もっ~と!大人のジャーマン

吹き矢3級の戯言雑記 (リンクは御自由にどうぞ)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

掻き消えてしまう前に わたしは誓おう 永久の愛 「ふたりで」「ふたりで」

 
 これはよいおにんにん!(挨拶)
準にゃんのせーえきだったら俺飲めるね!と軽くカミングアウトするぐらい素晴らしい。


『きっと、澄みわたる朝色よりも、』応援バナーキャンペーン「~あなたの郵便箱にそっと恋文を~」
 そんなわけでうちもペタリ!ゆかり様の声で名前を呼んで貰えるならば……行かねばなるまいよ。だって、ゆかり教育世代だもん。


・【感想】【エロゲ】死神の接吻は別離の味
死神の接吻は別離の味死神の接吻は別離の味
(2009/04/24)
Windows

商品詳細を見る

 おるごぅる氏引退作品。まだ、ましろ色シンフォニーワルキューレロマンツェが残っているけど、メインライターのソロとしてはこれが最後。実に引退を惜しいと思わせる作品でした。
ミドルプライス作品って事もあり、全体的にコンパクトで必要最低限にシェープアップされており、それがむしろこの綺麗な物語に実によくあっている印象を受けました。そしてそれ以上に必要最低限に絞られた登場キャラの個性が素晴らしく、もはやキャラゲーと言っても過言でないでしょう。三人いるヒロインの全てが凶悪なまでに可愛いのですが、もう妹の雫の可愛らしさが異常!妹強度で言うなら56億7千万シスターぐらい。ほんと平穏だった妹業界に衝撃が走しったよ!w
自分の中ではいままで、けよりなの麻衣、さくらむすびの、Clover Pointの夜々が三強だったのですが、それを上回る妹力の前に完全にノックアウト。もう一生雫ってキャラを忘れられないぐらいのインパクトはあったね。彼女の口から紡ぎ出される言葉という言葉の全てが名言。"兄って妹で童貞を捨てるものじゃないの?""自信がないなら練習させてあげてもいいけど?""なんで?妹に童貞を奪われるのが、そんなに恥ずかしいことなの?""お兄ちゃんに女にしてもらいましたって親にも言えるし"などなど、もう雫金言集を作れる勢いですよ。シナリオ内容とか妹力で吹き飛ばしちゃってる。ほんと、どうしよう?この凶悪なまでに可愛らしい生き物w
このままいくといつまでも雫の魅力について語り続けてしまいそうなので、ここら辺で真面目にシナリオを考察。

 話の導入を簡単に語ると、"不慮の事故により、想いをよせていた幼なじみの女の子と死別してしまった主人公。年月が経ち、主人公は少女との思い出が残る土地で、"いつ死んでもいい。"そんな気持ちで日々を淡々と過ごす。そんな彼の前に死神と名乗る少女が現れる。"一見テーマ的に死生観を扱っているように見えますが、それを期待してプレイすると肩透かしをくいます。死生観を語る上では、美しさも醜さも合わせた清濁が不可分でどちらかに偏りすぎるとリアリティのなさから薄っぺらい印象を受けてしまいがちになりますが、この作品の場合はあえてリアリティを追求していないと思います。極力世俗的な生臭さを排除して、物語り的美しさを追求することに重を置いてる作品。それこそお伽噺のように。そこら辺を特化してるのが琥珀シナリオで、ほのかと雫シナリオは死者に縛られている生ける死者のような主人公を救う方向のお話。もう居なくなってしまった大切な人を忘れなくても人は幸せになれることに気づく話。生者が生者を救うお話。対して琥珀シナリオはというと、以下完全ネタバレなので隔離で。

 
 あえてこの作品のテーマ的なものを考察するとすれば、琥珀シナリオに集約するでしょう。
死神の少女である琥珀の正体が主人公が幼い頃に死別した思い人の日和であり、幼い頃に死んでしまった主人公の誠を助けるために、誠の魂を導きにきた死神・十六夜に懇願して自らの命を差し出す。その後、彼女は記憶を封じられて十六夜の元、琥珀という名前で人の魂を導く死神の仕事に就く。
日和と誠。この二人の魂のあり方は比翼の鳥だったのでしょう。誠が死んだとき、日和に十六夜の姿が見えたのも片翼だけでは生きることのできない比翼の鳥だったから。十六夜が後に後悔するように、この二人の魂は二にして不可分、分かつことにより歪んだ運命を歩ませてしまう。だから、あの結末に至ったのはある意味必然だったのだと思いますね。
それにしても琥珀ルートの十六夜さんは甘甘である。一番死神らしくないのは、彼女なのかも知れない。いや、人の魂を正しく導くのが死神の仕事であれば彼女ほど相応しい存在はないのだけど、ほんとに優しい優しい魂の導き手。琥珀がよく口にする"穢れていない魂はないのか?"この問いの答えを一番知りたかったのは、琥珀に穢れてない魂などないと教えた十六夜本人。彼女自身、穢れた魂を導くという仕事に疲れていたのでしょう。琥珀はその後継者であり、彼女の希望。琥珀の魂が穢れるようであれば、死神の力を彼女に譲り消えてしまうつもりだったのでしょう。(十六夜の存在が死神の接吻で消えるかどうかは解らないけど)。だけどもし穢れず昇華できる魂であるならば――。十六夜さんはそれを知りたかった、認めたかっただけなんでしょうね。あれはそんな拙い賭けであり、十六夜さん自身が魂を在るべき場所へと導くという、死神の在り方を再認識するための儀式。それ以上に、もっと端的に原始的な感情で語るなら、娘に幸せになってもらいたいと願う母の愛情。

死神にとっての接吻は死神の力を他者に与える儀式。力を与えられたものは死神となり、与えたものは人間になる。タイトルにある"死神の接吻は別離の味"のとおり、人の理の中で共に生きていくことは出来ない別離を意味する。しかし物語ラストで琥珀は死んでしまった誠を助けるために死神の接吻を選択しない。別離ではなく共に魂があることを望む。それを見た十六夜は二人の魂が共にいれる間の束の間だけでもと、琥珀から死神の力を奪い純粋な日和の魂へと戻す。彼女が最期にした接吻は死神の接吻ではなく、人間の接吻。別離ではなく、もう魂は離れないと愛しい人に誓う接吻。全てのカラスが黒いと言う全称命題は一羽でも黒くないカラスが居れば覆る。最期まで穢れることなく昇華した二人の魂はそれを証明したのでしょうね。
EDで二つの魂が絡み合いながら天へと昇っていくムービーは本当に美しい。もう二度と離れることなく魂の在るべき場所へと還っていく二人。やはりこの二人の魂は比翼の鳥だったでしょう。これらの事を踏まえて"死神の接吻は別離の味"のタイトルに対して、なぜ主題歌のタイトルが"Le baiser de l'ange -天使のくちづけ-"であるのかを考えると涙が出てきそうになる。

ムービー後の幼い頃の二人が助かって夢を見ていたような描写には賛否両論があるでしょうけど、個人的には二人には幸せになって欲しいと思うので肯定派。二人の未来を歪ましてしまったと悔やんだ十六夜さんからの贈り物と考えたいね。なによりあの姿が二人の魂の在るべき場所で姿だと思う。(まあ、子供の頃の二人が手をつないで砂浜を歩いて行く一枚絵はあまりにAIRすぎて苦笑したけどw)。

最後に、シナリオ上御都合的なところとか尺の関係で描写不足なところがありましたけど、全ルート通して、大切な人に、伝えなければならない想い。明日、その人あえるとはかぎらない。だから伝える想い。この軸は最後までブレることなく描かれており、大変美しい物語でした。そしてなにより雫の可愛らしさ!!!!!これに尽きると思います。

スポンサーサイト
[ 2009/05/19 13:50 ] ゲーム | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

ふきにゃ

Author:ふきにゃ
エロスとカオスと人外ロリをこよなく愛するマシーネン・アーリア人。

ついったー
<
カレンダー
05 | 2017/06 [GO]| 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最近の記事一覧 カテゴリ一覧 コメント一覧 トラックバック一覧 プロフィール リンク一覧
[カテゴリ]
WEBコンサルティング・ホームページ制作のバンブーウエイブ
お買い物メモ
アソシエイトじゃないよ。単なる買い物メモ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。