もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)

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君が最後まで 心から 「ありがとう」叫んでたこと 知ってたよ 涙をこらえて 笑顔でさようなら せつないよね 最高の思い出を…

 
 GW突入(挨拶)
まったりと穢翼のユースティアをプレイ中。やっぱり想像以上に重いぞ内容w とは言っても思ってたよりはずっといつもの八月作品なので安心は安心できる。物語自体の牽引力も高く先の展開が気になるので今のところは楽しくプレイしております。GWはあいよくまみれだぜぃ! ヒャッハー!w


・【感想】【漫画】NARUTO―ナルト― 55
NARUTO―ナルト― 55 (ジャンプコミックス)NARUTO―ナルト― 55 (ジャンプコミックス)
(2011/04/21)
岸本 斉史

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 薄々は気づいていたのだけど、恐ろしいほど岸本斉史はネーミングセンスがない……尾獣玉ってあーた!w ただまあ、子供にごっこ遊びしてもらえる国民的漫画としては、これぐらいストレートなネーミングの方が結果的にはいい気もするので結果オーライと言うか本人も計算してはやってるとは思う……ただまあやっぱりセンスはないw

 忍者の戦争なんて個人戦だろ! とかたかをくくってかかってたら、意外に真面目にというか普通にというか戦争しているのに驚いたのだが……これはNARUTOじゃなきゃやらせてはもらえない展開だよなァと思う。中堅ぐらいのジャンプ作家じゃこんな展開はやらせてはもらえない。人気の積み重ねによる実績がないと戦場分散型の乱戦なんて担当とのネーム打ち合わせの段階で確実に止められる。そういった段階に辿り着けるのも作家の力次第なのだけど、まあ幸せな作品だよなァとは思う。

 結論:再生怪人はパワーアップしてるはずなのに、あっさりやられるは世の常。


・【感想】【漫画】BLEACH―ブリーチ― 49
BLEACH―ブリーチ― 49 (ジャンプコミックス)BLEACH―ブリーチ― 49 (ジャンプコミックス)
(2011/04/21)
久保 帯人

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僕は ついてゆけるだろうか
君のいない世界のスピードに


 すみません……ついてゆけそうにありませんw
普通、中堅ぐらいのジャンプ作家じゃこんな展開はやらせてはもらえない。ふりだしに戻るなんて展開、担当とのネーム打ち合わせの段階で確実に止められる。もうなんつーか好きにやれ!って感じになってるんだと思うw なんだかん確実に読んでいるのだけど、今後の展開にまったく関心が沸かないって作品も珍しいというか希有。


・【感想】【漫画】秒速5センチメートル(2)
秒速5センチメートル(2) <完> (アフタヌーンKC)秒速5センチメートル(2) <完> (アフタヌーンKC)
(2011/04/22)
清家 雪子

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 特筆すべきはアニメと小説ではその存在がチラっと登場しただけの、成人した貴樹の彼女・水野理紗にスポットが当たっているところですかね。

ふたつめ、みっつめがある。だから初恋なんだ。


 これは名作StarTRainの名文句ですけども、秒速5センチメートルという作品は終われなかった物語といえるでしょう。もう終わってしまってることを理解しているのに、昇華することが出来ない。ふたつめを始めようと思ったらひとつめを終わらせなければ始まることが出来ない。昇華して人生の糧としなければ捕らわれたままだ。

かつては持っていた真剣な思い
切実な…
誠実な想い
その想い保てなかったことが
自分がずっと許せなかった


 この貴樹の台詞が象徴するように彼は潔癖すぎるぐらい潔癖な人間。いささか彼の場合は度が過ぎてはいるのだろうけど、誰だって自分の抱いた想いを裏切りたくはない。幼い頃の彼女との別離を甘んじるしかなかった弱く幼かった自分。彼女を守れるぐらい強くなりたいと願った彼の想いを、時間、距離、社会、様々な隔たりが打ち砕く。自分の心だからこそ嘘はつけず言いしれぬ切迫感だけが雪のように降り積もっていき、自罰を与え続ける。そして自罰は自罰故に誰からも許されない。自分の心を騙すことができなかった彼のその生き方が不器用だと言えばそれまでだけど、度し難いほど愛しくも感じる。そんな彼だからこそ、水野理紗も惹かれたわけでしょう。

『なあ、ホライゾン。平行線の俺達が共に納得出来る位置は、一体どこにある?』
『Jud.、――それは、平行線の重なる場所、異なる考え方の一致する場所。それは――境界線上です』
『そこは危ねえよ。だから救いに行くけど、――オマエもこっちへ来い、ホライゾン』

 境界線上のホライゾンより抜粋


 平行線の間にある断絶を解消するならばお互いに歩みよらなければならない。彼が本当に誰かと向き合えるようになるためには、明里との思い出を凌駕する鮮烈な情熱で彼の心を溶かすしかなかったのだが、この作品に登場する人物に求めるべくもない。花苗が、理紗が、貴樹を救うべく歩みよったところで彼は同じ速度で離れていき平行線を維持してきたのだから。そして救われないまま彼は全てを失う……失うまで初恋という呪縛を断ち切ることができない。

今の私は…
幸せを願うことはできても
幸せにはしてあげられない


 貴樹が胸の内を全て打ち明けた後の理紗との会話は実に切ない。打ち明ける心境に至ってしまったということは、この関係が終わってると理解してるから。理紗にしてもその話を聞いて怒る気持ちを無くしているいうことは、この恋に情熱を無くしてしまってるということ。一番好きな人の幸せを願うことはできるけども、幸せにすることはもう出来ない。感情という情熱を失ってしまったら恋はできない。せめてあの岩舟駅のホームを二人で降りることが出来ていたなら、貴樹が一歩踏み出せていれば全ては変わっていただろうに……。結局、初恋という呪縛を振り切れなかった貴樹と理紗の関係は終わるしかなく、約束じゃない奇跡に願いをかけて別離するしかなかった。

私ちゃんと
思い出にできたよね?
ただ
ただ
あなたの幸福だけを祈れるぐらいに


 結婚を間近に控えた明里が貴樹のことを思い出しながらの言葉だけど、文面だけみりゃヒデェなw いや全然ってことはないけど明里は悪くないんだけどね。今の貴樹の状況は彼が自分でそうなってしまっただけであり、どちらかといえば明里のように初恋を思い出と昇華して、新しい人生を違わずに歩んでいる方が正しい。でも切ねぇーな、おいw もう彼女は貴樹を幸せにしてあげることは出来ないし、する必要もない。彼女には別の人生があって、幸せにしなければならない別の誰かがいるのだから。でも貴樹の幸せを祈ることはできる。幸せを願うこと、それがあの頃の一生懸命に恋をした自分たちへの誠意。物理的な距離、時間、社会に阻まれ純度を保てなかったと悔やみ続ける貴樹との対比は悲しさすら覚える。脳内でマクベスの三人の魔女が"きれいはきたない。きたないはきれい。"と歌うぐらいには対極的だ。もしあの時の二人に一歩を踏み出す勇気があれば、もっとあきらめが悪く足掻いていたら美しい物語でなくても、十把一絡げの恋物語として完全無欠の大団円ハッピーエンドを迎えることが出来ただろうに……美しすぎるゆえにifを幻視することすら許さない。"貴樹くんは この先も 大丈夫だと思う"、この祈りが願いが美しすぎるが故に、強固な呪いに反転する。綺麗な想いとはそれだけ重くのし掛かる。あの日、想いを昇華しようと歩みだした彼女と立ち止まってしまった彼の差というのはなんだったのか? 初恋を美しい思い出と昇華した彼女と美しい悲恋としてしまった彼の差は? ほんと自分を許してあげられたかどうかの差なだと思う。自分を許すことは自分だけにしか出来ない。心から血が吹き出そうとも彼は感傷を振り切って、明里のかけた祝福という呪いを断ち切る勇気を持つべきだった。しかし彼の美しさはそれをよしとせず、いつまでも燻った熱量は心の中で冷めてしまい熱的死を迎える。どうにかしようがあったのにどうしようもなかった、この物語が本当に哀しくて仕方ない。

貴樹くんは この先も 大丈夫だと思う
ぜったい!

明里は?
明里は?


 東京の踏切で彼らはすれ違う。だが踏切を越えて振り向いたら彼女はもう居ない。それは彼の見た幻かもしれないし、他人の空似かもしれない。ただ彼は振り返り、彼女は振り返らずに行ってしまった、ただそれだけのこと。しかし個人的にこの物語を断絶による悲恋の物語、人が生きながら死んでいく物語ではないと思いたい。振り返った先、彼女が立ち止まらずに行ってしまった姿を見届けて、前を向いて歩みだす貴樹が浮かべた笑顔は一つの踏ん切りの象徴なのでしょう。ふと思い出したのはキラ☆キラで、きらりの死に捕らわれた鹿之介の心が唐突に救われるシーンの台詞。

多分、僕は大丈夫になってしまったんだ とても残酷なことに


 極端な話をすれば宝石だって、ある日突然に路傍の石となることだってある。かつて抱いた熱量が綺麗さっぱり失われることだってある。それはとても残酷なことなんだろうけども、その喪失を受け入れた象徴があの笑顔なのでしょうね。自分を許すことによって、やっと彼は再生に向けて始まることができるのだと思う。確かに大変でしょうけどねぇ、一端冷え切ってしまった魂に熱を入れて再燃させるのに苦難と苦痛が満ちているのは想像に難くない。ただいつかは、彼女の"大丈夫だと思うぜったい!"の言葉を言葉通りの祝福へと変えて、今度は自分自身の人生を生きて欲しいと願う。

どんなに遠い存在も本当に求めれば繋がれるんだってわかったの
だから…もう大丈夫


 この漫画版・秒速5センチメートルのボーナストラックと言えるのが、その後の花苗の物語。貴樹同様に初恋に縛られて立ち止まってしまった彼女が再び歩み出す物語は、この作品の希望の象徴と言えるだろ。同じ傷を持ち、その傷を乗り越える最初の一歩を踏み出したもの同士が、どういった物語を育むのか? いささか象徴的すぎるとは思うけどもStarTRainの遠日奏のように求め続けることで繋がれることを知った彼女は希望の象徴だと思いたい。それに初恋は叶わないから初恋って言うかもしれないが、他者の初恋が叶わなかったからといって自分の初恋が叶わないなんて道理もない。この綺麗すぎて歪な物語からしてみれば、この掌編は出来過ぎな話ではあるんだけど断絶に対して再生への希望がない世界なんてあんまりにも哀しすぎる。この作品が初めて世に出てから4年……何度も何度も映像を見直し、小説版を読み、今回は漫画版と……そろそろ自分の中でこの作品に、涙がぬぐわれた先の笑顔を求めてもいいんじゃないかな? みたいな気持ちの変容が発生していたところも大きい。これが4年前だったら絶対に、このエピソードを受け入れてなかったよw

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[ 2011/04/30 23:38 ] 漫画 | TB(0) | CM(2)
>なんだかん確実に読んでいるのだけど、今後の展開にまったく関心が沸かないって作品も珍しいというか希有。

俺のコナンと同じで、何故か買い続けてしまっている衝動をどうにかしよう!w
買ってる身としては、惰性だと過失だと散財だと無駄だと分かってのにそれなのに何故か購読しているという事は、それだけその作品が魅力的だと―微塵も思えないw

 
[ 2011/05/03 14:26 ] [ 編集 ]
一応俺には単行本収録のオサレポエムを読むって大きな目的があるんだw逆に言うとそれしかないw
[ 2011/05/06 16:10 ] [ 編集 ]
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