もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

幾多の星 幾多の愛 溢れ出した世界の重なりで 僕らは生き 夢の欠片探す 未完成のパズルのように

 
 なんか巷でFAの評判が良くて涙がでそうになっちゃう!(挨拶)
もうキャベツなんて言わせないッ!! 俺とアニメスタッフとの一方的な約束w そうよ約束は「守らなきゃいけないもの」なんかじゃなくて、きっと約束は「守ること決めた時」大切になるのとLiaも歌ってた!w

 そいやタイトルにもなってる赤い約束は鳥の詩に匹敵するLiaの名曲だと思う。



・【感想】【ラノベ】ココロコネクト カコランダム
ココロコネクト カコランダム (ファミ通文庫)ココロコネクト カコランダム (ファミ通文庫)
(2010/09/30)
庵田 定夏

商品詳細を見る

太一は、過去をやり直したいと思う?
冬休みを直前に控えた終業式。文研部のメンバーは、ある謎の文字を見つける。「稲葉・永瀬・青木・桐山」、そして「12時~17時」。誰が書いたのか、その意図すらも分からず首を捻る五人は、12時に信じられない光景を目にする。子供に戻ってしまった伊織と唯、二人は身体と精神がともに幼くなっていて……!? 17時にピタリと止まる奇妙な条件、いつまで経っても姿を現さない<ふうせんかずら>、さらに唯一現象が起こらない太一に、謎の影が忍び寄ってきて――。愛と青春の五角形コメディ、大波乱の第三巻!


 謎の存在<ふうせんかずら>の引き起こす不条理な現象を乗り越えるたび、絆を深め成長してきた文研部の面々。その文研部の面々を襲う今回の不条理現象は『時間退行』。物理的な問題もさながら、今回で一番問題となってくる事象は、子供の時に抱いていた感情を色濃く思い出してしまうと言うことでしょう。子供の時に抱いていた感情と今の自分とのギャップ。時を重ねるということは嫌でも変質してしまうということであり、流れる時間に研磨されて薄れていく想いや感情は、ある種の人間の自浄作用。

誰かに知られたくないことがある。誰かについて知りたくなかったことがある。誰かについて知らない方がよかったこともある。そして、自分自身についても思い出さなければよかったことも、あるんじゃないかな


 前巻の『欲望解放』で一番揺さぶられたのが稲葉だとすれば、今巻で一番揺さぶられたのは唯と青木と伊織であろうか。青木の場合は初恋の女性に抱いていた想いを思い出して、自分が唯を好きなのは、その想いに引き摺られているのでは? と悩み。唯は唯でその青木の態度に戸惑いを憶える+男性恐怖症になる前の空手に打ち込んでいた自分の感情に振り回される。伊織は複雑な家庭環境で育った弊害で、環境に合わせて仮面を被り続けてきた自分の姿を否応無しにも自覚させられると同時に、その事を知っている太一や稲葉にその姿を晒すことになる。相変わらず、<ふうせんかずら>(今回は<二番目>を名告る別種の存在だけど)は、ピンポイントで太一たち文研部のウィークを突いてくるなァ。ただ、今までの<ふうせんかずら>の行動を顧みると、別に太一達を苦しめるだけのために起こした現象ではなく、今の文研部の面々に必要な通過儀礼なあたりが、ほんとに<ふうせんかずら>のタチの悪いところだ。

 そしてこの事象としてはやっかい極まりない『時間退行』だけども、今の文研部であれば乗り越えられないものではない。奇しくも<ふうせんかずら>の起こす奇っ怪な現象を乗り越えて絆を深めてきた彼等なら(文研部の面々にとっては不本意甚だしいだろうけど)。まずは青木が過去の自分を含めて今の自分を肯定することから始まり、それが呼び水となって唯が、伊織が立ち直る。そして太一と稲葉はそれを支える。ほんとにちゃらんぽらんに見えて、過去も現在も今まで生きてきた人生全てを肯定したいと語る青木はいい男でだし、誰よりも真剣に生きてるなァ。そんな青木の姿を見たら他の文研部の面々も奮起せざる得ない。ほんと青春汁垂れ流しのスパイラルアップ集団だよ、こいつら。

 『時間退行』現象を経て、ラストで<ふうせんかずら>に過去をやり直すチャンスを提示された伊織の台詞が、この一連の現象の穴を全て顕していると言える。

たしかにわたしは……やり直したいと思うことがある。でもそれは、あくまでもう一度チャレンジしたいって話で、今までのことをなかったことにしたいとは、思わない

今の場所に居られるのは、これまで積み上げてきた過去があるからなんだ。そのどのピースが欠けたって、わたしはここにいない


 確かに人生を生きていく上で失ったものもあるだろうし、取り戻したい過去もあるでしょう。でもそれらの物を全てひっくるめての現在。なんつーか、アレですよ"汝、自らの人生を愛せよ"ですよ。辛かった出来事も悲しかった出来事も、それは今の自分を築いた糧。本気で人生を悔やんでいて、本気で過去を否定してまで人生をやり直したとしても、望む未来をたぐり寄せられるとは限らないし、そんな安易な超常に頼る人間には届かないものに思える。ラストで太一が感じたようにお気楽かもしれないけど、この世にある問題は、案外呆気なく解決することばっかりなのでしょうね。ただそれに気づかずに人は遠回りをするだけであって。それにやり直せないほどの致命的な事なんて、それほどなく、その気にさえなれば人は何度でもやり直せるんでしょうね。なによりも文研部で言えば、どんな辛いときでも助けてくれる仲間がいる。それだけで無敵じゃないか。

 散々と<ふうせんかずら>に揺さぶられてきた文研部の面々で、特に一番揺さぶられてきた伊織だけあって、成長の伸び幅は一番大きいと思う。次巻は伊織に芽生えた太一への想いへの疑問が一つのキーポイントかな。

 それはさておき、この作品アニメ化しませんかね? 京アニ制作でぶんけん!とかで(白身魚氏繋がりで)w

スポンサーサイト
[ 2010/10/10 20:03 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

ふきにゃ

Author:ふきにゃ
エロスとカオスと人外ロリをこよなく愛するマシーネン・アーリア人。

ついったー
<
カレンダー
03 | 2017/04 [GO]| 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

最近の記事一覧 カテゴリ一覧 コメント一覧 トラックバック一覧 プロフィール リンク一覧
[カテゴリ]
WEBコンサルティング・ホームページ制作のバンブーウエイブ
お買い物メモ
アソシエイトじゃないよ。単なる買い物メモ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。