もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)

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明日へと繋がる愛のゆりかご 高らかな産声 空へ響かせよう

 
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 なんつーか布団は2人分サービスは空気読みすぎだw


・【感想】【エロゲ】Soranica Ele
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 クソゲだったらソラニカエレ!と叫んでやろうかと内心ほくそ笑んでいたのだけど、そんな事もなく、綺麗に纏まった印象を受ける作品でした。

 ……と言っても、難点が無いでもなく次回作に持ち越しな課題は結構山積みな作品でした(主にシステム面ですけど)。タペストリーの時も思いましたけど、確かにフルHD対応の画面は美しいのですが、その分若干の不安定さともったりとした重さを感じるのはマイナス要因。レスポンスの悪さはダイレクトにストレスへと直結するので次回作以降、なんとかしてもらいたいですね(個人的には怒りの日ぐらいのエンジンが丁度いい)。戦闘シーンがなにげに多い本作の場合、折角綺麗なCGを誇ろうとも、肝心の演出がもっさりとしてスピード感が無いのは片手落ちにも程がある(これはシステムだけじゃなくテキストによるところもあるんだけど)。

 攻略面でいうと最近の一本道系の作品と違って骨がある作りになっているのが印象的。確かにゲームをしているって気にはなるのですけど、フラグ管理が難解すぎて望んだルートに入りにくかったのは、最近のゆとり仕様に慣れすぎた自分には辛かったですね(何度、ホモダチ菊哉ルートに突入したことか……orz)。これから攻略する人にアドバイスをすると、ルートには優先度が設定されており、菊哉>オフィーリア>ゼノビア>鳴>未明>さや>カグヤの順番でルートが優先されるようです。またオフィーリアとゼノビアは1周目では攻略不可となっており、二人を初回で攻略しようとすると強制的に菊哉ルートになります。個人的にお薦めの攻略順番は、菊哉>さや>カグヤ>未明>鳴>オフィーリア>ゼノビアですね。全てのヒロインルートを終わらせると真ルートと呼べるルートが解放される作りになっております。そしてこの作品の構造上、全ルートを終わらせないことには物語の全貌を知ることが出来ませんので、じっくりと腰を据えてプレイできない人にはお薦めしがたくはあります(けっこう時間がかかる作品なので)。

 以下、超絶致命的なネタバレ雑感のため追記に隔離。



 
 
 各ヒロインに対応したテーマがあり、それぞれのヒロインルートはそのテーマに沿った物語となっている。さやは日常、カグヤは死、未明は命、鳴は愛、オフィーリアは再生、ゼノビアは破壊。ちなみにシナリオの重要度(世界観と密接って意味で)で言うならば、ゼノビア>オフィーリア>その他ヒロインと偏ったものになってます。まあ、ある意味一番重要なのはBAD ENDチックな扱いの菊哉ルートなのですが、これはトゥルーENDへの布石なので単体では意味を持たないシナリオではあります。

 各ヒロインの皆様は大変に可愛らしいのですが、シナリオがオフィーリアとゼノビアとトゥルーに収束するために個別ENDについては尻すぼみな印象を受ける(オフィーリアとゼノビアのルートが十全のENDかといえば、そういう訳でもないですけど)。これもやはりオフィーリアとゼノビアに言えることだけど、キャラクター設定的にも優遇されている印象。まず間違いなオフィーリアとゼノビアは愛されすぎているw 個人的にはさや先輩の普通さが恐ろしく可愛らしかったと言うか、普通という異能をあそこまで昇華したキャラメイクは素晴らしい手腕(ただ、EDの風景の何処に彼女が最期まで諦めなかった日常があるねん!って尻すぼみなガッカリ感も凄かったけど)。カグヤ、未明、鳴もテーマには沿っているとは思うけど、どれも終わりが尻すぼみだなァ(鳴EDはドラクエⅤかよ!と思ったw)。

 物語の大筋を噛み砕いて語ると、終末が約束された世界は、一人の人間に世界の終わりを左右できる器を与えて、その終わり方をシミュレートする。この物語の裏側はガイア論的な星の意志が行っていた終末の予行演習といえる。主人公・司が各ヒロインと共に辿り着く結末は、積み重ねた最悪の滅亡を運良く回避できた数少ない終末のテストケース。些か酷いシステムであり、ゼノビアルートとトゥルールートのラスボスが言うように、世界は俯瞰して見つめるしかない以上、超然として上から目線でしかあり得ないと言ったところか。木に立って見ると書いて親という文字のように、庇護対象である人間という種への親心からの行為であったことは間違いないのは、世界の端末というべき支嶋マキが人間の姿をしていることからも明確だとは思うのだけど、この親心が世界自体を最悪な方向に導く闇をも生み出してしまったのだから悲劇というよりは喜劇としか言いようがない。結局のところ世界=支嶋マキのパーソナルがどのように構築されたものなのか物語が語らない以上、世界の真意を知りうる術はない。強いて想像というか夢想するならば、自らの懐に数数え切れないほどの生命種を抱えながらも、人という種に終末を委ねた世界は憧れていたのでしょうね。自らの内で育まれた人間という種に。世界意志として傍観者である支嶋マキに人としての姿が与えられているのは、そんな世界の憧憬が形をなしたものであり彼女自体が世界の抱いた希望の顕現なんだろうなァ……タチの悪い迷惑な話ではあるけど。

時系列で物語を整理するならば……

世界が終わりのシミュレートを開始する。

いくつかの終わりをトライ&エラー。

菊哉が世界の構造に気づきトライ&エラーを繰り返す世界を切り離そう足掻きはじめる。

司が菊哉と共にトライ&エラーを繰り返す世界から弾き飛ばされる(菊哉ルート)。

外側の世界に飛ばされた司(便宜上、黒天秤と命名)がシミュレートの果てに消えていった世界の亡骸を吸収して、いまだ終わりのシミュレートを重ねる世界に干渉を開始する。

黒天秤が自らが望む破滅の先兵としての端末、ゼノビアを作成。

変わらず世界は司(外側に行った司とは同一だけど別存在)を天秤としてトライ&エラーを繰り返す。

いくつかの終末の中で理想的な終末が蒐集される(各ヒロインED)

破壊者であり黒天秤の端末であるゼノビアと天秤である司が結ばれる終末を迎えることにより、黒天秤とのパスが繋がり黒天秤が顕現しはじめる(ゼノビアルート)。

各EDを迎えたヒロインと司が一同に集い、最悪の終わりを実現すべく顕現した黒天秤と最終決戦(トゥルーED)


 大まかな流れはこんな感じでしょう。ここでわかりにくいのはゼノビアの立ち位置ですが、黒天秤の端末となりうるべき強大な器を備えていたために破壊者として見初められたのか? それとも黒天秤が純然たる破壊者として送り込んだ存在なのか? ゼノビアが存在している時点で菊哉ENDを迎えることが出来るので前者の方が濃厚だとは思うのだけど、わかりにくい事になっている。

 しかしまあ…こうして並べてみると……かなり被害者だな黒天秤・司。彼が堕ちてしまった原因は世界にある。心情的に考えるならば、主人公である白天秤・司よりも感情移入できる。繰り返される世界の終わり演習、その終わりを無念に迎える魂たちの残骸、必死に世界をなんとかしようと自分が消滅するのも厭わず繰り返される世界を円環から切り離そうと試しみる親友。繰り返される終わりの果て、偶然にも円環の外側に飛ばされた司が世界に復讐を、為す術もなく散っていった魂たちの怨嗟の代弁者となったとしても、誰も責めることはできない。持ちうる力と意志の全てを使って発狂しそうな呪詛の禍中に身を置き、狂いながらも世界に挑む彼の姿はダークヒーローとさえ言える。なにより古今東西、主人公がラスボスってのは中二の大好物!w むしろラストの方だけ、主人公しはじめる主人公の司に爪の垢を煎じて飲ませてやりてぇー!w ただ彼が致命的に間違ったのは、世界を呪ったことでもなんでもなく、個人的にはゼノビアを利用したことだと思います。世界の破壊者なんてものを望んでいない少女に、そんなものを押しつけた、背負わせた……この時点で彼の行動は彼が憎んだ世界と変わらない。そんなことすらもわからなくなってしまう程、狂わざる得なかった黒い天秤の在り方は悲しい。彼は全てが解放された世界の空に己の存在を拡散し、安らぎに満ちた空の中で、忘れてはならない災厄のように黒い呪詛を吐き続ける。きっと世界が何度新生しようとも。

 あと、この作品でMVPを挙げるとしたら、やっぱり菊哉でしょうね。真ヒロインはおまいでいいよ!w 人の身でありながらもっとも世界に近づいた男。神の運命を狂わせた男。世界でも神でもない人の身でしか起こし得ない奇跡を起こしたのは彼の人間愛なのでしょうね。

 総括すると……お世辞にも名作・良作とは言えない作品でした。ただ駄作でもクソゲでもなく、ましてや普通って印象でもない。なんか座りの悪い作品ではあるんですけど嫌いじゃないなァ……この作品。絶妙にチグハグというか歪って言葉が一番しっくりくる感じ(あんまり悪い意味では言ってないけど、誉め言葉でもないw)。物語的に綺麗に纏まり過ぎてるのも、むしろ歪さを助長させてる一端な気がします。ヒロインが可愛らし過ぎるのも、ある種チグハグな一端なのかもしれないw ほんとオフィーリアさんの可愛らしさにはまいったわw

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[ 2010/07/12 21:25 ] ゲーム | TB(0) | CM(0)
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