もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

走るリズム 狂ったチューニング 全部想定内 同じ夢選んでる それが明日へのパワー

 
 ニンテンドー3DSキタコレ!(挨拶)
よし!これで『とびだせ大作戦』、『JJ』、『ファルシオン』あたりをリメイクしてだな!(元々3Dだからそれ)w 冗談はさておき『新・光神話 パルテナの鏡』はマジでプレイしたい。関口ヒュードラの名にかけてプレイしたい!(誰だよ)。

 まあDSソフトと互換性があるらしいので、これで飛び出す寧々さんとかが実現するわけだ……ゴクリ。そういえば今日のラブプラス+戦争はこんな感じだったらしいw


・【感想】【ラノベ】ココロコネクト ヒトランダム
ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)
(2010/01/30)
庵田定夏

商品詳細を見る

男女五人がふるしゃっふる! 青春の五角形コメディ登場!
とある部室棟の401号室。そこに集まるのは、ナンデモアリを掲げる弱小部、文化研究部の部員たち。プロレスオタ八重樫太一・天然美少女永瀬伊織・冷静沈着な稲葉姫子・お調子者の青木義文・ファンシー大好き桐山唯、彼等の騒がしくも穏な日々は、ある時をもって終わりを告げた……。知らぬ間に始まっていた部員間の人格入れ替わり――。【誰か】になって【自分】に戻って別の【誰か】と入れ替わる、五人の異常な日常が今始まる! 第11回えんため大賞特別賞受賞作、愛と青春の五角形コメディ!!


 こないだ二巻のココロコネクト キズランダムの発売を機に一巻を共々に買ったわけですが……なんか一巻を発売当時にすでに買っていたようで鞄を整理したら底からポロリと出てきましたorz

 教訓:買ったら積まないで消化すること。あと未読と既読はきちんと整理して管理しましょう。

 まあ、そんな事情はさておき……ああァ俺好きだわ、この作品。なんていうのか物語自体はオーソドックスな人格入れ替わりってネタを使ってるのだけど、人格入れ替わりは大概の場合において1対1で行われるケースが多いですが、この作品の場合五人の男女(男二人、女三人)がランダムで入れ替わるってのがまず面白い。そしてこの人格入れ替わり現象により浮き彫りになる彼等の関係が実に青春していて心地よいなァ。ほんといい青春してる五人組だと思う。この友情とか恋とか衝突とか悩みとか青っぽいものが全部つまって混ざり合ってる感覚はほんとに素敵で彼等の関係をひと言で顕すとしたら、『仲間』って言葉以外のなにものでもない。謎の存在『ふうせんかずら』は、あなた達は面白いからのひと言でこの人格入れ替わり現象を引き起こしたわけですが、そこだけは彼に同意できる(五人にとっては甚だ不本意でいい迷惑だろうけど)。

 前半部こそ入れ替わり現象に戸惑いつつも、わりかしお気楽に入れ替わりでバカなことをしてる五人(主に男子二人)だけども、後半になるにつれ仲間の隠してる心の内や悩みに気づかされ重さを増していく。この入れ替わりモノで、ここまで深く心に踏み込んだ作品を自分は他に知らないなァ。この人格入れ替わり自体の目的や、それを引き起こした『ふうせんかずら』の正体について、物語は一切を語らない。あくまでもこの作品は、人格入れ替わりという不可思議な現象に突然に見舞われた文研部の五人が、仲間にも知られたくないココロの痛みを明るみ無理矢理引っ張りだされることで、それぞれの心に隠してる悩みと向き合う物語。この五人がそれぞれ抱えているモノが人格入れ替わりという現象と実に密接な繋がりがあるのは実に巧みだなァ。

 このそれぞれが抱いている悩み(唯の場合は男性恐怖症、稲葉は他人を信用できない自分への自己嫌悪、伊織はその生い立ち故に演じることに慣れきってしまった我というべき自分の本質への懐疑)を、主人公・太一が体当たりで解決しようと奔走する。太一自体も文研部の仲間から自己犠牲野郎(他人の痛みが嫌、他人が苦しむぐらいなら自分が苦しむ方が楽だ)と言われるほどの歪みを持っているわけですが、なんというか変な表現だけど真っ直ぐに歪んでいると形容するしかない歪みなので歪さを感じさせない(この奇妙な歪みは健速作品主人公を彷彿させるなァ……見せたくない真の歪みを隠すために、別の歪みでコーティングするみたいな)。青木は……青木はねぇ、青木だからの言葉で片づくぐらい超然としすぎてるw 道化は道化故に真理に一番近いというか、この物語での彼の役割は空気。もちろん存在感が薄いって意味での空気ではなく、このコミュニティにおいてはあって当然、なくてはならない空気のイメージ。この人格入れ替わり現象を頭で考えて解決しようとするのが稲葉であり、体で当たって砕けろ精神で解決に乗り出したのが太一だとすれば、青木はなんとなくの感覚で問題の本質をわかっちゃってるところがある。まあベースがアホの子なんで解決策は提示できないわけですがw ただその存在が安らぎと力強い後押しをしてくれるコミュニティのハルシオン。ほんと各自が各自なりの特性と危うさを持ったバランスのよいコミュニティで、ほんとに気持ちよい仲間達だと思う。

 結局のところこの人格入れ替わり現象は、このコミュニティのメンバーにとって立ち向かうべき問題を浮き彫りする再生への足がかりであり、十全でないにしろこの入れ替わり現象があったからメンバーは自分を見つめ直すことが出来たといえる。問題の根本の解決に至らなくても、それを受け入れて折り合いをつけようと覚悟する、しないでは大きく異なる。『ふうせんかずら』の引き起こしたこの騒動は極めて、彼等の問題に向き合わせるベクトルに収束している。ほんとに悪趣味なのだけど意図を感じさせるだけの説得力と結果が残ってるのだからタチが悪い。彼等が最後の最後に突きつけられるバッドな選択……それすらもが彼等の問題に向き合わせる方向のベクトルなのだから、なおタチが悪い。ほんと稲葉でなくても一発ぐらいは殴りたいと思うよ。そしてもはや天災とかのレベルな『ふうせんかずら』に対しては、それすらも叶わない。もはや犬に噛まれたとでも思って諦めろの世界なのが『ふうせんかずら』であり、自然災害であれば諦めもできるが、そこに確固たる無邪気な邪気(真意は測れないけど、面白いから興味があるからの好奇心)が介在するから腹立たしさは収まらない。見初められた彼等の不幸であり幸運でもある。ほんとにタチが悪いよ『ふうせんかずら』は……アレだ上等。シリーズの槍ヶ岳みたいなムカつきがあるw

 まあ、『ふうせんかずら』が何者であるか気にはなるけど、さほど問題ではなくある意味五人にとっての動機付けのガジェットみたいなところがある(人物だけどマクガフィンみたいな要素)。あくまでも五人の少年少女の青い青い青春ドラマを楽しむエンタメ作品なんだと思います。

 P.S.主人公の太一がプロレスファンってこともあり、作中で語られる受けの美学はプロレスファン内では有名な理論なのですが、太一在り方と物語の在り方も受けの美学みたいなところがあるのは面白いなぁと思う。そもそもにして作者のPNが庵田定夏で地獄の墓堀人ことジ・アンダーテイカーなのだから徹底したプロレスファンだよなぁw


スポンサーサイト
[ 2010/06/17 15:26 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

ふきにゃ

Author:ふきにゃ
エロスとカオスと人外ロリをこよなく愛するマシーネン・アーリア人。

ついったー
<
カレンダー
05 | 2017/06 [GO]| 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最近の記事一覧 カテゴリ一覧 コメント一覧 トラックバック一覧 プロフィール リンク一覧
[カテゴリ]
WEBコンサルティング・ホームページ制作のバンブーウエイブ
お買い物メモ
アソシエイトじゃないよ。単なる買い物メモ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。