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吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)

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暗闇に閉ざされた 虚ろな夢に 気持ちごと溶けてゆく 麻酔みたい

 
 今日から俺の仕事はコミュです(挨拶)
正直な話をすると、前作と同じスタッフで事前情報から受ける作品的なイメージも前作に近いものがあるコミュには心配なところもあるんですけどね。メーカーサイドから要望で同じ路線で創らざる得なかったみたいなところが読み取れて。とりあえずは過度な期待を一度リセットして、冷静にプレイしたいと思います。まあ杞憂に終わってくれればそれに超したことはないんですしね。


・【感想】【ラノベ】迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く
迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く (GA文庫)迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く (GA文庫)
(2009/10/15)
林 亮介

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 この作品の最大の面白さはわかりやすい目的がないことだと思います。
現代日本の京都に突如現れた迷宮、その迷宮に出現する怪物達から採取できる希少な化学物質を入手するべく迷宮に挑戦する探索者達。名目上の目的としてはコレなのでしょうが、命を賭けてやるべきことかと言われると、常人の感性ではNoと言わざる得ないでしょう。別にこの日本で暮らしていくのに命を賭けなくても生きていけるにもかかわらず、彼等は迷宮街と呼ばれる死亡率14%を誇る街へと集う。確かに人それぞれの理由はあるでしょう、ある者はお金のため、ある者はスポーツ感覚にスリルを味わうため、ある者は自分の力を試すため、またある者は自分探しであったり、中には理由すら解らずに漠然と挑戦してる人間もいるでしょうし、迷宮街で過ごすうちに当初の思惑が変容してしまい離れられなくなってしまった人間もいるでしょう。個々の探索者が様々の主義、思想、行動理由でその場にいるのは確かであり、その姿を淡々と描くと同時に、どんな思想を持とうが、熟練者だろうが初心者だろうが、等しくある死の可能性。この命に対する真剣さが不謹慎ながらも、この作品の群像劇的面白さだと思います。

 この前置きをおいて、やはり探索者という人種は少なからずどこかズレてるところがあるのでしょうね。もちろん普通に付き合う分については、気がよく人間的魅力に溢れる人物も多いのでしょうけど、やっぱり死地に身を置く選択をする人間と、そうで無い人間との間には根源的なところで認識の違いがあるのでしょう。その典型的なエピソードが今巻の真壁と由加里のエピソードであり、その二人を客観的に見てきた亜希による真壁という人間の評価。恋人を置いて死地へいく、そのくせ別れはしない。社交的な人間ではあるけれど、最後の最後には自分の考えを自分だけで決めてしまい、先へと進んでしまう。残された者は胸を焦がす心配と、否応無しにそんな大変な選択をした人間を応援してあげるしかない。その関係が深ければ深いほど、押しつぶされそうになる焦燥を抱いて。亜希が述べたとおり、真壁自身も理解を得るためにそこまで計算して強行した訳ではないでしょうが、無意識にそういう選択をしてしまう事が出来る人間って意味で、特異な人間ではあるのでしょうね。この由加里の待つべき身の決壊寸前の感情をみて、やはりこの作品はよくできた群像劇だなァと、改めて思いました。

 次巻が最終巻ってことでラストスパートですが、この作品の着地点が何処に向かうのか? 真壁やその関係者が、この迷宮街という異質な世界で何を得るのか? この作品の結末がどのような結果を迎えるにしろ、しっかりと受け止めたいと思います。

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[ 2009/10/22 13:21 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)
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