もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)

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空を見つめている 何色も映さない瞳 空は 明日を 呪って 希望などはないと 呟く 涙を 流して

 
 後悔なんて、あるわけない!(挨拶)
そりゃこれから後悔するんだからあるわけないだろうw しかしあの淫獣はどんだけ契約させたいんだ! 保険屋のおばちゃんか! おまえはw

弱い人間を魔女が喰う。その魔女を私たちが喰う。これが当たり前のルールでしょ?

(◕‿‿◕)そしてボクがその魔法少女を食べるんだよ


 こうですね、わかりますw


・【感想】【アニメ】劇場版「空の境界」Blu-ray Disc BOX
劇場版「空の境界」Blu-ray Disc BOX劇場版「空の境界」Blu-ray Disc BOX
(2011/02/02)
坂本真綾鈴村健一

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 そんなわけでついに発売されました。DVDで全巻購入したのにBDが発売されたらついつい購入してしまうのは儲のサガ。ある種、BD化商品としては箱の大きさとお値段以外は満足のいく商品だとは思います(かなりウエイトを占める項目ではあるけどなw)。

 軽く1章~7章までの画質について語ると、実のところDVD版とさほど変わらない。まあモニターの設定でかなり追求できる伸びしろはあるのでBD版の方が上と言えるけども、劇的って程でもないです。音質については確実にBD版に軍配が上がります。これはもはや劇的と言っていいぐらいの向上ですね。梶浦由記という才人の奏でる世界を可能な限り伝えようという気概に満ちてます。まあ、音質が上がりすぎたせいで、より一層に音楽に映像が喰われている印象が強まった気もしなくもないですけど。妙な例えだけどフルオーケストラの演奏が流れている中で懐石料理をいただいてるような違和感w

 今さらだけども、やっぱり5章の矛盾螺旋と6章の忘却録音が残念な気がしますね。矛盾螺旋については言うほどダメなデキでもないのだけど、色々と取捨するシーンを誤っている気がする(いまだに橙子さんと荒耶の会話シーンで、荒耶が全人類と対立することになっても勝とうと宣言するシーンが無いのは理解出来ない)。忘却録音はアレです……なにもかもがダメで薄っぺらいとしか言えない。あー、そうねぇ……鮮花かわいいねぇ、はいはい、ハァ……みたいな残念感しかなかった。いまだにどうしてあんな改変をしたのか理解できないし、理解する気もない(まあ7章全てを通して見たら満足していますし、好きだからこその嫌事だと思って聞き逃してくださいw)。

 さて、BD特典と言うべき終章『空の境界』の話です。ぶっちゃけるとこのエピソードは蛇足です……ただ絶対に必要な蛇足なのです。式と幹也の物語自体は7章の殺人考察(後)をもって終わっています。後年、彼らの未来を描いた未来福音が発表されていますが、これについては終わった後の物語であり、彼らがこれから獲得していく物語であると同時に、夢を見ることが誰よりも好きだった、夢を見ることしか赦されなかった、今はもう居なくなってしまった少年の夢の結実であり、彼にもたらされる未来への福音です。そしてそれについては7章が終わった後でも、充分に幻視できる事柄ではあるのです(もちろん未来福音により一端閉じた物語の輪が閉じたまま螺旋のようにスパイラルしたと言えるのですが、それはまた別の物語)。ならばこの空の境界という終章は何に当たるのかと言えばセカイ的なエピローグと言えるでしょう。このエピソードをもって空の境界というセカイは閉ざされる。この上なく完璧に。イメージ的にはアレですよ! ゲームとかでエピローグを終わらしたらタイトルが変わるみたいなヤツ(AIRのタイトルロゴが手を繋いでいる女の子に変わるみたいな)。極めて動きのない、雪が降る場所で男女が延々と会話するだけの、この地味なエピソードを持って完全な箱庭世界が完成する。パーフェクトホワイト万歳だ。

結局、特別でない人間なんていないんだ。
人間は、ひとりひとりがまったく違った意味の生き物。
ただ種が同じだけだというコトを頼りに寄り添って、
分かり合えない隔たりを空っぽの境界にするために生きている。
そんな日が来ないことを知っていながら、それを夢見て生きていく。
きっとそれこそが誰一人の例外もない、ただひとつの当たり前(ノーマリティ)


 そう人と人は根源的に分かり合うことはできない。集合無意識のような概念もそれは集合無意識という概念でしかなく、個や我を維持したまま完全に分かり合うことはできない。そしてそれ故に分かり合えることを夢見て、歩み寄ろうとする。彼は彼のあたりまえを続け、彼女も彼女のあたりまえを続けていく。そこに意味も意義もない。この、誰にも理解してもらえない特異性と、誰もが理解しようとしない普遍性の邂逅はただそれだけを語る物語。

あたりまえように生きて、あたりまえように死ぬのね
ああ、それは―――
なんて、孤独―――


 そんなことはあたりまえだ。そして孤独なのもあたりまえ。分かり合おうと歩みより寄り添い、結局は分かり合うことなく消えていく。それは人という種の普遍。常に虚無と向き合う完成された孤独が普遍な存在には得られない孤独。孤独には違いないが嘆くことではない……孤独ではないから孤独になるのだ。

 こんなある種、益体のない会話だけの物語をBDならではの美しい映像で彩る。フィルムとしてはこの上なく地味なのだけど、この美しさは蠱惑的というか魔的ですらある。ほんとこの終章が美しすぎて、1~7章の画像が余計に霞んでみえるのはご愛敬だな。今にして思えば、7章・殺人考察(後)の上映の時に、エピローグ的な枠で、この終章が一緒に上映されなくてよかったと思える。わざわざ30分1枠という大判振る舞いをすることで、この上なくこの空の境界という作品が閉ざされたと思える。ほんとにこの空の境界という作品は、作り手的にも、視聴者的にも、時代的なタイミングにも、あらゆる意味で恵まれた希有な作品だったと言えますね。

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[ 2011/02/05 19:42 ] アニメ | TB(0) | CM(0)
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