もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)
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船で渡った海路も 馬車で踏み越えた平原も 通り過ぎた風景を ひとつひとつ覚えています


 ハガレンタイアップにお金を落とすだけの簡単な仕事中(挨拶)
ガチャ1個500円……相変わらず鬼畜だな!、ネクソン! でも買っちゃうのがくやしい!…ビクン…ビクンッ(末期症状)


・【感想】【ラノベ】僕は友達が少ない (5)
僕は友達が少ない (5) (MF文庫J)  (MF文庫 J ひ 2-23)僕は友達が少ない (5) (MF文庫J) (MF文庫 J ひ 2-23)
(2010/11/20)
平坂読

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 読んだ人のみんながみんなこの感想に行き当たるw いやまあ主人公の少年が実は女の子だったって展開をサラりとデビュー作でやってる平坂読作品らしいといえばらしいけどな!w まあつまりですね今巻のエピソード群から導き出される回答は……小鷹リア充爆発しろっ!ってことです。

 ハーレム隣人部で、友達シミュレートをする小鷹だけども、ここにきて恋愛要素が増してきたな。特に髪を切ってからの夜空の態度はあからさまなぐらいあからさまだよなァ……肉も小鷹に惹かれているのがモロわかりだし、ここにきて理科もアプローチしてくるし、幸村は…幸村だし……w さてさて使い古された言葉ではあるのだけど、男と女の間に友情は成立するのか? これからどこに向かうのか隣人部ってところか。とりあえずはラストでの引きのネタをぶちまけるか誤魔化すかだな。まあ、はがないなので次巻の展開は何事もなくってのも充分ありえるけど。

 とりあえず、今回は久しぶりに夜空と肉がは い て い た ので満足した。ゲロインの面目躍如! そして次巻ではもっと天馬(ペガサス)さんの可愛らしさを前面に出してほしい!(はがないで一番可愛らしい人はペガサスさん! 異論は認めないw)。

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[ 2010/11/24 00:00 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

そうして何度もきみに恋をするだろう 遠い約束 闇を蹴って羽ばたいてく時まで

 
 ぱれっと新作キタコレ!(挨拶)
"私の、生け贄になって下ださいっ!"最初から素直に頼んでおけば、まあ問題ないんだよ…千早さんや……

 とりあえずは神さま設定なミラクルを踏まえて、車椅子・妹シナリオの方向性に期待したい! 具体的にはヤンデレっていく過程が素敵だったつばささんの再来に期待したいw


・【感想】【ラノベ】神さまのいない日曜日III
神さまのいない日曜日III (富士見ファンタジア文庫)神さまのいない日曜日III (富士見ファンタジア文庫)
(2010/10/20)
入江 君人

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百万都市オルタスを脱出し、荒野に戻ったアイ。青い車であてどない旅を続けるアイに、ユリーから思いがけない言葉がかけられる。「学校に、行かないか」学校―それは、かつて人食い玩具が通っていたという場所。期待と不安の中、ゴーラ学園という生者の学校に転入したアイだが、待っていたのは不思議な力を持つ級友たちと、鉄線に囲まれた奇妙な場所だった。そしてアイはそこで、アリスという少年と出会う。アリス・カラー―アイと“同じ夢”を見る少年と。15年前の“あの夜”以来、人は生まれず死者は死なない。これは、神様が捨てた世界で紡がれる、世界を救う夢を見る少女の物語。


 世界を救う夢を叶えるために死者の街オルタスを旅立ったアイさんが、次に辿り着いたのは同年代の生きている子供達が暮らす"学園"……しかしその学園は監獄で寮監は……女ハートマン軍曹だった………なんぞそれw

 保護者のユリーさんとも離ればなれになり、ここの学園生活で初めて接することになる同年代(世界に子供が生まれなくなったのは十五年前なので、少なくともみんなアイより三歳以上は年上だけど)の"生きている"少年少女。前巻のオルタスが"死者"の街であり、世界を救うというアイ自身の夢を死者の立場から考えさせられたとすれば、今巻の物語は"生者"の視点で救うべき世界を考えさせられる物語となってます。根本の話としてアイの夢"世界の救済"とは、まずをもって救うべき世界を定めなければならない。彼女が受け止めるべき世界は"神さまがすてた世界"、死者と生者が混在する終末。この生者と死者という二律背反する"世界"を定義しなければならない。ぶっちゃければアイがどうして世界を救いたいのか? どんな世界を救いたいのか? それを一つの視座として定める必要がある。これがこの学園での同年代とのふれあいアイが学んだことであり、アイと同じだけど違う"夢"を描くアリスとディーとの邂逅で得た、これからの彼女の原動力となる軸。

――たとえば、もしお前が囚人で『明日、死刑』って教えられたらどうする?
ちょー逃げます
ところがほとんどの囚人は実際おとなしく死ぬ。――ほかにも"蛙をお湯に入れると逃げるけど、徐々に温度を上げると茹で死にする"とか……"人は歯が痛くならないと虫歯を治さない"とか……そんな感じなんじゃないかね、人類


 まあ、救う手だてがわからなければ、ほとんどの人間は緩慢に滅びでも受け入れちゃうわな。方法が判らないからといって目指さない理由にはならないと挑める人間の方が異能。そしてアイさんは世界がそれほど救われたいと思ってない事を知っても、夢があって、自分がそうしたいと望むなら、そうすべきだと疑いもなく思ってる。それが妄執や狂気ではなく正気で純粋に信じている。それはもうアレだ今巻の登場したターニャでなくても怖いと感じて"私には、あなたが無理"と口走るわな。"生きてるだけでは、生きてはいけない"とは、まさにアイさんを顕すのに的確すぎる言葉。今回で色んな出逢いを経て、視野を広げたアイさんは"なんとなく"な感覚で世界を救済することでしょう。自分の世界を構成する"みんな"の世界を救済するため、みんなの世界を守る。みんなが自分の世界を見捨てることなく、諦めない限り、その世界を救う。なんというエゴ、なんという高慢、なんという無垢なる願い。バカは一足飛びに、自分がどれだけの真理に辿り着いたのか理解せぬまま、空気でも吸うかのようにズンズンと進んでいく、ほんと怖い子だアイさん。

 さてこれから彼女がどこまで自分の世界を広げていくか、見物であるが……まずは育児放棄した傷有り(スカー)さんだな! なんぞそれw(そして今巻も次巻もユリーさんの心労がマッハで止まることを知らない……ユリーさんガンバレ!超ガンバレ!)

[ 2010/11/23 11:35 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

あの日消してしまった想いが いつか光る未来に変わるなら… 空に溶けた 真っ白な月を 探したくて 空をみつめてる


 例えば妹とか、それから妹、あと妹ですかね!(挨拶)
タコ焼き(食物)せんせの魂の絶叫に全俺が泣いた!!! そして安心しろ志乃!! 世界には確実に踏み台萌えって概念があるはず、きっと…たぶん……いや少数だろうけど……


・【感想】【漫画】ムダヅモ無き改革 5
ムダヅモ無き改革 5 (近代麻雀コミックス)ムダヅモ無き改革 5 (近代麻雀コミックス)
(2010/11/17)
大和田 秀樹

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 スターリン、ルーズベルト、チャーチルの冥界の三巨頭vs.小泉。スーパーアーリア人・アドルフ・ヒトラーvs.砂漠の狐ロンメル。小泉+アシモvs.スーパーアーリア人×2。うん、なんぞそれw

 アシモの雀力が0Adh.なのは、人造人間だから気がないんだ!の法則。まあ今巻で一番爆笑したのはサッチャーの不貞不貞しいツラなわけだがな! 鉄の女すぎるわw


・【感想】【漫画】魔法先生ネギま!(32)
魔法先生ネギま!(32) (少年マガジンコミックス)魔法先生ネギま!(32) (少年マガジンコミックス)
(2010/11/17)
赤松 健

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 魔法世界編もラストと言いつつ、なにげに長いなァ。そして次巻やっとザジさんのターン!!! ザジさんよりも委員長一行の活躍の方が心配になってきた(特に双子あたりの明日はどっちだ!)。


・【感想】【漫画】鋼の錬金術師 27
鋼の錬金術師 27 (ガンガンコミックス)鋼の錬金術師 27 (ガンガンコミックス)
(2010/11/22)
荒川 弘

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痛みを伴わない教訓に意義はない
人は何かの犠牲なしに何も得る事などできないのだから
しかしそれを乗り越え
自分のものにした時……
人は何にも代えがたい
鋼の心を手に入れるだろう


 すべての登場人物の人生に現時点でのケリがつく、いい最終回のお手本のような最終回。彼等が辿り着いた結論、錬金術の等価交換という矛盾に対する答え。10を得るのに10を無くしたら結局はゼロ。例え10を代償に得た10だとしても、それを11にして、どこかの誰かに受け渡す。錬金術というものの本質は無から有を創り出すもの、彼等が導いた結論こそが本当の無から有を創り出す方法。人は等価な対価を支払わなくても、誰かのために自分の何かを与えることができる。それこそ何も失うことなく、与えることができる。逆も然り、双方向から与えあい補い、さらなるものを生み出すことができる。

 そしていつしか彼等も親となる。自分たちが植えた木の傍に立って見守り続ける存在へと。そしていつかその木が自分たちを超えたと確信したとき、安心して去っていく。生命のスパイラルアップ、等価交換なんて必要のない生命の営み。誰かを幸せにするための本当の錬金術。高らかに語り歌われつづけていく生命賛歌。

 ほんとに素晴らしい最終回でした。長い間お疲れ様でした、荒川先生。

[ 2010/11/20 16:55 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

夢を果たすまで 一歩もしりぞくな 負けたと思うまで 人間は負けない


 禁書無双!(挨拶)
まあ時期的にも、発行部数的にもそうだろうなァ……脂がのりすぎてギトギトな時期とも言えるがな。ここで大躍進は女性キャラ部門4位の肉でしょうw おいおい肉どうした? おまいは肉だぞ身の程を弁えろw そして今回の女性ランキングの傾向をみると……残念な娘がテーマなのか?ってぐらい残念な娘が多い。胸とか出番とか人としてとかニートとか。つまり2010年は残念な娘の年だったと言える。


・【感想】【ラノベ】撃路崎真咲(うつろさきまさき)の密室プレイ
撃路崎真咲(うつろさきまさき)の密室プレイ (電撃文庫)撃路崎真咲(うつろさきまさき)の密室プレイ (電撃文庫)
(2010/11/10)
相生生音

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目を覚ますと、世界は真っ暗闇だった。唯一わかったのは、自分が拘束されている、ということだけ。やっと慣れてきた目をこらすと、眼前にはなぜか腕組み仁王立ち少女。撃路崎真咲、と名乗る彼女は、何かしら企んでいるようで、かいつまんで言うなら、密室での濃密プレイをご所望だった。「ぷ、ぷれいってなんですか!?そんなんじゃありません!」「いやだって俺縛られてるしあんたスカート脱いで下半身丸出しだし」「そ、それは間違ってないですけど。間違ってないですけど!!」「だろ?っておい馬鹿、ちょ、あぶな…!!」俺は、ここからいつ出られるんだろうな。密室シチュエーション系ラブコメ。


 小型、無乳、黒スト……この3つのキーワードだけで撃路崎真咲といふ希代のへっぽこお嬢様をビジュアル化した松竜氏の仕事が素晴らしい。あと、誉めどころ? ぶっちゃけ無いw 筆者自身が、本書は『薄味』であり、読み終わったあとに残るものはないと言ってますが、いささか言い過ぎではあるけども、まあ嘘ではないw 強いて挙げるなら……とりあえず、ビギンズアフタヌーン(ビギンズナイト@仮面ライダーW)、パラダイスパスト(パラダイスロスト@仮面ライダー555)、BOT SPEED LOVE(GOD SPEED LOVE@仮面ライダーカブト)、四方都嬢の王(魔界城の王@仮面ライダーキバ)と、サブタイが全て劇場版平成仮面ライダーのパロになっているところから想像できる、作者は平成仮面ライダー好きなんだなァ……俺も好きですよ! といった感じの作品感想とは1ミリタールも関係ない、奇妙な親近感ですかねw

 まあ、そう言いつつもテーマみたいなものはあって、本書に登場するものの台詞などが一切無い主人公の姉、殴社橋瞠子。その地球史上最大級の天才過ぎて、もはや描写できない、もうおまいは非現実青少年だろッ!! みたいな怪物を相手に、怯えず、怯まず、何度打ちのめされようとも立ち向かう、何度負けようとも、真の敗北者にならないために挑み続ける、撃路崎真咲といふ気高き魂と、その姿に感化され共に怪物の姉に立ち向かう同志となる斬ヶ宮臣哉の二人の精神的交流がテーマなのです。わかりやすく歌で例えるとアレです!! シェームス三木作詞、三木たかし作曲、田中公平編曲、佐々木 功唄、といふ、こいつはすごいぜ!なメンツによるあの名曲、"君の青春は輝いているか"の2番です。そうですよねぇ……この際、潔く負けをみとめる勇気なんて逃げ口実をかなぐり捨てて、殺されたってしがみつく、"夢を果たすまで一歩もしりぞくな!負けたと思うまで人間は負けない"って気持ちは大切。人間は運命の奴隷だとしても、目覚めることで意味を切り開ける眠れる奴隷であるべきなのですよ。それは苦難の道だけど、その苦難が…どこかの誰かに希望として伝わって行くような、何か大いなる意味となる始まりなのかも知れないと、荒木飛呂彦せんせも言ってます。たぶん、きっと、そんな物語なはずなのですよ……本書も…たぶん、たぶん……

 ………ゴメンナサイ、嘘ではないけど美化しすぎた。目的を叶えるためとはいえ、おポンチすぎて空回っている真咲さんの姿をみてハァハァする作品です。目的を叶えるためにする努力がいつのまにかドリフってる真咲さんのポンコツお嬢様っぷりに臣哉同様キュンキュンやられる作品です。あとは作中にばらまかれているニッチなネタにニヤニヤとする作品です。それ以上でも以下でもないw そして本書を読了された方々ならばすでにおわかりであろうけども、殴社橋瞠子といふ壁に挑み続ける撃路崎真咲という魂は、殴社橋瞠子という人間がなにより一番渇望しているものを、すでに手に入れている。自身の輝きで魅了している。まったくもってアホらしくてゴチソウサマと言いたくなる。もちろんいい意味で。


・【感想】【ラノベ】不堕落なルイシュ2
不堕落なルイシュ2 (MF文庫J)不堕落なルイシュ2 (MF文庫J)
(2010/10/21)
森田季節

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優等生で名門の出である神倉ミタマは、心優しい同級生・贄川那智に恋をしている。しかし、ある日那智は足に重症を負ってしまい、この社会の決まりによって「処理」されることが決まってしまう。那智を救うことのできる唯一の手段「弱者保護権」。その権利を持つ姉・珠花に会うために、妹・涙珠の協力を得て家を飛び出したミタマだったが、珠花から権利をもらうことはできなかった。かくなる上はもう一人、権利を持つ兄・玉風を頼るしかないのだが、彼は山中の奥深くに引きこもっている残念な人間で、会うためには男子禁制の「あるゲーム」をクリアしなければならず――。


 蓋を開けてみたら残念な人達による、残念が故にバラバラになってしまった家族の再生物語だった。ディストピアな形骸化した世界観も、家族愛を描くそのためだけに存在したと言える。家族という最小コミューンのなれの果て、社会同様に形骸化してしまったものの再生。ほんとにこれを描くためだけの遠大な回り道の物語です。まあこの家族像に"森田季節"フィルターが入るため、一筋縄ではいかない、妙に座りの悪い感覚に苛まされることになるんだけども、その象徴が一巻から一貫として描かれてきた全てを肯とする贄川那智の姿であり、その行き過ぎた"是"は不自然で気味が悪く、文字通り全てを"是"とする彼女こそが形骸化の象徴。なんつかーか"不自然"と"不死善"、"肯定"と"皇帝"って言う最悪なダジャレをしたかった気もするがw 国家のようなマクロなものだろうが、家族のようなミクロのものだろうか、全てを全て"是"とすることはできない。止まった水が腐り果てるように、たんなるシステムとして形骸化したものに未来はない。壊れかけたものは、痛みを覚悟で治療しなければならないってお話。

 筆者も語っていたとおり長々と続ける話ではないのだけど、後半の怒濤の展開は駆け足感が否めない。まあ、もともと無駄な描写の間にテーマを少しずつしれっと混ぜているような作風なので、これぐらいで完結するのがいい塩梅かな。

[ 2010/11/18 11:51 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

迷え! その手を引く者などいない 神が下す その答えは不幸だった そう それこそ神からの贈り物 乗り越えたら見えてくるさ だから今すぐ

 
 なんだかんだ今期のアニメはミルキィホームズが全部かっさらっていった(挨拶)
いい意味でも悪い意味でも面白いといふ希有なアニメだよなァ……特に関西圏は禁書2→俺妹→ミルキィって流れだから、なんつーかヘルアンドヘブンでウィィィタしちゃいそうだw とりあえずいまさらだが、そのバリツはねぇーよ! 先生バリツはおやつにはいりますか? いいえバリツはおやつにははいりませんが、ヴァギナには入りますとか言い出しても不思議じゃないレベル(言わねぇーよ!)。


・【感想】【漫画】少女素数 (2)
少女素数 (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)少女素数 (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
(2010/11/12)
長月 みそか

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 なんか感想書こうと思ったけど、言いたいことを1巻の感想の時に全て語ってしまった。つまりは"少女"のひと言であり、まだ少女、いつまで少女でいられるのか? そんな奇跡のような瞬間の物語。どれだけ物語が進もうともこの刹那の輝きが、この作品の全てなのでしょう。


・【感想】【漫画】マイガール 5
マイガール 5 (BUNCH COMICS)マイガール 5 (BUNCH COMICS)
(2010/11/09)
佐原 ミズ

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 シリーズ最終巻。つまりこの作品をひと言で語るならば、"俺の娘がこんなに可愛いわけがない"だろうか。コハルかわいいよ、かわいいよコハル。

 "キラめく僕の宝物(マイガール)。いつまでも。"の帯文が全て。正宗くんとコハルの凸凹親子が語る物語は、流れていく時間の中で、変わっていくもの、変わらないもの、変えていくもの、変えられないもの、全てひっくるめて愛おしい日々、いつまでも変わり続けていく、愛おしいという変わらない気持ちの物語。そんな普遍的で当たり前だからこそ見失いそうになる大切な事。未来へと紡がれ繋がっていく家族愛。ほんと、ごちそうさまでした。


・【感想】【漫画】とある魔術の禁書目録(インデックス) 7
とある魔術の禁書目録(インデックス) 7 初回限定特装版 (SEコミックスプレミアム)とある魔術の禁書目録(インデックス) 7 初回限定特装版 (SEコミックスプレミアム)
(2010/11/12)
鎌池 和馬

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 シリーズのキーポイントの一つである、ウホッ!!いいオッパーイ風斬氷華編開始、と言いたいところだけど、今巻で言いたいことは一つだけ!!! 漫画版じゃ登場エピソードの"吸血鬼殺し編"がバッサリと削除されてた関係で、登場できなかった姫神さんが登場したことでしょう。よかったなぁ姫神!! 漫画版じゃ上条さんと面識ないことになってるから、転校早々に上条さんになれなれしく話しかけてくる、ちょっと頭のかわいそうな子に見えないこともないけど、よかったなァ……。思わせぶりに登場して、出番がないまま……おまい何をしに登場したの? と言われることになる運命は回避できないだろうけど、存在がなかったことにされるよりマシだろう……。OK、ふきにゃさん理解しました。あなたは個性は影の薄さです。出番の少なさからの人気のなさが人気なのです。けっして、ど、同情票なんかじゃないんだからね! かんちがいしないでよね! それが姫神さんの売りなんです個性なんです。強く生きてください。そして恨むなら御坂美琴か、御坂美琴を早く登場させたいがために"吸血鬼殺し"のエピソードを削ったガンガン編集部か、御坂美琴が活躍する"欠陥電気"のエピソードの前に"吸血鬼殺し"のエピソードを書いた鎌池せんせを恨んでくれw

[ 2010/11/14 18:14 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

静かに響く声が これが最後と 白いブラウスが涙に濡れた

 
 みんなが新番の話題でワイワイしているのを横目に、延々と聖闘士星矢のDVDを視聴する簡単なお仕事中(挨拶)
いやまあアスガルド編限定で視聴してるわけですが……アルデバランのかませ牛さが素敵なのはどのエピソードも変わらない。ある意味便利に愛されてるよなァ……アルデバランw


・【感想】【ラノベ】終わる世界のアルバム
終わる世界のアルバム終わる世界のアルバム
(2010/10)
杉井 光

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 ぼくたちの世界は、ゆるやかに終わろうとしていた。
人間は、なんの前触れもなく消えるようになった。痕跡一つ残さず、周囲の人々の記憶にさえ留められず。
ただ、ぼくだけが、消えた人を忘れられずにいた――写真を残すことによって。
そして中学卒業を控えた冬の日、ぼくは教室で彼女の存在に気づく。
水島奈月。知らないはずなのに、よく知っている。忘れてはいけないはずなのに、忘れていた女の子。
残り少ない時間の中で、ぼくと奈月はもう一度、お互いを確かめ合い始める。
終わりゆく世界で静かに響く、ささやかな恋の物語。


 杉井光氏初のハードカバー単行本は、ゆるやかに終末を迎えつつある世界を生きる少年と少女描いた切ない物語。これまでの杉井氏の作風を周到しながら、これまでのようなビターでも甘くでもない切なさ……言うならば、ただひたすらに透明で切ない物語。端的に物語を語るならば帯文にある"本当に大切だった人、憶えていたいですか、それとも、忘れたいですか?"の一文に集約される。あまりにも作品の骨子を的確に表現しすぎていて、些か穿ち過ぎかな、と思わなくもないけども、この煽り文以外になにか別の表現があるの? と訊かれたら、他に思い浮かばない。なぜならばこの一文が全てだからだ。

 自身のblogで杉井氏は、映画にできて小説にできないことは色々あるが、最大のひとつは、エンドロールであり、どうにかしてこのエンドロールを再現できないだろうかと考えた末の、回答のひとつが、この小説だと述べていますが、なるほどなと感じました。前提としてこの物語はどうしようもない。ゆるやかながら確実にせまりくる終末をどうにかすることも、抗うことも出来ない。そもそもにして、マコトと奈月の物語自体が終わってしまった後の物語といえる、それこそエンドロールのように……。ひどく哀しい物言いをするならば、流れ零れてしまった後の"残滓"の物語。故に、この物語は失われてしまったマコトと奈月の蜜月を語らない、語られるのは終わってしまった後の二人のエンドロール。どうしようのないものはどうしようもなく、終わってしまったものは覆せない。ならばこの物語は諦めを享受するしかない物語なのか? この世界の果てから果てまで満ちてる条理と不条理の中で翻弄されるだけの物語だったのか? 否ッ!!と言いたいところだけども、正直よくわかっていないのが本音。自分が大切な人を失った経験をしていれば、また違った感想でも述べられたのかもしれないけれど、幸いなことに自分にはその経験がないので、実のところ物語を正しく受け止めることはできないのかもしれない。

……船が港に着いて錨をおろしたら、水底に刺さりますよね。船がいなくなった後でも、錨の痕は残りますよね。それがいやなんですよ、ぼくは


 マコトのこの台詞を読んだときは、なんて青い意見を漏らすムカつく野郎だと思ったものだけど、この台詞のすぐ後で明かされる彼の立ち位置ならば、至極当然の言葉でしょう。なんの前触れもなく人が消え、残された人の記憶からも消える……こんな世界で限定条件付き(彼がカメラに写した人間のことを彼は忘れない)とはいえ、忘れることができないマコトの立ち位置は過酷だ。そして嫌だと言いつつも彼は、忘れないように銀塩フィルムに消えていく運命を焼き付け収集する。船がいなくなった後の水底の錨の痕を抱え続ける。写真を撮ることを止めて、他の人達のように全てを忘れて生きることは出来る、だけど出来ない。大切だったかも知れないなにかを忘れたことさえ忘れてるならばともかく、大切だったかもしれないことを忘れてしまっているなんてことを知った上で、生きれるほど人は強くはなれない。

きみは、みんな忘れろって簡単に言う。でもね、たとえ水島奈月という名前も、顔も、声も、みんな忘れたとしてても、消えない傷がいくらでもある。忘れないことも選べる――その可能性を抱えているだけで、ぼくは磨り減っていくんだ。だれか大切な人の記憶を、ぼくは捨ててしまったのかもしれない、そんな想いを引きずり続けるんだ。もうそんなのはいやなんだよ。


 選択肢があるということは、時に残酷だ。選ばなかった選択肢の先になにがあるのかはわからないし、ひょっとすればなにも選ばないという選択が正解だったのかもしれない。その痼りは悔恨として確実に残る……どの選択肢にも正解がないかもしれないのに。このマコトの思考をワガママだと非難することはできない。

わたしがつらいのは、あなたがいつまでも憶えているのかもしれないってことだけ。わたしが消えた後も、大丈夫、大丈夫、なんて自分に必死に嘘をつきながらずっとずっと引きずっていく。そんなのはぜったいにいやだった


 残される側には残される側の言い分があるように、残す側には残す側の言い分がある。真意的には消えずにマコトとずっと一緒にいたいだろうけども、それは許されない……なぜならば彼女は残滓であり、エンドタイトルまでの一時に流れるエンドロールだから。実のところ奈月の言い分は"貴方のことを愛しています。でも、私を好きにならないで下さい"って言っているようなもの。しかし彼女にはそれしか方法がなかった、彼女の抱える相反する願いを叶えるには……。奈月の蘇った束の間をマコトと一緒にいたいという願いと、自分が消えてしまった後、自分という存在がマコトの悔恨になるのは絶対に嫌だという願いは、完全に相反している。本当に叶えたいのであれば、マコトを見守れる位置で彼を拒絶し続けるべきだったのだろうけども、それができるならば恋なんてしない。結局は似たもの同士なんだよなァ……この二人。

だって、ぼくは知っている。人から哀しみを奪うことはぜったいにできない。心の中で響き続けるからだ。それなら、ぼくはもう、他のだれかに代わりに泣いてもらうなんてしたくなかった。それはぼく自身を灼いて生まれる熱、ぼく自身の中で波寄せる海だからだ。


 きっとこの台詞が、"本当に大切だった人、憶えていたいですか、それとも、忘れたいですか?"に対する、一つの答えなんでしょうね。哀しみは消せない、それは響くから……響くということは心が震えている証明。心が震えるということは生きているいうこと。大切な人がいなくなってしまうということは哀しい。それは想像でしかないけれども、身を切るような痛みが伴うのだろう。通りすぎていく時間にその想いが薄れていくことにすら痛みを感じて、時には完全に忘れたいと願うほどのことかもしれないけれど、もし大切な人を無くしてしまったことを忘却できる世界があるとするならば、人が人に対して涙を流す必要がない世界があるならば、それはなんて枯れ果てた世界なんだろうと思う。その哀しみも、苦痛も、不安も、後悔も、全て全て自分のもの。世界と接して、自分の中に生まれてくる熱であり波よせる海。心と呼ばれる奔流。神様だろうが誰だろうが人から心を奪うことはできない。彼等が世界の終わりの場所で辿り着いた地平は、そんな生命賛歌なんだと思う。

人から音楽を奪うことはできないけれど、音楽から人を奪うことはできる。だれの耳にも届かない音楽は、音ですらない。

なにがどれだけ消えちまっても、忘れちまっても、歌うやつがいて、聴くやつがいて、それをラジオがつないでいてくれれば、音楽は死なないんだ。


 抗えない運命というものは絶対にある、哀しいけれども世界が"熱力学第二法則"には抗えないように……いつか全ては消え去るだろう。だからと言って、全てがどうせ消え失せてしまうからといって運命を享受する道理はない。歌うやつがいて、聴くやつがいれば音楽は死なないように、knockin' on heaven's doorが様々な人にリメイクされて歌い継がれているように、全てが無くなるその瞬間まで抗うことはできる。心さえ響いているなら生きていける。

 何度も語っているとおり、この物語は残滓の物語だ。物語が始まった時点で、すでに遅すぎた物語だと言える。もしももう少し早ければなんてifの話に意味はなく、マコトと奈月の物語に、この結末以外のエンドはあり得ない。そしてこの物語は残滓でありながら、この終末の世界で大切な人を失ったマコトの心を満たす哀しみによって否定される。涙が流せなかった少年の頬をつたう涙は残滓では決してない再生の象徴。

[ 2010/11/13 19:03 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

恋してる 「傷つきたくはないけど、傷つけたくはない…」 甘いだけじゃ恋は前に進まないの

 
 もはやエロ感想を語るアニメになっとる!(挨拶)
だ、誰得……とか思いかけたけど、誰も損してないことに気づいた。つか唐突に世界は大丈夫…滅んだりしないと何故か確信した。あー明日も世界が平和でありますように。


・【感想】【ラノベ】東京皇帝☆北条恋歌 7
東京皇帝☆北条恋歌 7 (角川スニーカー文庫)東京皇帝☆北条恋歌 7 (角川スニーカー文庫)
(2010/10/30)
竹井 10日

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 10さいわ……じゃなくて東京こうていわな、東京皇帝☆北条恋歌初の短編集。普段からゆるゆる7割、なんちゃってマジ3割、大惨事7割の10割超えちゃってるよ!! だめジャン感がプンプン漂ってるくる東京皇帝ですが、今巻は短編って事もあり、何時にも増してゆるゆる感増でお送りしてます。具体的にはゆるゆる10割、大惨事7割ぐらい……やっぱ10割超えてるじゃん。

 個人的には、1日東京皇帝☆愛藤四菜がお気にいりエピソード。なにそれこわい!専制君主国家マジこわい。それ以上にこのエピソードが四菜の最期の見せどころエピソードそうで怖い、超怖い。四菜が機動魔法兵団のエース・オブ・エースで超天才って設定すらすっかり忘却していた自分の薄情さが怖い。そして忘れていても別に困らない事実が超怖い……でも困らないから、まっいいか。

 夕鶴は普段からこわ可愛いので、今さらながらに"恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐピッキングしちゃうの"みたいな展開されても、ああ…夕鶴だからなァ……しかたないべ。と、読者に納得されちゃう驚きの安定感。犬とか猫とか可愛がりすぎてストレス死させるの得意そう。でもまあ一斗は鈍感打たれ強いので問題ないからまあいいや。

 なにげに今巻表紙になっただけあって大活躍の国士りせ。その包容力から誰もがお母さんと呼び、東京皇帝シリーズの太母(グレートマザー)の称号を欲しいままにするだけあって、健康サンダルを履きこなす姿は流石の貫禄。そのお母さん力を駆使して、今回の東京帝国vs.九州生徒会自治区の野球対決でやりやがりましたよ……あの伝説を……伝説のバントホームランを!!!w
  
    rー、
    」´ ̄`lー) \
    T¨L |_/⌒/ ← 堂々とパロネタをやってのける竹井10日氏
     `レ ̄`ヽ〈
       |  i__1
     _ゝ_/ ノ
      L__jイ´_ )
        |  イ
         |  ノ--、           r'⌒ヽ_
        ゝ、___ノ二7  /´ ̄l、_,/}:\
         |ーi |   l_/ /__ィ::.  ゝ~_ィ´:; ,ゝ
        __〉 {      (T´ |1:::.  \_>、};;_」
       'ー‐┘       ! ` ̄''ァ一、\ ヽ}  ←悔しいけど笑ってしまう自分
                   1  ヽ   .:::レ  ヽ、
                |_イー-、_;;j|_:.   ゝ、
                __,,,... -- |. {―――‐フゝ、  〉 -- ...,,,__
        _,, -‐ ´       ,r|__ト,    1ニノー'´       ` ‐- ,,_
    , ‐ ´         └―


 もうこのaa使うことないと思ってたのに、使わざる得ない!だってしょーがねぇーべ……バントホームランだもんw

 なんだかんだ肩肘張らずに読める安定感は、このシリーズならではだけど……このシリーズを読んでると、国家のトップで一番タチが悪いのは……暗君でも暴君でも愚君でもなくて、無邪気な賢帝だなと痛感する。東京皇帝☆北条恋歌おそろしい子w

[ 2010/11/09 20:39 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

朝の人混みを眺めて コーヒー飲んでいる 焦りなどないかのように 人には見えるだろう 今 目の前に後戻りできない時間が 確かに流れてることを 私は知ってる

 
 キッキングのOPムービーきたーー!(挨拶)
さあOPムービーが公開された盛り上がりに比例するかのように、『うらやめ! キッキン 愛のために』が混沌化……いいぞもっとやれ! そして次回のゲストは和泉つばす嬢……第一回、第二回と逸材(逸脱人材の略)達に無駄に敷居を上げられてしまった、つばす嬢の明日はどっちだ!(もうぱんにゃ解体ショーのテンションで挑むしかねぇーなw)。


・【感想】【ラノベ】死なない生徒殺人事件―識別組子とさまよえる不死
死なない生徒殺人事件―識別組子とさまよえる不死 (メディアワークス文庫)死なない生徒殺人事件―識別組子とさまよえる不死 (メディアワークス文庫)
(2010/10/23)
野崎 まど

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「永遠の命を持った生徒がいるらしいんですよ」生物教師・伊藤が着任した女子校「私立藤凰学院」にはそんな噂があった。話半分に聞いていた伊藤だったが、後日学校にて、ある女生徒から声をかけられる。自分がその「死なない生徒」だと言ってはばからない彼女だったが、程なく彼女は何者かの手によって殺害されてしまう―。果たして「不死」の意味とは?そして犯人の目的は!?第16回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞者・野崎まどが放つ、独創的ミステリ。


 作者もあとがきで述べているとおり、"永遠の命"という矛盾をテーマにした作品。永遠という無限と命という有限。そも永遠の命を確かめるならば、永遠を観測しなければならず、永遠は永遠に終わらないから観測できない……それこそ例え"永遠の命"なるものが在ったとしても、命ある限り永遠は続くのだから、鼻先にぶら下げられたニンジンを追いかけ続けるようなもの。この"永遠"と"命"という二律背反する二つのワードに対して作者なりの思いを語ったている姿勢は好感が高いですね。まあ文字通り"命題"がテーマなので十全の答えが提示されるわけじゃないですけども、作中で語られる"永遠"と"不死"という言葉の差違から逆算するようなアプローチは面白いと感じました。

 受け取り方は多々あるでしょうけども、個人的にこの作品が提唱した識別組子の永遠の命は、出来る出来ないはともかくとして概念としては有りだと思う。不死を定義するときは生命についてを定義しなければならず、いまだ生物学的にも定義の定まっていないこの事象を完璧に定義することは難しい。

"外界と自己を隔離する境界を有する"・"自己を複製する能力を有する"・"境界の外から物質を取り込み代謝する能力を有する"この三つを持っているものを一般的に生物と定義している


 作中でも語られている一般的な生命の定義ですが、ほんとに漠然としている。ただこの定義に従って、これを永遠に続けることが出来るのであればそれはそれで"永遠の命"ではないんだろうか? 作中のラストで語られる識別組子の"永遠の命"と言うものは、あながち的外れなアプローチとも言えず、彼女が永遠に上手くやることができるのならば、それは"永遠の命"なのかもしれない(逆に言えば極めて"群体"に近いこの手段しか、現実的に生物としての形質を維持したまま"永遠の命"を実現することは出来ないと思う)。まあ、まさか"集合的無意識ならぬ集合的有意識"とでも呼ぶべきアプローチでくるとはいい意味で裏をかかれたよ。そしてこの物語の語り手が教師という"人に物を教える"という職業なのがあまりに皮肉で痛快。

 そして野崎まど作品特有のデウス・エクス・マキナ。物語の最後の最後で全てを薙ぎ払う、素敵に全てを台無しにしてしまう存在。識別組子の"永遠の命"を提示され、考察した挙げ句に提示されるジョーカー。永遠の命を定義するのに、命と生物という有限の定義を考えさせられたいまとなっては、この突きつけられた"永遠"をなんと名付ければよいのか戸惑うしかない。死なないということは生物ではない……生物でなければ生きてはいない(作中で語られているとおり、単細胞生物やベニクラゲみたいな例外もあるけども、思考能力のある多細胞生物を考えるとないと言える)。そして死なないと言うことは命がないとも受け取れる。そら、さまよいもするでしょうとも……命を持たない"不死身"、"不死"が、孤独から同種の命を探そうとしているのですから。まったく皮肉が効き過ぎて滑稽な笑い話にしかならない。まだルーマニア地方でも彷徨った方が建設的と言えるな。こーゆう存在をなんと表現するのかと戸惑うと言いましたが、実のところ単純明快すぎて口にするのがはばかれるだけで、ひと言で言うなら"化け物"と表現されるわけですよ。もはや命の定義から外れている存在。"永遠の命"なんて言葉が馬鹿馬鹿しくなる。ただの"永遠"という不確定で不安定な現象にすぎないんだから本当に滑稽。ここら辺の滑稽さに真剣に挑み突きつけてくるのが野崎まどという作家の真骨頂だなw なんか"永遠なんてものは何処にもないという永遠の真理が在るのみ"みたいな、在るのか無いのかどっちだよ的な人を喰った感覚が痛快で仕方ない。ほんとタチの悪いなァ……野崎まど作品はw

[ 2010/11/07 00:12 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)

ツンとした君と空気に ゾクッとした恋心は ザラッとした砂を噛み されるがまま夜になる

 
 15年も流浪人とはいえ流離うにも程があるだろう!(挨拶)
つかもう15年にもなるのか……まあゲーム化もいいんだけどさぁ……追憶編のBD化マダー?(星霜編はいらんよw)


・【感想】【漫画】めだかボックス 7
めだかボックス 7 (ジャンプコミックス)めだかボックス 7 (ジャンプコミックス)
(2010/11/04)
暁月 あきら

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 都城王土の真骨頂②『理不尽な重税』…そらね……税率100%なんて王国の王は滅んで当然だろ。案の定、滅びましたw

 ずっと噂だけ先行していた、球磨川禊登場。マイナスなのにプラスネジを使うお茶目さん。あーどーでもいい話だけど、プラスネジはマイナスネジより歴史が新しく、マイナスネジに比べて真っ直ぐでなくても締めることができるプラスネジが近年主流になってるわけですが、ほんとにどーでもいい話だな。

 つまり今巻を要約するとロリママはジャスティスの一点に突き当たるんじゃないっスかね? もうそのまま、マイナス組との戦闘やめて、人吉くんの家庭の事情が始まっても一向に困らない空気デスヨ。


・【感想】【漫画】血界戦線 2 ―世界と世界のゲーム―
血界戦線 2 ―世界と世界のゲーム― (ジャンプコミックス)血界戦線 2 ―世界と世界のゲーム― (ジャンプコミックス)
(2010/11/04)
内藤 泰弘

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 これはアレだね、誰かに実写映画化して欲しい作品だね! 具体的にはカート・ウィマーw

 ひと言でテーマを説明するなら"人類皆強大"みたいな。抗い難いことや埋めきれない溝は溝として純然と存在するけれども、それに絶望して諦める理由にはならない。諦めてしまえばそこで歩みは止まる。人が人として、この混沌で生きていくため法。なにもこの異形都市のみならない全ての世界に言える、生きるというサバイバル唯一のルール。


・【感想】【漫画】神話ポンチ 2
神話ポンチ 2 (ヤングガンガンコミックス)神話ポンチ 2 (ヤングガンガンコミックス)
(2010/11/05)
桂 明日香

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 人間は完全に幸せにはなれない、だから退屈しない。満たされきれない餓えがあるから幸せを求めるわけで、満たされて幸せに完結してしまえばそこで終わりですよ。なので人間は満たされることのない生き物であり、その貪欲さから、負の感情を生涯抱えて生きていくしかないのです。だから卑屈や狂気を身のうちに抱えていても悪くないッ!!ネガティブがポジティブに必ず劣るとも限らない。卑屈万歳なわけです。おおよそ、こんな話でしたw


・【感想】【漫画】ビリオネアガール(1)
ビリオネアガール(1) (アフタヌーンKC)ビリオネアガール(1) (アフタヌーンKC)
(2010/11/05)
桂 明日香

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『狼と香辛料』の支倉凍砂と『ハニカム』の桂明日香が組んだ話題作がついにコミックスで登場。平凡な理系大学生と170億円美少女デイトレーダー。世界で一番格差のあるトモダチ(?)が繰り広げる、プレミア青春ストーリー。 大金でも小銭でも、お金はやっぱり面白い!

冴えない毎日、冴えない収入。大学生活はひたすら無為に過ぎてゆく。“とびきり”の出来事なんて起きやしない。そんな高遠恵に妙なバイトが降ってくる。なんと自給は1万円で、さらに教え子・藤岡紫は美少女。ただし、ちょっと内気でひきこもりがちなだけに見えた紫は、170億円を稼ぎだすほどの天才的デイトレーダーだった。まるで住む世界が違う紫と出会ったことで、恵の平凡な日常は変わり始めようとしていた。


 現代版狼と香辛料。支倉イズナたんと桂明日香の両氏がコラボするとどうなるのかと心配してたのだけど、これはいい融合。どっちもお互いの持ち味が出た面白い作品になってますね。支倉凍砂作品だと言われても桂明日香作品と言われても納得できる。アレですよ……G戦場ヘブンズドアの阿久田鉄人編集長の"無駄な個性などいらない。 君達は君達にしかなれない。君達が描く必然が無いマンガなどいらない。"これを地でいってる感じ。

 舞台が中世っぽいファンタジー世界の"狼と香辛料"では、その舞台設定から描けなかった現代のお金についてを描いてくるのは支倉氏らしいアプローチだな。デイトレーディングという現代の錬金術で、わずか10代にして総資産170億を持つ少女。普通のサラリーマンが一生かかって稼ぐ金額をものの小一時間で稼ぐ異能。この作品の面白さはデイトレ的なものを面白く描いてると同時に、そんなに一人で駆け上がっていってどうするのか? なんのために稼ぐのか? 生きるために稼ぐのではなく稼ぐために生きるみたな現象と化している少女が、溶きほぐされていくところ。ある種、人生の勝ち組にみえる彼女が実のところ勝ち組でもなんでもなく、お金を得て失っている、見逃しているものが沢山あるのではないか? 平凡な理系大学生・高遠恵と170億円の彼女を交流させることにより、一瞬で栄華を極めてしまった弊害で無くしてしまったものを、人生の楽しみを取り戻す姿は実に面白い。

[ 2010/11/06 14:21 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

太陽に惹かれてゆく 惑星達みたいな 君を真ん中に回る 不思議な引力

 
 まあヤツは天の道を往き総てを司る男だからな(挨拶)
だから仕方がない。ヤツは太陽だから……その才能に嫉妬するだけ無駄ですw


・【感想】【ラノベ】じんわり君臨!! 邪神大沼 5
じんわり君臨!! 邪神大沼 5 (ガガガ文庫)じんわり君臨!! 邪神大沼 5 (ガガガ文庫)
(2010/10/19)
川岸 殴魚

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 国政に打ってでるため、生徒会長を辞任したグールCさんの後継者選びの生徒会長選。まあこの作品のメンバーでロクな選挙になるわけでもなく……案の定、大沼くんがトホホな目にあいつつも、まあそこそこ幸せそうないつも通りの内容。ここまで来るともはや様式美です。ワンパターンやマンネリと罵られようとも、芸は続けることに意義がある場合もあるのですよ。信じて続ければ伝統芸となるのですよ。パターンは真理だから尊ばれるれるのです。王道です。タイムボカンシリーズみたいなモンっス。つまりそろそろ…行けるところまで行くんだ……いつまでもそのままのキミで居てください。みたいな感じで、この作品を受け入れようと思い始めちゃったわけです。

 意外に前巻あたりからナナさんとのラブコメ分が増してきた感がありますが、今巻もじんわりとヒロイン主張しちゃってますね。いやまあこの作品のヒロインは女・大沼くんですけどね!(異論は認めない)。ナナさんが罰を受けないために生徒会長選を頑張る大沼くんの姿に男らしさを感じなくもないんだけど、わりかし皆さんからスルーされる姿が大沼くんらしいトホホさ。まあでも今巻をひと言で語るなら、フォーエバー・グールC!!!! 長い間この作品を牽引してきたグールCさんが、ついに昇天。きっと彼ほど抱かれたいグールNo.1なグールは二度と顕れないでしょう。惜しい人を亡くしたものだ……元から亡くなってるけど。


・【感想】【漫画】ONE PIECE 60
ONE PIECE 60 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 60 (ジャンプコミックス)
(2010/11/04)
尾田 栄一郎

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 この作品で一番辛いエピソードじゃなかろうか? 兄を失ったルフィの姿が痛々しい。

失った物ばかり数えるな!!!
無いものは無い!!!
確認せい!! お前にまだ 残っておるものは何じゃ!!!


 大切なものを失ったルフィに突き刺さるジンベイの言葉。大切なものを失って気づく、失いたくない大切なもの。

待ち受けてたのはこの先永遠に続く
君なしの世界

100年経っても癒えない傷と云えない言葉
それだけを道標にして
僕らは今もここで生きている

幸せはいつだって失って初めて
幸せと気付く小さな不幸
今だってきっとまだ間に合うはずだから
願いはたったひとつ


 中川翔子が歌うグレンラガン挿入歌"happily ever afte"の歌詞の抜粋なわけですが、おおよそこんな感じ。"幸せはいつだって失くして初めて 幸せと気付くたいせつなこと"なわけですよ。だから今度こそ手放さないために、その指をすり抜けて零れていかないように、今は力を蓄える。この海で一番自由な男であれるよう、再び走りだすその日のために。だからもうルフィは大丈夫、歩んでゆける。


・【感想】【漫画】
NARUTO―ナルト― 53 (ジャンプコミックス)NARUTO―ナルト― 53 (ジャンプコミックス)
(2010/11/04)
岸本 斉史

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 実は個人的に家族ネタにはすごく弱い。子供を愛する親の気持ちを目の当たりすると涙腺が決壊する。どれだけ成長しようとも親にとって子供はいつまでも子供で愛おしい存在。そしてその想いは受け継がれていく、その繋がりが育むものが命であり生命賛歌。少年漫画でバトルものなので見失いがちだけど、NARUTOは実のところ血縁をはじめとした生命賛歌に満ちている作品だと思う。そこら辺のテーマが一番色濃く出たエピソードでしたね。今巻は。

[ 2010/11/03 18:14 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

臆病なのに諦めない 君の肩に優しい風が吹き いつか羽になって見える ジオラマみたいだった世界…

 
 ありのまま今起こったことを話すぜ(挨拶)
プレイ開始早々に母親代わりの女性に仮性包茎おティンティンの童貞を奪われていた…ヒロイン攻略前に……なにを言ってるのかわ(ry
"おるごぅる 無職"やりたい放題夢オッパイである。いいぞもっとやれ!w


・【感想】【ラノベ】猫物語 (白)
猫物語 (白) (講談社BOX)猫物語 (白) (講談社BOX)
(2010/10/27)
西尾 維新

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“何でもは知らないけれど、阿良々木くんのことは知っていた。”
君がため、産み落とされたバケモノだ。
完全無欠の委員長、羽川翼は2学期の初日、1頭の虎に睨まれた――。それは空しい独白で、届く宛のない告白……<物語>シリーズは今、予測不能の新章に突入する!
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!


 西尾維新氏自体はあとがきで、猫物語(黒)とは対にはなってはいません。と述べていますが、実のところ密接にリンクしている。確かに猫物語(黒)を羽川視点でみた物語とかではなく、まったく新しい事件を対象にしているって意味では対ではないですが、猫物語(黒)でスポットの当たった羽川翼という少女の異常性を掘り下げているという点においては対と言っても過言ではない(黒が問題提起編で白が解決編みたいな)。

 羽川翼という少女を考えた時に突き当たるのは、人間という生き物。人間はどれだけ綺麗事を言っても完全に清廉潔白には生きられない。手頃なところで言えば人間には感情があり、"喜怒哀楽"といった大枠の概念が語る通りに正と負の感情を持っている……いやどの感情も正と負を併せ持っていると言うべきか。もしそのどれかが欠落していたら? 限りなく薄ければどうなるか? 極めて作り物めいた存在となるでしょうね。自然ではなく不自然で不気味な存在に。そういった意味では誉められた事ではないけども、羽川夫妻が羽川翼という血の繋がりのない娘を恐怖し見ようともしなかった事ことも理解はできる。人は多少ないし歪で歪んでいるのが正しい在るべき姿なのに、その一段上で歪んでいる羽川翼という少女は、歪と歪が相殺して真っ直ぐなのである……それこそ作中で述べられている通り、白くて――白々しい。

 この羽川翼という少女の異常性を羽川翼という少女自身が語れると言うことは、阿良々木さんと出逢い、GWの事件を経て、彼女自身に変革が生まれたということ。すでにこの時点で問題解決へ歩み出していると言える。この物語が立ち向かうものは羽川翼を内側からも外側からも構成する世界でありセカイそのもの。故にこのエピソードの語り部というかむしろ狂言回しのポジションが阿良々木さんじゃなく羽川翼本人であるべきなのでしょう。

私は本物じゃなくって、人物でありたい


 誰よりも正しく、本物のように完全であり続けるため、不完全な感情を切り離し生きてきた不完全な人物の、心からの叫び。悲痛な慟哭。ほんとこの時点で彼女は切り離した感情を受け入れているのだから、ひどい出来レースだとも言えるなw そもそもその卓越した異能とはいえ、限界を超えかけていたのでしょうね(その兆候としての障り猫であり、今回の虎なわけだから)。遠からず是正されなければ保たなかっただろうし、もし維持を続けていたとしたら、もはや羽川翼は本物という怪異、本物という超越者に成り下がっていたでしょうね。その分水嶺が偶々に今回だっただけであり、羽川翼が人物になるための通過儀礼。

 本当に受け入れるだけの物語、受け入れること、受け入れることに伴う痛みをも受け入れる。人として当たり前の事。そういった意味で逃避を続け、受け入れないまま18年間生きてきた羽川翼という人物は幼かったとも言える(まあ、彼女の異常性は逃避の果てに、羽川翼という完璧超人を作り上げてしまったところだけど)。情緒を育むにあたって必要な感情がないのだから、人間とは違うモノに……それこそ怪異みたいな羽川翼になるわな。阿良々木さんに告白して、完膚無きまでに失恋したとき、沸き上がる悲しみを覚え、切り離した感情を内に戻したときにこみ上げてくる感情の奔流に嗚咽を漏らす……この瞬間まさに羽川翼が人として生まれた瞬間。もうなんつーか……頭の良い人はグルグルと遠回りするなァw 臥煙伊豆湖が"無知の知ならぬ無知の無知"、"何でもは知らない翼ちゃん"と形容したのもさもありなん。

 それにしても、約束されていたこととはいえ、羽川さんの失恋は切ないなァ……失恋自体が悲しいってよりは、阿良々木くんも戦場ヶ原さんも好き。そして一番好きなのは阿良々木くんと一緒に居る戦場ヶ原さんであり、戦場ヶ原さんと一緒に居る阿良々木くんなのだから切なさ極まれりである。"届く宛のない告白"とはよく言ったものだ。だけれどもその切なさや失恋の悲しみを受け入れて生きていかなければならない。それがこの事件で羽川翼という人物が恋を失ったと同時に取り戻したモノであり受け入れていくと決めたもの。無理と無茶を繰り返したが無駄ではなかった18年間で得た羽川翼という人物の本物。

 次巻は僕らのヒロイン八九寺たんのエピソードだけど、今巻の羽川視点みたく八九寺視点なのかな? しかしアレだな……ありゃりゃ木さんは登場せず、しゃべらなければ……どのヒロインにとってもほんと王子様だなw

[ 2010/11/01 00:00 ] ラノベ | TB(0) | CM(2)
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ふきにゃ

Author:ふきにゃ
エロスとカオスと人外ロリをこよなく愛するマシーネン・アーリア人。

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