もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)

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誰も知らない 明日が待っているとしても 大丈夫 もう泣かないで 君と手をつないで 歩いてくずっと

 
 そろそろエンドレスサマーが終わりそう(挨拶)
意訳:夏休みが終わりそう。あーなんつーか休みすぎるとむしろしんどいわ……社会復帰できるかしらん?


・【感想】【ラノベ】フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下)
フルメタル・パニック!12  ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) (富士見ファンタジア文庫)フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) (富士見ファンタジア文庫)
(2010/08/20)
賀東 招二

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 もうなんつーの……わかりやすくサブタイトルを改変させていただくならば"レーバテイン大勝利!希望の未来へレディ・ゴーッ!!"であろうかw

 シリーズ後半のシリアス加速度にドキドキもヤキモキもしたけども、収まるところに収まったなァ……ってのが今の正直な思い。確かに作品としてはこの上ない完結ではあるものの、悲しい出来事、どうしようもない出来事も沢山あったこの物語としては決して十全の結末ではないのでしょう。ただ筆者の賀東氏が語っているように、この物語はどこまでもボーイ・ミーツ・ガールであり、彼と彼女の物語なのです。その一点、その矜恃はこの上なく遵守されたんだなァと、読み終えて痛感しています。

絶対に許容できないことがあるとするならば。
決して受け入れられないことがあるなら。
それは彼に出会わなかったことだ。


 少年と少女が出会う、それだけで物語は始まるに足る。出会いは物語を育み、育まれた物語は少年と少女にとって世界そのものとなる。だから無かったことになんて出来ない。例えその出会いと引き替えに、みんながみんな幸せになれる手段があるとしても許容も享受も出来ようはずがない。彼等の気持ちを端的に顕すなら"知ったことかクソったれ!"であり、"ずっと、スタンド・バイ・ミー(ずっと私のそばにいてほしい)"のひと言なんでしょうね。なんというBoy Meets Girl & Rock 'n' Roll。

 物語的な見所を挙げるなら、最終巻だけあって全編と言いたいところだけど、やはり長い間ヤキモキさせられたかなめの復活と、カリーニンと宗介の闘いですね。前者は本当にかなめとソースケらしいと言うか、実にフルメタル・パニック!!という作品が12年という歳月で培ったフルメタらしさに満ちた復活劇でカタルシスのひと言。復活後に一人で彼女と闘い、過酷な選択をするかなめがまた素晴らしい。まったくもってソースケ曰わく"すべてを投げうって救い出すに足る女"だよw カリーニンさんはこの物語で一番の被害者なのかもしれないですね……彼にとって受け入れるには世界は悲劇に満ちており、目の前で相対する男すらも彼にとっては世界の哀しみ象徴。カリーニンさんの取った道が正しかったか?間違っていたか?の問いには意味が無く、彼にはそうするしかなく、ただ目の前で相対する男と選んだ道が袂を分かれてしまっただけのこと。彼にとって救いがあるとすれば、目の前の男を導く導師として"彼が何者であるか"を身を持って教えることが出来たこと。本当に不器用な父親の愛。

 レナードの終わり方については、なんとなく薄々そんな終わり方をするんじゃないかなァ……って予感があったので、驚きもガッカリ感もなかった。カリーニンさんと違い、彼の人生は他者と交わることはあっても重なることはなかった。孤独であることを忌み嫌い、孤独でない道を模索すべく他者の手を払いのけてきた矛盾が彼の敗因。他者の手を払いのけてきた彼だから、唯一求めたかなめにその手は届かず、彼なりに理解を得ようと努力をしたものの無情にも時間が足らず埋められない溝だけが横たわった。そんな彼の結末は約束されていたとしか言えない。

 あー、セクハラ・イケメンの生存ねぇ……あらゆる意味で台無しだw ほんとことある事に、みんながみんな台無しだと悪態をつかなきゃ許されないだろうねぇ……あの復活劇w ほんとにご都合主義だけど、優しい優しい復活劇だよw

 この悲喜交々な物語を経て、ラストのかなめとソースケのシーンはもはや反則級のカタルシス。もう238~239Pの見開きイラストは涙腺が崩壊した。読みながら下川みくにの『それが愛でしょう』を聴いていたモンだから、号泣レベルだったよ。しかしアレだな長編最終巻を読んでいるのに、短編のアニメ版ふもっふのOPが一番涙腺にくるなァ。それはきっと二人が一番の望んだものが、あの騒がしくも穏やかな短編の世界だからなんだろうなァ。

 とにかく12年という長い年月読み続けてきた作品だけあって感慨も一入。今だ熱に浮かされているような夢見心地の状態で感想を書いているのですが、本当にこの彼と彼女のボーイ・ミーツ・ガールなこの物語が自分は好きだったんだなァ……噛みしめてる次第。なにはともあれ12年間楽しませていただいてありがとう。そして長い間お疲れ様でした。



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[ 2010/08/20 18:30 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)
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