってこともあって、敵も味方もバリバリと死亡フラグを量産してるなァ……って印象。悲しいけれど、これって戦争なのよね。そんな中、セクハラ・イケメンの生存フラグが立ちつつあるのだけは、いい知らせかなァ(まだ生きてるかどうかはわからないけど)。

 メリダ島に巨大なTAROS(オムニ・スフィア転移反応)を建造して、それにより誤った歴史の修正、歴史改変を最終目的とするアマルガムとかなめ。ASやラムダ・ドライバなどの本来あってはならないブラックテクノロジーと、それにより不幸になってしまった人達の人生。全てをやり直せるならばは、魅力的な提案だけども……その歴史で生きてきた何も知らない人達の人生すらも無慈悲に気づかれることなく奪うということ。本来のかなめであれば絶対に許すはずのない行為を押し進める現在のかなめと、ささやく者としてウィスパードにオーバーテクノロジーをささやいている未来のかなめとは思惑が違うように思える。オーバーテクノロジーをバラまいたことすらも、この歴史改変を止めようとする意図に感じるのだけど、どうだろうか?(こうなってくると、かなめはホント特異点的存在だな)。なによりせっかくいい感じになってきたオノDと恭子の人生をリセットするなんて許せないw

 最終決戦に向けて振り切れたというか開き直った感のあるテッサに比べ、未だ迷いというかかなめと相対することに脅えてる節のある宗介。いざって時は女の子の方が思い切りがいいってのもあるけども、相良宗介という人間は迷いながら前に進んでいくタイプなので、いっぱい悩んで宗介だけしか出せない答えを導いて欲しい(残された時間はそんなにあるわけじゃないけど)。それがこの物語を最上のEDに導く唯一の道に思える。

 なにはともあれ、この戦うボーイ・ミーツ・ガールも残すところあと一冊。賀東氏ならなにかやってくれるはずって期待感もあるし、なによりこの作品はどこまでもボーイ・ミーツ・ガールだという安心感がある。物語がどのような地平に着地しようとも受け入れる準備は万全。実に最終巻が楽しみ。


[ 2010/07/27 12:40 ] ラノベ | TB(0) | CM(2)

歩こう 歩こう 私は元気 歩くの大好き どんどん行こう

 
 明日はついに引っ越し!(挨拶)
まだ……荷造りしてますよ、俺orz とりあえず月曜日にはネット環境整うので、ネットジャンキーな自分にとっては狂わずにすむと胸を撫で下ろす。


・【感想】【漫画】魔法少女リリカルなのはViVid (2)
魔法少女リリカルなのはViVid (2) (角川コミックス・エース 169-3)魔法少女リリカルなのはViVid (2) (角川コミックス・エース 169-3)
(2010/07/26)
藤真 拓哉

商品詳細を見る

 この作品の良いところは、ほんとに陰惨さの無いところだなァ。母親達が築き上げ、いまも守り続けている優しい世界で強く真っ直ぐに育っていく次世代達の姿は、ほんとに無垢で目映い輝きを放っている。

 なのはママにフェイトママ。もと六課のみなさんに初等科のお友達、そしてアインハルトさん。みんなでいっしょのトレーニング&旅行ツアーっことで、各キャラの掘り下げがメインのエピソードが目立ちますね。少しずつ心を開き変わっていくアインハルトに、ヴィヴィオの友人のコロナやリオの立ち位置なんかもはっきりとした印象。ヴィヴィオを含めた彼女達ネクストジェネレーションの成長がこの物語の基軸。それにしても高町一家の周りには才人しか集まらないのかッ!!w

 旧キャラもいい感じで新しい一面を見せており、ナンバーズ更正組は言うまでもなく、元六課の実働部隊のメンバー達も研鑽琢磨を続けて成長した姿を魅せてくれたりと、ファンにとって嬉しいサプライズですね。中でもルーテシアの変容はどっびっくりだ(アギトによれば、元々こんな性格で、stsの時がおかしかったって事らしいんだけど)。まあ色々と書いたところで、今巻の一番の見所は……乳首券発行ッ!! コレに尽きると思います。

[ 2010/07/23 22:15 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

月には星 花には蝶 海には鳥 僕には君がいて 悲しみさえ 乗り越えられる強さ 全てはそう繋がってる

 
 引っ越しの荷造り中にブレインデッドを発見(挨拶)
以下104分上映会が開催される…その後……悪魔のいけにえパク・チャヌク復讐三部作(復讐者に憐れみを,オールド・ボーイ,親切なクムジャさん)の上映会が開催される……せっかく引っ越しの準備しようと有休とったのに、なにやってんの俺? 死ぬの? orz


・【感想】【ラノベ】僕は友達が少ない 4
僕は友達が少ない 4 (MF文庫 J ひ 2-22)僕は友達が少ない 4 (MF文庫 J ひ 2-22)
(2010/07/21)
平坂読

商品詳細を見る

 鬼札を切ったからと言って劇的になにかが変わるかと言えば、さほど変わらないのが平坂作品w 小鷹のかつての親友ソラの正体が夜空だったことが判明しても相変わらず残念なのが隣人部メンバーの隣人部たる所以。かつて友達だったタカとソラは、小鷹と夜空としてお互いの関係をやり直す。あだ名は友達同志で使うものだから……。友情は永遠ではなく、通り過ぎていく時間は容赦なく関係を曖昧なものに劣化させる。かつての親友と呼べるタカとソラの関係よりも、今の小鷹と夜空の関係であることを望む夜空の胸中には、友達同志では恋愛が出来ないのでは? という、実に女の子らしい感情が見え隠れして微笑ましい。ぶっちゃければ再会した二人は無邪気に友情を育んだ頃の子供ではなく、大人になってしまったって事だろう。この夜空に芽生えた小さな心境の変化が、どう物語に変革をもたらすかは今後の見所。もうあからさまに小鷹のこと好きすぎるだろの星奈は外堀を着実に埋めていってるけど、夜空の方は内堀を少しづつ埋めていってる感じだなァ。

 それ以外については、いつも通りの"はがない"のノリで、今巻は特に表紙になっていることもあってマリアの活躍が可愛らしすぎるな。それに合わせてマリアとよく絡むことになる小鳩も可愛らしい(家に泊まりにきたマリアに、二度と来るなッ!と言いつつも、今度マリアが来たときのために格闘ゲームを練習する小鳩の微笑ましさは異常)。あとは幸村は相変わらずだし、理科はもう手遅れチックだし、肉は……残念な娘街道まっしぐらだしで……いつも通りの隣人部だなw 友達シミュレーションの部活として、どこかぎこちなかった隣人部の人間達の関係も、大分自然になってきたというか、ただ一緒に居るだけでは、友達とは呼べないかもしれないけど、このメンバーはお互いが知覚できないだけで、かなりのところ友達関係と呼んでも差し障りないところまできてると思う。のんべんだらりと、残念すぎる騒動の多いメンバーだけどw まあ、友達が居なかったが故に、距離感の掴めないメンバーにとって本気でぶつかり合うと言ったことが無い隣人部の面々なので、彼らが真に友達になれるかどうかは、そこら辺の本音や感情を剥き出しにして、喧嘩が出来るかどうかにかかってるんじゃないかなァ(鍵は小鷹と夜空と星奈の三角関係だろうなァ)。次巻で小鷹を巡る戦線に星奈が猛追してきそうな引きだったので、そこら辺の変革に期待したい。

 新キャラのマリアの姉は……はがないに相応しいガッカリ力に溢れた、残念美人だなァw ここら辺の残念さを萌え要素に変えてしまう平坂読氏の手腕は、そろそろ堂に入るというか極まってきた感じがする。まあ、芸風は過去作と変わってないんだけどw

[ 2010/07/22 15:10 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

生きてる限り また始まるよ 戸惑う声 その涙 色褪せない

 
 引っ越しまで3日を切ったのになにも準備できてないで御座るの巻(挨拶)
この際と思い、引っ越しに合わせて家電製品は一新したのでいいんだけど、本とかCDとかDVDとかエロゲとか多すぎなんだよ!俺の部屋ッ!!! ヲタの引っ越しってなんでこんなに大惨事になるんだろう?(俺だけか?)


・【感想】【ラノベ】ケモノガリ 2
ケモノガリ 2 (ガガガ文庫)ケモノガリ 2 (ガガガ文庫)
(2010/07/17)
東出 祐一郎

商品詳細を見る

僕の名前は赤神楼樹。つい数ヶ月前まで平凡な日本の男子高校生だった僕は、
馬鹿げた殺人ゲームに巻き込まれた。友人は死に、先生も死に、それでも僕は生き残った。
そして、僕は僕が生きた日常に別れを告げ旅へ出た。世界中で殺人ゲームを愉(たの)しむケモノたちを一人残らず抹殺するために――。
僕は赤神楼樹。僕は、ケモノガリだ。リストに刻まれた名前がまた一つ減る。
「問題は、次か」リストの名前を見て呟く。コリキア・リンドマン……北欧の小国バレルガニアの終身永世大統領。
つまり僕は――今から、一国を相手に戦いを挑まねばならないのだ。


 最初に表紙を見たときに、ケモノガリの世界にメイドだ、と……と愕然としたものの、読み終わってみたらメイドのグレタかわいいよぅと叫んでいたので、チョロい客だと思う、俺。

 1巻と違い物語的な制限が広くなったために、エンターテインメントとしては1巻以上になっているかと思います。そもそもにして1人vs.1国家って構図の時点でエンタメでしかありえねぇー!w 赤神楼樹の異能、彼にとって忌むと同時に望んだ力、殺しの才能。許すわけにはいかないケモノ達を狩り続ける楼樹さんの無双っぷりは今巻も健在。セ○ールと言われても仕方ないw

 この楼樹さんの異能っぷりを愉しむと同時に、素晴らしいのは前巻同様に楼樹とヒロインとの精神的交流ですね。前巻のあやなの時もそうだったけど、今巻のヒロインのグレタとの物語も胸を締め付けられるような切なさを感じるなァ。奇縁にて巡り逢い、お互い心重ね、その心が昇華されたからこそ離別する。この二人の道はグレタが語るように光の道と闇の道。志を同じにしているのに歩むべき道は真逆。楼樹は己の手を血に染めてケモノ共を狩り尽くす修羅の道を歩み、グレタは自分の言葉に命を捧げた人達と生きている人達の為に、指導者として滅私奉公する道を歩む。

 犯した罪の重さは二人で分け合おうとも決して軽くはならない、ただ二人がそれぞれ同じ重さの罪を背負うだけ。楼樹とグレタ二人の邂逅は、道は違えども同じ志で共に闘う共闘者の関係。共に罪を背負う共犯者であることに意味がないのであれば、もう二度と再会することがなくても世界のどこかで、同じ空の下で繋がっている共闘者であるべき。これはそんな優しくも残酷な邂逅だったのでしょう。

 それにしても297Pの挿絵を経て299Pの挿絵が圧巻だな!w これはもはやパラパラ漫画みたいなもの。あまりのことに口に含んでたお茶を吹きそうになったわw

 今後、楼樹の怨敵になるであろう謎の少年・アストライヤの登場に、楼樹を追いかけるべく動き始めるあやな。どうやらまだまだ物語は続きそうなので楽しみである。ケモノを追いかけるケモノガリを追いかける最愛の人……全ての距離がゼロになるとき、この物語がどうなっているのか? 願わくば安らぎに満ちたものであって欲しい(疾走と呼ぶに相応しい楼樹に追いすがるのはもはや闘いといえる過酷さだと思うけど、この物語は再会を約束されたボーイ・ミーツ・ガールであるべきだと思うので)。


[ 2010/07/21 14:40 ] ラノベ | TB(0) | CM(2)

綱渡りの日々 どちらに墜ちても生命は無い まっすぐに進むだけさ

 
 なにこの強烈なツーショット!w(挨拶)
どっちも素手で体長2mのカマキリとリアルシャドーできそうなのが恐ろしいw


・【感想】【ラノベ】ヴィークルエンド
ヴィークルエンド (電撃文庫)ヴィークルエンド (電撃文庫)
(2010/07/10)
うえお 久光

商品詳細を見る

『ヴィークル』、それは自分自身を『乗り物』のように知覚させる違法の『サプリ』。それを用いて行うゲームが“ヴィークルレース”―生まれてくるすべての子供が先天的な“欠陥”を持ち、『サプリ』と呼ばれる補助剤の助けがなければ感情を制御できなくなった近未来。仲間とともに“ヴィークルレース”に興じる少年、羽鳥カナミは、ある夜、不思議な少女と出会う。少女の名前は出雲ミクニ―“新世代”と称される歌姫との邂逅は、羽鳥になにをもたらすのか。レースの先に待ち受けるのは、栄光の未来かそれとも―うえお久光が贈る青春爆走劇。


 なにはともあれ全裸紳士! 色んな感想を差し置いてこれが一番最初にくるw 熱をもてあますならば脱ぐしかない、熱ければ脱ぐ! 生物として当然の選択。そして実のところその程度の理由でしかない物語。あると思った理由なんて最初から無く、無いのであれば最初から何も失ってもいない。生まれてきたことに理由も理屈も要らない、ただ生きていく上で自由に背負うものを探し求め選ぶ。自由自律、本当の自由とは己を律して、時には自分の意志で流れに逆らうこともできるように、悩みや迷いといった感情を背負い向かい合おうとすることすらも自由。

 紫色のクオリアで感覚質を題材と選んだうえお氏が、今度は共感覚という題材で若者の疾走を描く。先天的に感情を制御できない"欠陥"を抱えた子供達が生まれてくる近未来、子供達はサプリと呼ばれる前時代で言うところのドラッグに近いクスリで感情を制御して生きている。自分にあったサプリの組み合わせを試すうちに子供達は、自分の肉体を乗り物≪ヴィークル≫に見立て、通常に人間ではできない肉体操作をする術を身につける。このサプリを使って己が肉体でレースをするのがヴィークルレース。イメージが伝わりにくいなら、エア・トレックを使わずに自分の足でレースをするエア・ギアみたいなものだと思っていただければいいかと(自分は知らなかったのだけど、一応モデルとなるパルクールというスポーツがあるらしい)。

 一応、大人達が障害と捉えている子供達の先天的な欠落を、大人達のように障害と捉えるかそれともギフトと捉えるかといった、種としての進化・退化のテーマはあるものの、その実さほど重要ではない。それこそ主人公の全裸紳士羽鳥が語るとおり、どうしよういもないことはどうしようもなく、どうにかする必要もない。これも羽鳥の言だが、いまはマイノリティな子供達だけども、時間が経てば子供も大人となり今の大人は居なくなる。マイノリティがマジョリティになるだけの話……時間は彼らの味方だから。これは新世代のパイオニアの物語であり、自由に自分たちの未来を切り開いていく若者達の物語。一瞬一瞬を閃光のように、速く、速く、より速く、どこまでも自由に疾走していくロックンロール。もしかしたら羽鳥たちも次代の子供達からすれば、かつての大人達のように古い人間となるかもしれないし、おそらくはなるだろう。だけどもその連続性が人間が長い間積み重ねてきた道程。ヴィークルレースそのものよりも、旧世代に風穴を開けるべくギラギラとした野望を抱く若者達の姿というか、新時代の奔流のような得体の知れないエネルギーこそが本作の見所であり本質。この時代、この時に、羽鳥達のような子供達が生まれ、誰も知らなかった肉体の可能性を見出したことについては、人間という種に対して世界がなにかしらの変革を求めたようにも思える。それが良き進化なのはどうかは別としてと言うか……それに意義を持たすのがこれからの羽鳥たちの物語だろう。

 確かに一冊完結にしては詰め込むテーマが多すぎてやや駆け足な気もしますし、ラストのヴィークルレースなんてアッサリしすぎていたかなァと思わなくもないですが(全裸は素晴らしかったがな!w)、羽鳥が感じてる熱と同様に不思議な熱量を感じる作品でした。この不可思議な熱量に近い感覚を昔に体験したことがあると思ったら……20年ぐらい前にTVで見たベルリンの壁崩壊の時に感じた感覚と似ているんだなァと思った(もちうろんTVで観てただけだけど、不可思議な熱量と興奮を感じたことを覚えている)。

 ネットを探したらパルクールも動画があったので貼っておきます。もしこれから読まれる方がいるならば、先にこの動画を観た方がヴィークルレースのイメージは掴みやすいかと思います。



[ 2010/07/20 00:57 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

目覚め視えるおぼろげな黒の記憶は ただなつかしく涙が溢れて 僕を包んだ

 
 なにこのト○ック!(挨拶)
00年代も終わったというのに、いまトマ○クなのか……つまり当時は時代が追いついてなかったのかッ!!(ねぇーよ)


・【感想】【ラノベ】アンチ・マジカル ~魔法少女禁止法~
アンチ・マジカル ~魔法少女禁止法~ (一迅社文庫 い)アンチ・マジカル ~魔法少女禁止法~ (一迅社文庫 い)
(2010/07/17)
伊藤 ヒロ

商品詳細を見る

『魔法少女禁止法』制定から10年。一切の魔法少女活動が禁止された世界で、引退を拒否して非合法のまま活動を続ける魔法少女がいた――。
気弱で女の子みたいな所のある少年・佐倉真壱は、彼女に助けられたことがきっかけで女装魔法少女となり、元魔法少女達を狙って起こる事件を追いかけることに……。


魔法少女ニ変身ヲセシ者ハ、二年以下ノ懲役又ハ二五〇万円以下ノ罰金若シクハ科料ニ処スル。
呪文ノ詠唱又ハ魔法ノ行使、若シクハジュエル!・虹色ハートフル・リピュアーヲ含ム一切ノ魔法攻撃ヲセシ者モ、同様トスル。


 なんともなんとも……凄まじいなァw まず前提として魔法少女よりもWATCHMENを知ってるかどうかで印象がガラっと変わってくる作品だと思う。巨悪を倒してしまったあとの世界、戦うべき敵のいない魔法少女はどうなるか? 社会は魔法少女という巨大な力をどう扱うか? これは魔法少女の黄昏の物語。些かヒドいもの言いをするならば魔法少女のなれの果ての物語。セーラー○ーンみたいな第三世代魔法少女どころかリアルタイムで第二世代魔法少女を観ていた自分としては、一時代を築いて後から後から続く作品に埋もれ"萌え文化"の一属性としてカテゴライズされ現在に至る、消費されていった魔法少女というジャンルに郷愁すら感じる。消費と快楽が資本主義の基本的原則だというならば、筆者があとがきで語るようにそれは決して悪いことではなく、むしろ正しいことなんですけどね。この作品が語ってるエンドロールを迎えたあとの魔法少女達の姿はそんな具現化。時代の衰勢の中で想い出だけは永遠に近い形で呪いのようにのし掛かる。夢や愛や希望の具現化として人々の憧れである魔法少女を題材にしてるだけあって、その落差は凄まじい。

 この魔法少女という美しいものをリスペクトの精神を忘れずに醜くグロテスクに貶めたって点は、数々の精神的な凌辱作品を世に送り出してきた伊藤ヒロという人間の独壇場。もし伊藤ヒロ氏のPC作品をプレイしたことがあるならば、氏が以前に世に出した作品群のテーマと、この魔法少女が合法だった世界を盲目な楽園のように描き、魔法少女禁止法が制定された後の、魔法で人を幸せにできると信じて疑わなかった魔法少女が幻想となり夢から覚めた汚泥にまみれた世界とを見比べるのも面白いと思う。この魔法少女禁止法が制定されたあと、唯一非合法に魔法少女活動を続ける"おしゃれ天使スウィ~ト☆ベリー(24歳)"の姿と、一人果敢に戦うスウィ~ト☆ベリーの姿に崇拝の念を抱く、新しい魔法少女・佐倉慎壱。魔法少女のなれの果てと言うべきベリーと、ベリーが通過して置き去りと捨て去った魔法少女という幻想を、盲目に憧憬を抱く慎壱……この二人の対比は実にエグい。当時8歳だった魔法少女の一人が熱狂的なファンに惨殺され、その犯人の心に"キレイなココロ"が輝いていたエピソードのように、憧れというキレイな心が狂気を胎むように……まさに時代の趨勢の中で消費され新しいものの中に埋もれていくこの世界の暗喩のようで。

 ほんと悪質で下品で子供っぽいギャグのような物語でありそんな物語なのに、一切おちゃらけてない、むしろシュールさが痛々しくどうしようもない現実。いつだって悲劇は喜劇を内包してるものだ。まあ元々この冗談から始まったものが企画として実を結んだのだから、悪質な冗談のようなこの作品には実に相応しいエピソードだと思う。エロゲの伊藤ヒロ氏を知っている(特にブサイク系)人間にとっては、ラノベ媒体なのでやや温和しめの描写だなと思うものの、一般ラノベにしてみれば突っ込みすぎた描写がこの作品の凄惨無惨さと実に親和している(まあ凌辱グロが苦手な人にはキツイと思うけども)。まあ、第四世代魔法少女こと魔法おとこの娘やりたかっただけかもしれないがw

 この本読んだあとにハートキャッチプリキュア!を観たら、痛々しくて観てられなかったよ! まったくなんてことしてくれるんだ伊藤ヒロわ!w

 あっているかどうかわからないけど、作中に登場する魔法少女のモチーフを推測してみた。

・魔法のスウィ~トおしゃれ天使:愛天使伝説ウェディングピーチ(時期が近かったこともあり、当時よくセーラームーンのパクリと言われていた)。
・魔法のアイドル戦士キラキラスターズ!:美少女戦士セーラームーン(疑いようがないぐらい作中であからさま)。
・ホーリープリンセスかぐや:赤ずきんチャチャ(半人前の魔法使いとボーイフレンド二人とが合体するってところからアニメ版チャチャと推測できる)。
・幻想剣士スターレットガールズ:魔法騎士レイアース(異世界モノってところと、キラキラスターズ!同様に作中でかなりあからさまに推測できる材料が揃ってる)。
・空飛ぶダックさん・DE・ニコルソン:愛と勇気のピッグガール とんでぶーりん(変身すると動物系、あと力強い)。
・魔法少女マジかるウサミーSOS:魔法少女プリティサミー(タイトル的にはナースエンジェルりりかSOSも混じっているけど、中身としてはサミー。ライバルキャラが二重人格ってところからも推測できる)。
・魔法怪盗アルセーヌキャット:怪盗セイント・テール(年代と結局ただのマジシャンの娘ってところで)。


 中にはおまい魔法少女でないやん!ってのも混じってるけど、作中で第三世代魔法少女が活躍した1992年から魔法少女禁止法の法案が可決された1997年まで縛りで考察するとあながち間違ってないと思う。ちなみに・花の騎士ハニーゴールドはキューティーハニー(ラブエネルギー元素変換システムはハニーの空中元素固定装置)で、魔法の少女スウィート・ショコラは魔法のプリンセス ミンキーモモ(82年って活動時期と大人になる魔法ってところから)かな。

[ 2010/07/19 13:30 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

姿は朽ちても もう二度と離れぬよう もう二度と離れぬよう二つの魂 生と死の狭間に閉じ込め 傍に…

 
 なにこのカオスw(挨拶)
まとめもカオスだなw リレー小説というよりは、もはや分岐ルートのあるゲームみたいな感じだな。ついったーの使い方としてはリレー小説は面白い気がする(140文字制限とか誰が繋げるのかわからないカオスさを含めて)。


・【感想】【ラノベ】ミネルヴァと智慧の樹―始原(ウロボロス)
ミネルヴァと智慧の樹―始原(ウロボロス) (電撃文庫)ミネルヴァと智慧の樹―始原(ウロボロス) (電撃文庫)
(2010/07/10)
浅生 楽

商品詳細を見る

「世界の真実とか、自分が生れてきた意味とか、そんなことを考えても無駄なだけ」。 “二十歳を過ぎた余生”をただ平穏に過ごそうとしていた大学生の森本慧。しかし彼の人生は、ある日突然一変する。世界の知を司る一枚の絵画、400年前に生きた錬金術師達の思念、そして美しき智慧の女神。慧の毎日は、理解しがたい出来事に満ち溢れ、やがて慧自身が、史実の改変を巡る歴史的な事件に関わることに……。これは時空を超えた、新たなボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー


 なんだろう? ライトノベルの皮をかぶった哲学書と言うべきか(大げさ)。いや……哲学書を気取ったライトノベル(コレだ!)w

 テーマは学習と誘惑。パラメーターで言うと知識(インテリジェンス)じゃなくて知恵(ウィズダム)寄りのお話(D&D脳)。

 ”二十歳を過ぎたら余生”(師匠と崇める先輩の言葉)を嘯き、そこそこに面倒臭くない人間関係を保ちながら、そこそこの突出せず逸脱もしない人生を送れればいいと考える、この作品の主人公・慧。大学で図書館のアルバイトをすることになった慧は、そこで自身を智慧の神ミネルヴァだと名乗る美少女・理の目と出逢う。理との出逢いにより、慧がこれまで歩んできた日常は反転する。

 智慧の樹と呼ばれる一枚の絵に描かれていた女神ミネルヴァが受肉した存在が理であり、この智慧の樹は完璧な一枚の絵であると同時に完璧であるが故に世界の全てを顕している、ある種の”万物の理論”のようなもの。世界の全て、過去も現在も智慧の樹の枝葉として蒐集され続け、受肉した理はその智慧の樹の入力装置のようなもので、理を通すことによって智慧の樹に干渉することができる。世界そのものとも言える智慧の樹に干渉するということは、過去すら改変することも可能ということ(ただし世界の自浄作用的なものが大幅な改変を受け付けない)。この基本設定を元に理と、理というミネルヴァの梟となった慧は、理が生まれた400年前、理の親の死の謎に挑むことになると同時に、二人にとって幼年期の終わりを告げる事件の始まり。

 この作品は、ヘーゲルの法哲学にある「ミネルヴァの梟は暮れ染める黄昏とともに飛翔する」の有名な一説が物語の基幹になっています。ミネルヴァといえば古代ローマおける知恵と工芸の女神でギリシャ神話におけるアテナと同一存在(アテナは戦いの女神の側面が強いけども、ゼウスの頭が割れて誕生したという神話からわかるように知恵の女神の側面もある)。ミネルヴァの梟とはミネルヴァの随鳥で女神ミネルヴァ同様に知恵の象徴。夜目の利く梟は夜に飛び、女神の眼の代わりとなって知を集める。これまでの慧は、人生の余生を無難にこなすために学ぶといった、ある種そこそこテストで点が取れればいいみたいな感じの学習であったわけですが、それが理との出逢いによって変化する。学ぶという行為の本質、知識を智慧とし学んだことを自分の中の糧とする。この作品はある種、学歴社会の現代において、テストの点を取るためだけの無味乾燥な形だけの学習という行為に対する警鐘みたいな感はある。まあ、テーマがテーマだけに多少なりし説教臭いと感じる人はいるでしょうけど、夜に知を集める梟の”夜”という言葉を人間の晩年と置き換えれば、” 二十歳を過ぎたら余生”と言う言葉に対して「ミネルヴァの梟は暮れ染める黄昏とともに飛翔する」という言葉が強烈な皮肉になってくるのは面白い(些かヘーゲルが述べたかった法哲学とは趣が違う解釈の気がするけど)。

 また作者がゲーテのファウストを好きならしく、本作にもかなりファウストの内容が盛り込まれている。物語の基幹にある"学習と誘惑"自体がメフィスト・へレスに誘惑されたファウスト博士の様相のように思えてくる。何の為に知を求めるのか? 一端、思考放棄に身を委ねてしまえば、あとは堕ちていくだけ。人生を生きるということは、学び続けるとですよ。学習を放棄して、生きながら死んでる"余生"は堕落への誘惑でしかない。"前を見ろ 進め 決して立ち止まるな 退けば老いるぞ"とBLEACHの斬月さんも言っていた。

 さてと、肝心のラノベの部分ですがテーマを詰め込みすぎて散漫になっちゃってるところはある。筆者もデビュー作ってこともあり、書き慣れていないなァ、と感じることもしばしばありました。ただ不思議な魅力のある作品なので、シリーズ化して欲しいですね。個人的に読んでいて後半になればなるほどキャラ達も魅力的になってきたので、次巻次第で化けそうな予感がある。


[ 2010/07/16 17:30 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

熱く、なる、躰、心 それに、ただ、従う、本能 強く、なる、想い、願い それに、ただ、独り、動く

 
 1ページに8回も“レイプ”とな!(挨拶)
確かにラノベは『小学生』とか『8歳』とか『幼女』とか書いても怒られない業界かもしれないが、サンキューベリーマ○コ!!サンキューベリーマ○コ!!サンキューベリーマ○コ!!オーイエースとかま○こみたいに、穴あいて”死ね”ぇえぇぇぇぇぇぇ――っっッ!!が通じる世界じゃないですよw

 なんか凄く『アンチ・マジカル 魔法少女禁止法』の期待が高まってきた! 予想の斜め上の方向でw


・【感想】【漫画】マップス ネクストシート 10
マップス ネクストシート 10 (Flex Comix)マップス ネクストシート 10 (Flex Comix)
(2010/07/12)
長谷川 裕一

商品詳細を見る

 ミュズが成長。つるぺたはにゃんな魅惑なボディも、二つの胸のふくらみはなんでもできる証拠なの♪と主張せんばかりにご成長なされました……なんで折角のロリを成長させるねん!(血涙)

 神帝ブゥアーの後継者を選ぶべく姿を現したズザンガディクス。後継者候補はファーストシート(十鬼島ゲン&リプミラ・グァイス)とネクストシート(麻生河七勇太&ミュズ)の二組。いまだ生き残りのいる銀河伝承族を差し置いて、ブゥアー自体を破壊したファーストシートやその遺伝子を継ぐネクストシートを後継者候補に選んだのは謎。両者共にブゥアーの意志を継ぐメリットがなく意志もない現状(特にゲン達にとってはメリットがあっても、選ぶことは出来ないだろう)で、この筋書きを意に沿わそうとするならば、ネクストシート側に揺さぶりをかけるしかないかな。神帝ブゥアーの正体が様々な宇宙を記録し続けてきた巨大な記録装置であり、肥大化しすぎた自分を維持するために、蒐集対象の宇宙をエネルギーに変えて吸収していた狂ったラプラスの悪魔であることは、ファーストシートであるゲン達にとって周知の事実だけども、ネクストシートの七勇太にとっては途方もない話でショックだろうなァ。更に自分がブゥアーの記録から創られた存在かもしれないと揺さぶりをかけられたものだから輪をかけてショックだろうな。この七勇太の心に刺さったトゲが、この先物語を混迷とした境地に押し上げそうな予感があると同時に、この壁を乗り越えない事には、いつまでたっても七勇太はズザンガディクスにとってレギュラーな存在でしかなくイレギュラーではあれないのでしょう。しかし七勇太は主人公として越えるべき壁が高すぎるものばかりで苦難の道だなぁ(父親とか勇者を含めて)w

 P.S.見る人が最も恐怖する姿をとるズザンガディクスを前に、俺には美女に見えるぜ!と言ったゲンの目に映った姿は……ジェンド・ラドウか? そりゃ怖いわw

 ミュズの新必殺技! エナジー・フォール・ダウンならぬソーラー・フォール・ダウン(太陽落とし)。伝統芸はいいんだけど、もはや規模がデカすぎてビメイダーの域を超えてるよなァ……ネクストシート号の兵装としてミュズ自体が必殺武器って感じか。フォール・ダウンは白兵戦に使ってこその華だと思うのだけど、お上品なミュズにリプミラの海賊戦法が真似出来ないわなw ネクストシート号に足りないものは、リプミラ号におけるスターティア(星の涙)みたいな象徴的な必殺武器だな。


[ 2010/07/14 15:08 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

人としての不幸抱え 人でないもの 夢見る 拡散する可能性を 収束させて 掴み取る

 
 なんとなく森田季節祭り!(挨拶)


・【感想】【小説】ともだち同盟
ともだち同盟ともだち同盟
(2010/06/26)
森田 季節

商品詳細を見る

千里、朝日、弥刀。二人の女子と一人の男子。三人の高校生はある誓いを交わし""ともだち""になった。しかし、その「世界」は朝日が弥刀に告白したことで揺らいでいき、ある日……。新世代青春小説の旗手、誕生!!


 森田季節というラノベ作家から、ライトという文字を取っ払うとどうなるか? 毒薬のような砂糖菓子と相成りました。なにこのビターダーク?w なんというか歪な物語としか形容ができない。まるでタイトロープのような足場がぐにゃっとした不確かさに不安になる。これは森田季節氏の作品全般に言えることですが(特にビター・マイ・スウィートシリーズに顕著)、フィールドを文藝という新たな場所に移したことにより極まったって感があります(むしろあるべき場所に収まったって印象すら受ける)。

ひとつ。けっして、お互いの秘密をばらさないこと。
ふたつ。けっして、ウソをつかないこと。
もし、言ったら、とてもひどい罰があたる


 タイトルでもある"ともだち同盟"の規約がこの二箇条。そもそもにして"ともだち同盟"というワード自体が変な言葉ではある。"ともだち"と"同盟"この二つのワードを結びつける誓いがなければ、千里、弥刀、朝日の三人の関係は成立せず、この歪な人間関係は"ともだち"でも"同盟"でもなく、やはり"ともだち同盟"いう言葉が最適なのでしょうね。

今、死にたいですね


 この作品の牽引役であり、狂言回し役が自称魔女こと千里であることは疑いはないかと思う。千里の口癖とも言えるこの「今、死にたいですね」の台詞は、彼女自身の在り方をよく顕している言葉だと思う。本当に死にたいわけでもないし、ましてやインディアンの「今日は死ぬにはいい日だ」ように、いつ死んでも後悔がないように一日一日を悔いなく生きていこうなんて死生観でもなく、楽しいから死にたい! 幸せだから死にたい!みたいな、ただ消費される言葉。喜怒哀楽でいえば怒と哀がスッポリと抜けている千里の人間性を明確に印象づける台詞だと言える。かといって刹那主義の快楽至上人間という訳でもない。後に朝日が語るように千里の生き様は一方通行で進むべき終点への道に向かって何処までも進んでいく、折り返すことはできない生き方なのでしょう。そんな千里の引力に振り回される形で弥刀と朝日は交際を始め、友達関係から恋人関係へと関係を変える。"ともだち同盟"という誓いの元に友達であれた三人の関係は、奇しくも"ともだち同盟"を最初に提唱した千里の手により崩れてしまう(千里からすれば最初から決まってた筋書きだったのだろうけど)。この物語は"ともだち"という関係を例に、人間関係に意味を問うことについてを問う。魔女の呪いのように底意地の悪い問いである。一応、この物語のラストでは断絶と残された者の決意を持ってその問いに答えていますが、それはこの物語の答えであって、それこそ人の数だけ答えのある問いなのでしょう。

 千里のエキセントリックなキャラに隠れて目立ってはいませんが、この物語で真に理解不能というか、個人的に恐ろしいと感じた存在は朝日ですね。ある種、この作品の中でファンタジーの住人とも言える千里の行動理念については、共感はできない真似もできないって意味でわからないなりにわかるのですよ……魔女という記号を含めて。ただ、千里に抜け落ちてる喜怒哀楽の怒と哀を埋めるように、喜怒哀楽を振りかざす朝日の人間すぎるほど人間らしさが逆に怖い。魔女の呪いにより断絶し、その呪いを一身に浴びたまま、それでも己の歩くべき道を魔女と闘い続ける道を選ぶことのできる朝日に対して、共感できても真似はできない、わかるんだけどわからないって意味で底知れない恐怖を感じた。作中に登場するキャラの中で誰よりも人間らしい人間の朝日が一番怖い存在と感じるのだから皮肉としか言いようがない。

 総括すると、ビターダークな青春ミステリーの謳い文句がピッタリの作品。真っ黒すぎて黒光りしてるのだけど、不思議と読後の感覚は悪くないのは、清濁併せ呑んだ物語だからかもしれません。あと、鉄道マニアの森田氏なのでかなり電車や駅が重要なファクターになっており、近畿地方の駅に詳しい人なら、より一層楽しめる作品だと思います。


・【感想】【ラノベ】不堕落なルイシュ
不堕落なルイシュ (MF文庫J)不堕落なルイシュ (MF文庫J)
(2010/06/23)
森田季節

商品詳細を見る

「兄さんは無価値です。まるで犯人のわかっている推理小説。まるで砂漠の中の船。まるで諸葛孔明の退場した後の三国志。まるで穴のあいたコン○ーム。それから――」優等生で名門の出である神倉ミタマは、心優しい同級生・贄川那智に恋をしている。しかし、ある日那智は足に重症を負ってしまい、この社会の決まりによって「処理」されることが決まってしまう。那智を救うことのできる唯一の手段「弱者保護権」。その権利を持つ姉・珠花に会うために、妹・涙珠の協力を得て家を飛び出したミタマだったが、珠花はしばらく見ないうちにとんでもない人物になってしまっていて――。


 よしダークだ!w
先に"ともだち同盟"を読んでしまったせいで、森田季節は遠いところに行っちゃうのかなァ……みたいな危惧を抱いたりもしましたが、これを読んで安心しました。いつもというか原点回帰ウォーカーズ以降のMF文庫J作品に代表される荒唐無稽力というか不条理に溢れてる。あとがきを読んだら森田季節の原点とも言える作品と本人が述べていましたが、なるほどと納得できるぐらい、先に出た作品に影響を与えたのだなァと思われる森田節といえるものがチラホラと見受けられました(発売されたのはこの作品の方が後なんだけど)。

 人間が不老不死となった世界で人口が増えすぎないように、60歳になると強制的に処理され、世界に貢献した人間だけが永遠に生きる権利を手にすることが出来るといった典型的なディストピア世界が舞台。このようなディストピアな社会が健全な人間を育むはずもなく、この作品の登場人物はほぼすべからず歪んでおりますw ここら辺の歪み系変人を書かせれば実に森田季節はイキイキしてる。しかし本作は、森田作品の中でも特に不条理を感じさせる内容だなァ……、それは世界の体制であり、主人公・ミタマの周りを取り巻く人々であり、主人公のミタマすらも不条理だったりはする。そんな不条理のオンパレードマーチの中で、この作品が掲げているテーマは、歪んだ形ではあるけども家族愛だったり、人を救いたいと感じる隣人愛……いまのところだけどw(今巻は導入っぽいので、なんとなくオチというかヒドイ裏とかがありそうな悪寒はないでもない)。

 一応、ミタマが好きになった女の子の那智を助けるために、社会を敵に回しても頑張るって大筋ではあるのだけど……タイトルが"不堕落なルイシュ"とあるように妹・涙珠がヒロインですね。マニュアルにないことはできない主人公・ミタマの情けなさ(逆に言うとマニュアルにあることなら出来るってことだけど)を、妹の涙珠がリモートコントロールよろしく誘導することによって導いていく。家族の危機に手を差しのべないなどは堕落であり、それが不堕落を誓う彼女の矜恃であったとしても、端からみれば歪みながらも兄を慕う不器用な妹に見えて可愛らしい。逆に那智の全てを是とする生き方の方が怖いというか人間性を感じさせない恐怖がある。次巻以降、当面の目標である那智の"弱者保護権"を入手するための展開になるだろうけど、個人的にこの作品が進もうとしてる場所は、冗談のような笑い話のような悲劇に向かっているように思えてならないのは、偏に庇護対象である那智自身が歪んでるから感じるのかも知れない。ミタマは那智を受け入れるだけじゃなくて、向かい合って立ち向かわないとダメじゃないかなァと思う。

 若干、キャラの個性の強さとダークな世界観が白々さを感じる作品ではありましたけど、中々に続きが気になるというか、次巻次第で化けそうな予感のあるシリーズなので続刊が楽しみではあります。


[ 2010/07/13 17:14 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

明日へと繋がる愛のゆりかご 高らかな産声 空へ響かせよう

 
   /. : : : /. : : : : /. : : : : : : : : : :i: : : : : :`ヽ
/. : : : : //.:./ :/.: : : :/. : : : : /;ハ: : : : : : : :',
 .:/__/. : :/ :/.:\/ :/.: .:// !: :i: : : : : : :
.:./. :`7. : : .:.:i:,イ:.:/i`X´/ :// |.:|:.: :i : : 、i
/.: :/厶ィ7/||丁下ヌヽ/X´ /   !_厶: :|: : : :\  熱い海と書いて熱海だ!
. .:/⌒ヽY.: :.:lj八.弋:.:ノソ`    ≦リ|:.:ノノ.: :/丁`ヽ (挨拶)
. :{{  ゝ|: : : l|   ー '     丁下ヌイ.: :/!:/ __人,、__________
: :ヾ、 ヽ|: : : l|             弋ツノ/|/ ,リ  ̄ ̄`^'` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
: : : :`ー‐|: : : l|            '   ¨ {:.|
:.:.: : :.:/ :|: : l: |        _       } |          
: : / /. : |: : l: |         ´’      人|
: / / : : ;|: : l: |> .           イ: i: |
/ / . : /.|: : l: |   `,r―― ' ´}: : |: :l: |
 ̄` ̄ .!: : !:.|   /.: : : : : ://. : :|: :li:.|

 なんつーか布団は2人分サービスは空気読みすぎだw


・【感想】【エロゲ】Soranica Ele
Soranica Ele 初回版Soranica Ele 初回版
(2010/06/25)
Windows

商品詳細を見る

 クソゲだったらソラニカエレ!と叫んでやろうかと内心ほくそ笑んでいたのだけど、そんな事もなく、綺麗に纏まった印象を受ける作品でした。

 ……と言っても、難点が無いでもなく次回作に持ち越しな課題は結構山積みな作品でした(主にシステム面ですけど)。タペストリーの時も思いましたけど、確かにフルHD対応の画面は美しいのですが、その分若干の不安定さともったりとした重さを感じるのはマイナス要因。レスポンスの悪さはダイレクトにストレスへと直結するので次回作以降、なんとかしてもらいたいですね(個人的には怒りの日ぐらいのエンジンが丁度いい)。戦闘シーンがなにげに多い本作の場合、折角綺麗なCGを誇ろうとも、肝心の演出がもっさりとしてスピード感が無いのは片手落ちにも程がある(これはシステムだけじゃなくテキストによるところもあるんだけど)。

 攻略面でいうと最近の一本道系の作品と違って骨がある作りになっているのが印象的。確かにゲームをしているって気にはなるのですけど、フラグ管理が難解すぎて望んだルートに入りにくかったのは、最近のゆとり仕様に慣れすぎた自分には辛かったですね(何度、ホモダチ菊哉ルートに突入したことか……orz)。これから攻略する人にアドバイスをすると、ルートには優先度が設定されており、菊哉>オフィーリア>ゼノビア>鳴>未明>さや>カグヤの順番でルートが優先されるようです。またオフィーリアとゼノビアは1周目では攻略不可となっており、二人を初回で攻略しようとすると強制的に菊哉ルートになります。個人的にお薦めの攻略順番は、菊哉>さや>カグヤ>未明>鳴>オフィーリア>ゼノビアですね。全てのヒロインルートを終わらせると真ルートと呼べるルートが解放される作りになっております。そしてこの作品の構造上、全ルートを終わらせないことには物語の全貌を知ることが出来ませんので、じっくりと腰を据えてプレイできない人にはお薦めしがたくはあります(けっこう時間がかかる作品なので)。

 以下、超絶致命的なネタバレ雑感のため追記に隔離。


[ 2010/07/12 21:25 ] ゲーム | TB(0) | CM(0)

胸を張ってごらん 見つめてるよ いつも 自分を信じればいい 君のままで ありのままで

 
 一周回って忙しさが楽しくなってきた(挨拶)
人間の適応力バカにできない。毎朝4時起き生活になれてきた。これがリア充なのか……(違うと思う)。


・【感想】【漫画】ドリフターズ 1巻
ドリフターズ 1巻 (ヤングキングコミックス)ドリフターズ 1巻 (ヤングキングコミックス)
(2010/07/07)
平野 耕太

商品詳細を見る

 平野耕太版ドキッ!英雄だらけの聖杯戦争……ただし参加者全員反英雄みたいな。古今東西、ボク達が知る歴史上の偉人奇人の皆さんが集まって血みどろの闘いを繰り広げるって展開は実に血湧き肉躍る。登場する英雄の皆さんはすべからず乱世・戦乱の世を駆け抜けていった傑物たち。この傑物同志を異世界でぶつけ合わす……それもヒラコーセンスでw これで面白くないはずはない。

 物語は始まったばっかりで、世界観の全貌どころか片鱗すら見えてない導入部ではあるのですけど、物語がどう転ぶか先がまったくみえないワクワク感がたまらない。そしてどんな歴史上の人物が登場するのかドキドキが止まらない。オスマンさん並の俺サイキョー英霊キボンヌw


・【感想】【漫画】学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 6
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 6 (ドラゴンコミックスエイジ さ 1-1-6)学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 6 (ドラゴンコミックスエイジ さ 1-1-6)
(2010/07/09)
佐藤 ショウジ

商品詳細を見る

 学園黙示録ってなによ?ってぐらい学園はもう関係ないw そしてハイスクールってなによってぐらい高校生っぽくないw この物語の素晴らしきかなはオパーイオープンなところでしょう。ゾンビものと呼ばれる作品はたいていの場合がクローズドな舞台が主なわけですよ……代表的なものだとショッピングモールですね。まあ、オープンフィールドが舞台の作品がないと言われたら、ランド・オブ・ザ・デッドみたいなのもありますけども、悲しいかな舞台や設定が広がると根っこのところにあるホラーの本質が散漫になってしまう。全ての作品がそうだとは言いませんが、やっぱりゾンビものの醍醐味は、閉鎖的な極限状態における恐怖と、その極限状態で明るみになる人間という種の本質(正の意味でも負の意味でも)なわけです。題材として映画という時間制限のあるメディアでの作品が多いってことも関係して、広域な舞台と相性の悪いゾンビものを、あえて漫画という映像とは違った時間制限を受けにくい媒体にすることにより舞台や人間の心理描写に深く踏み込めたことが、この作品の素晴らしところ。

 いままで映像系が多かったけど、ここ最近本作やWORLD WAR Zみたいな映像系以外のゾンビものに元気があった実に嬉しい限りですね。

 そして今回も平野コータ祭りw そしてゾンビよりビッチ死すべしw

[ 2010/07/09 21:44 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

宇宙に咲く仄輝きは永久に 時の声 抱きしめて

 
 生活環境の激変により不定期更新になりそう(挨拶)
多忙もあるんだけど、生活環境の激変が一番の原因かな。落ち着くまでは不定期にポツポツと更新することになりそう。最低でも1週間に1回ぐらいは更新したいけどどうなることやら。


・【感想】【ラノベ】レンタルマギカ 白の魔法使い
レンタルマギカ 白の魔法使い (角川スニーカー文庫)レンタルマギカ 白の魔法使い (角川スニーカー文庫)
(2010/06/30)
三田 誠

商品詳細を見る

 前巻は第三部の導入って印象を受けましたが、今巻は急展開って印象を受ける巻でした。一番の目玉は螺旋なる蛇(オビオン)の首魁である王冠(ケテル)セフィラー・タブラ・ラサの登場でしょうか。どうもツェツィーリエを勧誘した螺旋なる蛇(オビオン)のリーダーっぽい存在とは別存在のようなので、そこら辺はまだ隠された謎があるんでしょうけど、タブラ・ラサの登場により物語が終局に向かって加速し始めたことは間違いないですね。

 新生アストラルとして今ある力の全てを見せつけたのが前巻だとしたら、いつき自身の成長を魅せたのが今巻だと言えます。いっぱいいっぱいで綱渡り的なところもあるし、背伸びをしている感は否めないのだけど、かつてのいつきと違い、確かな意志と決意をもって挑んでいる姿は大成長。穂波が自分の存在がいつきの成長を妨げていたのかもしれないと呟くシーンがありますが、半分は正鵠を得てると言えますね。いつきが周りの導師たちと離れたことによって成長したのは間違いはない。ただ、彼が成長しなければならなかった目的は、かつてのアストラルを取り戻すため。いつきが取り戻そうとしているかつてのアストラルの姿は、方向性と手段は違うけども、魔法使いのための世界を創ると語ったタブラ・ラサの目的の縮図のようにも見える。次巻以降、螺旋なる蛇(オビオン)vs.協会という二大勢力の魔術決闘(フェーデ)を第三勢力として舵取りをしなければならないアストラルとの、ある種の総力戦とよべる戦争に突入する本作の着地点は、いつきの目的と螺旋なる蛇(オビオン)の目的が交差する果てにあるのだと感じます。

 P.S.タブラ・ラサはどうも人間ではないようなイメージなので、アストラル(組織名じゃなくて布留部市の竜脈が擬人化した方)と同様のような存在なのかな? 文字通り、螺旋なる蛇という生命の木を象徴するものが擬人化した存在にも思えるのだけどどうだろうか?


[ 2010/07/08 16:05 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

春は 優しいね ふたり 出会った季節 ごらん 桜舞う 知らず こぼれた涙

 
 フィー先輩が可愛すぎてソラニカエリソウ(挨拶)
なんだこの属性ミックスしすぎても奇跡的にバランスを保ってる萌えキャラ? そもそもにして姉キャラなのに妹キャラって矛盾がずるいだろ!w


・【感想】【エロゲ】処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー
処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー 初回限定版処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー 初回限定版
(2010/06/30)
Windows

商品詳細を見る


 女装潜入モノとしてのインパクトって意味では流石に1を越えられたとは言わないけども、正統後継作って印象ですね。どちらかと言えば今回は前作に比べて群像劇的側面が強く、聖應女学院年代記の新たな1ページって印象。そういった意味で共通ルートに比重が大きいのは良かったのだけど、一周目のプレイで感じた印象がほぼ全部って感じで、ちと個別ルートが弱い印象になっちゃてるのは少し残念。キャラ攻略後半になればなるほど、似たような展開を体験しなくてはならないので飽きてくる。このゲームの場合は一番好きなヒロインを後にとっておくではなく、一番最初にプレイしてしまう方がいいかもしれません(これは1も一緒ですけどね)。

 個人的にお気に入りシナリオで言うと、香織理>薫子>雅楽乃=淡雪>ケイリ>史の順番かな。どのヒロインも魅力的で可愛らしくはあるのだけど、先ほど述べたとおり個別シナリオが弱いのと、流石に1のツンデレラこと貴子さんほどのカリスマはなかった印象ですね。まあ、貴子さんの場合は本人の魅力もさることながら、時代が味方したタイミング的なものがあるので、一概にそれを望むのは酷ってモノかもしれませんけど。

 主人公の千早の話をすると、流石はおとボクシリーズの主人公!って感じの完璧超人。完璧度でいえば前作の瑞穂の方が寛容、包容力、慈愛といった精神面においては一枚上手の印象を受けるのですが、ある程度心にトラウマ的なものを抱えてる千早の方が主人公としては個人的には好きですね。まあミスターヒロインって意味では圧倒的に瑞穂ちゃんだと思いますけどw ここら辺のトラウマチックな千早に欠けているものを補うためのダブルエルダー(二人で一人前だけども一人じゃ出来ないこともできる)ではあったのでしょうけど、瑞穂ほどではないにしても千早が完璧すぎて上手く作用してるとは言い難いところがあったのは、明らかにこの作品の瑕疵。

 以下、追記にて個別感想(ネタバレあり)。


[ 2010/07/05 15:59 ] ゲーム | TB(0) | CM(0)

ねぇ“ちょっと夢見てた” “ずっと探してた” それぞれの楽園を 見つけに行こう さぁ力合わせて

 
 それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコが新装版で完結だ、と……(挨拶)
うわぁ懐かしいなぁ……これでやっと最終章:ハートウェアガールが読めるのか、もう一生読めないかと思ってただけに嬉しいなァ。あとは……『時の果てのフェブラリー ~赤方偏移世界~』続編の『宇宙の中心のウェンズデイ~衝突時空世界~』とか『E.G.コンバット』とか『風の白猿神』とかをだな……


・【感想】【漫画】紅kure-nai 第5巻 オリジナルアニメDVD付き
紅kure-nai 第5巻 オリジナルアニメDVD付き 予約限定版 (ジャンプコミックス)紅kure-nai 第5巻 オリジナルアニメDVD付き 予約限定版 (ジャンプコミックス)
(2010/07)
片山 憲太郎山本 ヤマト

商品詳細を見る

 アニメの方は未見なんで純然に漫画の感想。
切彦関連の話をすっ飛ばして漫画オリジナルの展開なのだけど、漫画ではまだ切彦のキャラを十分に説明しきれてないし、オリジナル展開の法月家関係の話は話で原作でもまだ殆ど語られていないので、物語が少し窮屈に感じるは感じる(原作で夕乃さんあたりの実力が判明してれば、もう少しアクションに遊びを入れることができるんだけねぇ)。

 個人的には悪宇商会最高顧問の星噛絶奈と柔沢紅香の初邂逅が、漫画版のオリジナルエピソードでなされたのは驚きだけど、原作の醜悪祭を読んだ感じだともっと長い付き合いの因縁があるように思えるんだけどなァ。それはそうと、ボディのわがままさで星噛絶奈のオパーイはシリーズ最強とボクの中のパイオツニアが雄叫びを上げているが、冷静に考えればわざわざ人工物を美乳に作らない道理もないだろうと考えを改める。つかあれはきっとオッパイミサイルだと思う……文字通りの意味で。


・【感想】【漫画】めだかボックス 5
めだかボックス 5 (ジャンプコミックス)めだかボックス 5 (ジャンプコミックス)
(2010/07/02)
暁月 あきら

商品詳細を見る

 ボディのわがままさで骨折り指切り(ベストペイン)古賀いたみのオパーイはシリーズ最強とボクの中のパイオツニアが雄叫びを上げているが、冷静に考えればわざわざ改造してるのだから(ry くじ姉のボディもわがままだとは思うのだが、ノーブラいくない。

 ここら辺のエピソードで色んな人のメッキが剥がれすぎてる。宗像くんの真のアブノーマルは『殺人衝動』なんかじゃなくて、あの程度の異常性でアブノーマルを名乗れる厚顔無恥さだと思うよ。あー、あと黒神真黒はただの人でしかないな、もう。くじ姉はくじ姉で異常性は「禁欲さ(ストイック)」なのに、娯楽作品である仮面ライダー龍騎を観てるのは語るに落ちてるだろ。西尾作品的にはフツーなのに一生懸命頑張ってフツーじゃない連中に比肩するヤツが特別扱いをうけるので、最初から異常な人はロクな目には遭わない訓戒。


・【感想】【漫画】トリコ 10
トリコ 10 (ジャンプコミックス)トリコ 10 (ジャンプコミックス)
(2010/07/02)
島袋 光年

商品詳細を見る

 だから多関節の正しい使い方は、当てる打撃じゃなくて当てない打撃だとあれほど言ったのに……鎖鎌なんかに使うから負けんだよ! 鞭だろ鞭!!(板垣脳)

 やっぱり対人バトル主体になるとこの漫画のこの漫画である意義が薄れるのは瑕疵だなァ。ある意味、この漫画は小松くんにかかってるな。ガンバレ小松くん!
[ 2010/07/02 16:14 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

赤い唇が触れ 囀る「嘘つきなんて大嫌い」って

 
 酒が抜けきらない先から呑んでるのでいつまでも抜けないの巻(挨拶)
この時期は飲みが多いので、いろんなものがなかなか消化できずに溜まっていく。ついでに体の消化器官も弱る。


・【感想】【ラノベ】乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール
乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール (ファミ通文庫)乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール (ファミ通文庫)
(2007/12/25)
嵩夜 あや

商品詳細を見る

第百九期メンバーを送り出してひと月、聖應女学院にまた新しい春が訪れる。厳かなはずの入寮式早々、遅刻して駆け込んできた七々原薫子、優しく微笑む周防院奏、元気な寮監・上岡由佳里、物静かな一年生・皆瀬初音…。卒業したメンバーに負けない可憐な蕾たちの物語、いま美しくほころび始めます―。絶大な人気を誇る『乙女はお姉さま(ボク)に恋してる』PC版公式シナリオライター&イラストレーターによって紡がれる究極のオリジナルストーリー。


 おとボク1の主人公の瑞穂が卒業した後の聖應女学院を描いている謂わば聖應女学院年代記と呼べる短編集。先日発売されたおとボク2と密接な繋がりがあるというか、おとボク2のメインヒロインであるところの、七々原薫子,皆瀬初音,ケイリ・グランセリウスが登場するので、2をプレイする前に読んでおくと世界観にするりと入っていけるかと思います。

 一応ベースはおとボク1のツンデレラこと貴子√の後ってことになっているので、ある程度おとボクを知らないとわかりにくい物語とはなってますが、知っている人ならばなんの問題もなく読むことが出来るでしょうね。一応、物語の視点はほとんどと言っていいぐらい、七々原薫子視点で語られるのですが、この作品の場合は彼女が主人公と言うよりは、狂言回し的役割と言った方が適切であり、男勝りでお嬢様っぽくない彼女の目を通すことにより、聖應女学院という静謐な結界のような独特の世界観を読者に印象づけ、彼女の目を通して第73代エルダー・シスター菅原君枝(かぐやの君)の時代から第74代エルダー・シスター周防院奏(白菊の君)就任までを語ってる本作はやっぱりクロニクル的要素が強いですね。

 個人的に面白かったのは、おとボク1で地味っ娘だった君枝の開花っぷりですね。情報として彼女が第73代エルダー・シスターになることは知ってましたけど、その開花の裏にあった様々なドラマを掘り下げているのは感慨深いと共にいい話だと思いましたね。君枝の素材を見抜いたまりやがファッション・メイクの仕方を君枝に伝授したって設定の裏に、あまりの貴子のセンスなさを見るに見かねたまりやが、面と向かって貴子に教えるのは恥ずかしいから、君枝に教えつつ、ついでのふりをして貴子も鍛えたってエピソードは実にらしくて微笑ましかった。

 奏と薫子の容姿で言ったら逆転姉妹なイメージなのに、力関係的にはやっぱり姉は姉であり妹は妹なのが微笑ましいというか、奏は奏のままで奏らしく瑞穂達と過ごした日々を昇華して、きっちりと成長してるところが見えて感慨深いなァ(勿論、由佳里も同様)。

 2をプレイするのに必須とまでは言いませんが、やはりプレイ前に読んでおくと世界が広がりますし、設定を知ってるだけでニヤニヤできる度合いも違うでしょうから、これから2をプレイしようと考えている方で、少しでも興味がある方は先に読んでおく方がいいでしょうね。


[ 2010/07/01 16:44 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ふきにゃ

Author:ふきにゃ
エロスとカオスと人外ロリをこよなく愛するマシーネン・アーリア人。

ついったー
<
カレンダー
06 | 2010/07 [GO]| 08
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近の記事一覧 カテゴリ一覧 コメント一覧 トラックバック一覧 プロフィール リンク一覧
[カテゴリ]
WEBコンサルティング・ホームページ制作のバンブーウエイブ
お買い物メモ
アソシエイトじゃないよ。単なる買い物メモ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。