もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)

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どんなタイムカプセルも キミのココロを変えられはしない

 
 フライ炙りコンプ~♪(挨拶)
まさかのSF展開に大満足。ほんとに今年は良質な作品ばかりで嬉しい限り。
さて、この勢いのまま星空のメモリア -Wish upon a shooting star-W.L.O.世界恋愛機構に突貫するぜ!

 
キョン「ハルヒの部屋を盗撮する」
 ナイスHENTAI!!!!
近年まれにみるさわやか系変態。この感覚は世の中を正しく愉しむために必要なものだと思いまふ。


・【感想】【エロゲ】Flyable Heart
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(2009/03/19)
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 ユニゾンらしからぬ、ユニゾンらしい作品。
作品全体が纏う暖かでぽわぽわとした空気はたしかにユニゾン特有なものの、乱暴な言い方をすれば、較差なくみんながそれなりに幸せな、幸せの最大公約数な展開ではない。Blossom作品の前二作よりは、UNISONSHIFT時代の"忘レナ草~Forget-me-Not~","こもれびに揺れる魂のこえ"や"Peace@Pieces"の杏・ルート近い印象。ただ、昔の作品がいま一歩煮詰めきれてないところが目立ったのに対して、今作は作り込まれてるのが好印象。
伏線の回収率も100%に近く、プレイヤーの想像にお任せいたします的、投げっぱなし感が皆無なのも好印象。ただ、攻略順番を間違えると話の繋がりが判らなくなったり、未攻略キャラのネタバレを喰らってしまう作りには疑問を感じる。すずの・ルートだけではなく他キャラもシナリオロックをかける必要はあったと思います。ちなみにクリア推奨は、茉百合→桜子→くるり→天音→結衣→すずのかな。
感想を書こうにも、ネタバレなくして書けない作品であるので、以下は隔離にて。(これからプレイしようと思ってる人は絶対に見ない方がいい)。

 
 
 物語はA世界からA’世界に晶が移動することから始まる。移動と言うよりは自分で意識して移動した訳ではないので、飛ばされたといった方が正確か。
とりあえずB世界ではなくA'世界と表現したのは、A'世界はA世界と極めて近似しているため。その中で小出しに提示される差違から世界の謎に迫っていく課程を楽しむのがこの作品のキモ。

A世界とA'世界の大まかな違い。

A世界
・晶が元いた世界。晶の双子の妹として生まれてくる予定だった結衣は生まれなかった。(その遺伝子のみ晶の中に取り込まれている)。
・晶の母親の緑は晶が幼少の頃に死んでいる。
・晶の父親の茂樹は生きている。
・桜子は入院中。

       ↓(晶がシフト)
 
A'世界
・結衣の世界。結衣の双子の兄として生まれてくる予定だった晶は生まれなかった。
・結衣の母親の緑は結衣を出産後に茂樹と離婚。現在、別の男性と再婚。
・結衣の父親の茂樹は4年前に殉職してる。
・茂樹の心臓を移植されることにより桜子は快復。学園に通っている。

共通ルールとして個人が近似世界に移動した場合、近似世界に飛んだ、または時間遡行したという事実を忘れる。(健忘現象)。また人間関係などについては、ある程度修正作用として世界が辻褄を合わせる。アカシックレコード的な概念?また、差異が大きすぎる場合は補正しきれない。
晶は健忘現象に対する耐性のある特殊遺伝子を持っている。双子として生まれてくるはずの結衣の遺伝子を取り込んで生まれたため。(結衣も然り)。

大まかなところはこんな感じ。
結衣ルートを除いてはA世界→A'世界→A世界という流れで晶は世界を移動することになるんだけど、晶が居なくなった後のA'世界の事を考えると重い気分になる。情報が制限されてるプレイ当初であれば、A'世界で悲劇的な事件(会長の怪我やくるりの砂化など)のあと、晶が時間遡行することによって悲劇を回避する形にみえるんだけど、ヒロイン攻略が進むと晶は時間遡行だけをしてるのでなく世界間移動をしている事が判ってくる。つまりA'世界で発生した悲劇的出来事は回避されたわけでなく、悲劇が悲劇として残ったまま、晶だけが消えてしまった図式になるのか?
逆にA世界において桜子は心臓移植がされていないため、茉百合ルートでは死んでしまう。(作中で明確に言及されてるわけではないけど、ほぼ間違いなく死んだことを感じ取れるシーンがある)。桜子ルートでは桜子は入院中なものの、晶の父親である茂樹の死によって心臓移植を受けることができて助かる。このように抗いがたい運命の壁が確かに存在するのが、この作品の特色ともいえる。そんな冷たい方程式に支配される世界ではあっても、そのタイトルどおり、心や想いといったものは世界の壁を飛び越えて結ばれる姿を描いているのでしょね。茉百合、桜子、くるり、天音のルートがその小回答であり、すずのルートが大回答。それが如実に顕れているのは、すずのルート後に見ることのできるラストエピソード"Die zukunft hat schon begonnen.(未来はすでに始まっている。)"でしょうね。
A世界に戻ってきた晶と自分の住む時間軸に戻っていったすずの。後に冷静に考えるなら、ある程度世界の構造を知った晶ならば、すずのの生まれる時間軸がそれほど遠未来ではないことは、想像できたのでしょうけど、絶対って確証はなかったでしょう。それでもタイムマシン(フライア)開発の手伝いをすること、時空間跳躍技術に関わって行くことが、すずの居る未来に繋がっていくんだと信じて待ち続ける晶だったからこそ、すずのの未来に辿り着くことが出来たのだと思えます。"この場所で、この時間で、見つけた。普通で、なにげなくて、あたりまえのとくべつなもの"を手繰り寄せたのは、そんな晶の強い決意。Flyable Heartと言うタイトルはそんな彼の事を指すのにピッタリなタイトルだと思います。しかし、未来でタイムマシンの開発に携わってる晶は、その過程で、すずのがフライアの適合者に選ばれたことを知っていたはず。だけど、すずのが過去から帰還した時間軸ではじめて、彼女の前に姿を現すのは、やはり望むべき因果を引き寄せるためか?どちらにせよ、あの瞬間が始まりの未来であり、グラウンド・ゼロなんでしょうね。"Die zukunft hat schon begonnen.(未来はすでに始まっている。)"の言葉通り。

作中で唯一A世界に晶が帰還しない結衣ルートも大変興味深い内容。
結衣シナリオで二人が兄妹ではないかと思い悩むことになるけど、考えようによってはそれどころか多元世界における同一人物と考えることもできる。例えるなら、ガンパレード・マーチにおける世界構造と同一存在の概念に似てるかも。兄妹の壁という倫理観から一転して別世界の同一人物に近い存在に置き換わるわけですど、二人にとっては些末問題で、自分の世界に帰還することを諦めても、二人一緒に居る未来を選んだ晶が手にした"この場所で、この時間で、見つけた。普通で、なにげなくて、あたりまえのとくべつなもの"。二人で色々な問題を飛び越えた先に手に入れた本当の心なんでしょうね。
エロゲーマー的に近親婚的展開のオチ付けは、気になるところだけど、この二人に対しては野暮ってもの。世界とか時間とかいった巨大な壁に阻まれ、それに挑まなくてはならなかった二人には、これぐらい優しい結末がお似合い。

総括すると、やや日常が退屈に感じられるものの、それはそれでユニゾンらしいほっこり感だし、まさかユニゾン作品でこんなSF作風を魅せてくれるとは思っていなかったので、いい意味で意表をつかれた感があります。ユニゾンラインの作品ではいままでで一番満足感は高いですね。

追記
あとからプロフィールをちゃんと読んだら、結衣と晶については、二卵性の双子として生まれてくるはずだったけど母親の胎内で双子の兄が死亡。その遺伝子を取り込んで生まれてきたと書かれてますね。遺伝子を取り込んだ時に変質せずそのままの性別で生まれてきたのが結衣で、変質して性別が男性に変わって生まれてきたのが晶ってことですね。ますます多元世界における同一存在っぽいですね。

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[ 2009/03/27 19:44 ] ゲーム | TB(0) | CM(0)
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