もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

芝生の上で笑いころげた 泥を被って走りまくった バスもメトロも無賃で乗れた ミニチュアカーなら百台集めた 空想一つで月まで行けた

 
 ラブホ顔のあなるが可愛くて生きているのが…別に辛くはない(挨拶)
どれだけ処女だよ! あなる処女だよ! と一種芸風にまで高められたあなるの処女ネタが愛しい。そして吹っ切れたゆきあつさんの男前度がパネェ! 一度底辺まで堕ちたらあとは駆け上るだけ! 人も獣も手負いの方が強い! って若先生もいってたw


・【感想】【ラノベ】サクラダリセット5 ONE HAND EDEN
サクラダリセット5  ONE HAND EDEN (角川スニーカー文庫)サクラダリセット5 ONE HAND EDEN (角川スニーカー文庫)
(2011/04/28)
河野 裕

商品詳細を見る

「私を普通の女の子にすることが、貴方にできる?」復活した相麻菫。ケイは彼女に、咲良田の外に―能力が存在しない世界に移住することを提案する。だがそれが上手くいくのか、彼にも分からなかった。確証を得るため、ケイは管理局の仕事を引き受け、春埼、野ノ尾とともに、九年間眠り続ける女性の「夢の世界」へと入る。そこでケイは、ミチルという少女と青い鳥に出会い―。“咲良田”とは?能力とは?物語の核心に迫る第5弾。


 メーテルリンクの青い鳥をモチーフにしたサクラダ最新巻は、夢の中で思うままの世界を構築できるワンハンド・エデンと呼ばれる能力を持つ少女を軸に幸福という曖昧な命題についてを語るお話。現実と違いのない夢の世界で幸福ならば、それは幸福ではないのか? 安易な楽園、片手間でつくれてしまう幸福、ワンハンド・エデンと名付けられた能力でインスタントな楽園を創りあげた少女の在り方を、肯定も否定もするのがこの作品の面白さ。夢の世界で全能でありながら、幸せを享受するために偽神を創りあげて、自身が世界の創造主であることを忘却した彼女の在り方は、確かに歪に感じる。しかし彼女が幸せになろうとしたことは悪いことなのか?

この世界は――ミチルは、片桐穂乃歌は、他の人と繋がっていないよ

自分のための世界にこもって、自分のための神さまを用意して生きるのが、問題だというんですね?

うん。そんなの、部屋の中で独りきり、人形遊びをしているようなものだもの。逃げて、誤魔化して、閉じこもっている

逃げるとか、誤魔化すとか、閉じこもるとか――
それは否定的な言葉だ。決して正しくはない言葉だ。
人が必死に幸せになろうとする行為を、悪いことのように言うべきじゃない


 そもそもの場合、片桐穂乃歌のケースは特殊ではある。彼女にとっては夢の中が全てであり、夢の中の世界しかない。そして夢の中で全能な彼女が求めるものは、全能であっても手に入らない他者との繋がり。現実と寸分変わらない世界であっても、彼女一人では叶わない願い。誰かに助けてもらうために、誰かと繋がるために、自分を助けてくれる神様を創りあげ、自分はなにも知らない無力な存在へと変わる。全能だから自分で自分を救うためのファクターを自分で用意出来てしまう。結局、自分で自分を救っているのだから他者とは繋がれず、薄っぺらい言葉で端的に語ると"自演乙"でしかない。そこまでやっても結局は彼女の望んでいるものは手に入らず、彼女自身も手に入らないことを本当は理解している。そんな片桐穂乃歌の在り方は、宇川沙々音の言葉通り確かに気持ち悪い。それは宇川沙々音よりも好意的に片桐穂乃歌の在り方をとらえようとしているケイすらも否定はできない歪さ。

正しいものは、どこかが正しくない。正しくない所を理解した上で、それでもなお正しいものだけが、本当に正しいものだ


 野良猫屋敷のお爺さんの言うように、片桐穂乃歌の世界はそんな選別がされてない世界だったのでしょう。なにが正しくないかを理解せずに、それを正しいものとして受け入れている。これが宇川沙々音の感じる気持ち悪さの原因であり、ケイの感じる歪みの正体なのでしょうね。

誰かと一緒にいなさい。それだけでいい。隣にいる人が笑うことを、幸せと呼ぶんだ


 自分が笑う世界を創り続けてきた少女に突きつけられる、幸せという概念の一つの答え。隣にいる人を笑みにできる世界。ワンハンドな楽園ではなくシェークハンドの楽園。少女を救うべく創られた神様が、叶えようとして叶えられなかった願い。神様自身の願いであり幸せ、片桐穂乃歌の本当の笑顔。彼女の笑顔はこの世界が本当の楽園に近づいた象徴。幸せの青い鳥はすぐ側にいると同時にどこにもいない。その青い鳥が本物なのか偽物なのかにも意味がない。ただ空の何処かを青い鳥が飛んでいる、幸福は何処かに絶対あるという希望が人には必要。こういった思考実験を透明に美しく描いているのは、この作品ならではの作風ですね。

 復活した相麻菫の動向に、未来視の能力を超える絶対的運命ともいえるシナリオの存在。ケイとは違った形で間違えない人間である宇川沙々音の再登場。そして咲良田から能力を消そうと考える管理局局員・浦地の存在。物語が後半に向かって加速してきた印象を受けました。今回のワンハンド・エデンのエピソードも、咲良田という閉鎖された街でこれからケイ達が挑むであろう事柄の縮図的な出来事だったような気がします。

 あと今巻で特に印象的だったのは、なによりも春埼のことを考えて正しいことを選ぶケイが、春埼に芽生えた決意の萌芽さえも摘んでしまう選択をする。それが正しいと決めてしまったからには、その選択がどんなに辛い選択であろうとも選んでしまう、致命的に間違えることができない間違い。ある種、ケイの生き方はどこまでも正しく美しい故に悲しい。ケイと春埼と相麻菫の三人がどのような結末を迎えるのか次巻以降の展開が気になって仕方ないなァ。

 P.S.次巻以降も野ノ尾さんの出番が多かったらいいなァw

スポンサーサイト
[ 2011/05/26 15:34 ] ラノベ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

ふきにゃ

Author:ふきにゃ
エロスとカオスと人外ロリをこよなく愛するマシーネン・アーリア人。

ついったー
<
カレンダー
10 | 2017/11 [GO]| 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

最近の記事一覧 カテゴリ一覧 コメント一覧 トラックバック一覧 プロフィール リンク一覧
[カテゴリ]
WEBコンサルティング・ホームページ制作のバンブーウエイブ
お買い物メモ
アソシエイトじゃないよ。単なる買い物メモ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。