もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

夢を果たすまで 一歩もしりぞくな 負けたと思うまで 人間は負けない


 禁書無双!(挨拶)
まあ時期的にも、発行部数的にもそうだろうなァ……脂がのりすぎてギトギトな時期とも言えるがな。ここで大躍進は女性キャラ部門4位の肉でしょうw おいおい肉どうした? おまいは肉だぞ身の程を弁えろw そして今回の女性ランキングの傾向をみると……残念な娘がテーマなのか?ってぐらい残念な娘が多い。胸とか出番とか人としてとかニートとか。つまり2010年は残念な娘の年だったと言える。


・【感想】【ラノベ】撃路崎真咲(うつろさきまさき)の密室プレイ
撃路崎真咲(うつろさきまさき)の密室プレイ (電撃文庫)撃路崎真咲(うつろさきまさき)の密室プレイ (電撃文庫)
(2010/11/10)
相生生音

商品詳細を見る

目を覚ますと、世界は真っ暗闇だった。唯一わかったのは、自分が拘束されている、ということだけ。やっと慣れてきた目をこらすと、眼前にはなぜか腕組み仁王立ち少女。撃路崎真咲、と名乗る彼女は、何かしら企んでいるようで、かいつまんで言うなら、密室での濃密プレイをご所望だった。「ぷ、ぷれいってなんですか!?そんなんじゃありません!」「いやだって俺縛られてるしあんたスカート脱いで下半身丸出しだし」「そ、それは間違ってないですけど。間違ってないですけど!!」「だろ?っておい馬鹿、ちょ、あぶな…!!」俺は、ここからいつ出られるんだろうな。密室シチュエーション系ラブコメ。


 小型、無乳、黒スト……この3つのキーワードだけで撃路崎真咲といふ希代のへっぽこお嬢様をビジュアル化した松竜氏の仕事が素晴らしい。あと、誉めどころ? ぶっちゃけ無いw 筆者自身が、本書は『薄味』であり、読み終わったあとに残るものはないと言ってますが、いささか言い過ぎではあるけども、まあ嘘ではないw 強いて挙げるなら……とりあえず、ビギンズアフタヌーン(ビギンズナイト@仮面ライダーW)、パラダイスパスト(パラダイスロスト@仮面ライダー555)、BOT SPEED LOVE(GOD SPEED LOVE@仮面ライダーカブト)、四方都嬢の王(魔界城の王@仮面ライダーキバ)と、サブタイが全て劇場版平成仮面ライダーのパロになっているところから想像できる、作者は平成仮面ライダー好きなんだなァ……俺も好きですよ! といった感じの作品感想とは1ミリタールも関係ない、奇妙な親近感ですかねw

 まあ、そう言いつつもテーマみたいなものはあって、本書に登場するものの台詞などが一切無い主人公の姉、殴社橋瞠子。その地球史上最大級の天才過ぎて、もはや描写できない、もうおまいは非現実青少年だろッ!! みたいな怪物を相手に、怯えず、怯まず、何度打ちのめされようとも立ち向かう、何度負けようとも、真の敗北者にならないために挑み続ける、撃路崎真咲といふ気高き魂と、その姿に感化され共に怪物の姉に立ち向かう同志となる斬ヶ宮臣哉の二人の精神的交流がテーマなのです。わかりやすく歌で例えるとアレです!! シェームス三木作詞、三木たかし作曲、田中公平編曲、佐々木 功唄、といふ、こいつはすごいぜ!なメンツによるあの名曲、"君の青春は輝いているか"の2番です。そうですよねぇ……この際、潔く負けをみとめる勇気なんて逃げ口実をかなぐり捨てて、殺されたってしがみつく、"夢を果たすまで一歩もしりぞくな!負けたと思うまで人間は負けない"って気持ちは大切。人間は運命の奴隷だとしても、目覚めることで意味を切り開ける眠れる奴隷であるべきなのですよ。それは苦難の道だけど、その苦難が…どこかの誰かに希望として伝わって行くような、何か大いなる意味となる始まりなのかも知れないと、荒木飛呂彦せんせも言ってます。たぶん、きっと、そんな物語なはずなのですよ……本書も…たぶん、たぶん……

 ………ゴメンナサイ、嘘ではないけど美化しすぎた。目的を叶えるためとはいえ、おポンチすぎて空回っている真咲さんの姿をみてハァハァする作品です。目的を叶えるためにする努力がいつのまにかドリフってる真咲さんのポンコツお嬢様っぷりに臣哉同様キュンキュンやられる作品です。あとは作中にばらまかれているニッチなネタにニヤニヤとする作品です。それ以上でも以下でもないw そして本書を読了された方々ならばすでにおわかりであろうけども、殴社橋瞠子といふ壁に挑み続ける撃路崎真咲という魂は、殴社橋瞠子という人間がなにより一番渇望しているものを、すでに手に入れている。自身の輝きで魅了している。まったくもってアホらしくてゴチソウサマと言いたくなる。もちろんいい意味で。


・【感想】【ラノベ】不堕落なルイシュ2
不堕落なルイシュ2 (MF文庫J)不堕落なルイシュ2 (MF文庫J)
(2010/10/21)
森田季節

商品詳細を見る

優等生で名門の出である神倉ミタマは、心優しい同級生・贄川那智に恋をしている。しかし、ある日那智は足に重症を負ってしまい、この社会の決まりによって「処理」されることが決まってしまう。那智を救うことのできる唯一の手段「弱者保護権」。その権利を持つ姉・珠花に会うために、妹・涙珠の協力を得て家を飛び出したミタマだったが、珠花から権利をもらうことはできなかった。かくなる上はもう一人、権利を持つ兄・玉風を頼るしかないのだが、彼は山中の奥深くに引きこもっている残念な人間で、会うためには男子禁制の「あるゲーム」をクリアしなければならず――。


 蓋を開けてみたら残念な人達による、残念が故にバラバラになってしまった家族の再生物語だった。ディストピアな形骸化した世界観も、家族愛を描くそのためだけに存在したと言える。家族という最小コミューンのなれの果て、社会同様に形骸化してしまったものの再生。ほんとにこれを描くためだけの遠大な回り道の物語です。まあこの家族像に"森田季節"フィルターが入るため、一筋縄ではいかない、妙に座りの悪い感覚に苛まされることになるんだけども、その象徴が一巻から一貫として描かれてきた全てを肯とする贄川那智の姿であり、その行き過ぎた"是"は不自然で気味が悪く、文字通り全てを"是"とする彼女こそが形骸化の象徴。なんつかーか"不自然"と"不死善"、"肯定"と"皇帝"って言う最悪なダジャレをしたかった気もするがw 国家のようなマクロなものだろうが、家族のようなミクロのものだろうか、全てを全て"是"とすることはできない。止まった水が腐り果てるように、たんなるシステムとして形骸化したものに未来はない。壊れかけたものは、痛みを覚悟で治療しなければならないってお話。

 筆者も語っていたとおり長々と続ける話ではないのだけど、後半の怒濤の展開は駆け足感が否めない。まあ、もともと無駄な描写の間にテーマを少しずつしれっと混ぜているような作風なので、これぐらいで完結するのがいい塩梅かな。

スポンサーサイト
[ 2010/11/18 11:51 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

ふきにゃ

Author:ふきにゃ
エロスとカオスと人外ロリをこよなく愛するマシーネン・アーリア人。

ついったー
<
カレンダー
05 | 2017/06 [GO]| 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最近の記事一覧 カテゴリ一覧 コメント一覧 トラックバック一覧 プロフィール リンク一覧
[カテゴリ]
WEBコンサルティング・ホームページ制作のバンブーウエイブ
お買い物メモ
アソシエイトじゃないよ。単なる買い物メモ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。